SS古今東西

北斗の拳

ジャギ「世紀末へのアンチテーゼ」

2:2014/06/29(日) 21:23:50.42 ID:acBf/y89O

俺はあの日、全てを失った。




あの頃、俺は北斗神拳伝承者になるべく、来る日も来る日も修練に励んだ。


しかし、他の3兄弟との差は広がるばかりだった。


俺は他の兄弟に負けないためにも、血の滲むような努力を重ねた。他の兄弟に伝承者の座を渡したくなかったからだ。


長兄ラオウにはその強大な野望が、次兄トキには暗殺者らしくない優しさが、末弟ケンシロウには伝承者にあるまじき甘さがあるからだ。


しかし、だからと言って俺が継ぐには、あまりにも力が足りな過ぎた。


ジャギ「女になってる……」

1:2011/03/29(火) 21:05:37.65 ID:mFUUprAA0

 夢を見た。ついこの間のようなずっと昔のことのような記憶。
森の中の花畑で、『少女』はそう笑っていたのだ。
世界中の何処を探したって、もう二度と『ジャギ』には抱きしめられない『少女』は。

ジャギ「ちっ……」(むくり)

ジャギ「妙な夢見たぜ。 なんか、胸の辺りがおも……」(ちらっ)

ジャギ「あ?」

 顔に当てた手が細い。両の胸には柔らかな膨らみが二つ。

ジャギ「え?」

 視線を巡らす。殺風景な部屋の片隅に放置された鏡に目を止める。
そこに映っていたのもが信じられず、目をこすった。
鏡の中の像も、同じ動きをする。

ジャギ「嘘、だろ」

 酷く傷を負った顔。ボサボサになった金の髪。胸に刻まれた七つの傷。
それは『ジャギ』のものだ。けれど、それ以外の部位は。

ジャギ「女になってるーーーー?!」(がびーん)


※この物語は、『北斗の拳』及び『ジャギ外伝 極悪ノ華』の設定を取り入れつつ
 オリジナル設定を混ぜ込んだ残念なSSです※

※VIPに立てられなかったのでこちらに※


ケンシロウ「リンが可愛すぎてやばい」

1:2016/04/10(日) 23:10:44.14 ID:vdnZlxYB0



※北斗の拳 最終話より


リン「ねえ、ケン」


ケンシロウ「ん?」


リン「やはり私は、バットの死と引換に幸せにはなれません。一生バットのお墓の側にいてあげたい。そうでしょ?」


ケンシロウ「……いや。そうでもないんじゃないか?」


リン「えっ」



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