1: :2018/09/17(月) 15:13:13.95 ID:zvv+g3/J.net
前回のラブライブ
こないだのテストで赤点ギリギリの点数を取ってしまった私。
海未「なんですか?この点数は!!!」
穂乃果「えっと…」
絵里「このままだと…結構まずいわね…」
穂乃果「あはは…」
海未「笑い事ではありません!!」
海未ちゃんと絵里ちゃんにも怒られちゃったしそろそろ本気でヤバイかも。
こないだのテストで赤点ギリギリの点数を取ってしまった私。
海未「なんですか?この点数は!!!」
穂乃果「えっと…」
絵里「このままだと…結構まずいわね…」
穂乃果「あはは…」
海未「笑い事ではありません!!」
海未ちゃんと絵里ちゃんにも怒られちゃったしそろそろ本気でヤバイかも。
2: :2018/09/17(月) 15:13:57.05 ID:zvv+g3/J.net
穂乃果「はあ…最悪だよぉ。また海未ちゃんに怒られちゃったよ」
ことり「う、うん。そうだね…」
穂乃果「ことりちゃんは今回のテストどうだったの?」
ことり「え?普通だよ?」
穂乃果「そっか。普通かぁ」
ことり「うん」
穂乃果「私は平均点にも届かないよ…」
ことり「それは…もうちょっと頑張った方がいいかもしれないかな」
ことり「う、うん。そうだね…」
穂乃果「ことりちゃんは今回のテストどうだったの?」
ことり「え?普通だよ?」
穂乃果「そっか。普通かぁ」
ことり「うん」
穂乃果「私は平均点にも届かないよ…」
ことり「それは…もうちょっと頑張った方がいいかもしれないかな」
4: :2018/09/17(月) 15:14:48.84 ID:zvv+g3/J.net
穂乃果「まあ、でもまだ二年生だしね。まだまだ焦らなくてもね」
ことり「あはは…それは…」
絵里「何言ってるの」
穂乃果「絵里ちゃん?いつの間に…」
絵里「さっきから居たわよ。あのね穂乃果?」
穂乃果「何?」
絵里「今穂乃果は二年生だしまだまだ焦らなくてもいいって言ったけど…それは大きな間違いよ」
穂乃果「え?そうかな?」
ことり「穂乃果ちゃん。私も絵里ちゃんの言う通りだと思うよ?」
穂乃果「でも…」
絵里「でもじゃないの。私と希が三年生なのになんでスクールアイドル活動が出来てるか分かる?」
穂乃果「えっと…頭がいいから?」
絵里「違う。私も希も一年生の頃からコツコツと勉強して積み重ねて来たからなの」
ことり「あはは…それは…」
絵里「何言ってるの」
穂乃果「絵里ちゃん?いつの間に…」
絵里「さっきから居たわよ。あのね穂乃果?」
穂乃果「何?」
絵里「今穂乃果は二年生だしまだまだ焦らなくてもいいって言ったけど…それは大きな間違いよ」
穂乃果「え?そうかな?」
ことり「穂乃果ちゃん。私も絵里ちゃんの言う通りだと思うよ?」
穂乃果「でも…」
絵里「でもじゃないの。私と希が三年生なのになんでスクールアイドル活動が出来てるか分かる?」
穂乃果「えっと…頭がいいから?」
絵里「違う。私も希も一年生の頃からコツコツと勉強して積み重ねて来たからなの」
5: :2018/09/17(月) 15:15:29.64 ID:zvv+g3/J.net
穂乃果「それはそうだけど…」
絵里「三年生になったら二年生のテストよりも更に難しくなるんだから。二年生でそのままにしていたニガテが三年生になったら急に出来る様になる事なんて絶対にないんだからね」
穂乃果「うっ…」ガーン
絵里「このままじゃ三年生になって一気に置いて行かれるわよ?」
穂乃果「そ、それは嫌だ…」
絵里「三年生になったら二年生のテストよりも更に難しくなるんだから。二年生でそのままにしていたニガテが三年生になったら急に出来る様になる事なんて絶対にないんだからね」
穂乃果「うっ…」ガーン
絵里「このままじゃ三年生になって一気に置いて行かれるわよ?」
穂乃果「そ、それは嫌だ…」
6: :2018/09/17(月) 15:17:09.11 ID:zvv+g3/J.net
南家
