1: :2018/09/21(金)11:49:55 ID:92E
提督「まるゆ、よく頑張ったな。これで練度20だ」
まるゆ「はい!まるゆ、隊長のために頑張りました!」
提督「ああ、まるゆはいい子だな」なでなで
まるゆ「えへへ~」
提督「今度何か欲しい物をあげよう。ご褒美だ」
まるゆ「いいんですか?」
提督「ああ、いつもお世話になっているからな」
まるゆ「ありがとうございます。えへへ、何にしようかなぁ……」
提督「今すぐ決めてもいい事は無いぞ。もっとよく考えておきなさい」
まるゆ「はぁい」
提督「それじゃあ、明石の所に行って、艤装を改造して貰ったら……」
まるゆ「…………」
提督「悪いんだが、また新しい艤装を装備して練度を上げてくれ」
まるゆ「…………」
提督「まるゆ?」
まるゆ「は、はい!まるゆ、隊長の為に頑張ります!」
提督「……何か、落ち込むような事があったのかい?」
まるゆ「いいえ!落ち込んでなんかいないですって!」
提督「……そうか、それならいいんだが」
まるゆ「それでは失礼します」ビシッ
提督「ああ」
まるゆ「…………」ガチャリ
まるゆ「新しい艤装、かぁ……。それってつまり、練度はまた1って事だよね……」
まるゆ「はぁ……」
提督「まるゆ、よく頑張ったな。これで練度20だ」
まるゆ「はい!まるゆ、隊長のために頑張りました!」
提督「ああ、まるゆはいい子だな」なでなで
まるゆ「えへへ~」
提督「今度何か欲しい物をあげよう。ご褒美だ」
まるゆ「いいんですか?」
提督「ああ、いつもお世話になっているからな」
まるゆ「ありがとうございます。えへへ、何にしようかなぁ……」
提督「今すぐ決めてもいい事は無いぞ。もっとよく考えておきなさい」
まるゆ「はぁい」
提督「それじゃあ、明石の所に行って、艤装を改造して貰ったら……」
まるゆ「…………」
提督「悪いんだが、また新しい艤装を装備して練度を上げてくれ」
まるゆ「…………」
提督「まるゆ?」
まるゆ「は、はい!まるゆ、隊長の為に頑張ります!」
提督「……何か、落ち込むような事があったのかい?」
まるゆ「いいえ!落ち込んでなんかいないですって!」
提督「……そうか、それならいいんだが」
まるゆ「それでは失礼します」ビシッ
提督「ああ」
まるゆ「…………」ガチャリ
まるゆ「新しい艤装、かぁ……。それってつまり、練度はまた1って事だよね……」
まるゆ「はぁ……」
2: :2018/09/21(金)11:50:15 ID:92E
まるゆ「明石さん、お願いします」
明石「あ、まるゆちゃん。ちょっと待ってね。こっちの先に終わらせちゃうから」
まるゆ「はい」
明石「えっと……こっちがこうで……あれ?足りないかも」キラッ
まるゆ「あっ……指輪……」
明石「ん?何か言った?」ガガガッ
まるゆ「い、いえ。……ごめんなさい。」
明石「そう?ごめんね~あと数秒だから……っとよし」
明石「それで、どうしたのかしら」
まるゆ「はい、練度が20に上がったので、艤装を改造して欲しいんです」
明石「あ、終わったんだ。頑張るわね~。今の時期は沢山作れるからって量産してるのよね」
まるゆ「はい、今日はこれで二つ20まで上げました」
明石「うわ、すっごい。ちょっと頑張り過ぎじゃない?」
まるゆ「いえ、皆さんの負担が少しでも減るなら……。まるゆは戦うの苦手ですし……」
明石「まるゆちゃん」ぎゅっ
まるゆ「ふへ?」
明石「まるゆちゃんにはみんなお世話になって助けられてるんだから、そんなに自分の事卑下しないで」
まるゆ「で、でも……」
明石「長門さんが敵駆逐艦に当てられるのも、駆逐艦の皆が夜戦カットインを安定して決められるのも、みんなまるゆちゃんのおかげなんだから。もっと胸を張って」
まるゆ「…………」
まるゆ「明石さん、お願いします」
明石「あ、まるゆちゃん。ちょっと待ってね。こっちの先に終わらせちゃうから」
まるゆ「はい」
明石「えっと……こっちがこうで……あれ?足りないかも」キラッ
