2020年12月31日 16:00

森最小

ようこそ「思索の木蔭」へ。管理人の荻野誠人です。当ブログでは、心のあ
り方や生き方などを自分なりに考えた文章を載せていきたいと思います。同好
の方と交流できればうれしいです。皆さんのご意見もお聞かせください。

ブログの文章は、最近書かれたものが中心に読まれる傾向がありますが、
古くても出来れば読んでいただきたいものもあります。以下は、2015年までの
文章で、私の考えのもとになっているものです。古い順です。よろしかったらどうぞ。

自分は知り尽くせない失敗の勧め自分を好きになれない人へ死生観の自由
不仲もまたよし「暗い性格」の復権正論の攻撃メールの人間関係と寛容
目の前の人「ありのまま」と努力わたしが人を批判できなくなったわけ
人生に定められた目的はない時には「逃げてもいい」他人の感動
自由な心冬木立悪を教える他人の心の中本物の友情は分からない
「短所は長所」の死角他人の生き方関わるか、関わらないか
他人は変えられないか夢はもっても、もたなくてもまず寄り添う
骨の折れる時代
 
ライブドアブログでは、コメントした方のURLを表示することが出来なくなってしまいました。 お手数ですが、よろしかったら、コメントの中にURLをお書きください。のちほどご訪問いたしますので。

このブログには掲示板やBBSがありませんので、この「ご挨拶」のコメント欄を
代わりにお使いください。

え〜、それから、先日私の小さなエッセイ「『木星感謝の日』を」が賞を
頂きました。拙文が人様から評価されるなんて、最初で最後でしょう。
その発表のページを、よろしかったら、どうぞご覧ください。

では、どうぞよろしくお願いいたします。

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2020年03月09日 15:42


 ニュースによると、政府主催の東日本大震災の追悼式をはじめ多くの追悼式が、新型コロナウイルスの影響で中止されるということです。この状況ではやむを得ないのでしょうね。

 式に大勢で参加することにも意味はあるのでしょうが、一番大事なのは、追悼の気持ちを表わすことではないでしょうか。それは、どこでも、一人でも、出来るのではないか、そしてその思いは十分届くのではないか、と私は思います。

 当日は一人一人がその環境に合わせて追悼すればいいのではないでしょうか。


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2020年03月04日 15:18


 昨日NHKが、新型コロナによる休校で時間ができた中高生が、原宿通りだのカラオケだのゲームセンターだのに繰り出していると報道していました。カメラのとらえた原宿通りは確かにかなりの人出でした。

 今朝の羽鳥さんのモーニングショーで、行動制限を呼びかけられた若者の本音が紹介されていました。賛否ありましたが、「大人の失敗のツケをこちらに回さないで」「若者が感染を拡大させている証拠があるのか」という反発があがっていました。

 私が今10代だったらどう行動したでしょうか。

 政府の要請を完璧に守ったと思います。そして、遊び歩く若者を得意顔で厳しく批判したでしょう。「人の迷惑を考えない利己的な奴らだ」と。その批判の陰には優越感が潜んでいたでしょう。

 こんな偉そうな批判をしたら、反発されるだけで逆効果です。しかし、私は、事態をよくしようとする思いもありましたが、批判すること自体、気分がよかったのです。こういうところが嫌われる原因でした。

 批判は、自己顕示のためではなく、事態の改善のみを目的としたものであるべきでしょう。ですが、そういうことに気づくには、私にはまだまだ時間が必要でした。

 繁華街に出入りする若者も問題でしょうが、10代の私も同じくらい問題だったと思っています。


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2020年03月02日 18:22


 昔々、大昔、塾のバイト時代。

 生徒の中には、体の弱い子や病気を抱えている子もいましたね。

 私は当時からそんなに丈夫ではありませんでしたし、たまたま病人との接触も多かったので、病気というものに敏感だったと思います。ですので「体調どうだ」みたいにしばしば声をかけました。

 注意すべきは、周囲の生徒が病気をからかったり、ばかにしたりすることです。めったにあることではなかったですが、見つけたら、本気で叱りました。

 これは塾ではないのですが、小学校低学年の子が耳の手術を受けることになって、周りの子が「ナイフ、ナイフ〜」とはやし立てている場面をはっきり覚えています。(念のため、ナイフはメスのことです)。