穂乃果「って…ニガテを克服って言われてもさ…どうやってやれば良いのか分からないし…。そもそも何がニガテなのかも分からないよ。ことりちゃんだってそうでしょ?」
ことり「う~ん…私の場合は…」
穂乃果「え?ことりちゃん何かあるの?」
ことり「あの…私はニガテを放置しないでちゃんと克服してるの」
穂乃果「え?そうなの?でも…どうやって?」
ことり「実は…私はある事をやってるんだ」
穂乃果「え?なになに?」
ことり「これなんだけどね…」
ドン
穂乃果「え?これって…」
ことり「うん。真剣ゼミだよ」
穂乃果「って…ニガテを克服って言われてもさ…どうやってやれば良いのか分からないし…。そもそも何がニガテなのかも分からないよ。ことりちゃんだってそうでしょ?」
ことり「う~ん…私の場合は…」
穂乃果「え?ことりちゃん何かあるの?」
ことり「あの…私はニガテを放置しないでちゃんと克服してるの」
穂乃果「え?そうなの?でも…どうやって?」
ことり「実は…私はある事をやってるんだ」
穂乃果「え?なになに?」
ことり「これなんだけどね…」
ドン
穂乃果「え?これって…」
ことり「うん。真剣ゼミだよ」
7: :2018/09/17(月) 15:17:47.00 ID:zvv+g3/J.net
穂乃果「真剣ゼミ?それでことりちゃんはニガテを克服したの?私も小さい頃やってたけど…」
ことり「うん。そうだよ。真剣ゼミでは自分では気が付かなかったニガテを発見してそれを個別に解消してくれるんだ」
穂乃果「そうなの?」
ことり「うん」
穂乃果「でもな~小学生の頃やってて続かなかったしなぁ。今はただでさえ部活も生徒会もあるし…」
ことり「大丈夫だよ。忙しい高校生に合わせて本当に必要な所だけをピックアップして教えてくれるから部活や生徒会との両立も可能だよ。現に私はやってるしね」
穂乃果「確かに…これを機に始めてみるのもいいかもしれない」
ことり「うん。私と一緒に真剣ゼミやろう?」
穂乃果「うん!そうだね!お母さんに相談してみるよ」
ことり「うん。そうだよ。真剣ゼミでは自分では気が付かなかったニガテを発見してそれを個別に解消してくれるんだ」
穂乃果「そうなの?」
ことり「うん」
穂乃果「でもな~小学生の頃やってて続かなかったしなぁ。今はただでさえ部活も生徒会もあるし…」
ことり「大丈夫だよ。忙しい高校生に合わせて本当に必要な所だけをピックアップして教えてくれるから部活や生徒会との両立も可能だよ。現に私はやってるしね」
穂乃果「確かに…これを機に始めてみるのもいいかもしれない」
ことり「うん。私と一緒に真剣ゼミやろう?」
穂乃果「うん!そうだね!お母さんに相談してみるよ」
8: :2018/09/17(月) 15:18:32.51 ID:zvv+g3/J.net
ことり「うん。穂乃果ちゃんだったらきっと出来るよ!なんたって本当に廃校を阻止しちゃったんだから」
穂乃果「よ~し。そうと決まれば早速お母さんにお願いして来るよ!」
ことり「え?」
穂乃果「ことりちゃん!お邪魔しましたぁ」
ガチャ バタン
ことり「穂乃果ちゃん…やるって言ったら本当に今の今なんだね」
穂乃果「よ~し。そうと決まれば早速お母さんにお願いして来るよ!」
ことり「え?」
穂乃果「ことりちゃん!お邪魔しましたぁ」
ガチャ バタン
ことり「穂乃果ちゃん…やるって言ったら本当に今の今なんだね」
9: :2018/09/17(月) 15:19:17.06 ID:zvv+g3/J.net
高坂家
穂乃果「ただいま!!!」
穂乃果母「あら?穂乃果…もう帰って来たの?早かったわね」
穂乃果「うん。実は…お母さんにお願いがあって急いで帰って来んだよ」
穂乃果母「お小遣いアップならダメよ」
穂乃果「え?ダメなの?……いやいや…そうじゃなくて。お母さん、私真剣ゼミをやりたいの」
穂乃果母「真剣ゼミ?」
穂乃果「うん」
穂乃果母「ダメよ。小学生の時にやってたけど続かなかったじゃない」
穂乃果「あ、あの時とは違うの。今度はちゃんとやるから」
穂乃果母「でもねぇ…」
雪穂「私は賛成だよ」
穂乃果「雪穂?聞いてたの?」