まるゆ「あっ……指輪……」
明石「ん?何か言った?」ガガガッ
まるゆ「い、いえ。……ごめんなさい。」
明石「そう?ごめんね~あと数秒だから……っとよし」
明石「それで、どうしたのかしら」
まるゆ「はい、練度が20に上がったので、艤装を改造して欲しいんです」
明石「あ、終わったんだ。頑張るわね~。今の時期は沢山作れるからって量産してるのよね」
まるゆ「はい、今日はこれで二つ20まで上げました」
明石「うわ、すっごい。ちょっと頑張り過ぎじゃない?」
まるゆ「いえ、皆さんの負担が少しでも減るなら……。まるゆは戦うの苦手ですし……」
明石「まるゆちゃん」ぎゅっ
まるゆ「ふへ?」
明石「まるゆちゃんにはみんなお世話になって助けられてるんだから、そんなに自分の事卑下しないで」
まるゆ「で、でも……」
明石「長門さんが敵駆逐艦に当てられるのも、駆逐艦の皆が夜戦カットインを安定して決められるのも、みんなまるゆちゃんのおかげなんだから。もっと胸を張って」
まるゆ「…………」
3: :2018/09/21(金)11:50:31 ID:92E
明石「海域をクリアできるのは私のおかげだ~くらい提督に言っちゃってもいいのよ?」
まるゆ「そ、そんな事隊長に何て……言えません……」
明石「も~。今度提督に集っちゃいなさい。間宮一年分でも安いくらいよ。大丈夫。提督が何か言ったら私がこうガツンと……」
まるゆ「あ、あの。隊長は何でもご褒美くれるって……言ってくれました」
明石「お、良かったじゃない。じゃあせいぜい高い物をねだっちゃいなさい」
まるゆ「で、でも……」
明石「ほら、何が欲しいか試しに言ってみて。お姉さん全力で応援しちゃうから」
まるゆ「…………」
明石「ほらほら~」
まるゆ「…………ゆびわ、とか……」ぼそっ
明石「え?」
まるゆ「ご、ごめんなさい。なんでもありません」ばっ
まるゆ「それじゃあ、新しい艤装の練度上げに行ってきますね」
明石「へ?あ、ああ、うん」
まるゆ「まるゆ、がんばりまーす!」がしょん
明石「…………」
明石「海域をクリアできるのは私のおかげだ~くらい提督に言っちゃってもいいのよ?」
まるゆ「そ、そんな事隊長に何て……言えません……」
明石「も~。今度提督に集っちゃいなさい。間宮一年分でも安いくらいよ。大丈夫。提督が何か言ったら私がこうガツンと……」
まるゆ「あ、あの。隊長は何でもご褒美くれるって……言ってくれました」
明石「お、良かったじゃない。じゃあせいぜい高い物をねだっちゃいなさい」
まるゆ「で、でも……」
明石「ほら、何が欲しいか試しに言ってみて。お姉さん全力で応援しちゃうから」
まるゆ「…………」
明石「ほらほら~」
まるゆ「…………ゆびわ、とか……」ぼそっ
明石「え?」
まるゆ「ご、ごめんなさい。なんでもありません」ばっ
まるゆ「それじゃあ、新しい艤装の練度上げに行ってきますね」
明石「へ?あ、ああ、うん」
まるゆ「まるゆ、がんばりまーす!」がしょん
明石「…………」
4: :2018/09/21(金)11:50:49 ID:92E
明石「ってわけなんですよ」
提督「なるほどねぇ……。しかし、指輪……こんなのがそんなに欲しいのか?」
明石「うわ、サイテー。今のは発言はホントマジで乙女の敵ですよ」
提督「そ、そこまでか?だ、だってこんな物、レベル上限解放装置だろ?お前を含めてほとんどの艦娘が装備してるじゃないか。色気もへったくれも無いぞ」
明石「提督がそうだからって受け取る側がそう考えてるとは限らないんですよ!?」
提督「じゃ、じゃあお前はどう思ってるんだよ」
明石「35で十分なのにわざわざ私の練度を99まで上げた変態」
提督「うわっ、キツっ」
明石「まあ、それでも上げていただいたことに感謝はしてますけど」
提督「ふむ、愛い奴よ。近こう寄れ」
明石「頭ドリルで解体しましょうか」
提督「冗談、冗談だよ」
明石「……とにかくですね。練度が上がって指輪貰えると、やっぱり大切にしてもらえてるんだなぁって思うんですよ。女の子としては」
