1: :2018/08/15(水) 22:01:45.705 ID:vaNF+OlK0.net
-朝、教室-
サターニャ「いやだから、オナニーって何?」
ガヴリール「は、はぁっ!?」
サターニャ「いやだから、オナニーって何?」
ガヴリール「は、はぁっ!?」
2: :2018/08/15(水) 22:05:04.467 ID:vaNF+OlK0.net
サターニャ「オナニーって何なの!?」
ガヴリール「ちょ、ちょっと黙れって」
サターニャ「だからオナ」
ガヴリール「とんでもない言葉を連呼するな! 一回黙れ!」ガシッ
サターニャ「モガモガ」
ガヴリール「まったく、とんでもない奴だな…」
サターニャ「ぷはっ、いきなり何すんのよー!」
ガヴリール「それはこっちのセリフだよ」
サターニャ「そんなことより、いいから説明しなさいよ!オナnもがもが」
ガヴリール「だー分かった分かった!お昼休みに説明してやるから!」
ガヴリール「ちょ、ちょっと黙れって」
サターニャ「だからオナ」
ガヴリール「とんでもない言葉を連呼するな! 一回黙れ!」ガシッ
サターニャ「モガモガ」
ガヴリール「まったく、とんでもない奴だな…」
サターニャ「ぷはっ、いきなり何すんのよー!」
ガヴリール「それはこっちのセリフだよ」
サターニャ「そんなことより、いいから説明しなさいよ!オナnもがもが」
ガヴリール「だー分かった分かった!お昼休みに説明してやるから!」
3: :2018/08/15(水) 22:08:21.146 ID:vaNF+OlK0.net
ガヴリール「ということなんだが」
ヴィーネ「…それで?」
ガヴリール「サターニャももう高校生だし、こういうことについて知識を持ってもおかしくないんじゃないかと思ってさ」
ヴィーネ「はぁ」
ガヴリール「じゃあ頼んだよ、ヴィーネ」
ヴィーネ「なんでそうなるの!」
ガヴリール「だってヴィーネさん頭良いし、博識でしょ?適任だよ」
ヴィーネ「え、で、でも…」
ガヴリール「大丈夫!ヴィーネさんなら出来る!」グッ
ヴィーネ「やらないから!やらないからね!そんな恥ずかしいこと!」
ヴィーネ「…それで?」
ガヴリール「サターニャももう高校生だし、こういうことについて知識を持ってもおかしくないんじゃないかと思ってさ」
ヴィーネ「はぁ」
ガヴリール「じゃあ頼んだよ、ヴィーネ」
ヴィーネ「なんでそうなるの!」
ガヴリール「だってヴィーネさん頭良いし、博識でしょ?適任だよ」
ヴィーネ「え、で、でも…」
ガヴリール「大丈夫!ヴィーネさんなら出来る!」グッ
ヴィーネ「やらないから!やらないからね!そんな恥ずかしいこと!」
4: :2018/08/15(水) 22:11:09.368 ID:vaNF+OlK0.net
ガヴリール「恥ずかしい?ふーん…ヴィーネ、真面目そうに見えてちゃんとそういうことに興味あるんだ」ニヤニヤ
ヴィーネ「ち、違うって!これは、その」アタフタ
ラフィエル「なんだか面白そうな話してますね~」ガラッ
ガヴリール「おっ、ラフィエル。おはよう」
ラフィエル「何かあったんですか?」
ガヴリール「実はかくかくしかじかで」
ラフィエル「なるほど、サターニャさんが…それは凄く導き甲斐のありそうなことですね」キラキラ
ガヴリール「おっ、じゃあ丁度よかった、説明はラフィエルに」
ラフィエル「嫌です」
ガヴリール「…ラフィエルに」
ラフィエル「嫌です」
ガヴリール「……」
ヴィーネ「ち、違うって!これは、その」アタフタ
ラフィエル「なんだか面白そうな話してますね~」ガラッ
ガヴリール「おっ、ラフィエル。おはよう」
ラフィエル「何かあったんですか?」
ガヴリール「実はかくかくしかじかで」
ラフィエル「なるほど、サターニャさんが…それは凄く導き甲斐のありそうなことですね」キラキラ
