今から10年ほど前、

長男が高校の情報技術科に

入学が決まり、「パソコンがいるよね」と

我が家に初めてのPCがやってきた。

家族5人で「おお!」と

時代の最先端にいるような錯覚を覚えた。

初めて触れるPCにおびえながらも(笑)

新しい世界の第一歩を踏み出した。(気がした)

しかし、世の中はそんなに甘くない。

PCの使い道はネットサーフィンだけの

箱になろうとしていた。

長男も「情報技術はハード」と

その頃の私にはわからないことを言って

PCをあまり使ってなかった。

その頃、同じ会社で働いていたEさん。

「メールアドレス教えて」から

私のPC人生はスタートした。

もともと文章を書くのが好きだった私は

すぐにメールにのめりこんだ。

「ハンドルネームを決めないと」

Eさんは言った。

「ハンドルネームって?????」

「PC上のニックネームみたいな」

「ああ、そうなんだ〜」

その時に悩んで決めたハンドルネーム。

「私の書いた文章を読んだ人が

花を見たときのように優しい気持ちに

なってくれれば嬉しいな」

それが、私の優花の由来。

Eさんがいなかったら、多分、私の

PC人生は無かったと思う。

その意味では本当に感謝している。

だけど、今はパッタリ。

彼女の書くメールに返信するのが

いつからか苦痛になった。

今思えば、彼女だって、

そんな気は無かったのかもしれないが・・・。

「私は何でも知ってる、

優花りんは、そんなことも知らないの

私の旦那さんはカッコイイし

私よりもっと頭がいいの。

今でもラブ×2」

メールが自分自慢と旦那自慢に

いつしか変わっていた。

「すごいね〜、羨ましい」とか

最初は返信していたと思う。

能ある鷹は爪を切ってよ〜と、心が叫んだ。

Eさん、爪が痛いです。突き刺さってきます。(笑)

途中で、どうでもよくなって

「はい、私は何も知りません」

「それが、どうしたの」

「人それぞれの幸せがあるよ」

そうなった時からメールが減った。

私の心が狭かったのだろうか?よくわからない。

彼女に教えてもらったハンドルネーム。

私は今も結局は使っている。

書くのは難しい。

書いている人は何気ないことでも

読む人には「何で、こんなこと」と

思われることもある。

私は読む人が優しくなれるような

文章を書いているのだろうか?

優花の名前のように?

でも、笑ってくれるほうがもっといいよな〜。

それは、もっと難しい私の今後の課題。

いつか、「優笑」に改名出来るといいな〜。

な〜んて。(*^_^*)