提督「そんなもんなのか?」
明石「そんなもんです」
提督「ふ~む……」
明石「まるゆちゃんは、艤装のレベルをひたすら20にするだけで、99にはしませんからね。それって、絶対にケッコンできないってことでもあるんですよ。それってやっぱり、疎外感とか感じちゃうんじゃないかなぁって……」
提督「なるほど、それはあるだろうな。女心とか分からんが、そっちは理解できた」
明石「やっぱり提督はメンテが必要ですかね」ジャキッ
提督「待て待て待て!そうだ、私にいい考えがある!」
明石「そのセリフ、フラグにしか聞こえないんですけど」
明石「ってわけなんですよ」
提督「なるほどねぇ……。しかし、指輪……こんなのがそんなに欲しいのか?」
明石「うわ、サイテー。今のは発言はホントマジで乙女の敵ですよ」
提督「そ、そこまでか?だ、だってこんな物、レベル上限解放装置だろ?お前を含めてほとんどの艦娘が装備してるじゃないか。色気もへったくれも無いぞ」
明石「提督がそうだからって受け取る側がそう考えてるとは限らないんですよ!?」
提督「じゃ、じゃあお前はどう思ってるんだよ」
明石「35で十分なのにわざわざ私の練度を99まで上げた変態」
提督「うわっ、キツっ」
明石「まあ、それでも上げていただいたことに感謝はしてますけど」
提督「ふむ、愛い奴よ。近こう寄れ」
明石「頭ドリルで解体しましょうか」
提督「冗談、冗談だよ」
明石「……とにかくですね。練度が上がって指輪貰えると、やっぱり大切にしてもらえてるんだなぁって思うんですよ。女の子としては」
提督「そんなもんなのか?」
明石「そんなもんです」
提督「ふ~む……」
明石「まるゆちゃんは、艤装のレベルをひたすら20にするだけで、99にはしませんからね。それって、絶対にケッコンできないってことでもあるんですよ。それってやっぱり、疎外感とか感じちゃうんじゃないかなぁって……」
提督「なるほど、それはあるだろうな。女心とか分からんが、そっちは理解できた」
明石「やっぱり提督はメンテが必要ですかね」ジャキッ
提督「待て待て待て!そうだ、私にいい考えがある!」
明石「そのセリフ、フラグにしか聞こえないんですけど」
5: :2018/09/21(金)11:51:03 ID:92E
提督「いや絶対いい考えだぞ?あのな……」ごにょごにょ
明石「ふんふん。……あれ、明日は夜偵付けて照明弾が発動して五連装酸素魚雷二つと見張り員持たせた改二の霞ちゃんがカットインを12回も発動させずに沼る日かな?」(E3ラスダン実話です。運37がいかんかったのか……)
提督「嫌すぎるわそんなん!」
明石「まあ、割といい案だと思うので手の空いてる娘たちを集めておきますが……演出が過剰すぎませんかね?」
提督「女心を満足させる方法を自分なりに考えてみたんだが……」
明石「まあ、いいでしょう。及第点上げちゃいます。それでは準備があるので私はこれでっ」ガチャッ
提督「ふう……」
提督「…………男心も理解してほしんだがねぇ……」
提督「いや絶対いい考えだぞ?あのな……」ごにょごにょ
明石「ふんふん。……あれ、明日は夜偵付けて照明弾が発動して五連装酸素魚雷二つと見張り員持たせた改二の霞ちゃんがカットインを12回も発動させずに沼る日かな?」(E3ラスダン実話です。運37がいかんかったのか……)
提督「嫌すぎるわそんなん!」
明石「まあ、割といい案だと思うので手の空いてる娘たちを集めておきますが……演出が過剰すぎませんかね?」
提督「女心を満足させる方法を自分なりに考えてみたんだが……」
明石「まあ、いいでしょう。及第点上げちゃいます。それでは準備があるので私はこれでっ」ガチャッ
提督「ふう……」
提督「…………男心も理解してほしんだがねぇ……」
6: :2018/09/21(金)11:51:17 ID:92E
まるゆ「ふぅ……。これで20っと」
まるゆ「一度帰ろう……」ザバッ
まるゆ「任務…終了で……あれ?」
