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 清涼女学館剣道部は1週間の夏合宿のため古寺を訪れた。そこでは女剣士たちを堕とそうとする罠が張られていた――

 ヒロインは3人。18歳の凛々しい主将・明日香、22歳の強気な新任女教師・美奈代、32歳の清楚な人妻教師・水絵。
 それぞれ剣道を嗜み芯の強いヒロインたちが連鎖して堕とされていきます。
 主に竿役になるのは過去に水絵に袖にされて逆恨みしている中年剣士・阿久津なのですが、積極的に堕とそうとする計画を立てるのは別の人物になっています。
 ヒロインたちを嵌めようとするのは、剣道部の一員――玲子という女学生。
 玲子は美奈代の婚約者とかつて付き合っていて振られたことから、美奈代と、その婚約者の妹の明日香を自分よりも下にするために汚辱の限りで弄ばせようとするのです。
 玲子の阿久津を引かせるような女の執念が非常に良いものでした。自身で直接明日香を身体も心も攻め立てる陰湿さにはかなり興奮をそそられました。
「明日香、あんた、イッたわね。初めてのセックスでお尻に指を入れたままイクなんて、『清女』の中でも明日香くらいでしょうね。ああ、いやらしい」
 粘着質な口ぶりでそんなことを言いながら、玲子は執拗に尻の穴から指を抜こうとせず、いつまでもいじくり続けている。
 (女子剣道部合宿【全員奴隷】(フランス書院文庫)(Kindleの位置No.689-692))
 玲子はスマホを構え、ねっとりと汗ばんだ全身、泣き濡れた表情、性交直後の乱れた局部のアップと、次々にシャッターを切っていった。
「ちょっと、明日香。せっかくの記念写真なんだからさ、笑いなさいよ」
 顔を横へ向けて恥辱に満ちたポーズに耐えるばかりの明日香に玲子が声をかけた。明日香が必死の思いで玲子をにらみ返した時、その頬に手のひらが飛んだ。
「あんたは今日から、私と阿久津さんのセックス奴隷なのよ。笑えって言うのよっ」
 目の端を吊り上げて迫る玲子に、阿久津も、そら笑えっ、笑えっ、と両手で明日香の乳房をわしづかみにしてグイグイと揉み込んだ。
 いやあっ、と振り絞るような悲鳴をあげた明日香だったが、二人から執拗に責めたてられると、ついには涙に濡れた顔のまま懸命の笑顔を作るしかなかった。
   (女子剣道部合宿【全員奴隷】(フランス書院文庫)(Kindleの位置No.714-721))

 以降もヒロインたちの体の瑞々しさを感じさせる文章でどんどんと落ちていく様子が繰り広げられます。連鎖物として、3人のヒロインがそれぞれ個別に落とされた後に、あられもない姿で対面させられて相手の裸や痴態を前に自身も快楽に悶えていくのは読みごたえがありました。
 失禁ネタがやや繰り返されがちですが、エロシーンに飽きることはありませんでしたね。

 剣道部の何も知らない他の部員に乱交の絵図を見せた後の回収の見事さと、全てを壊す破壊的なオチも含め、最後まで玲子が良い廻し役だったのも好感度が高かったです。

 以上。非常に好みの作品でした。


 女子剣道部合宿【全員奴隷】 (フランス書院文庫)
  B01N6GS0DV