2005年11月

11月30日 本日の為替戦略

昨日の海外市場

いやはや、月曜日はドル売りの日、火曜日はドル買いの日。。。。米第3四半期GDP
は? 米雇用統計は何処へ行ったの? 結局は、米感謝祭の休日が終わり、12月。ク
リスマス休暇前に、大手参加者が不在の中で、非常に取引が薄い中で、オプション絡
みの大量の売りや、投機筋の玉に翻弄されているだけのような気がする。



(10月の耐久財新規受注は、前月比+3.4%(予想+1.8%、9月−2.0%←2.4%)、
除く輸送機器+0.3%(予想+1.0%、9月−0.2%←−1.1%)、∧11月の消費者信頼
感指数は、98.9(予想90、10月85.2←85)、現況指数114.0(10月107.8)、期待指数
88.8(10月70.1)、J10月の新規住宅販売は、前月比142.4万戸・+13.0%(予想120
万戸、9月126万戸←122.2万戸)1993年4月以来の高水準。→本日の米経済指標は全て
予想を上回り、ドル買い戻しが始まった。



ドル円は、人民元が最高値を更新、半年後には確実な人民元の切り上げを迫られ、ド
ル円も118.96円の本日安値圏まで小幅下落、しかし、毎度のこととは言え119円以下
での、本邦資本筋の買いに119.20円まで値を戻し、後は米経済指標が予想を大幅に上
回ると、119.50円を超え、119.58円、そして、119.70円まで上昇した。またしても
120円のオプション防戦売りが意識され、119.38円まで値を戻し、119.65円で終了。



ユーロドルは、月曜日の2段目上昇の出発点、1.1810〜20を底値に何とか踏ん張って
いたが、予想を大幅に上回る米経済指標で、1.1800を割り込、1.1755まで下落した。
ユーロドルの潜在的な買いは厚く、1.1790近くまで値を戻したが、度重なる強い米経
済指標に1.1738まで再び下落したが、カストディアン筋や中銀筋と大口の買いに
1.1800近くまで値を戻し、1.1780で終了した。



ユーロ円は140.40円を安値に、140.50円以下は非常に買いが厚く、底値を切り上げな
がら、141.04円まで上昇、140.92円で終了した。



本日の戦略

紆余曲折ながら、本当に市場は取引量が少なく、ブレが大きいことを改めて思い知ら
された。最終的な予想は正解でも、途中経過でギブアップせざるを得ない動きが続い
ている。基本的には、今週金曜日の米雇用統計が決定的な一打となり、その後の相場
の流れを決定するとの見通しは、変わらない。話は変わるが、昨日のOECDの見通しは
面白いので見ていただきたい。

1.米国は、FRBがあと数回に渡り0.25%ポイントずつ利上げしFF金利の誘導目標
水準を4.75%とした後、来年3月に利上げを打ち止め予想。

2.ユーロ圏は、ECBが当面は政策金利を据え置き、その後2006年後半から徐々に
1.25%引き上げるのが最善の策で、インフレは相反する圧力を受け、状況が安定する
まで政策金利を据え置くのが適切との発表。

3.日本は、日銀はインフレ率が1%近くへと上昇するまで量的緩和策を解除すべき
でないと発表。



ドル円は、119.15円を底値に、120円を試す動が強まると見ている。市場のうわさで
は100億ドルと言われているオプションの期日が今週に多く到来するらしい。もし、
本当ならば、防戦売りの圧力は急速に弱まることになる。過去数週間の例では、いつ
も月曜日に何かが起きるので、今日一日と言うことでは、当てはまらないかもしれな
い。

テクニカルでは118円〜120円の中での動きを示唆しているが、怖いもの見たさかもし
れないが、120円超えをためす動きが強まっている。120.20円が次の目標。



ユーロドルは、終って見れば相変わらずのレンジ相場。テクニカルでは1.1650〜
1.1910の中での動きを示唆しているが、12月1日のECB理事会で利上げを見るまでは、
どうしようもない。方向性を狙うより、短期で売り買いを繰り返すのが無難である。



ユーロ円は、140円台というユーロ発足以来の高値水準で取引が続いている。そろそ
ろ140円台に違和感がなくなってきており、上昇余地が広がっている。週終値で
140.60円を超えるか、日終値で141.70円を超えたら、大相場が期待できる。

