今回は海外進出の形態についてお話させていただきます。

 一概に海外進出といっても現地で何を行いたいのか、行う必要があるのか、
によって進出形態が変わってきます。主な進出形態として「駐在員事務所」「
現地法人(独資)」「現地法人(合弁)」「支店」が考えられます。


 「駐在員事務所」は、原則、現地で営業を行わず、日本本社の一部として連
絡業務、情報収集、市場調査、販売代理店の支援を行う形態です。


 「現地法人(独資)」は自社の出資のみで現地に会社を設立する形態です。自
社の裁量で会社経営を行うことができますが、国や事業内容によっては企業の
設立ができないことがあります。


 「現地法人(合弁)」は進出先の企業等と共同出資を行って設立する形態です。
信頼できるパートナーを見つけることが必須条件になります。現地の企業・消
費者に販売を行う場合には、大きな力を発揮してくれることを期待できます。


 「支店」は日本と同一法人で営業活動が可能な進出形態です。同一法人のた
め支店の行為についても日本本社が全ての責任を負う必要があります。国・事
業によって設置が認められないケースがあります。


 進出の目的等に合わせて進出形態を決める必要があります。一度設立すると
やり直しが困難なケースもありますので、じっくり検討して慎重に進めることを
お勧めします。