社会不安障害に悩んで

対人恐怖や赤面症など、社会不安障害に悩んできた経験を、少しでも多くの人と共有できればと思い、ブログを立ち上げました。

認定医について

先日、マスコミでも有名な精神科医である和田秀樹さんのブログ「テレビで言えない本当の話」の中で興味深い記事がありました。
アドレスは下記の通りですので、興味のある方は読んでみると良いと思います。

http://ameblo.jp/wadahideki/entry-12034850100.html?frm_src=favoritemail

このブログの中で日本の認定医というのが、いかにいい加減なものかということが書かれていました。

日本においては「認定医というのは、きちんと勉強している信頼できる医師の証明ではなく、薬漬け医療をやっていますという看板のようなものである」と書かれていましたが、いい加減な学会のセミナーにポイント稼ぎのためだけに出席しているような医者が大部分であるとのことです。

「○○学会認定医」と書かれた認定証が病院の待合室などに張られていると、信頼できる医者のように感じてしまいますが、実際は、滅茶苦茶なセミナーの内容を間に受け、薬漬け医療を推進している医者が多いらしいです。

私は社会不安障害(以前は対人恐怖症と言われていました)に悩み、森田療法の学習をした素人に過ぎませんが、インターネットで色々な情報に接する中で、また、私自身の経験の中で、和田秀樹さんの意見に納得できるところが多いです。

今は社会不安障害という診断をされると薬による治療をされてしまいますが、私の経験からは、薬を飲む必要は少しもないと思います。

森田療法の考え方に沿って行動の仕方を変えるようにしていくことで、充分、克服できると感じています。

症状名のこと

2年ぶりの記事になってしまいました。
この2年間、特に忙しかった訳ではありませんが、ブログに対する価値観の低下のためか、すっかり記事をかかずにしまいました。
もしかしたら、このブログをお気に入りに登録していただいた方もいるかもしれません。
この場をお借りして、お詫びしなければならないと思っています。
最近は検索サイトのアルゴリズムの変更などでホームページやブログの検索結果も、だいぶ変ってきているように思います。
このため、私が解説しているサイトなども、最近は、ほとんど人目に付かなくなっているのではないかと思います。
自分では恥を忍んで、多くの人のお役に立てればと思って開設しましたが、ほとんど人目に付かなくなっている今の現状では、脱力感だけが強くなっています。
私のような個人でホームページやブログを細々と運営している人も、もしかしたら、私と同じような状況に陥っているのではないかと思います。
つまり、インターネットの世界でも金と力が物を言う状況になってきたように思います。
多くの人の力を結集してホームページやブログを作りこまなければ、生き残っていけない時代になってきたのではないかと感じています。

前置きが長くなってしまいましたが、今回は社会不安障害の症状名について感じたことを書かせていただきます。
私が始めてホームページを立ち上げた15年前くらいは、社会不安障害という症状名も新しい感じがしていましたが、最近はアメリカの精神疾患の診断基準が変ったのか、日本の医学界の考え方が変ったのかハッキリしませんが、社会不安障害のことを社交不安障害と呼ぶことになったようです。
かつては対人恐怖症とか社会恐怖症と呼ばれていたと思いますが、症状名が色々と変ってくるのは、果たして好ましいことなのかどうかという疑問を感じています。
精神医学に関わりのない人たちにとっては、新しい症状名が付けられたりすると、新しく発見された病気のように感じてしまうことも多いのではないかと思います。
つまり、同じ状態の悩みが、単に呼び方だけが変っていると認識できる人たちが、どの位いるか疑問に思います。
また、対人恐怖症から社会不安障害に症状名が変った時点で、薬物療法一辺倒の治療方向になったという事実も忘れてはいけないことのように思います。
もともと強迫神経症の一種であった対人恐怖症という症状が、かつては森田療法などの精神療法で治療されてきたにも関わらず、社会不安障害という名前に変った事で薬だけで治療されるようになってきたのは、どうしても、裏に何かあるのではないかと感じてしまいます。
ある医学雑誌の記事で、アメリカの製薬会社と医学界の癒着の問題が指摘されていましたが、この辺に症状名の変化の理由があるような気もしています。
つまり、うつ病と同じように脳内の神経伝達物質が社会不安障害の原因であるということにすれば抗うつ剤などの薬で治療可能という結論になるからです。
抗うつ剤を作っている製薬会社にしてみれば売り上げが上がり、病院においても時間と手間のかかる精神療法を行なわずに済むのですから、「一石二鳥」ということになるのだと思います。
しかし、患者の立場に立つと、これは酷い状況ということになるのではないかと思います。
つまり、効果が不確かな薬を処方され、これを何年もの間、飲み続けることになるのですから。
眼科の病院で出される白内障の目薬も、その効果がはっきりしないという話を聞いた事がありますが、こういう問題は、いろいろなところにあるように思います。
しかし、こういう利権が絡んでいる問題はマスコミなどにも、あまり取り上げられないために、表沙汰になっていないのだと思います。

