■原作(使用フリー)です。
■主人公は殺伐とした大平原の一本道を、自分が運転して走り続けている。助手席にはもう一人の自分が、地図らしきものを膝に座っている。バックミラーには、自分達の過去が写っている。走行しているうちに行く手が真っ暗になってきたので、主人公は車を止めて、助手席の自分に道を尋ねる。すると、「未来を示すこの地図によると、行く先は真っ暗」だと答えられ、「そんな未来ではあまりにも不確定だ。ほんの一条でも光の道標があったり、私達が明かりを持っていてしかるべきではないのか?」と咎めたところ、「いや、そういう真っ暗ではなく、初めは白い地図だったものに私や君が未来の夢をあれこれ書き加えてしまった為に地図が真っ黒になってしまっているのだ」ともう一人の自分が言う。そこで地図をよく見たが、あまりにも重ねて書き込み過ぎて、色々書いたらしいが何を書いたのか識別出来なくなっていた。それを言うと、「じゃあ、少し過去に戻ってみよう」と言われ、場面が少し過去(走行中)に戻る。すると地図にはまだ余白があるがまだ識別出来ないので更に戻る。そして、ある程度内容の識別が出来て余白も出来てくると、二人は「この内容なら、こんなアイディアも盛り込んだほうがいいだろう」と結局あれこれ書き加えて、気が付くと地図が真っ黒になっていた。すると再び目の前の道が真っ暗になってきたので、主人公は助手席の自分に道を尋ねるが、同じ事の繰り返しになる。しまいには疲れて「どうして自分達はこうなんだろう」と言うと、「未来に対して創造性と希望を持ってるって事で、いい事なんじゃないの?計画性には欠けてるようだけどね」とあっけらかんと答えられた。
※この原作は自由にご使用頂けますが、事前に「使用する」とコメント欄にお書き込みの上、完成された作品には「原案 青木心」と明記して下さい。完成作品を見せて頂けたら嬉しいです。また、この原作を使うのはあなた一人とは限らない点をご了承下さい。
■旧作(原作は約400点)の載っているブログは↓
http://blog.livedoor.jp/kokoro_aoki/
■主人公は殺伐とした大平原の一本道を、自分が運転して走り続けている。助手席にはもう一人の自分が、地図らしきものを膝に座っている。バックミラーには、自分達の過去が写っている。走行しているうちに行く手が真っ暗になってきたので、主人公は車を止めて、助手席の自分に道を尋ねる。すると、「未来を示すこの地図によると、行く先は真っ暗」だと答えられ、「そんな未来ではあまりにも不確定だ。ほんの一条でも光の道標があったり、私達が明かりを持っていてしかるべきではないのか?」と咎めたところ、「いや、そういう真っ暗ではなく、初めは白い地図だったものに私や君が未来の夢をあれこれ書き加えてしまった為に地図が真っ黒になってしまっているのだ」ともう一人の自分が言う。そこで地図をよく見たが、あまりにも重ねて書き込み過ぎて、色々書いたらしいが何を書いたのか識別出来なくなっていた。それを言うと、「じゃあ、少し過去に戻ってみよう」と言われ、場面が少し過去(走行中)に戻る。すると地図にはまだ余白があるがまだ識別出来ないので更に戻る。そして、ある程度内容の識別が出来て余白も出来てくると、二人は「この内容なら、こんなアイディアも盛り込んだほうがいいだろう」と結局あれこれ書き加えて、気が付くと地図が真っ黒になっていた。すると再び目の前の道が真っ暗になってきたので、主人公は助手席の自分に道を尋ねるが、同じ事の繰り返しになる。しまいには疲れて「どうして自分達はこうなんだろう」と言うと、「未来に対して創造性と希望を持ってるって事で、いい事なんじゃないの?計画性には欠けてるようだけどね」とあっけらかんと答えられた。
※この原作は自由にご使用頂けますが、事前に「使用する」とコメント欄にお書き込みの上、完成された作品には「原案 青木心」と明記して下さい。完成作品を見せて頂けたら嬉しいです。また、この原作を使うのはあなた一人とは限らない点をご了承下さい。
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