2011年11月

2011年11月25日

進路のご報告など

大変ご無沙汰致しております。
精神科や産婦人科等の細々とした各科ローテーションを経て、2週間ほど前より再び内科に復帰致しました。この頃の内科ローテーションでは1年目の先生の相談に乗ったり、指導したりしつつ、病棟長の先生の補佐をするという中間管理職的な役割を果たす必要があって、なかなか忙しい日々を送っております。以前の内科ローテーションと違って、検査や治療については自分の意見がかなり通るし、病状の説明やインフォームドコンセントなどの業務も一段と増えてくるので、責任が増してやりがいがあります。病棟長の先生も知識・人格共にすばらしい方なので、非常に恵まれた研修ができております。また、内科の当直業務においても、入院患者の具体的な検査や初期治療方針を決定できるようになるので、結構楽しいし、勉強になります。当直では重症感染症, 脳梗塞, 消化管出血, 重症膵炎, DKA, 低Na血症といった比較的Commonな疾患によく遭遇しますが、昨年と違って落ち着いててきぱき対応できるようになったので、多少は成長していると我ながら実感することがあります。聖路加の研修は忙しすぎて全然本や論文を読む時間がないけど、やっぱり日々の激務の中で、自然に身体が覚えてくれているんだと思います。

さて、来年度の専門研修ですが、先日榊原記念病院を受験したら運良く採用されることになりましたので、この場をお借りしてご報告申し上げます。循環器の専門施設としては国内でも指折りの施設であり、様々な先進的な治療を行っているのはもちろんのこと、指導医に高名な先生が多く、とても充実している点が嬉しいです。将来的には研究志向なのですが、まずは一人の循環器内科医としてしっかりスキルを身につけたいので、専門研修の間は臨床に没頭したいと思います。今後とも先輩, 同期, 後輩の皆様の変わらぬご指導・ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

本当は最近寄稿した書籍等の宣伝や取組中の臨床研究の話でもしたいところですが、当直明けで眠いので、今日はこころで…。

kokorozashitakaku at 00:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 研修医の日々