少し以前の話になりますが、平成27年度改正で国外事業者が国内消費者等に
対して行う電子書籍や音楽、広告の配信などは消費税の課税対象取引となって
います。

 
 改正が入る前には、例えば、インターネットを介して海外にあるアマゾンの
サイトで電子書籍をダウンロードした場合、国境を越えるサービスに消費税が
課されないという問題がありましたが、現在は課税されます。

 課税方法は、以下のとおりになります。 
1.事業者向けの場合:リバースチャージ方式により国内事業者に納税義務
2.消費者向けの場合:役務の提供者である国外事業者に納税義務


 1.のリバースチャージ方式とは、納税義務を役務の提供を受けた者に転換す
る方式です。通常、消費税の納税義務者は役務の対価を受け取った者、すなわ
ち、役務を提供する者ですが、リバースチャージ方式では逆に役務の提供を受
けた者が納税義務者となります。
 
 ただし、課税売上割合が95%以上であれば、当面の間、リバースチャージ課
税はなかったものとする経過措置が設けられています。