ガヴリール「おっ、じゃあ丁度よかった、説明はラフィエルに」
ラフィエル「嫌です」
ガヴリール「…ラフィエルに」
ラフィエル「嫌です」
ガヴリール「……」
5: :2018/08/15(水) 22:13:39.976 ID:vaNF+OlK0.net
ラフィエル「引き受けたのはガヴちゃんですし、ここはガヴちゃんがしましょう!」
ガヴリール「そうするしかないかぁ…」
ラフィエル「全部本当のことを教えるんですか?」
ガヴリール「出来るか!さすがに恥ずいわ!まぁ、テキトーに口から出任せ言っとけばいいだろ」
ヴィーネ「でもいいの、ガヴ?最近の仕送り、きついんでしょ?」
ラフィエル「天界では仕送り減額のチェック項目に、人に嘘を吹き込むのも含まれてますからね」
ガヴリール「ふっ、それについては心配するなかれ」
ガヴリール「私には秘策がある…」ゴゴゴゴ
ガヴリール「そうするしかないかぁ…」
ラフィエル「全部本当のことを教えるんですか?」
ガヴリール「出来るか!さすがに恥ずいわ!まぁ、テキトーに口から出任せ言っとけばいいだろ」
ヴィーネ「でもいいの、ガヴ?最近の仕送り、きついんでしょ?」
ラフィエル「天界では仕送り減額のチェック項目に、人に嘘を吹き込むのも含まれてますからね」
ガヴリール「ふっ、それについては心配するなかれ」
ガヴリール「私には秘策がある…」ゴゴゴゴ
8: :2018/08/15(水) 22:15:53.354 ID:vaNF+OlK0.net
-昼休み-
サターニャ「さぁ!ガヴリール!お昼よ!例の秘密について教えてもらう時が来たようね」
ガヴリール「あーはいはい分かった分かった」
ヴィーネ「……」ドキドキ
ラフィエル「……」ワクワク
サターニャ「それで…オナニーが何なのか、丸裸にしてもらうわよ!」
ガヴリール「あぁ、それなんだが…」
サターニャ「……」ゴクリ
ガヴリール「オナニーとは、性なる行為だ」
サターニャ「聖なる行為!?」
ガヴリール「あぁ」
サターニャ「さぁ!ガヴリール!お昼よ!例の秘密について教えてもらう時が来たようね」
ガヴリール「あーはいはい分かった分かった」
ヴィーネ「……」ドキドキ
ラフィエル「……」ワクワク
サターニャ「それで…オナニーが何なのか、丸裸にしてもらうわよ!」
ガヴリール「あぁ、それなんだが…」
サターニャ「……」ゴクリ
ガヴリール「オナニーとは、性なる行為だ」
サターニャ「聖なる行為!?」
ガヴリール「あぁ」
10: :2018/08/15(水) 22:19:15.295 ID:vaNF+OlK0.net
サターニャ「なっ、なるほど…オナニーが天使にゆかりのある行為だったとは…!それで!?」
ガヴリール「まぁ、邪念を外に出すためにする儀式の一種って感じだな」
サターニャ「じゃ、邪念…!」ゴクリ
ガヴリール(どうだ、この作戦)
ガヴリール(嘘は言ってない…でも、思わせぶりなことを言っとけばサターニャが勝手に都合よく誤解してくれる)
ガヴリール(本当のことを詳細に言って恥ずかしい思いをする必要もないわけだ)
ガヴリール(サターニャ相手だからこそ通用する…完璧な作戦!)
サターニャ「それでっ!?もっと詳しく!」
ガヴリール「まぁ待て。実はこの行為、天界でも迂闊には語られることのない、秘された行為なんだ」
サターニャ「なんかよく分からないけどすごそうね…でもなんで?」
ガヴリール「まぁ、邪念を外に出すためにする儀式の一種って感じだな」
サターニャ「じゃ、邪念…!」ゴクリ
ガヴリール(どうだ、この作戦)
ガヴリール(嘘は言ってない…でも、思わせぶりなことを言っとけばサターニャが勝手に都合よく誤解してくれる)
ガヴリール(本当のことを詳細に言って恥ずかしい思いをする必要もないわけだ)
ガヴリール(サターニャ相手だからこそ通用する…完璧な作戦!)
