こころの時代

企業研修のファシリテーター、日々の雑感、徒然に

9月場所14日目 相撲にしびれる

日馬富士

しびれた~。

大相撲9月場所14日目の
大関・豪栄道VS前頭9枚目・貴ノ岩、
横綱・日馬富士VS関脇・御嶽海、
この2番は、特にしびれた。

豪栄道は10勝3敗、貴ノ岩に勝って、
その後の結びで日馬富士が負けると、
2016年9月場所以来、2度目の優勝となる。

一方、日馬富士。

今場所、他の3横綱が休場するなか、
ただ一人の横綱として、
つまり「興行の顔」としてここまで
重圧を感じながら踏ん張ってきた。

興行を打つ側からしたら、横綱は主役、
看板役者なのである。

他にいくら人気力士がいても、
あくまで主役は横綱だ。
協会としては日馬富士まで
コケさせるわけにはいかない。

日馬富士もその切迫した事情は
重々承知している。

しかし、ここまですでに4敗。
一度は優勝争いから完全に脱落した
ものと思われた。

そこから、諦めず執念で残った。
なんとか今日、勝って、
明日の千秋楽、豪栄道との一騎打ちに
持ち込み、逆転優勝の可能性を
残したい。

しかも日馬富士も横綱でありながら、
2016年7月場所以来、優勝がない。


豪栄道VS貴ノ岩は、実に見ごたえがあった。

立ち合いが乱れ、2度の待ったが入り、
会場がざわつくなか、
勝負に水を差された感があったが、
いざ始まると素晴らしい勝負となる。

どちらも一歩も引かない、
ガチの真剣勝負だ。

結果は、
渡し込みで豪栄道が11勝4敗、
優勝争いに残った。

この後に控える結びで
日馬富士が負ければ優勝だ。


このプレッシャーを背負って、
日馬富士が土俵に上がる。

仕切りの様子を見ると
確かに気合は入っているが、
実に落ち着いていた。
むしろ意気込んでいるのは、
御嶽海の方だった。

両者の対戦成績は五分五分。
御嶽海は関脇ながら地力をつけた
成長株の力士。手ごわい。

日馬富士の胸中察すると、
観ているこちらの胸が詰まる。
自然と呼吸が浅くなる。

しかし今日の日馬富士は
本当に落ち着いていた。

果たして勝負は
日馬富士に軍配が上がる。
強かった。

立ち合い直ぐに
御嶽海の両上手をとる体勢に。
逆に御嶽海には両脇を
差されるような形になった。
体の小さい日馬富士としては
決して有利とはいえない体勢だ。

しかしまわしを強く引き付け、
御嶽海を土俵際まで一気に押し切り、
寄り切りで勝つ。


ガチンコの迫力で、
観るものを圧倒して勝った豪栄道。

一人横綱の重圧を背負いながら、
綱の強さを見せつけた日馬富士。


豪栄道も日馬富士も
いつもの場所では
主役ど真ん中ではない。

しかし今場所はど真ん中。
二人がここまで相撲ファンを
熱くしてくれる。

明日の千秋楽、
賜杯を手にするのは、
日馬富士か、豪栄道か。




ボイルド・フロッグ(茹でカエル)

小野寺防衛大臣













北朝鮮から発射されたミサイルが
北海道の上空を通過して
太平洋に打ち込まれた。

報道では関連地域の
市民の不安げな声を拾っているが、
正直、ミサイル通過エリアから
少し離れた東京などで生活していると、
普段と大きな変化は何もなく、
日常は日常のままである。

政治家も型通りの抗議や
非難の声明を繰り返しているが、
どこまで本気の危機感があるのだろう。

「北朝鮮は、
本気で米国相手に戦争する気はない」
と120%信じられているから、
こういう雰囲気になっているのだろう。

確かに、意味なく
ことさら騒ぎたてるべきではないが、
この自分たちの無頓着なふるまいを
本当に信じても大丈夫なのだろうか?