雪穂「お姉ちゃん声がデカいんだよ」
穂乃果母「賛成?」
穂乃果「ただいま!!!」
穂乃果母「あら?穂乃果…もう帰って来たの?早かったわね」
穂乃果「うん。実は…お母さんにお願いがあって急いで帰って来んだよ」
穂乃果母「お小遣いアップならダメよ」
穂乃果「え?ダメなの?……いやいや…そうじゃなくて。お母さん、私真剣ゼミをやりたいの」
穂乃果母「真剣ゼミ?」
穂乃果「うん」
穂乃果母「ダメよ。小学生の時にやってたけど続かなかったじゃない」
穂乃果「あ、あの時とは違うの。今度はちゃんとやるから」
穂乃果母「でもねぇ…」
雪穂「私は賛成だよ」
穂乃果「雪穂?聞いてたの?」
雪穂「お姉ちゃん声がデカいんだよ」
穂乃果母「賛成?」
10: :2018/09/17(月) 15:21:26.30 ID:zvv+g3/J.net
雪穂「だってお母さん考えてみなよ?あのお姉ちゃんが曲がりなりにも自分から勉強しようとしてるんだよ?」
穂乃果「あの?曲がりなり?」
穂乃果母「言われてみれば…」
雪穂「こんなの奇跡だよ?」
穂乃果母「でもねぇ…別に勉強なら真剣ゼミじゃなくても…」
穂乃果「お母さんお願い」
穂乃果母「ん~…」
穂乃果「だって可能性感じたんだ。そうだ進め~。後悔したくない目の前に僕らの道がある~。お母さんお願いだよ。今度はためたりしないから」
穂乃果母「はあ…分かったわ。ちゃんと続けるのよ?」
穂乃果「うん!やり遂げるよ!」
穂乃果「あの?曲がりなり?」
穂乃果母「言われてみれば…」
雪穂「こんなの奇跡だよ?」
穂乃果母「でもねぇ…別に勉強なら真剣ゼミじゃなくても…」
穂乃果「お母さんお願い」
穂乃果母「ん~…」
穂乃果「だって可能性感じたんだ。そうだ進め~。後悔したくない目の前に僕らの道がある~。お母さんお願いだよ。今度はためたりしないから」
穂乃果母「はあ…分かったわ。ちゃんと続けるのよ?」
穂乃果「うん!やり遂げるよ!」
12: :2018/09/17(月) 15:28:35.08 ID:/snXv6dW.net
真剣ゼミのテンプレ展開ってなんにでも使えるな
13: :2018/09/17(月) 15:31:12.01 ID:zvv+g3/J.net
別の日
穂乃果「おっはよ~」
ことり「おはよ~穂乃果ちゃん」
海未「おはようございます。今日は寝坊しなかったのですね?」
穂乃果「ん~まあねぇ。昨日は早く寝たからね」
海未「そうなんですか?課題が出ていたから遅くまで苦労しているのかと思いましけど…まさか…諦めてやって来なかったとか?」
穂乃果「ちゃんとやったよ~」
海未「え?そ、そうですか…」
穂乃果「あっ!そう言えばことりちゃん!例のあれ!先週届いたよ」
海未「例のあれ?」
ことり「あっ!本当に?」
穂乃果「うん」
ことり「じゃあ、ニガテ総チェックもやった?」
穂乃果「ふふ~ん。もちろん」
穂乃果「おっはよ~」
ことり「おはよ~穂乃果ちゃん」
海未「おはようございます。今日は寝坊しなかったのですね?」
穂乃果「ん~まあねぇ。昨日は早く寝たからね」
海未「そうなんですか?課題が出ていたから遅くまで苦労しているのかと思いましけど…まさか…諦めてやって来なかったとか?」
穂乃果「ちゃんとやったよ~」
海未「え?そ、そうですか…」
穂乃果「あっ!そう言えばことりちゃん!例のあれ!先週届いたよ」
海未「例のあれ?」
ことり「あっ!本当に?」
穂乃果「うん」
ことり「じゃあ、ニガテ総チェックもやった?」
穂乃果「ふふ~ん。もちろん」
14: :2018/09/17(月) 15:35:56.27 ID:zvv+g3/J.net
穂乃果「早く自分のニガテを知りたかったからさ届いてすぐにweb提出したら直ぐに自分のニガテが分かったよ」
ことり「そうなんだぁ」
穂乃果「うん。出来てると思った所が実はニガテだったりね。もし始めてなかったら危うくニガテを取り逃がす所だったよ」
ことり「あるある~。自分じゃ結構気がつかないもんだよね」
ことり「そうなんだぁ」