伊58「おかえりでち。まるゆ、疲れてないでちか?」
まるゆ「は、はい。大丈夫です」
伊58「なら、ちょっと行きたいところがあるから、艤装を置いて一緒についてきてほしいでち」
まるゆ「え?で、でも隊長に報告しなきゃ……」
伊58「いいからいいから」ずりずり…
まるゆ「あれ?あ~れ~……」
まるゆ「ふぅ……。これで20っと」
まるゆ「一度帰ろう……」ザバッ
まるゆ「任務…終了で……あれ?」
伊58「おかえりでち。まるゆ、疲れてないでちか?」
まるゆ「は、はい。大丈夫です」
伊58「なら、ちょっと行きたいところがあるから、艤装を置いて一緒についてきてほしいでち」
まるゆ「え?で、でも隊長に報告しなきゃ……」
伊58「いいからいいから」ずりずり…
まるゆ「あれ?あ~れ~……」
7: :2018/09/21(金)11:51:34 ID:92E
伊58「ついたでち」
まるゆ「え?ここって広間……?」
伊58「さ、早く入るでち」ドンッ
まるゆ「あわわわわ……」がちゃん
明石「はーい、一名様ごあんなーい!」
伊8「これ、かぶって」パサ
まるゆ「え?え?」
秋雲「お、いいじゃんいいじゃん。ヴェール似合ってるねぇ。スケッチさせて~」
山風「うらやま……しい……」
電「とっても綺麗なのです」
暁「あ、暁だってレディだからきっと負けないくらい似合うわよっ」
響「いや、張り合ってどうするんだい、暁」
雷「ほら、こっちよ。司令官がお待ちかねなんだから」
まるゆ「た、隊長が?」
伊58「ついたでち」
まるゆ「え?ここって広間……?」
伊58「さ、早く入るでち」ドンッ
まるゆ「あわわわわ……」がちゃん
明石「はーい、一名様ごあんなーい!」
伊8「これ、かぶって」パサ
まるゆ「え?え?」
秋雲「お、いいじゃんいいじゃん。ヴェール似合ってるねぇ。スケッチさせて~」
山風「うらやま……しい……」
電「とっても綺麗なのです」
暁「あ、暁だってレディだからきっと負けないくらい似合うわよっ」
響「いや、張り合ってどうするんだい、暁」
雷「ほら、こっちよ。司令官がお待ちかねなんだから」
まるゆ「た、隊長が?」
8: :2018/09/21(金)11:52:35 ID:92E
提督「ま、まるゆ」ごほん
雷「わあ、司令官。礼服なのね」
提督「まあな。こういう時だからこそ、使わないと」
まるゆ「……隊長?」
明石「はい、じゃあお二人とも並んで並んで」
まるゆ「えぇ!?なんなんですか、隊長?」
提督「いやまあ、な……。ご褒美……とは別なんだが……まるゆとはケッコンカッコカリしてないと思ってな」
明石「こほん。汝、健やかなる時も、病める時も、喜びのときも、 悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、 これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、 真心を尽くすことを誓いますか?」
提督「誓います」
明石「ではまるゆさん。汝、健やかなる時も、病める時も、喜びのときも、 悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、 これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、 真心を尽くすことを誓いますか?」
まるゆ「え?えっと?」
提督「…………」ドキドキ
明石「あなたは提督の為に頑張る事を誓いますか?」
まるゆ「ち、誓います!」
提督「ま、まるゆ」ごほん
雷「わあ、司令官。礼服なのね」
提督「まあな。こういう時だからこそ、使わないと」
まるゆ「……隊長?」
明石「はい、じゃあお二人とも並んで並んで」
まるゆ「えぇ!?なんなんですか、隊長?」
提督「いやまあ、な……。ご褒美……とは別なんだが……まるゆとはケッコンカッコカリしてないと思ってな」