例え本気でないにしても、
「やるときはやるぞ」と公言して
はばからない隣国が、
現に着々とミサイル開発を進め、
今や日本の上空に堂々とミサイルを
飛ばしているのである。

そのうち
本当に北海道の端っこあたりに
ミサイルが打ち込まれても、
「日本の端にミサイルが落ちただけ。
本気で戦争する気はないのだから」
なんてカンジで済まされないだろうか。

その次は、北海道の真ん中、
その次は、東北で、その次は・・・・

それでも、
「戦争する気はないはずだから」なんて。
もう十分戦争状態なのに。

yudegaeru















SONGS 桑田佳祐 ~ 2017 夏

Kuwata-2










NHK総合8月24日放送の
「SONGS桑田佳祐」を観た。

23日に発売された
ニューアルバム「がらくた」の発売に合わせた
プロモーション番組。

この日披露された楽曲は合計7曲。
そのうち、5曲は新しいアルバムに収められてる。

1.悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)
2.愛のささくれ~Nobody loves me
3.簪/かんざし
4.若い広場
5.オアシスと果樹園
6.波乗りジョニー
7.ヨシ子さん

サザンデビューの頃から好きで聴いているが、
今は昔のようにニューアルバムがでるからと言って
期待に胸膨らんで・・・というようなことはない。
残念ながら。

それでもやっぱりTVで元気な桑田さんが
昔い懐かしい曲を披露してくれると
「やっぱ、ええなぁ」としみじみ聴き入る。

なんか自分でも年寄臭い話だとは思うけど、
このしみじみ感は、ある程度の時間を費やして
桑田佳祐という人と同時代を生きてきたからこそ
味わうことができる、貴重な感覚だと思っている。

Kuwata-3

そしてさらに正直言うと、今回のアルバムには、
そんなに期待していなかった。

前回のソロアルバム「MUSIC MAN」ほどの
気合が入ってない感じがしたし、
すでにTVのCMやらなんやらで
知っている楽曲も相変わらず多いし。

でも、「愛のささくれ」「簪」なんかは
かなり良かったなあ。

両方とも実に洒落ていて、肩の力が抜けていて、
しかも「これは桑田佳祐だ」って感じで。

「簪」なんかは、編曲のアレンジを変えると、
傑作「恋人も濡れる街角」みたいな風合いに
なったんじゃないかな。

Kuwata-1

そんなわけで、
遅まきながら、明日、アルバムを買いに行こう。
いつもはAmazonなんだけど、
今回はCDショップまで行ってみよう。

でも、近場のCDショップって、
どこにあるんだっけ? 新宿なんだけど。



納骨式

summer

東京は8月に入って
どんよりした曇り空が続き、
雨もよく降っていた。

今日は久しぶりに
昼近くになって日差しが戻り、
納骨式の頃には、
今が夏であることを
思い出させた。


今日、父と妹の納骨式を
近親者だけでとり行った。


生前、父や妹とはいろいろあって、
何十年間も顔を会わさなかった。

それでも、立派な墓地の権利だけは
残されていて、二人のために
墓を建てることができた。


家族の形はいろいろだ。


日本人の家族観も以前と比べれば
画一的でなくなったとは言え、
それでも、やはり
あるべき家族のかたち、
あるべき親子のかたち、
あるべき兄弟姉妹のかたち、が
残されている。

その「あるべき〇〇のかたち」が、
当事者の間では都合よく用いられ、
それがお互いを苦しめる。

戦後70年以上が経ち、
かつての家族観に基づく人間関係は
現実にはすっかり崩壊しているが、
未だ新たなスタンダードは築かれず、
それ故、都合よく、
古き家族観が持ち出される。