穂乃果「うん。出来てると思った所が実はニガテだったりね。もし始めてなかったら危うくニガテを取り逃がす所だったよ」
ことり「あるある~。自分じゃ結構気がつかないもんだよね」
15: :2018/09/17(月) 15:39:38.61 ID:zvv+g3/J.net
海未「あの…先程から二人は何の話をしてるのですか?」
穂乃果「え?あぁ…真剣ゼミの話だよ」
海未「真剣ゼミ?」
ことり「私がやってて穂乃果ちゃんにも勧めたんだ」
海未「真剣ゼミって…真剣ゼミですよね?穂乃果が始めたんですか?」
穂乃果「うん。そうだけど?」
海未「穂乃果が自ら勉強を…」
穂乃果「そんなにおかしい?」
海未「いえ…少し驚いただけで」
穂乃果「私が勉強するとそんなに驚くんだ…」
穂乃果「え?あぁ…真剣ゼミの話だよ」
海未「真剣ゼミ?」
ことり「私がやってて穂乃果ちゃんにも勧めたんだ」
海未「真剣ゼミって…真剣ゼミですよね?穂乃果が始めたんですか?」
穂乃果「うん。そうだけど?」
海未「穂乃果が自ら勉強を…」
穂乃果「そんなにおかしい?」
海未「いえ…少し驚いただけで」
穂乃果「私が勉強するとそんなに驚くんだ…」
16: :2018/09/17(月) 15:44:10.01 ID:zvv+g3/J.net
海未「だってあれほど言ってもやらなかったのに…」
ことり「ふふっ、ちょっと気になる?」
海未「え?」
ことり「穂乃果ちゃんをやる気にさせちゃった真剣ゼミ」
海未「べ、別に私は…興味ないです。私は毎日コツコツと勉強してますから。そんな事より早く行きましょう」
穂乃果「あっ!待ってよ~」
ことり「海未ちゃん可愛いな~」
ことり「ふふっ、ちょっと気になる?」
海未「え?」
ことり「穂乃果ちゃんをやる気にさせちゃった真剣ゼミ」
海未「べ、別に私は…興味ないです。私は毎日コツコツと勉強してますから。そんな事より早く行きましょう」
穂乃果「あっ!待ってよ~」
ことり「海未ちゃん可愛いな~」
17: :2018/09/17(月) 15:50:00.30 ID:zvv+g3/J.net
キーンコーンカーンコーン
部室
ガチャ
穂乃果「お疲れ~」
真姫「遅かったわね」
海未「生徒会の方に顔を出していたので」
花陽「そうだったんだ」
穂乃果「あれ?まだ凛ちゃんとにこちゃんは?」
希「あの二人ならえりちとお勉強会をしてるよ」
真姫「こないだのテストで赤点ギリギリで補習を受けなきゃいけないから絵里に泣きついきたんだって」
穂乃果「うへ~大変そう」
真姫「穂乃果も他人事じゃないでしょ?」
穂乃果「私?」
部室
ガチャ
穂乃果「お疲れ~」
真姫「遅かったわね」
海未「生徒会の方に顔を出していたので」
花陽「そうだったんだ」
穂乃果「あれ?まだ凛ちゃんとにこちゃんは?」
希「あの二人ならえりちとお勉強会をしてるよ」
真姫「こないだのテストで赤点ギリギリで補習を受けなきゃいけないから絵里に泣きついきたんだって」
穂乃果「うへ~大変そう」
真姫「穂乃果も他人事じゃないでしょ?」
穂乃果「私?」
19: :2018/09/17(月) 15:54:39.46 ID:zvv+g3/J.net
真姫「そうよ。赤点ギリギリだったんでしょ?」
穂乃果「まあ…私は大丈夫だよ!ね?」
ことり「うん」
真姫「本当に平気なの?」
穂乃果「まあね~」
真姫「ならいいけど」
海未「……」
希「穂乃果ちゃん、何かいい事始めたみたいやね?」
海未「え?どうして?」
スッ
希「ん?カードが教えてくれたんよ」
海未「そ、そうですか」
穂乃果「まあ…私は大丈夫だよ!ね?」
ことり「うん」
真姫「本当に平気なの?」
穂乃果「まあね~」
真姫「ならいいけど」
海未「……」
希「穂乃果ちゃん、何かいい事始めたみたいやね?」
海未「え?どうして?」
スッ
希「ん?カードが教えてくれたんよ」
海未「そ、そうですか」
20: :2018/09/17(月) 16:02:01.67 ID:7tkZsW5/.net
カタカナでニガテと書くところが実にぽい
21: :2018/09/17(月) 16:05:04.71 ID:zvv+g3/J.net