臨床研究データ改ざんの件

最近、「ディオバン」(一般名・バルサルタン)という高血圧治療薬の医学論文においてデータの改ざんがあったとされる事件が起こっていますが、このニュースを見て感じることがありましたので書かせていただきます。
製薬会社と大学の癒着というのは今始まった訳ではなく、従来からあるものだと思います。
また、これは日本国内に留まらず、アメリカなどでも見られることだと思います。
最近は社会不安障害も薬物療法で対応されることが多いですが、この内容を見ると、SSRIなどの抗うつ薬が用いられています。
これは、ある種の抗うつ薬が、たまたま社会不安障害の患者さんに効果が見られたという研究論文から、社会不安障害にも抗うつ薬が効くという話になっているのだと思いますが、ここにも今回話題になっている論文データの改ざんがあったのではないかと感じるのです。
つまり、社会不安障害は、従来、対人恐怖症と言われていた神経症の症状の一種であり、脳や神経の異常から起こる病的なものではなく「とらわれ」と言われている心の置き所から起こる心の悩みに過ぎないのです。
しかし、「とらわれ」が原因であるとすると、精神療法が必要になってくるために製薬会社や病院にとっては不便な状況になってしまうものなのです。
このため、何とか薬で対応できないかということで、抗うつ薬が効くという話しになっているのではないかと感じるのです。
このため、本来、薬を飲む必要のない社会不安障害の患者さんが、何年にも渡って薬漬け状態になっているのが現実ではないかと思います。
しかし、ここに切り込むお医者さんや研究者が出てくる可能性は、限りなくゼロに近いと思います。
ですから、このブログの記事も、一人の妄想癖のある人間のたわ言で終わってしまうと思いますが、あえて書かせていただきました。

外食恐怖

外食恐怖という症状はパニック障害の場合にも見られることが多いものです。
ただ、この場合は、吐き気の不安のために食事が取れないというパターンになることが多いと思います。
つまり、人前で食事中に吐いて無様な姿をさらすことになったらどうしようという不安が背景になっていることが多いものなのです。
また、中には食事が喉に詰まって窒息し、死んでしまったらどうしようと「死の恐怖」を感じていることも多いと思います。
これに対して社会不安障害が原因で起こる外食恐怖も多いものなのです。
この場合は一緒に食事をしている相手のことが気になり、緊張してしまって食事が喉を通らなくなるといった形で起こってくるものなのです。
まだ、あまり親密な関係になっていない若いカップルの場合に、相手から変に思われたらどうしようという不安が強く、このために食欲がなくなり食事が喉を通らなくなってしまうということも多いと思います。
このように、一緒に食事をしている相手の存在のために症状が起こってくるのが社会不安障害が原因の外食恐怖だと言って良いと思います。
ただ、パニック障害が原因であれ、社会不安障害が原因であれ、いずれにしても神経症(不安障害)が大元の原因ですから、森田療法の学習をしていく中で症状に対する「とらわれ」が薄れてくれば、これで充分、改善してくるものなのです。
今は何でも薬で対応しようとする傾向がありますが、神経症が原因になっている症状の場合は薬では根本的な治療にはならないのだと思います。

社会不安障害と森田療法

だいぶ長い間、お休みにしてしまい申し訳ありません。
また、少しずつ記事をアップしていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

久しぶりの記事ということで、今回は原点に返り、社会不安障害と森田療法というテーマにさせていただきました。

元もと、私自身が対人恐怖や赤面症といった社会不安障害の症状に悩み、これを森田療法の学習で治すことが出来たために、このブログを立ち上げた訳ですが、今まで森田療法のことを書いていなかったことに気付きましたので、今回、書かせていただくことにしました。

森田療法というのは、もともと神経症の治療方法として生まれたものなのです。
昭和の初めに慈恵医大の教授であった森田正馬先生が自らの不安神経症の体験を元にして生み出されたと言われています。
第二次世界大戦以前は森田療法専門の入院設備を持った病院が全国各地にあったとのことですが、戦後は数が少なくなり、今では全国でも数ヶ所しか残っていない状況です。
しかし、これは森田療法の効果がないからではなく、今の健康保険制度の元では薬を使わない森田療法は時間ばかりかかり病院の収入に結びつかないという経営的な問題のためなのです。
このため、今は社会不安障害の場合でも薬物療法だけで済まされていることが多いと思います。
しかし、これでは社会不安障害の根本的な治療にはなっていないのだと思います。

最近はイギリスにおいて、薬物療法の限界に気付き、認知行動療法といった精神療法を取り入れる方向になってきましたが、日本でも少しずつ、この方向に向いてくるのではないかと思います。

ただ、認知行動療法は純粋なうつ病や統合失調症の場合には、ある程度の効果が期待できるかもしれませんが、社会不安障害を初めとした神経症の場合には、あまり効果が期待できないのではないかと感じています。
つまり、神経症の場合は「とらわれ」が根本原因になっているのですが、これは、森田療法のような禅的な要素がないと、なかなか克服していけないものだと思います。

つまり、社会不安障害の症状だけに目を向け、これを取り除こうとする方向では、思うような結果が得られないものなのです。

こういう意味で、認知行動療法で限界が訪れた時には、再び、森田療法の出番が来るのではないかと感じています。
しかし、これが何十年後になるかは、今のところ予測がつきません。
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