2008年12月01日

多数派は正しいという考え

「死刑肯定派」の方がよく言う言葉に
「死刑は国民の8割が支持している」
というのがあります。
自分の考えも信念も知識も反映されていない言葉を、黄門様の印篭のごとく自身満々にふりかざすあたり、自分が「考えも信念の知識もない人間」である事を暴露しているのですが、そこに気付かないあたりが哀れです。
「国民の8割が何故支持しているのか?」
という理由を説明できるのなら話は別ですが、この知識も信念も考えもない言葉を「理由」にしているのですから、救いがありません。
説明するとしても
「凶悪犯罪を犯した者は死ぬべきだと国民の多くは望んでいるのだ!」
とでも言うのでしょう。
理由の説明になっていない事にさえ気付かないのでしょう。やっぱり哀れです。
もし、御自分が
「死刑にしろ!」という言葉をむけた人がのちに無実だという事が分かったなら、きっとこう言うのでしょう。
「私だけじゃなかった」
と。
なんて御立派な口上。その中身は
「私だけが悪いんじゃない」「皆で殺せば怖くない」
ですね。
責任を負いたくないから、常に多数派にいるのでしょう。
そこには自分の考えも信念も知識もありません。
無知の無自覚は本当に始末が悪いです。
もし
「無実の人が死刑になった場合、その人の死刑を支持した人の中から誰かを、償いとして死刑にしなければならない」
となったら、途端に沈黙するような気がします。
「人の命を奪った奴は命で償うしかない」
などと言っておきながら、自分の言葉が人の命をうばった場合は、自分の命で償うのは嫌という。
こういう「多数だから正義だ!」と堂々と言う人に限って、
「世界の7割が死刑を廃止している」もしくは「死刑を停止している」
という事実は無視です。
多数だから正義じゃなかったんかい!
と、思わず突っ込みいれたくなります。
何故「世界の7割が死刑を廃止している」もしくは「死刑を停止している」のか?
という理由は知ろうともしない。
知れば自分の無教養、無知識、無信念、が暴露されるから、避けているのかね?
自分にとって都合が悪い事には、目を向けないのがセオリーなのでしょう。
某法相が
「死刑は国民の8割が支持している」
とか、ぶっこいてましたが、同じく
「国民の8割が反対している「裁判員制度」」
の見直しはしないのは何故でしょうか?
この方も自分にとって都合が悪い事には、目を向けないのがセオリーなのでしょう。
さすが「死刑肯定派」ならぬ「死刑推進派」の代表です。
「人の命を自由に出来る権利」に溺れきっているのが、ひしひしと伝わってきます。
「死刑肯定派」の多くの方も「人の命を自由に出来る」権利に魅力を感じているのかもしれませんね。
しかし、自分にその権利はなく、むしろ
「自分に向けられる牙を磨いてやっているのだ」
という現実に気付くべきですね。
すべての日本国民は
「冤罪で死刑になる可能性がある」
のですから。
気付くぐらいの頭があれば「死刑肯定派」ならぬ「死刑推進派」にはなってないでしょうけどね。

トラックバックが一部、通りにくくなっているようです。申し訳ありません。(後日承認制なので分かりにくくてすみません)

http://palestine-heiwa.org/choice/list.html
イスラエル支援企業の一覧

http://www.aseed.org/ecocho/
エコ貯金ナビ

http://mscience.jp/index2.htm
フェアトレード情報室

http://no-saiban-in.org/
裁判員制度はいらない!大運動

http://www.news-pj.net/index.html
「NPJ News for the People in Japan」

http://www1.jca.apc.org/vaww-net-japan/
『「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク』

http://stop-du.jp/
ストップ!劣化ウラン弾キャンペーン

http://www.magazine9.jp/
マガジン9

http://www.hanchian.org/
共謀罪を廃案に!

http://www.horae.dti.ne.jp/~snzk/index.html
消費税反対

http://www.geocities.jp/y_20_06/index.html
無期懲役刑に関する誤解の蔓延を防止するためのホームページ

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1. 少数であり共倒れの主張  [ 政治 ]   2008年12月02日 15:43
多数派と共倒れになる少数派の主張は簡単に淘汰されてしまいますが、 それでも、その主張は誰からも軽んじられたり批難されるべきではない。 無礼な攻撃を受けるいわれなど全くない。
2. 死刑の事実と因果  [ 政治 ]   2008年12月02日 15:44
過去に何が有ったとしても、その人がどのような人であろうと、 沢山の人間が1人の弱者を殺すというのが死刑の事実です。 その因果は必ず関係する人々を苦しめる。