高坂家
穂乃果「あはは~」
雪穂「お姉ちゃん…またテレビ観てるの?」
穂乃果「だって面白いんだもん」
雪穂「テレビもいいけどさ…ゼミはちゃんとやってるの?」
穂乃果「え?今日もやったよ?」
雪穂「え?いつ?さっき部活から帰って来たばかりだよね?」
穂乃果「ふっふっふ…実はね、このニガテ解消ブックは一回五分で終わっちゃうんだよ」
雪穂「え?五分?」
穂乃果「そう。だからどんなに忙しくても出来るの」
雪穂「へ~でもさぁ、五分で何が分かるの?」
穂乃果「このニガテ解消ブックはね私のニガテの要点をまとめて書いてあるから五分で出来るの。試しに何か問題だしてみなよ?」
雪穂「じゃあ…この問題は?」
穂乃果「え~…2π!」
雪穂「正確だ…じゃあ、次は…」
穂乃果「あはは~」
雪穂「お姉ちゃん…またテレビ観てるの?」
穂乃果「だって面白いんだもん」
雪穂「テレビもいいけどさ…ゼミはちゃんとやってるの?」
穂乃果「え?今日もやったよ?」
雪穂「え?いつ?さっき部活から帰って来たばかりだよね?」
穂乃果「ふっふっふ…実はね、このニガテ解消ブックは一回五分で終わっちゃうんだよ」
雪穂「え?五分?」
穂乃果「そう。だからどんなに忙しくても出来るの」
雪穂「へ~でもさぁ、五分で何が分かるの?」
穂乃果「このニガテ解消ブックはね私のニガテの要点をまとめて書いてあるから五分で出来るの。試しに何か問題だしてみなよ?」
雪穂「じゃあ…この問題は?」
穂乃果「え~…2π!」
雪穂「正確だ…じゃあ、次は…」
22: :2018/09/17(月) 16:12:26.10 ID:zvv+g3/J.net
次の日
キーンコーンカーンコーン
凛「ぐへ~疲れたにゃ~」
にこ「勉強してこの後部活なんて…地獄ね…」
穂乃果「ふんふ~ん。このおにぎり美味しいねぇ」
花陽「でしょ?やっぱりおにぎりは塩だよね~。おいし」
にこ「あんた…随分余裕じゃない?」
穂乃果「え?そう?」
凛「そうだにゃ。穂乃果ちゃんも赤点ギリギリ組なのに一人だけ涼しい顔して…納得いかないにゃ」
穂乃果「えへへ」
にこ「なんでそんなに余裕なのよ?」
凛「何か隠してるの?」
穂乃果「ん?実はねぇ…」
凛「実は?」
にこ「何よ?」
花陽「…」モグモグ
キーンコーンカーンコーン
凛「ぐへ~疲れたにゃ~」
にこ「勉強してこの後部活なんて…地獄ね…」
穂乃果「ふんふ~ん。このおにぎり美味しいねぇ」
花陽「でしょ?やっぱりおにぎりは塩だよね~。おいし」
にこ「あんた…随分余裕じゃない?」
穂乃果「え?そう?」
凛「そうだにゃ。穂乃果ちゃんも赤点ギリギリ組なのに一人だけ涼しい顔して…納得いかないにゃ」
穂乃果「えへへ」
にこ「なんでそんなに余裕なのよ?」
凛「何か隠してるの?」
穂乃果「ん?実はねぇ…」
凛「実は?」
にこ「何よ?」
花陽「…」モグモグ
23: :2018/09/17(月) 16:17:14.17 ID:zvv+g3/J.net
一週間後
海未「御機嫌よう」
ガチャ
穂乃果「でね~」
にこ「なるほど!ここがこうなる訳ね」
凛「すっごく分かりやすいにゃ~」
海未「え?」
希「あっ!海未ちゃん。遅かったやん」
海未「あ、あぁ…ちょっと弓道部に顔を出してて…それよりも…」
絵里「なんかねぇ…凛もにこも真剣ゼミを始めたらしいのよ」
海未「え?」
絵里「あんなに勉強嫌いだったのに…ふふっ。そんなに凄いのかしら?私も始めちゃおうかな」
希「いや~えりちは今更やない?」
絵里「そんな事ないわよ~…ん?どうしたの?海未?」
海未「いえ…」
海未「御機嫌よう」
ガチャ
穂乃果「でね~」
にこ「なるほど!ここがこうなる訳ね」
凛「すっごく分かりやすいにゃ~」
海未「え?」
希「あっ!海未ちゃん。遅かったやん」
海未「あ、あぁ…ちょっと弓道部に顔を出してて…それよりも…」
絵里「なんかねぇ…凛もにこも真剣ゼミを始めたらしいのよ」
海未「え?」
絵里「あんなに勉強嫌いだったのに…ふふっ。そんなに凄いのかしら?私も始めちゃおうかな」