サターニャ「それでっ!?もっと詳しく!」
ガヴリール「まぁ待て。実はこの行為、天界でも迂闊には語られることのない、秘された行為なんだ」
サターニャ「なんかよく分からないけどすごそうね…でもなんで?」
12: :2018/08/15(水) 22:21:49.592 ID:vaNF+OlK0.net
ガヴリール「曰く、あまりやりすぎると虜になってやめられなくなり、堕落するとか…」
ガヴリール「軽率にも人前で晒してしまった場合、身の破滅を招くこともあるらしいぞ」
サターニャ「なにそれ!すっごく悪魔的じゃない!」
サターニャ「天使的でありながらも悪魔的ってなんかすごいわ!」
ガヴリール「しかも天界だけでなく、魔界や人間界にも広まってるとか」
サターニャ「私の知らないところで、いつの間に…」
サターニャ「じゃあもしかして今周りにいる人間たちも、その儀式をやったことがあるってこと?」
ガヴリール「まぁそうだな」
ガヴリール「軽率にも人前で晒してしまった場合、身の破滅を招くこともあるらしいぞ」
サターニャ「なにそれ!すっごく悪魔的じゃない!」
サターニャ「天使的でありながらも悪魔的ってなんかすごいわ!」
ガヴリール「しかも天界だけでなく、魔界や人間界にも広まってるとか」
サターニャ「私の知らないところで、いつの間に…」
サターニャ「じゃあもしかして今周りにいる人間たちも、その儀式をやったことがあるってこと?」
ガヴリール「まぁそうだな」
13: :2018/08/15(水) 22:25:39.919 ID:vaNF+OlK0.net
サターニャ「なるほど…じゃあガヴリールは?」
ガヴリール「ノーコメント」プイッ
サターニャ「なにそれ。じゃあラフィエルは」
ラフィエル「…ニコニコ」ゴゴゴゴゴ
サターニャ「な、なんでもないわ。そ、それよりヴィーネは?」
ヴィーネ「やってないッ!!!」
サターニャ「」ビクッ
サターニャ「あ、えっと、ごめん…」
サターニャ「…それにしても、私の知らない間にそれほど悪魔的な儀式が普及しているなんて、人間どもも侮れないわね」
サターニャ「やはり悪の誘惑には勝てないというかしら…なーっはっは!」
ガヴリール「まぁな。ストレスが溜まったりすると無性にやりたくなるんだよな」
ガヴリール「ノーコメント」プイッ
サターニャ「なにそれ。じゃあラフィエルは」
ラフィエル「…ニコニコ」ゴゴゴゴゴ
サターニャ「な、なんでもないわ。そ、それよりヴィーネは?」
ヴィーネ「やってないッ!!!」
サターニャ「」ビクッ
サターニャ「あ、えっと、ごめん…」
サターニャ「…それにしても、私の知らない間にそれほど悪魔的な儀式が普及しているなんて、人間どもも侮れないわね」
サターニャ「やはり悪の誘惑には勝てないというかしら…なーっはっは!」
ガヴリール「まぁな。ストレスが溜まったりすると無性にやりたくなるんだよな」
15: :2018/08/15(水) 22:30:28.940 ID:vaNF+OlK0.net
ガヴリール「ちなみに道具を使う場合もある」
サターニャ「道具?」
ガヴリール「詳しくは言えないが、細長いものだ」
サターニャ「細長い…ロンギヌスの槍とか?」
ガヴリール「他にはそうだな…体力をかなり消耗する行為だ」
サターニャ「悪魔に生命力を取られてるってこと?ますます悪魔的じみてきたわね」
ガヴリール「あとは、男女でやり方が違う」
サターニャ「なるほど…これだけ聞けば十分ね…」ガタッ
サターニャ「我が永遠のライバル、ガヴリール!敵に塩を送るなんて愚かね!ちょっと頼んだだけでこんなに情報をくれるなんてね!」
サターニャ「親切にぺらぺら喋ったことを後悔するがいいわ!次会った時があなたの最期よ!なーっはっはっは!」スタスタ
サターニャ「道具?」
ガヴリール「詳しくは言えないが、細長いものだ」
サターニャ「細長い…ロンギヌスの槍とか?」
ガヴリール「他にはそうだな…体力をかなり消耗する行為だ」
サターニャ「悪魔に生命力を取られてるってこと?ますます悪魔的じみてきたわね」
ガヴリール「あとは、男女でやり方が違う」
サターニャ「なるほど…これだけ聞けば十分ね…」ガタッ
サターニャ「我が永遠のライバル、ガヴリール!敵に塩を送るなんて愚かね!ちょっと頼んだだけでこんなに情報をくれるなんてね!」
サターニャ「親切にぺらぺら喋ったことを後悔するがいいわ!次会った時があなたの最期よ!なーっはっはっは!」スタスタ
16: :2018/08/15(水) 22:34:18.181 ID:vaNF+OlK0.net
ガヴリール「…どうやら無事切り抜けられたようだな」
