販路拡大のため海外企業との取引開始を検討する企業も多いのではないでしょうか。
新規の輸出取引を開始する際には、特に代金回収リスクに注意が必要となります。
今回は輸出時のリスク管理について取り上げます。
下記①②③④は代金後払いの方法です。当然ですが代金前払いが一番リスクの低い方法であり、信用が確認されている企業以外と取引をする場合は代金後払いを避けるべきです。代金後払いを選択する場合は
(リスク低)①→②→③→④(リスク高)
の順でリスクが高くなります。
の順でリスクが高くなります。
① L/C決済
輸入者の取引銀行が信用状を発行し、銀行が代金の支払いを確約する
② D/P 決済
為替手形の支払と引換えに商品の受取のための船荷証券を渡す
③ D/A決済
為替手形の引受と引換えに商品の受取のための船荷証券を渡す
④ TT決済
輸入者が合意の期日に銀行間の電信送金で支払う
決済方法の検討以外にも、代金回収不能をカバーする貿易保険の利用や、ファクタリング会社が売掛金の回収を保証する国際ファクタリングサービスの利用でリスクの軽減を図ることが可能です。
万が一貸倒が発生した場合、法人税法上の貸倒損失計上が認められる事実が発生していれば損金算入が可能です。また消費税法上は売上発生時に輸出免税として計上しているため、貸倒発生時に申告書上の調整は必要ありません。
<参考リンク>
JETRO 貿易・投資相談Q&A
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