明石「こほん。汝、健やかなる時も、病める時も、喜びのときも、 悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、 これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、 真心を尽くすことを誓いますか?」
提督「誓います」
明石「ではまるゆさん。汝、健やかなる時も、病める時も、喜びのときも、 悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、 これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、 真心を尽くすことを誓いますか?」
まるゆ「え?えっと?」
提督「…………」ドキドキ
明石「あなたは提督の為に頑張る事を誓いますか?」
まるゆ「ち、誓います!」
9: :2018/09/21(金)11:53:04 ID:92E
明石「では提督は誓いの指輪を」
提督「あ、ああ」ゴソゴソ
まるゆ「え?それ……」
提督「ああ、指輪だよ。練度開放とかはできないけど、純銀製だ」
明石「提督が持ってたヘッドフォンのコードから作ったんですよ」
提督「くぅっ……。まあとにかくだ。まるゆ、手を出してくれないか?」
まるゆ「は、はい……」
提督「いつもありがとう。これはそのお礼のつもりだけど……気に入ってくれるかな?」すっ
まるゆ「……わぁ……」キラッ
明石「まるゆちゃん、嬉しそうですね」コソコソ
提督「作戦成功か?」コソコソ
――パンパンッ――
一同『まるゆちゃん、おめでとう!』
まるゆ「…………」
まるゆ「……そ、そんな、まるゆは……まるゆは……」ぽろっ
青葉「いいシーン。青葉、撮っちゃいますよぉ」パシャパシャ
まるゆ「えっと……みなさ……ありが……ぐすっ」
陽炎「泣くほど嬉しかった?良かったぁ、やった甲斐あって」
まるゆ「皆さんのご厚意は……あれ?あれ?」ぽろぽろ
明石「では提督は誓いの指輪を」
提督「あ、ああ」ゴソゴソ
まるゆ「え?それ……」
提督「ああ、指輪だよ。練度開放とかはできないけど、純銀製だ」
明石「提督が持ってたヘッドフォンのコードから作ったんですよ」
提督「くぅっ……。まあとにかくだ。まるゆ、手を出してくれないか?」
まるゆ「は、はい……」
提督「いつもありがとう。これはそのお礼のつもりだけど……気に入ってくれるかな?」すっ
まるゆ「……わぁ……」キラッ
明石「まるゆちゃん、嬉しそうですね」コソコソ
提督「作戦成功か?」コソコソ
――パンパンッ――
一同『まるゆちゃん、おめでとう!』
まるゆ「…………」
まるゆ「……そ、そんな、まるゆは……まるゆは……」ぽろっ
青葉「いいシーン。青葉、撮っちゃいますよぉ」パシャパシャ
まるゆ「えっと……みなさ……ありが……ぐすっ」
陽炎「泣くほど嬉しかった?良かったぁ、やった甲斐あって」
まるゆ「皆さんのご厚意は……あれ?あれ?」ぽろぽろ
10: :2018/09/21(金)11:53:20 ID:92E
大和「まるゆさん?」
提督「まるゆ?」
まるゆ「うぇっ……ひっく……ぐすっ……ふぇぇぇ……」
不知火「あれは、悲しくて泣いているのではないかと不知火は愚考いたします」
提督「まるゆ、どうした」
まるゆ「ふぇぇぇぇん」ボロボロ
巻雲「はわわわ……お腹とか痛いんですか?はっ、まさか司令官さまが……」
夕雲「大丈夫かしら……」
提督「巻雲、変な事言うな!」
まるゆ「ごめんなさい……ごめんっ……なさっ……」
提督「……すまん。私がやろうって言いだしたんだ。すべては私の責任だ」
明石「わ、私も音頭取ってやったから。ごめんね、まるゆちゃん」
まるゆ「たっ、隊長もあかっしっさんも、悪くなっ……。まるゆがっ……わ、わるっ」
提督「まるゆは絶対に悪く無い。絶対だ」
提督「……すまん。皆部屋から出てくれ。私とまるゆで話をさせて欲しい」
明石「で、でも……」
提督「頼む」
明石「わ、分かりました」ミンナー!チョットデテー!
