今上天皇ご誕生日
昨日は、第125代天皇であられる今上天皇陛下77回目の生誕日、国民の祝日でした。
まずは、今上天皇陛下のお誕生を国民としてお祝いするとともに、更なるご健康を祈願してやみません。
今上天皇は、昭和天皇の第5子にして初の男子(第一皇子)として、昭和8年にお生まれになり、昭和64年1月7日にご即位なされました。
皇太子時代はもちろんですが、ご即位後も、沖縄やサイパン島、硫黄島など、日本国民が先の大戦で悲劇的な運命をたどった地を精力的に行幸なされ、日本国民だけでなく、現地住民や交戦国の米国兵士をも含んだ慰霊や世界平和への祈りに努めてこられたことだけ見ても、陛下のことを日本人として大変誇りに思います。
皇室を敬愛する教育
さて、以前にも書きましたが、戦後教育で左傾化した公立学校では天皇や皇室について教えることは長年タブー視されてきました。
天皇や皇室を敬愛する思想は、「戦前回帰」「軍国主義復活」と言って敵視し、歴史を捻じ曲げてでも皇室を貶めてきたというのが事実です。
しかし、教育基本法が改正され、日本の伝統・文化を継承すべき土壌ができた今こそ、日本が世界に誇れる伝統・文化の中核である皇室や無私の精神で国民とつながってこられた歴代天皇について、子どもたちに正しく学習させることが必要です。
その為には、皇室の伝統そのものをその身の内に宿らせ、現在もご存在されることが奇蹟とも言える今上天皇のお人柄や国民への祈りを教えることが大切です。
子どもたちには、皇室の歴史や日本国憲法の中の象徴天皇の在り方を学ばせることも大切ですが、折に触れて今上天皇のお言葉を、ありのままに素直にそのまま受け止めさせたいものです。教師が、政治的思想や歪曲された歴史観を差し挟まないことが大切です。
陛下の有りのままのお言葉の中に宿る無私の精神に触れ、国民や世界の人々を労わるお気持ちを素直に受け止めさせれば、それだけで素直な子どもたちの心は揺さぶられますし、2000年以上紡いできた日本人のDNAのスイッチが入るのです。
今上天皇のお言葉
陛下からのお言葉は、様々な場面で国民の労苦をねぎらい、幸せを念じ、勇気を与えてくださります。そして、日本人のあるべき姿や望むべき社会の形をお示しくださっています。
「今日、日本では高齢化が進み、厳しい経済情勢と相まって人々の暮らしが深く案じられます。そのような中で高齢者や介護を必要とする人々のことを心に掛け、支えていこうという人々が多くなってきているように感じられ、心強く思っています。皆が支え合う社会が築かれていくことを願っています。平成が20年となり、多くの人々がお祝いの気持ちを表してくれることをうれしく思い、感謝しています。この機会に、我が国の安寧を願い、国民の健康と幸せを祈ります。」(ご即位20年にあたっての記者会見)
本日,「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり,全国戦没者追悼式に臨み,さきの大戦において,かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い,深い悲しみを新たにいたします。終戦以来既に65年,国民のたゆみない努力により,今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが,苦難に満ちた往時をしのぶとき,感慨は今なお尽きることがありません。ここに歴史を顧み,戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い,全国民と共に,戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し,心から追悼の意を表し,世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。(平成22年 戦没者追悼式典)
昨年は,引き続く厳しい経済情勢の下で,多くの人々がさまざまな困難に直面し,苦労も多かったことと察しています。新しく迎えたこの年に,国民皆が互いに助け合い,励まし合って当面の困難を克服するとともに,世界の人々とも相携え,平和を求め,健全な未来を築くために力を尽くすよう願っています。本年が,我が国の人々,また,世界の人々にとり,良い年となることを祈ります。(平成22年 年頭にあたり)
これまで,交通事故による一年間の死者の数が5千人を割っていたのは,57年前,昭和27年のことです。昭和27年という年は平和条約が発効し,我が国の主権が取り戻された年です。当時は高速道路はなく,舗装された道路も少なく,自動車台数も限られたものでした。したがって,自動車交通が著しく発達した今日の交通事情の下で,交通事故による死者の数が当時とほぼ同じ数値になったことは,永年にわたって交通安全の活動に携わってきた関係者の非常な努力によって達成された賜物であります。ここに,本日の表彰受賞者を始め,関係者の労苦に対し,深く敬意を表します。(第50回交通安全国民運動中央大会)
このような陛下のお言葉には、常に国民を案じ、国民の幸せを願って、無私の精神で祈りを捧げてくださっている陛下のお人柄や深い願いが込められています。
偏った政治的思想からは見てとれない陛下と国民の心のつながりを感じ取らせ、子どもたちに皇室への敬愛の念を育てていきたいと思うのです。
そして、皇室の安寧と我が国の発展はともにあることを教えたいのです。