今や、本当に
家族の形はいろいろである。


しかし家族観が変わろうとも、
人が社会に生きる存在である以上、
できる限り自立して生きる、
自助の努力をする、
これは生存の原理原則である。

人と人の助け合いは、
例え家族であっても、
この原理原則があって成立する。


不幸にして、この原理原則を
身に着けられずに大人になった人は、
文字通り不幸である。

本人はもちろん地獄だし、
周囲にもその不幸が連鎖していく。
気づいてみてもどうにもならず、
さらに苦しみが続いていく。


今日の納骨式では
特に不思議は起こらなかった。


久しぶりに照り付ける太陽の下、
皆、汗だくになりながらも
式は粛々と進められ、終わった。


夕方、空の遠くで雷の音がする。
また雨が降り出してきた。




納骨式の前に

Kawa










昨年亡くなった父と妹の墓が建立され、
明日、ようやく納骨式となる。

このことに先立って、
昨日、奇妙なことがあった。


ここ数日、何故か普段とは違う感じで、
やたらにやる気が満ちているのを
なんとなく自覚していて、
このこと自体がまずもって奇妙に
感じていたのだが、そんなことから
昨日は朝から、これまで放ったままに
していた身の回りのものもろもろを
整理・処分し始めた。

その流れで、今の居所に越してきてから、
13年にもなるのに、一度も開けることが
なかった引き出しを、なんの気まぐれか、
ふと開けてみることにした。

すると、長く見当たらなかった
家系図が出てきた。これは何十年ぶりかで
目にしたものだった。

そしてこれに続き、
墓地に関する分厚い裁判記録が出てきた。


実は、今回墓を建てた墓地は、
今は私の名義になっているのだが、
その前には複雑な問題があって
別人の名義になっていた。

それを親族が訴訟を起こし、
裁判で争い、最終的には和解を通じて
私の名義となって戻ってきた。
もう20年近く昔の話になる。

しかし、当時の私は
この問題の複雑さと重要性について
まるで認識がなく、今回発見された記録に
目を通すことさえしていなかった。

明日の納骨式を控え、
はじめて裁判記録を読んだ。

すると、身内が大変な努力を払い、
執念をもって墓地を取り戻したことを知り、
今更ながら身につまされる思いがした。
感謝の念をもたずにはおれなかった。


それにしても、
人生で初めて墓を建て、納骨直前に
こんなことが起こるというのも、
何か不思議な縁を感じる。

ただの偶然では片付けられない
気がしている。

明日も何か不思議なことを
感じるだろうか。




「働きがいのある組織」とは

My Father_01

「働きがいのある組織」とはどんな組織?

もちろん、「適正な給与が支払われる」ことは、
当然、重要である。しかし他には何が必要だろう?

私には明確に2つの条件がある。

一つは、その仕事に誇りをもてることである。

何も高尚な仕事である必要はないし、一般的に、
就くことが難しいと言われる仕事である必要もない。
自分が誇りをもてる仕事であるかどうか、
それが大切である。

私の職業キャリアには紆余曲折あったが、
今、私が私の組織で生業としている
ファシリテーターという仕事は、
一点の曇りなく、誇りをもてる仕事である。

そして重要なことは、もう一つある。

それは尊敬できる仲間がいることである。

Friends_02

今回、U.K.に、各国のマネジャーが一堂に会した。
私は10年間この組織に在籍しているが、
こうした人たちと顔合わせしたのは、
今回が初めてであった。

私の想像を遥かに超える素晴らしいハートの
持ち主ばかりである。圧倒された。

私は10年間、このような人々が作りあげた組織で
あることを体感してこなかった。

心から尊敬できる人とつながって仕事ができる
ということは、これほど素晴らしいことなのか。
そのことを体感した。

ビジネスにおいて、高いレベルで協力し合える
と言うことは、心震える感動である。

Friends_01

Friends_05

Friends_03

Friends_04




ウィンダミアの丘を歩く

カントリーマネジャーたちと
ウィンダミアの丘を登った。
丘と言っても標高1500メートルはある。

もちろんレクリエーションではなく、
いくつかのグループになって
歩きながら組織の未来、そのために
自分たちは何をすべきかを語り合う。

Windermere_03

残念ながら私は英語がダメなので、
通訳でフォローしてくれる仲間と歩くのだが、
日頃の運動不足がたたり、体がもたない。
とてもではないがこんな大事なテーマを
歩きながら、しかも通訳を介して話す
余裕はまったくなかった。