――パタン――
提督「…………」
まるゆ「ぐすっ、ひっく……」
提督「すまない。心から謝るよ」
まるゆ「そっ、そんな、隊長が謝ることっ……なんて、ひとつも……」
提督「まるゆ……」ぎゅっ
まるゆ「うう……うあぁぁぁぁん」ボロボロ
大和「まるゆさん?」
提督「まるゆ?」
まるゆ「うぇっ……ひっく……ぐすっ……ふぇぇぇ……」
不知火「あれは、悲しくて泣いているのではないかと不知火は愚考いたします」
提督「まるゆ、どうした」
まるゆ「ふぇぇぇぇん」ボロボロ
巻雲「はわわわ……お腹とか痛いんですか?はっ、まさか司令官さまが……」
夕雲「大丈夫かしら……」
提督「巻雲、変な事言うな!」
まるゆ「ごめんなさい……ごめんっ……なさっ……」
提督「……すまん。私がやろうって言いだしたんだ。すべては私の責任だ」
明石「わ、私も音頭取ってやったから。ごめんね、まるゆちゃん」
まるゆ「たっ、隊長もあかっしっさんも、悪くなっ……。まるゆがっ……わ、わるっ」
提督「まるゆは絶対に悪く無い。絶対だ」
提督「……すまん。皆部屋から出てくれ。私とまるゆで話をさせて欲しい」
明石「で、でも……」
提督「頼む」
明石「わ、分かりました」ミンナー!チョットデテー!
――パタン――
提督「…………」
まるゆ「ぐすっ、ひっく……」
提督「すまない。心から謝るよ」
まるゆ「そっ、そんな、隊長が謝ることっ……なんて、ひとつも……」
提督「まるゆ……」ぎゅっ
まるゆ「うう……うあぁぁぁぁん」ボロボロ
11: :2018/09/21(金)11:53:38 ID:92E
提督「落ち着いたかい?」
まるゆ「は、ばい……」
提督「ほら、鼻かんで」
まるゆ「ず、ずびばせん……」ズビー
提督「それで、なんで涙が出てきちゃったのか、教えてもらえるかな?」
まるゆ「え、えっと……始めはとっても嬉しかったんです。こんな風にお祝いして貰えて……」
提督「うん」
まるゆ「で、でも……じゃあ本物の指輪はもう貰えないのかなって思ったら……思ったら……」じわ…
提督「……馬鹿だな、私は……。ごめん。これは私が悪いな」
まるゆ「ち、ちがっ……」
提督「よしっ、ちょっと離れててくれ」
まるゆ「隊長?」
提督「自分の欲望にまみれてまるゆの事を考えなかった馬鹿に、一発気合入れるから」
まるゆ「え?それってどういう……」
提督「せいっ」バキッ
提督「落ち着いたかい?」
まるゆ「は、ばい……」
提督「ほら、鼻かんで」
まるゆ「ず、ずびばせん……」ズビー
提督「それで、なんで涙が出てきちゃったのか、教えてもらえるかな?」
まるゆ「え、えっと……始めはとっても嬉しかったんです。こんな風にお祝いして貰えて……」
提督「うん」
まるゆ「で、でも……じゃあ本物の指輪はもう貰えないのかなって思ったら……思ったら……」じわ…
提督「……馬鹿だな、私は……。ごめん。これは私が悪いな」
まるゆ「ち、ちがっ……」
提督「よしっ、ちょっと離れててくれ」
まるゆ「隊長?」
提督「自分の欲望にまみれてまるゆの事を考えなかった馬鹿に、一発気合入れるから」
まるゆ「え?それってどういう……」
提督「せいっ」バキッ
12: :2018/09/21(金)11:53:59 ID:92E
まるゆ「きゃぁっ!た、隊長!一体何を!?」
提督「うし、気合入った。……実はな、私は自分を優先したんだ」
まるゆ「た、隊長。血が……」
提督「まったく、まるゆは良い娘だな……」ぎゅっ
まるゆ「ふあっ」
提督「あのな。私がしてみたかったんだよ。鎮守府で一番頑張ってる素敵な女の子と、例えごっこ遊びでも、結婚をさ」カァァ
まるゆ「え?そ、それって///」
提督「でも駄目だな。結局傷つけたんじゃ」
まるゆ「え!?え!?」
