大久保酒場放浪記 その1 『ひなどり』

私の家の近所にやきとり『ひなどり』がある。
文字通り焼き鳥屋である。



JR大久保駅八王子側の改札を出て、大久保通りを左に折れて直進。
徒歩3～4分のところにある。

ここは、安い、近い、ささっと済ませられる、旅の話ではないけれど、
まさに我が家にとっては「安近短」。夫婦で週に１度はお世話になっている。

以前はラーメン屋だったところをほぼ居抜きでそのまま使っている。

店内はカウンター席と、即席で設けたようなテーブル3席。
季節が良くなると店前、外にもテーブルがでる。



厨房にはいつも二人の女性がいる。ときどき交代で別の人もいるようだが、
いずれもアジア系の外国の人である。

店の人と言葉を交わす常連客もいるが、私は注文の時以外は話さない。
向こうもとくに絡んでくる様子はない。そのあたりの距離感が居心地がいい。

客層、年齢層は様々で、一人で黙々と串を食らい酒を飲む客もいれば、
グループでワイワイ来る客もいる。カップル客も案外目立っている。
一元客もまったく問題ない。



定番のひな肉、とり皮串、１本110円。



これまた定番、レバー焼き。1本110円。



これまた我が家では定番のフライドポテト。マヨネーズがついて300円。



気分に応じて野菜炒め350円。



気分に応じて厚揚げ350円。



この手の店でははずせないホッピー380円。
ちなみに生ビールは中ジョッキ450円。

串焼きは一通りの種類がある、つまみも他に、ニラ玉、煮込み等、
一通りのラインナップになっている。

一人1500円あれば十分、味は、値段なりだが普通に食せる。
地元の人間には使い勝手の良い、有難い店である。