希「いや~えりちは今更やない?」
絵里「そんな事ないわよ~…ん?どうしたの?海未?」
海未「いえ…」
24: :2018/09/17(月) 16:20:31.39 ID:zvv+g3/J.net
穂乃果「ん~そうなるとぉ…あっ!海未ちゃん!」
海未「穂乃果…随分と集中してますね」
穂乃果「いやぁ~ニガテを克服するのが楽しくってさぁ」
海未「そうですか…」
穂乃果「ん?…海未ちゃん何か疲れてない?」
海未「いえ…大丈夫ですよ」
穂乃果「そう?」
海未「はい。元気ですから」
海未「穂乃果…随分と集中してますね」
穂乃果「いやぁ~ニガテを克服するのが楽しくってさぁ」
海未「そうですか…」
穂乃果「ん?…海未ちゃん何か疲れてない?」
海未「いえ…大丈夫ですよ」
穂乃果「そう?」
海未「はい。元気ですから」
25: :2018/09/17(月) 16:24:11.46 ID:zvv+g3/J.net
弓道場
海未「…」
スパン
海未「あっ…」
部員「外したの?」
海未「あっ…いえ…たまたまです」
部員「大丈夫?最近疲れてるみたいだけど?」
海未「へ、平気ですから」
部員「そう…」
海未「はあ…私は一体何をやっているのでしょう…」
海未「…」
スパン
海未「あっ…」
部員「外したの?」
海未「あっ…いえ…たまたまです」
部員「大丈夫?最近疲れてるみたいだけど?」
海未「へ、平気ですから」
部員「そう…」
海未「はあ…私は一体何をやっているのでしょう…」
26: :2018/09/17(月) 16:25:44.52 ID:zvv+g3/J.net
絵里「海未」
海未「絵里?どうしたのですか?μ'sの練習ならこの後…」
絵里「そうじゃなくて。あなたに用があってね」
海未「はあ…」
海未「絵里?どうしたのですか?μ'sの練習ならこの後…」
絵里「そうじゃなくて。あなたに用があってね」
海未「はあ…」
27: :2018/09/17(月) 16:30:23.54 ID:zvv+g3/J.net
絵里「最近、疲れてるんじゃない?」
海未「いえ…そんな…そう見えますか?」
絵里「ええ…凄く…」
海未「ちょっと…生徒会が忙しかったり弓道も大会が近かったり日舞の稽古もあったりと…日々の勉強も怠る訳にはいきませんし…」
絵里「そうだったの」
海未「弓道とスクールアイドルを掛け持ちしてるのも生徒会に入ったのも全て自分の意志ですから。それで稽古や勉強を疎かにするのも許せなくて…」
絵里「なるほど。不器用ね…」
海未「いえ…そんな…そう見えますか?」
絵里「ええ…凄く…」
海未「ちょっと…生徒会が忙しかったり弓道も大会が近かったり日舞の稽古もあったりと…日々の勉強も怠る訳にはいきませんし…」
絵里「そうだったの」
海未「弓道とスクールアイドルを掛け持ちしてるのも生徒会に入ったのも全て自分の意志ですから。それで稽古や勉強を疎かにするのも許せなくて…」
絵里「なるほど。不器用ね…」
37: :2018/09/17(月) 20:16:43.48 ID:zvv+g3/J.net
海未「捨てられないんです…日舞も弓道も絵里達から引き継いだ生徒会も…μ'sも…」
絵里「海未…」
海未「なんて…ちょっと大袈裟に言いましたけど。私は大丈夫ですから」
絵里「でも…」
海未「本当に…大丈夫ですから」
絵里「海未…」
海未「なんて…ちょっと大袈裟に言いましたけど。私は大丈夫ですから」
絵里「でも…」
海未「本当に…大丈夫ですから」
38: :2018/09/17(月) 20:40:11.28 ID:zvv+g3/J.net
教室
海未「はあ…何をやってるんでしょう…」
………。
海未「………」
穂乃果「海未ちゃん」
海未「穂乃果?」
穂乃果「海未ちゃん…お願いがあるんだ」
海未「お願い?μ'sの練習にならこれから行くつもりで…」
穂乃果「海未ちゃん。一緒に真剣ゼミをやってよ。やっぱり、私とことりちゃんが一緒にやってて海未ちゃんが一緒じゃないなんて嫌だしさ」
海未「そんな…私は…だいたい…私が真剣ゼミなんて…」
希「やってみればええやん?」