=為替の大福餅



11月29日 本日の為替戦略

昨日の海外市場の動向

ドル円の上値を試したアジア市場と異なり、平穏は欧州市場では、ユーロドルは、独
12月のGfK消費者信頼感指数は、3.1(予想3.2、11月3.3)と予想を下回り、英タイ
ムズ紙のECBの利上げをけん制する記事を材料として、1.681まで値を下げた。
PBOC(中国中銀)の買いや、中東筋の買いに下げ止まり、1.17台を回復し、ドル円は
119.94円まで上昇しながら、120円のオプションバリアに上げ止まり、110.70〜85円
で激しい攻防が続いた。



午前零時に発表された、米10月の中古住宅販売は、709万戸・−2.7%(予想719万戸、
9月729万戸)と予想を下回り、金利低下を材料と売りが見られた。しかし、事実とし
てはオプション・カットオフが過ぎたとたん、米系ファンド、機関投資家、中銀筋の
ユーロドルの買いに、1.7130を超え、1.1810まで上昇し、ドル円も119.50円を割り込
みストップロスの売りに119.15〜20円まで急落した。



午前午前3時すぎから第2弾のドル売りが始まり、ユーロドルは1.1810を超え、1.1903
まで上昇、1.1850で終了。

ドル円は119円を割り込み、118.34円まで下落、118.83円で終了した。



本日の為替戦略

昨日の海外市場のドル円118.34円、ユーロドル1.1903とドルは大幅下落、そして値を
戻して終了し、本日の東京市場での戦略を難しくしている。昨日の大相場を予測して
いた向きは、そんなに多くないと思われる。多くは、米GDP、雇用統計などの経済指
標を注視しながら、このような事態を考えてポジションを取っていた。予想外の展開
で、今後の米雇用統計はなおさら、ドル高トレンドの終焉になるか、否かの判断に重
要な意味を持つことになる。もし、参加する機会を見逃した場合には、発表まで待つ
必要がある。



ユーロドルは今週の予想範囲、1.1650〜1.1870のレンジを超え、シナリオ1.1870を上
抜けると1.1980までの上昇に動いている。1.1900台ではさすがに、HIAの売りは、実
需、投機筋の売りも視野に入れる必要があり、底値は、昨日の第2弾が開始した
1.1800。上値目標は1.1980.



ドル円は、120円超えのトライは、大台を前にオプションの売り押し戻され、ユーロ
ドルの買いに完全に失敗に終った。底値は引き続き118.20円が重要なポイントとな
り、米GDP、雇用統計が予想を上回る内容になるまでは、119.50円を買い戻す動きは
乏しいと思われる。118円を割り込むと、ドル円の大きな調整が始まる可能性が高く
なる。

=為替の大福餅



















行った行ったのその後に

大分秋めいて、街の木々の紅葉が私たちの目を楽しませてくれている今日この頃、
みなさま如何お過ごしでしでしょうか。

ドル円の周期的な変化をことごとく無視した上昇もそろそろ、先週、今週あたりが目処ではないかとみています。

時間の推移のなかで、ユーロの金利に目が移り、日銀の量的緩和解除に目が移り、アメリカ金利の打ち止め感も出てきて、ファンダメンタル的にはドル売りの準備完了といったところです。

あとは、テクニカル的にドルを買い上げてきていた向きの投げを待つのみ。

もし、ドルの下落が始まるとすれば、長くみて8週ほど続く可能性があります。

今週は、それの開始を見極める週となりそうですね。

ボジョレー解禁も終わり、酉の市も終わり、九州場所も終わり。

あとは年末紅白をまつのみですね。

みなさまも良い年の瀬をお迎えください。

ギャン

11月28日 今週の為替見通し

米金利の継続的な上昇に黄信号が点滅しても、ドル売りは予想以上に少なく、12月13
日&1月31日のFOMCで利上げがほぼ確実視されているのが、その原因かもしれな
い。金利差拡大のというドル買い材料が、消えないうちにはドル円の売りに反転する
と言う、中期的な流れの終焉は、そんなに簡単に期待できないということなのだろ
う。また、ドル円120円と言う、心理的に重要な水準に近づき、週末の終値ベースで
119.50円を上回っている状況では、120円を試す動きを予想することは、極自然な流
れと考えられる。