 もちろん子供ですから、病気というものをよく分っていないし、他人のつらさを想像することもまだまだ難しかったことでしょう。

 人間、健康で元気な方がいいに決まっていますが、病人も一定数いる以上、私のような丈夫でない者にも存在意義はあったと思っています。


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2020年02月26日 13:26


 いやな知らせは、出来れば午前中にしてくれるように、親しい人には頼んでいます。人の不幸など、至急の知らせは当然除きますが、半日ぐらい遅れても特に問題のない事柄です。

 その理由は、寝る前などにいやな知らせに接すると、頭に血がのぼったりして寝られなくなるからです。不眠の時間はつらいですし、翌日も調子が悪くなるので、是非避けたいところです。

 もちろん、朝いやな知らせを受け取ったからといって、気分が悪くならないわけではありません。ですが、寝るまでの時間にある程度気分が落ち着きますし、昼間に運動をたくさんして、寝付きやすくすることも出来ますので。

 そう頼んだ相手にあきれられたことがあります。その人はいやな知らせに接しても、寝られなくなることはないからです。うらやましいですね。

 私のような人間(最近の言葉ではHSP?)が私一人ならいいんですが、そうではないでしょう。少数派ではあっても、何十万何百万と存在していると思います。

 何の悪意もなく、無造作にしている連絡が、ひょっとしたら一部の繊細な人を不眠にしているかもしれません。


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2020年02月22日 17:33


 昔々、大昔、塾のバイト時代。

 「オレたちがいなくなったら、先生、寂しく思うんだぜ〜」

 これは勝手気ままな態度で手を焼いた生徒のセリフです。似たようなことは、卒業の時期が近づいた頃に、何度か言われました。厚かましい連中です。

 私は否定しました。向こうは笑って信じようとしませんでしたが、強がりではなく、本当に寂しくないのです。

 なるほど、寂しく思う人は大勢いるでしょうし、漫画やドラマなどではそういう場面がよくあります。生徒達はそれに影響されたのかもしれません。

 ですが、人の性格の種類は無数にあって、どんな性格もあると思っています。漫画やドラマの人物と違う反応をする人など、いくらでもいるんです。

 「さよならだけが人生だ」という名言がありますが、私も多くの別れを体験してきました。ですが、人と別れて寂しく思うことは、まずないですね。何も感じないわけではありませんが、がっくりしたりはしません。

 なぜそういう性格なのか。生まれつきか。それとも子供の頃から一人でいることが多かったからか、その辺は分りませんが。

 「寂しい」とか「孤独」については、もう少し書いてみたいと思います。


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2020年02月15日 09:50


 「来る者は拒まず、去る者は追わず」

 名言ですね。そうありたいものです。以前ネット上で私も自分のグループの方針として掲げていました。ですが「来る者は拒まず」の方は、私には無理だと分って、看板を下ろしました。

 あるタイプの人とつきあうのは、私にとっては我慢を強いられることになるようで、次第に精神的に苦しくなっていきました。なまじ看板があったため、がんばって余計に傷を広げたようです。

 ついに限界を感じて、丁重にお引き取りをお願いしました。すると、「来る者は拒まず」と違うじゃないか、と抗議されました。その通りです。弁解できません。

 もちろん、そういう人たちともうまくやっていける人は大勢いると思いますし、その方がいいと思います。ですが、残念ながら私には荷が重い方針でした。

 「来る者は拒まず」のようなすばらしい方針でも、やはり自分に合ってこそです。合わないことが分ったら、それを早く見直した方が心の安定のためになると思います。


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2020年02月09日 23:33


 よく行くブログで、親離れについて書いてあったので、ふと思い出したこと・・・。

 私の母は面倒見がよかったと思います。

 ところが、小学校の同級生は、そのことをからかいました。どんな言葉だったか思い出せませんが、要するに、いつまでも母親にべったりの甘えん坊、といったことでした。

 どうして彼らは面倒見のよさに気づいたのでしょうか。私の言葉や服装や持ち物などから何となく感じ取ったのでしょう。家に遊びに来て、母に会った同級生も何人かいましたし。