結局、私は、靴づれして痛む足を
かばいながら歩き続け、一人もんもんと
無意識に内省を続けていた。

Windermere_04

こんなことを思った。

目的やゴールが同じでも、
結局、そこにどう到達するか、つまり
プロセスの進め方が共有、あるいは
近い考えをもたないとコンフリクトが起こる。

同じ頂上をゴールにして歩き出しても、
てきぱき規律をもって歩きたい人がいる一方で、
景色や空気を楽しみながら、仲間と賑やかに
話ながら進みたい人もいる。

組織で仕事をする上ではゴール(Vision)の
共有が大切だという。

しかし、プロセスの進め方にこそ、
その人の好み、もっと深くつきつめれば、
哲学や信念が反映される。

「プロセスの進め方において合意をとる」

これは、口で言うほど簡単なことではない。
何故なら、ビジネスをしている限り
ずっと続くものだからである。

だからこそ、組織カルチャーは大切なのである。
そのカルチャーを大切に思える人々が集うことが
大切なのである。



苦しいなかで見渡したウインダミアの風景は
絶景であった。

Windermere_05



ウィンダミアでのビジネスミーティング

私の会社の本社は、
U.K.のウィンダミアにある。
マンチェスターで1泊した後、
移動してきた。

ウィンダミアでの滞在は今日で3日目。
カントリーマネージャーミーティングは、
2日目である。

ウィンダミアは実に風光明媚なところである。

Windermere_02

湖の周りを小高い丘が囲む。
人口の手による造作物は必要最低限しかなく、
大自然の緑とこころを開放する広い湖がある。

Windermere_01

この素晴らしい自然の中、
歴史あるホテルに招かれ、
各国のマネジャーたちとする
真剣な討議に参加できることは
心からの喜びである。


マンチェスター到着

ほとんどヒアリング力ゼロと
片言の英語で、マンチェスターまでやって来た。
今、マンチェスター空港前のラディソンホテルに
宿泊している。

昨日の深夜に着いたので、シャワーを浴びて
眠っただけ。

今朝、外は曇り。
頭は時差で、どことなく晴れない。

Manchester

今日はこれから本社のあるウィンダミアに
移動である。


不撓不屈の精神で

「大関の名に恥じぬよう、正々堂々と精進します」
昨日、大関に昇進した高安関が口上で述べた言葉だ。

いつから、こんなに口上のセリフが注目されるように
なったのだろうか。個人的にはここに注目する理由が
よくわからない。あまり関心が無い。

貴乃花 大関昇進

ただやはりよく覚えているし、インパクトがあった
のは、貴乃花関が大関に昇進する際に述べた口上だ。

「不撓不屈の精神で相撲道に精進します」

この言葉を聞いたのは、1993年のこと。
今から24年前、私が29歳のときである。

「不撓不屈」からは、貴乃花関の悲壮な決意が
「なんとなく」伝ってはきたが、今にして思うと
当時の私はあまりに若く幼くて、とてもとても
貴乃花関の悲壮な覚悟について、真に共感は
しえなかった。

しかし53歳になり、今にして改めて貴乃花関の
「不撓不屈」なる言葉を耳にしてみると、
今の自分は、この言葉に素直に共感できる。

とは言え、私は、困難に挫けそうになるのを感じる
から共感するのであって、「不撓不屈」の精神を
自分が体現できる人間だから共感するのではない。

人は、必ずしも悲壮感をもって生きる必要はないし、
私自身も決してそれを好むわけではないが、しかし、
真面目に生きていれば、どこかで困難に立ち向か
わなければならないのも人生である。

「不撓不屈」の精神というこの言葉は、
今の私には本当に力を与えてくれる言葉なのであり、
「言葉のもつ力」を、しみじみ感じるのである。


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