結果的に、大幅な下落が開始するかどうかの可能性を問われれば、まだ先のことなの
かもしれない。12月15日の納税日を過ぎれば、膨大なHIAによる米系企業のドル買
い戻しが終了するが、年末を控えて、直ぐに相場が方向転換するとも考えにくい。



また、1月に新FRB議長のバーナンキ氏が就任すれば(1月31日のFOMCで、グ
リーンスパン米FRB議長→バーナンキ次期FRB議長へ、バトンタッチされる)、
グリーンスパン体制は終了し、バーナンキFRB議長の人物や政策が、ドル売りとし
て審判を受けることになる。しかしながら、まだ先のテーマであることには変わりな
い。



今週は、11月30日の「米第3四半期GDP(改定値)」と、12月1日の「ECB理事会」
と、12月2日の「米雇用統計」と言う重要な経済指標が控えている。また、12月2日は
「グリーンスパンFRB議長のビデオコンフェランス」や、12月2日、3日の「G7」
が控えて、イベントリスクが強い週である。



ドル円は、イベントリスクが高く、その材料により大きく変動する可能性は排除でき
ないが、118.50円〜119.50円のレンジを上抜け、ポジション的にもドル買いは予想よ
り少ないと思われる。119.80〜120円には相当量のドル売りオーダーが控えていると
言われているが、ドル円相場は、2週間に渡る揉み合い相場がようやく上抜けた。ど
こまで突っ走るのか、ドル円の上値を試す動きが始まりそうである。120.20円が第一
目標で、119.50円〜122.50円の新たなレンジに入るのかを確認する週でもある。



ユーロドルは、12月1日のECB理事会での0.25%の利上げはすでに織り込み済みで
ある。また、ユーロ圏の景気回復もようやく現実身を帯びてきているが、現時点では
継続的な利上げに耐えられるかどうかは、はなはだ疑問である。また、ユーロ圏各国
の総意が必要と言うこと、利上げに対しての政治的な圧力が強いことを考えれば、米
国との金利差が縮小するのは、まだ先のこととなりそうである。今週は、HIAの駆
け込み的なユーロ売りも高まりそうで、ユーロドルの上値を重くする可能性もある。
今週はイベントリスクが高く、思いがけない動きとなる可能性は排除できないが、1.
1650〜1.1870のレンジを予想しているが、1.1640を割り込むと1.1520、1.1870を上抜
けると1.1980までの上昇の可能性が残る。



ユーロ円は、ユーロ発足以来の高値である141円台の大台の上値更新することが期待
されていたが、豪ドル、NZドル、カナダドルで円安が更新している割には、伸び悩ん
でいる。しかし、140円台を維持して越週していることを考えれば、引き続き上値を
狙う動きが続いていると考えられる。週末の引け値が140.60円を上抜けてくれば、
ユーロ買いが確認されるのだが、まだその達成には至っていない。今週はECB理事会
というイベントや、各種の重要なイベントが控えており、それを確認する週となりそ
うである。今週の予想レンジは、138.50円〜140.50円、又は、140.00円〜142円の二
通りの見方を考えたい。



11月30日 米第3四半期GDP改定値、予想 前期比+4.1%前回+3.8%、デフレ
ター前期比+3.2%前回+3.1%。

11月30日 米11月のシカゴNAPM、予想60、前回62.9。

12月1日 ECB理事会、政策金利0.25%引き上げ、2.25%予想。

12月1日 米11月の製造業ISM、予想57.5、10月59.1。

12月2日 米11月の雇用統計、予想 失業率+5.0%、10月+5.0%、非農業部門雇用
者数+22.5万人、

10月+5.6万人、時間当賃金前月比+0.2%、10月+0.5%、週間就業時間33.8時間、
10月33.8時間。

12月2日 グリーンスパンFRB議長ビデオコンフェランス。

12月2日、3日 ロンドンG7。

=為替の大福餅





11月25日 本日の為替戦略

日経新聞のマーケット欄では、「ドル高、来春にも転機?」、UBSなど円高予測 1ド
ル=90円説も、と掲載されている。これが事実とすれば、ドル円を売らなければなら
ないが??