海未「希?」
希「やりたいから、やってみる。本当にやりたい事はそんな感じで始まるんやない?」
海未「でも…」
にこ「全く…素直じゃないわねぇ」
真姫「にこちゃんに言われたくないけど」
海未「はあ…何をやってるんでしょう…」
………。
海未「………」
穂乃果「海未ちゃん」
海未「穂乃果?」
穂乃果「海未ちゃん…お願いがあるんだ」
海未「お願い?μ'sの練習にならこれから行くつもりで…」
穂乃果「海未ちゃん。一緒に真剣ゼミをやってよ。やっぱり、私とことりちゃんが一緒にやってて海未ちゃんが一緒じゃないなんて嫌だしさ」
海未「そんな…私は…だいたい…私が真剣ゼミなんて…」
希「やってみればええやん?」
海未「希?」
希「やりたいから、やってみる。本当にやりたい事はそんな感じで始まるんやない?」
海未「でも…」
にこ「全く…素直じゃないわねぇ」
真姫「にこちゃんに言われたくないけど」
39: :2018/09/17(月) 20:42:07.89 ID:zvv+g3/J.net
絵里「海未!」
海未「絵里…」
絵里「ふふっ」
海未「…」
スッ
穂乃果「海未ちゃん?どこへ行くの?」
海未「決まっているでしょう?」
穂乃果「え?」
海未「勉強よ」
海未「絵里…」
絵里「ふふっ」
海未「…」
スッ
穂乃果「海未ちゃん?どこへ行くの?」
海未「決まっているでしょう?」
穂乃果「え?」
海未「勉強よ」
40: :2018/09/17(月) 20:49:46.88 ID:zvv+g3/J.net
♪~僕とのLIVE 君とのLIFE
穂乃果「へ~海未ちゃんと穂乃果のニガテ解消ブック内容が全然違うね」
海未「私と穂乃果ではニガテな部分が違いますからね」
穂乃果「なるほど」
にこ「ん~…」
絵里「にこ?そこに代入するのよ?」
希「よ~く計算式を見てな?」
真姫「絵里と希と真剣ゼミがついてるなんて。にこちゃんは物凄い贅沢な環境ね」
凛「えっと…ここは過去形だからぁ」
ガチャ
ことり「皆んなお疲れさまぁ」
花陽「ハンバーガー買ってきたよ~」
穂乃果「へ~海未ちゃんと穂乃果のニガテ解消ブック内容が全然違うね」
海未「私と穂乃果ではニガテな部分が違いますからね」
穂乃果「なるほど」
にこ「ん~…」
絵里「にこ?そこに代入するのよ?」
希「よ~く計算式を見てな?」
真姫「絵里と希と真剣ゼミがついてるなんて。にこちゃんは物凄い贅沢な環境ね」
凛「えっと…ここは過去形だからぁ」
ガチャ
ことり「皆んなお疲れさまぁ」
花陽「ハンバーガー買ってきたよ~」
41: :2018/09/17(月) 20:55:58.43 ID:zvv+g3/J.net
穂乃果「わぁ~」
絵里「少し休憩にしましょうか!」
にこ「賛成の人~?」
凛「は~い!はい!」
希「ふふっ。それじゃあみんなでハンバーガー食べようなぁ」
花陽「はむっ」モグモグ
真姫「って言うかもう食べてる…」
にこ「なんで花陽だけおにぎりなのよ…」
絵里「少し休憩にしましょうか!」
にこ「賛成の人~?」
凛「は~い!はい!」
希「ふふっ。それじゃあみんなでハンバーガー食べようなぁ」
花陽「はむっ」モグモグ
真姫「って言うかもう食べてる…」
にこ「なんで花陽だけおにぎりなのよ…」
42: :2018/09/17(月) 20:59:07.71 ID:zvv+g3/J.net
真剣ゼミでニガテをゼロにしたお陰で部活をしながら皆んなで楽しい時間を過ごせた私は補習に向けて準備万端!
充実して毎日を過ごせた!
充実して毎日を過ごせた!
43: :2018/09/17(月) 21:04:26.27 ID:zvv+g3/J.net
補習当日。
先生「よ~し、高坂!今から用紙を配るぞ」
穂乃果「はいっ!」
穂乃果(あれ?この問題…ゼミで見た事ある!スラスラと解ける!)
……。
先生「終了~」
穂乃果(よしっ!)
先生「よ~し、高坂!今から用紙を配るぞ」
穂乃果「はいっ!」
穂乃果(あれ?この問題…ゼミで見た事ある!スラスラと解ける!)
……。
先生「終了~」
穂乃果(よしっ!)
