1.生物が植物と動物に分かれたとき、腸だけの動物が誕生した。ヒドラである。
2.腸の調節をはかるために神経が誕生した。
3.単細胞動物から多細胞動物へと環境へのより適合していくため進化の過程で腸の最先端がめくれ上がり、顔が誕生した。一方神経は脳にまで伸びていき、脳が誕生し、それを守るために頭蓋骨ができた。
4.植物と動物に分れる以前の記憶を私たちはもっていて、腸は植物系の名残りである。
5.セロトニンという神経伝達物質は脳に10%。腸に90%ある。このセロトニンは腸では排泄を促し、
脳では興奮をしずめる。それは脳と腸が密接に関係しているように思える。
6.腸から脳に向かうコミュニケーション、脳から腸に向かうコミニュケーションがある。
7.胃や膵臓や肝臓、腎臓などは腸からできた溜りのようなところで、それぞれの役割を担うようになった。
8.内臓に当然重力がかかり、腸の上に他の内臓がのっている。
9.腸の老廃物が滞ると、その老廃物が血液を通して肝臓に流れ込み、その解毒を肝臓や腎臓が行うことになる。肝臓が忙しいと皮膚が手助けの役割をする。ニキビやくすみなどはその反応である。したがって、腸がしっかりと美しいと肌も美しい。
知っている限りのことを書いてみたが、このような中からさらにいくつか言いたくなってくる。
脳の部位、顔の部位だけで局所的にみているといけないのではないか。つまり脳腸関係をおさえておくことが必要ではないか。
心的な病は腸と関係することがあるのではないか。また腸のセロトニンは脳でも使えないのか。
今度のセミナーで腸もみを披露するつもりであるが、骨盤とも関係することなので、骨盤矯正も披露したい。
まだはっきりとした理論的な自信はないが、今後勉強探究し、みなさんが自信をもって客に進められるようにしたい。