著名なエコノミスト、評論家や、何々銀行の為替担当です、と、色々な為替予想が多
いが、私も含め、なかなか的中することは難しい、いや、逆のことを言っている人も
多いのかも知れない。



注目しているのは、米国の利上げ終了、欧州の利上げ開始、日本の量的緩和政策の終
了であるが、いずれにしても目先の相場にたいした影響を与えるとは思えない。



ドル円が118.50〜119.50円の終値ベースでレンジを抜け出し、動きそうな気配が感じ
られる、8日間おおよそ118.50〜119.50円のレンジ内で取引されえいるが、本日9日目
で、そろそろ動き始める期待を抱いている。市場では思ったよりもドル円の買いポジ
ションは積みあがっていないように感じる。一部には天井感が高まっているとの意見
もあるが、ドル円の上昇を予想している。 119.50円を超えるとストップロスが増え
始めており、119.80〜120円が第一番目のターゲット。そして、122.50円。



安全策をとるならが、終値ベースで119.50円を上抜けしたら、買いも一案である。た
だし、118円を終値ベースで割り込んだら、ドルの戻りに時間が掛かりそうで、ドル
買いは終了する必要がある。



ユーロドルは12月1日のECB理事会での利上げを織り込み、その期待感で買いが強まっ
ているが、予想以上に上げは少ない。逆に心配なのは、0.25%の利上げ後の反動で、
既に総裁らは、「継続的な利上げは考えていない」ことを表明しており、ユーロ売り
が強まる可能性が考えられる。 いずれにしても今すぐということではないようであ
るが、1.1850〜1.1950の水準では売りを考える必要も有りそうである。



ユーロ円も139円〜140.50円のレンジが続いているが、徐々に底値を切り上げてきて
いる。先の高値141.20円近辺を上抜けするまで待ちたいが、週終値ベースで140.60円
を抜けると、1999円来の高値更新で、大相場になりそうである。

=為替の大福餅









11月25日 24日の海外為替市況

予想通りとでも言うのか、米国市場が感謝祭の休場となり、25日も多くの市場は休場
で、為替ディーラーも力が入らない。その中で、ユーロドルは1.1800の大台を割り
込、12月1日の利上げは、既に織り込み済みとは言え、ユーロ買いは予想より盛り上
がらない。



ユーロドルは、朝方から何度か1.1800を割り込、そのたびに、CTAやファンド筋の買
いに値を戻した、ユーロポンドの大口の売りや、Ifo景況感指数が予想を下回り、
1.1780近くまで値を下げ、徐々に上値が重くなった。ついに1.1780を割り込んだが、
売り急ぐ向きも無く1.1770の安値を見た後は、1.1790まで値を戻し、1.1789で終了し
た。



ドル円は、119円台を回復できず、高値は118.97円まで。米系証券や本邦企業からの
売りが継続的に入り、欧州時間に118.63円まで値を下げた。こちらも、こちらで、
118.50円を割り込むことができず、輸入企業や、投機筋の買いが旺盛である。売り方
は戻りを待つ姿勢が強く、底値ではむしろ買いが多く、徐々に値を戻し118.92円で終
了した。



ユーロ円は、アジア市場の高値140.40円を上抜けすることができず、140.37円を高値
に、140円を何度か割り込むが、139.94円を安値に下げ止まり、140円以下での買いが
厚いことが確認された。しかし、戻りも140.20〜25円が限度で、やりようが無い相場
展開となった。



9月のユーロ圏経常収支は、−45億ユーロ(予想-40億ユーロ、8月-29億ユーロ)。10月
の独輸入物価は、前月比+0.4%(予想−0.2%、9月+0.5%)、前年比+4.3%(予想+
3.7%、9月+5.1%)、除く石油前月比+0.8%(9月+0.4%)、前年比+1.8%(9月+1.
2%)。独11月のIfo業況指数は、97.8(予想98.6、10月98.8)、現況指数97.8(10月
98.9)、期待指数97.7(10月98.6)IFOは声明で、緩やかな景気回復が続き、今回の
低下でも業況指数は9月の水準より高い。

=為替の大福餅









11月24日 本日の為替戦略

FOMC議事録の解釈を巡り、為替市場は紆余曲折となったが、一日頭を冷やしてよ
く考えて見ると、FOMC議事録では直ちに利上げサイクルを終了するとは言ってお
らず、12月、1月のFOMCでは政策金利の引き上げが、引き続き予想されている。
しかし、来年半ばから後半にかけて囁かれていた、利上げ打ち止め予想が早まりそう
で、不透明化はぬぐえない。



