新年好!

 中国では旧正月休暇も明け、今週から本格稼働となるこのタイミングで、
上海に戻ってきました。

 昨日は、雪もちらつくほど、上海も寒くなっています。
この冬は例年より暖かな印象があっただけに、余計寒く感じます。

 今回は、昨年末に発表された、中国会社法の改正(
20131228日公布、201431日施行)を取り上げたいと思います。

 

 今回の改正は、市場の活性化を目指し、小規模な企業・ベンチャー企業の設立促進という目的のもと、行政手続きの簡素化を図るものです。主な内容は下記のとおりです。

 

・営業許可証の表記項目の変更

  ⇒ 「払込資本金」が表記項目から削除されました。

・資本金の払込に関する変更

  ⇒ 有限責任公司の場合、従来、初回出資額は最低20%、残額は2年以内の払込と

    なっていた規定が削除されました。

・現金出資に関する変更

  ⇒ 有限責任公司の登録資本金につき、従来、最低30%は現金出資となっていた規定が

    削除されました。

・出資金払込検査報告

  ⇒ 出資金の払込の後、従来、出資金払込検査が必要となっていた規定が削除されました。

・最低資本金に関する変更

  ⇒ 有限責任公司の登録資本金の最低限度額が、3万元となっていた規定が削除されました。

(業種により、別途規定がある場合は、それに従います。)

 

 しかし、上記改正の影響がどこまで外資企業に及ぶかという点では、緩和される方向では進むと予測はできるものの、実務の運用レベルでどうなるのかは、まだ今後の推移をみていく必要があります。

 

 例えば、最低資本金に関する規定ですが、従来から3万元で外資企業の設立が認められることはなく、今後についても、10万元で認められるケースは当面少ないものと思われます。

 

 さらに、出資金払込検査報告についても、営業許可証上に表記されないとしても、払込された場合、工商局へ届出が必要であったり、払込された資本金を使用する場合に、金融機関へ提出することは、当面必要になるものと思われます。

 

 また、これによって、小規模な内資企業の設立ハードルが下がったとなると、従来から難しかった内資企業との取引にかかる与信管理のハードルは上がることとなります。この点が、一番影響が出るかもしれません。


おまけ

会社の下のローソンで、ブラックサンダー(3.2元)を発見しました。
高いのか、安いのか!?
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