 甘ったれと見なされることは、当時、私たち子供の世界では屈辱的なことでした。そこで私は強く反発しました。

 反発の相手は、同級生だけでなく、母もでした。例えば、母が無断で私の部屋を片付けたりすると、食ってかかりました。しかし、母も癖になっていたようで、なかなかやめてくれませんでしたが。

 一方、弟は母の世話焼きを素直に受け入れていて、衝突は起こらなかったようです。これは性格の違いということになるのでしょう。私と違い、弟はずっと母とは仲がよかったように思います。

 私が激しく反発したのは、実は自分が甘ったれだということを無意識に自覚していたからではないかと思います。母には気の毒な気もしますが、自分なりに懸命に甘ったれの状態から抜け出そうと努力していたのかもしれません。

 その結果はどうだったのでしょうか。

 一応私は、まあまあ親離れしたように思います。しかし、30歳になっても、朝起こしてもらっていた弟の方が、今や色々な点で私よりもしっかりし、より自立しているように感じられます。

 たぶん弟は元々精神的に親離れしていたのでしょう。ですので、母の過保護なお世話も、大らかに受け入れていたのかもしれません。

 どちらがいい悪いではなく、やはりそれぞれの性格なりに生きてきたのだろうと感じられます。

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2020年02月05日 23:51


 昔々、大昔、塾のバイト時代。

 勉強が全く出来ない生徒もいましたね・・・。

 自分のことを「どうせおれはバカだよ」と吐き捨てるように言う子も、「皆にバカにされてる」と言っていた子もいました。痛々しかったです。余り気にせず明るく生きているように見える子たちもいましたが。

 私はそんな生徒達にほとんど何もしてあげられませんでした。個人指導の塾ではなかったこともありますが。

 勉強が出来ても出来なくても、人としての価値に変わりはありません。そう伝えたこともあります。しかし、現実を前にそんな言葉にどれだけの力があったのか・・・。

 やはり人は、何かが出来ることを褒めます。出来ないことを褒めることはまずありません。九九が出来ることを褒めますが、出来ないことは褒めません。ですので、勉強が全然出来ない子は、褒められる機会が少なくなります。

 もっとも、勉強以外に褒められる点を何とか探そうという、優しい大人も大勢いるのは救いですが。

 褒めないだけなら、まだいいのですが、周囲の子供はあざ笑ったり、からかったりします。いや、場合によっては大人がそうすることさえあります。これはつらいでしょう。

 この傾向は本人が大人になっても続きます。そして残念ながら、勉強が出来なかったかつての子供は、収入など物質面でも、恵まれないことが多いです。

 ですが、勉強が出来ないのは、悪ではありません。そして本人の責任とは言えない部分もあります。生まれつきの能力差というものは、やはりあるでしょう。

 周囲は、出来ない子を、無理に褒めなくてもいいですから、せめてばかにしたりしないでほしいものです。出来ないのを見ても、黙っていればいいだけです。他人の出来不出来など、自分には関係ないのですから。そして、大人にはそういう指導をしてもらいたいと思います。
 

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2020年01月31日 11:34


 私にとって新型肺炎は新型肺炎なのですが、一部の人にとっては「天罰」に感じられるのかもしれません・・・

 阪神淡路大震災の直後、私が入っていた大阪を中心とする異業種交流会のような集まりで、「大震災は天罰だ」という意見が会誌に載りました。被災者たちに対するあんまりな意見です。しかも、その会誌を被災者やその関係者が読む可能性さえありました。当時まだ議論を好んでいた私は、誌上で次のように反論しました。

 「自分はそんなことは信じません。万一それが正しいとしても、多くの人が苦しんでいる今、そんなことを言うことに意味があるのですか」

 大きな災害が起こると、デマや偏見が広まります。その中には上記のような、宗教的な色彩のものもあり、被災者を蔑視する傾向があります。

 今回の新型肺炎でも、すでにデマが広がっているそうです。かつて宗教をやっていた人間としては、「天罰」のような人を傷つける偏見も広まらないように願っています。


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