一方、ECBも12月1日には、為政者の反対を押し切り、5年ぶりに0.25%の利上げ
を実施することになりそうで、円は蚊帳の外と言ったらいいのか、円金利は当面上が
らない=円売りといったらいいのか、何とも形容しがたい。しかし、金利差相場を考
えれば、江ユーロ=利上げ、スイス=利上げと、徐々にクロスで円売りに武がありそ
うな相場展開となっている。



もっとも、米国市場は本日24日休場で、明日も休暇を取り連休とするデーラーは多
く、この動きが本流か否かは、不明であることを前提に昨日、本日の取引を考える必
要もある。NY市場金曜日の午後の取引は、極端に取引量が細る可能性が高い。



ドル円は、引き続き119.80〜00円が大きな壁と同時にポイントで変わりは無い。119
円台を回復できないと、昨日の安値118.20円は節目ではあるが、117.65〜118円の水
準が次の下値目処となる。もっと、118.50円〜119.50円のレンジ相場を終値ベースで
抜け出したら、下手に順張りは考えないほうがいいかもしれない。



ユーロドルは、1.1840〜60が大底で変わり無いが、当初の上値目標の1.1850〜1.1950
のゾーンではHIAに伴うユーロ売りが多く、一朝一夕には事は運ばない。12月1日
のECBで0.25%の利上げを織り込みながらの、ユーロ買い相場となっており、一旦
0.25%の利上げが実施されると、打ち止め感で利食いの売りも考えられるので、押し
目での買い先行=利食いを繰り返す必要がある。



ユーロ円は、状況証拠から考えれば、買いとしか言い様が無い。ここ最近は139〜141
円のレンジで取引が続いているが、今週終値で140.60円を超えてくれば、再び上昇が
始まりそうである。また、短期取引でも買い先行で考えたい。

=為替の大福餅









11月24日 23日の海外為替市況

FOMC議事録のドル売りの反動で、米国市場は24日からの休場を前に、積極的な取
引は見送られたが、米国の金融政策を巡り、相場に不透明感が漂ってきている。



(匿卦失業保険申請者件数(11月19日の週)は、33.5万人(予想31.5万人、前回30.5
万人)、∧11月のミシガン大消費者信頼感指数は、81.6(予想80.9、前回79.9)、景
気現況指数100.2(前回91.2)、消費者期待指数69.6(前回63.2)、ユーロ圏9月の鉱
工業新規受注は、前月比+1.1%(8月+0.1%)、前年比+4.6%(8月+7.5%)。



英イングランド銀行の金融政策委員会(MPC)議事録では、全会一致で金利据え置き
を決定、向こう数年間の経済成長のペースについて、委員会メンバーの中でも見方が
分かれ、今後の金融政策変更も利上げ、利下げ共に考えられる。



ドル円は118.80円以上の上値では、ポジション調整の売りが強く、118.50円のストッ
プロスを誘発し、118.33円まで下落、118.40円を挟んだ取引となった。米新規失業保
険申請者件数が増加すると118.20円まで続落したが、118.00〜50円は買いゾーンと見
ているのか、ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回ると、118.80円まで上昇す
る、何とも言えない素直な展開となった。その後もユーロ円の買いも材料となり、
118.93円まで上昇したが、119円台を覘くことはできず、118.74円で終了した。



ユーロドルは、朝方の欧州市場でついた1.1865を高値に、短期投機筋の売りに下落、
1.1820、1.1790を割り込むとストップロスの売りが加速して、1.1764まで急落した。
新規失業保険申請者の発表で1.1780→1.1818まで上昇、ミシガン大消費者信頼感指数
で、1.1805→1.1775まで下落した。1.17台半ばではさすがに、12月1日のECB利上
げを見越した買いが厚く、買い強まり1.1825まで値を戻し1.1822で終了した。



ユーロ円は、朝方の欧州市場でついた140.44円を高値に、ユーロドルの下げに連動し
139.85円まで下落、139.80円を割り込むと、ストップロスの売りに139.64円まで下落
した。その後も139.93円を戻り高値に、139.54円まで下落となったが、ECBの利上
げ観測は強く、バーゲンハンティングのユーロ買いや、海外資本筋の買いに、140円
を上回り、140.38円まで上昇、高値圏の140.35円で終了した。