提督「私はさ。このケッコンカッコカリってシステムにあまり思い入れが無いんだ」
まるゆ「……そう……なんですか?」
提督「だって、本当に結婚できるわけじゃないからね。私は本当に好きな娘としか結婚したくないし、できない」
提督「自分がそうだから相手もそうだなんて思い込みも甚だしいよな……。まるゆ、本当にごめん」
まるゆ「そんなこと……」
提督「さって、もう大丈夫だよな?」
まるゆ「は、はい」
提督「みんなも呼んで、これからは普通のパーティーにしよっか」
まるゆ「きゃぁっ!た、隊長!一体何を!?」
提督「うし、気合入った。……実はな、私は自分を優先したんだ」
まるゆ「た、隊長。血が……」
提督「まったく、まるゆは良い娘だな……」ぎゅっ
まるゆ「ふあっ」
提督「あのな。私がしてみたかったんだよ。鎮守府で一番頑張ってる素敵な女の子と、例えごっこ遊びでも、結婚をさ」カァァ
まるゆ「え?そ、それって///」
提督「でも駄目だな。結局傷つけたんじゃ」
まるゆ「え!?え!?」
提督「私はさ。このケッコンカッコカリってシステムにあまり思い入れが無いんだ」
まるゆ「……そう……なんですか?」
提督「だって、本当に結婚できるわけじゃないからね。私は本当に好きな娘としか結婚したくないし、できない」
提督「自分がそうだから相手もそうだなんて思い込みも甚だしいよな……。まるゆ、本当にごめん」
まるゆ「そんなこと……」
提督「さって、もう大丈夫だよな?」
まるゆ「は、はい」
提督「みんなも呼んで、これからは普通のパーティーにしよっか」
13: :2018/09/21(金)11:54:20 ID:92E
まるゆ「はい、そうですね」
提督「じゃあ皆を呼んでくるよ」
まるゆ「ま、まるゆも」
提督「いいからいいから。座っててくれ」
まるゆ「は、はぁ……」
提督「ああ、そうだ。一つ聞いていいかな?」
まるゆ「はい、何でも大丈夫です」
提督「まるゆが結婚できる様になったら、私は君に指輪を贈ってもいいのかな?」
まるゆ「はい…………え?」
提督「さぁて、呼びに行くかぁ」カオマッカ
まるゆ「た、たいちょお……?///」
まるゆ「はい、そうですね」
提督「じゃあ皆を呼んでくるよ」
まるゆ「ま、まるゆも」
提督「いいからいいから。座っててくれ」
まるゆ「は、はぁ……」
提督「ああ、そうだ。一つ聞いていいかな?」
まるゆ「はい、何でも大丈夫です」
提督「まるゆが結婚できる様になったら、私は君に指輪を贈ってもいいのかな?」
まるゆ「はい…………え?」
提督「さぁて、呼びに行くかぁ」カオマッカ
まるゆ「た、たいちょお……?///」
14: :2018/09/21(金)11:56:27 ID:92E
以上終了です
52本目の艦これSSありがとうございました。
まるゆがレベル20になるたび艤装合成されるのを見て…いや、ホントの結婚はできるんだぜって思って書きました
え?年齢?だ、大丈夫だし(震え声)
それでは皆さんもよい駆逐ライフを~
52本目の艦これSSありがとうございました。
まるゆがレベル20になるたび艤装合成されるのを見て…いや、ホントの結婚はできるんだぜって思って書きました
え?年齢?だ、大丈夫だし(震え声)
それでは皆さんもよい駆逐ライフを~
おーぷん2ちゃんねるに投稿されたスレッドの紹介です。
元スレ:http://engawa.open2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1537498195/
元スレ:http://engawa.open2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1537498195/