ヴィーネ「完全に信じ切ったまま去って行ったわね、サターニャ」
ラフィエル「いや~、でもガヴちゃん、結構ノリノリでしたね。普段の生活が窺えるというか…」
ガヴリール「なっ!ち、違う!そういうのじゃない!」
ラフィエル「またまた~」
ガヴリール「うるさい!もういい、この話は終わり!」
ラフィエル「え~」
ガヴリール「さーて授業授業!」
ヴィーネ「完全に信じ切ったまま去って行ったわね、サターニャ」
ラフィエル「いや~、でもガヴちゃん、結構ノリノリでしたね。普段の生活が窺えるというか…」
ガヴリール「なっ!ち、違う!そういうのじゃない!」
ラフィエル「またまた~」
ガヴリール「うるさい!もういい、この話は終わり!」
ラフィエル「え~」
ガヴリール「さーて授業授業!」
19: :2018/08/15(水) 22:37:25.671 ID:vaNF+OlK0.net
サターニャ「委員長…」
まち子「あ、胡桃沢さん。どうかしたの?」
サターニャ「ねぇ…オナニー、って知ってる?」ドヤッ
まち子「…え?」
サターニャ「大丈夫、みなまで言わずともいいわ」
サターニャ「やって、いるんでしょう?」ドヤァ
まち子「えっ?え、えええっ!?」
サターニャ「あなたの気持ち、私には分かるわ…あなたにも素質があったのね」
まち子「え、ちょっ、胡桃沢さん何を」
サターニャ「気にしないで!それをもっとやっていくといいわ。その方が私もありがたいの」
まち子「え、えっと…その…」
まち子「…どうして急にそんな話を?」
サターニャ「さっき、ガヴリールから直接オナニーを教えてもらったのよ!」ドヤァァ
まち子「」
まち子「あ、胡桃沢さん。どうかしたの?」
サターニャ「ねぇ…オナニー、って知ってる?」ドヤッ
まち子「…え?」
サターニャ「大丈夫、みなまで言わずともいいわ」
サターニャ「やって、いるんでしょう?」ドヤァ
まち子「えっ?え、えええっ!?」
サターニャ「あなたの気持ち、私には分かるわ…あなたにも素質があったのね」
まち子「え、ちょっ、胡桃沢さん何を」
サターニャ「気にしないで!それをもっとやっていくといいわ。その方が私もありがたいの」
まち子「え、えっと…その…」
まち子「…どうして急にそんな話を?」
サターニャ「さっき、ガヴリールから直接オナニーを教えてもらったのよ!」ドヤァァ
まち子「」
22: :2018/08/15(水) 22:43:51.336 ID:vaNF+OlK0.net
サターニャ「ガヴリール、とても詳しかったわ…はっきりとは言わなかったけどあの態度、相当手馴れてるに違いないわ。熟練ね」
まち子「え、え、天真さんが?胡桃沢さんに?直接って、手馴れてるって、まさかその、学校で――」
サターニャ「さすがは我が好敵手…どうやらガヴリールにも素質があることを、認めねばならないみたいだわ」
まち子「――え、えっと、胡桃沢さ…」
サターニャ「ガヴリールの話によると、道具も使うらしいわ!」ドヤァァァ
まち子「」
サターニャ「何にせよ、正直まだ謎な部分も多いのが現状よ…」
サターニャ「そこで委員長に力を借りに来たのよ」
サターニャ「打倒ガヴリールのために、オナニーを協力して欲しいの!」バァァン!
サターニャ「私と委員長が手を組めば、必ず――って、あれ?」
まち子「」
サターニャ「あれ?委員長?どうしたの?おーい、いいんちょー?おーい?」
舞天高校ではガヴリールがオナニー狂だという噂が立ったという
おわり
まち子「え、え、天真さんが?胡桃沢さんに?直接って、手馴れてるって、まさかその、学校で――」
サターニャ「さすがは我が好敵手…どうやらガヴリールにも素質があることを、認めねばならないみたいだわ」
まち子「――え、えっと、胡桃沢さ…」
サターニャ「ガヴリールの話によると、道具も使うらしいわ!」ドヤァァァ
まち子「」
サターニャ「何にせよ、正直まだ謎な部分も多いのが現状よ…」
サターニャ「そこで委員長に力を借りに来たのよ」
サターニャ「打倒ガヴリールのために、オナニーを協力して欲しいの!」バァァン!
サターニャ「私と委員長が手を組めば、必ず――って、あれ?」
まち子「」
サターニャ「あれ?委員長?どうしたの?おーい、いいんちょー?おーい?」
舞天高校ではガヴリールがオナニー狂だという噂が立ったという
おわり
24: :2018/08/15(水) 22:51:53.181 ID:vaNF+OlK0.net
これ書き始めたのSS賑わってた頃なんだが、供養できて良かったわ
本日はサターニャの誕生日です
本日はサターニャの誕生日です
25: :2018/08/15(水) 22:54:33.453 ID:4t9ttj850.net
乙