44: :2018/09/17(月) 21:07:37.84 ID:zvv+g3/J.net
部室
花陽「穂乃果ちゃん達帰ってこないね」
真姫「三人共そろそろ終わるはずだけど」
海未「心配しなくても大丈夫ですよ。あの三人なら」
ガチャ
穂乃果「…」
絵里「穂乃果!」
ことり「補習どうだった?」
穂乃果「えへへ…」
真姫「え?もしかして?」
穂乃果「出来たよ!ゼミでニガテを克服したお陰でね」
海未「穂乃果!」
ことり「穂乃果ちゃ~ん」ダキッ
穂乃果「いてて、大袈裟だってば。ことりちゃん」
花陽「穂乃果ちゃん達帰ってこないね」
真姫「三人共そろそろ終わるはずだけど」
海未「心配しなくても大丈夫ですよ。あの三人なら」
ガチャ
穂乃果「…」
絵里「穂乃果!」
ことり「補習どうだった?」
穂乃果「えへへ…」
真姫「え?もしかして?」
穂乃果「出来たよ!ゼミでニガテを克服したお陰でね」
海未「穂乃果!」
ことり「穂乃果ちゃ~ん」ダキッ
穂乃果「いてて、大袈裟だってば。ことりちゃん」
45: :2018/09/17(月) 21:10:03.42 ID:zvv+g3/J.net
ガチャ
凛「やってやったにゃ~」
にこ「まあ、余裕だったわね」
花陽「凛ちゃん!」
希「にこっち!」
穂乃果「っていう事は~」
凛「穂乃果ちゃんも?」
穂乃果「うん」
ほのりん「イェーイ」
凛「やってやったにゃ~」
にこ「まあ、余裕だったわね」
花陽「凛ちゃん!」
希「にこっち!」
穂乃果「っていう事は~」
凛「穂乃果ちゃんも?」
穂乃果「うん」
ほのりん「イェーイ」
47: :2018/09/17(月) 21:21:14.73 ID:zvv+g3/J.net
♪~どんな時もずっと
絵里「三人も帰って来たし練習始めましょうか?」
海未「そうですね」
凛「この調子でラブライブも優勝だね!」
にこ「当たり前よ!」
穂乃果「よ~し。燃えて来たゾォ~」
ニガテをゼロにして勉強もラブライブもーーー
そんなに上手く行く訳ないって?
そうかもしれない。でも、それはニガテを見て見ぬ振りして来た時の話を。
もし、今少しでもニガテを克服したいって気持ちがあるなら!
穂乃果「1」
ことり「2」
海未「3」
真姫「4」
凛「5」
花陽「6」
にこ「7」
希「8」
絵里「9」
穂乃果「μ's!ミュージック~スタート!」
キミは大丈夫!
どんなに小さな目標でもキミの成功の原動力になる!
だから、絶対その気持ちをなくさないで!
穂乃果「やり遂げるよ、最後まで!」
絵里「三人も帰って来たし練習始めましょうか?」
海未「そうですね」
凛「この調子でラブライブも優勝だね!」
にこ「当たり前よ!」
穂乃果「よ~し。燃えて来たゾォ~」
ニガテをゼロにして勉強もラブライブもーーー
そんなに上手く行く訳ないって?
そうかもしれない。でも、それはニガテを見て見ぬ振りして来た時の話を。
もし、今少しでもニガテを克服したいって気持ちがあるなら!
穂乃果「1」
ことり「2」
海未「3」
真姫「4」
凛「5」
花陽「6」
にこ「7」
希「8」
絵里「9」
穂乃果「μ's!ミュージック~スタート!」
キミは大丈夫!
どんなに小さな目標でもキミの成功の原動力になる!
だから、絶対その気持ちをなくさないで!
穂乃果「やり遂げるよ、最後まで!」
49: :2018/09/17(月) 21:23:30.45 ID:zvv+g3/J.net
次回ラブライブ
「なんとかしなきゃ」
完
「なんとかしなきゃ」
完
56: :2018/09/18(火) 09:22:51.72 ID:HQIMfF2k.net
穂乃果「次は君の番だよ!」
58: :2018/09/19(水) 06:53:49.72 ID:vv9hs2lL.net
よかた乙
真剣だし最後は海未ちゃんが真剣持って穂乃果を追いかけるオチかとおもたのは秘密だ
真剣だし最後は海未ちゃんが真剣持って穂乃果を追いかけるオチかとおもたのは秘密だ
59: :2018/09/19(水) 08:18:45.44 ID:U2X1yLYs.net
こち亀だな
61: :2018/09/19(水) 09:10:42.88 ID:KfnVyleV.net
入会特典にCD付けよう