=為替の大福餅









11月23日 本日の為替戦略

本日は、日本市場休場、明日は、米国市場休場、明後日は、米国金・原油休場、株式
半ドン、為替は取引が薄くなることを、念頭に取引を考える必要がある。



ベリンク・オランダ中銀総裁は、金利政策は時折調整が必要で、徐々に同じ方向へ向
かっていくべきで、事前の明確な公表も大切であると発言している。12月1日のECB理
事会では、0.25%の利上げが予想され、それ以降の変更は、新たな経済指標を勘案す
るとのことであろう。また、FOMC議事録からも、今までの一本調子の金利引き上げか
ら、直近の経済指標を分析しながら、今後の金融政策の変更を決定する必要性が感じ
られる。



古くて、新しい、金利差で動く為替相場であるが、振り返って考えれば、多くのエコ
ノミストや、市場参加者は、米国の利上げが継続している間は=ドル高!と、主張し
てきていた。今現在では、米国の利上げ継続が完全に否定された訳ではないので、こ
の理論は生きているが、今までとは違って、目の前に靄が立ち込めている。



ユーロドルは、1.1850〜1.1950のゾーンが上値目標と思っていたが、上限を1.2100近
辺まで引き上げる必要性がありそうである。ただし、12月15日の米納税日を前に、
HIAの売りが膨らむとの観測もあり、最近のユーロドルは、材料はともかく、日々100
ポイント程度の乱高下は日常茶飯事になっており、ポジションメークする水準には注
意が必要で、ある程度の押し目を待ちたい。今回またしても1.1660〜80の底堅さを感
じる。



ドル円は、119.50〜60円をまたしても失敗。ドル売りの材料が、材料だけに、がむ
しゃらにドル円を買う動きも、手控えられそうである。今週の見通しでは、119.80〜
120円を試す動きがどこかで見られると予想していたが、変更が必要なのかもしれな
い。



これで6日間上値トライは不発に終わっている。もちろん118.50円を割り込んでいな
いのも、また事実である。結局はドル上昇のトレンドの中で、118.50〜119.50円のレ
ンジが続いていることになる。ドル円上昇の大相場の中で、ドル売りが如何に有効で
ないことは、多くの方が身にしみて分かっているはずである。しかし、先の115円〜
116円の揉み合は9日間続いた。118.50円〜119.50円の揉み合は6日間目である、今週
中に新しいレンジに移行する準備が必要な気がする。

=為替の大福餅



11月23日22日の海外為替市況 

欧州市場でのドル高は、ドイツ企業のE.ONの買収を、英国企業Scottish Powerが拒
否したことから始まった。ポンドドルが急落し、その流れを受けてユーロドルは
1.1700を割り込み、1.1685まで急落した。しかし、第一弾は、ファンド筋や、アジア
系の買いは強く、再び1.17台を回復、ユーロ円の買いが加速すると、1.1754まで上昇
した。第二弾は、午後4時のFOMC議事録で、予想外の政策担当者は政策金利の見通し
を変えるため必要性について議論され、ドルは円面安の展開となった。ユーロドルは
1.1800台を超え、1.1825まで上昇、1.18を割り込むことなく、1.1814で終了した。



ドル円は欧州でのドル買いに119.37円まで上昇、押し目も少なく119.52円まで再度買
い進まれた。しかし、本邦企業の売りや、海外資本筋の大口の売りに上値は重く、ク
ロスでの円売りが一巡すると、119.05〜35円のレンジ取引へと変わった。FOMC議事録
の発表後には、118.67円まで急落、118.90〜95円を戻り高値に、118.74円で終了し
た。



ユーロ円は欧州市場の139.47円を安値に、139.90〜140.10円で多少も揉み合ったが、
ほぼ一本調子での上昇となり、140.41円まで上昇、140.27円で終了した。



FOMC議事録では、金融政策の見通しを遠くない将来に変更する必要性を話し合った。
メンバーの一部からは利上げの行き過ぎを警戒する声が上がり、金利引き上げ過程に
ついて、行き過ぎるリスクが将来に生じる恐れがあると警戒を表明、今までの慎重な
ペースで利上げを行うとの声明分が変更になる可能性を示唆している。

=為替の大福餅





トータルアクセス
(2006年10月24日再スタート)





昨日のアクセス





本日のアクセス





自己紹介