被災地に「生きる よろこび」を
今、人々の心を揺さぶりながら、一陣の風のように被災地を吹き抜けている曲があるそうです。
「アンパンマンのマーチ」
みなさんが良く知っている、あのアンパンマンの主題歌です。
震災後に、地元ラジオでリクエストが相次ぎ、You Tubeでも総再生回数が1300万回を越えたと言います。
そうだ うれしいんだ/生きる よろこび/たとえ胸の傷が いたんでも
なんのために生まれて/なにをして生きるのか
こたえられないなんて/そんなのいやだ!
いまを いきることで/熱い こころ 燃える
だから きみは いくんだ/ほほえんで
そうだ うれしいんだ/生きるよろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも
ああ アンパンマン/やさしい 君は/いけ!みんなの夢 まもるため
作詞:やなせたかし 作曲:三木たかし
アンパンマンは、子どもたちに大人気のヒーローです。
震災後も、被災地の子どもたちに、生きる勇気と希望を与え続けています。
しかし、アンパンマンは、最初から人気があった訳ではありませんでした。
その理由は、ヒーローのくせに、バイキンマンにやられて弱音を吐いたり、お腹のすいた人に、自分の顔を食べさせたりするからだそうです。
その姿がヒーローに似つかわしくない…と敬遠されたのです。
でも、今は、そのヒーローに似つかわしくない姿が人気の源のようです。
そんな様子が、歌詞の中に謳いこまれています。
「たとえ 胸の傷がいたんでも」
アンパンマンの作者で、この歌を作詞したやなせたかし先生も、「アンパンというヒーローは他のアニメのヒーローと違い、いつも傷つくからなんです。バイキンマンに押しつぶされたりして、ジャムおじさんに「助けて」と弱音も吐いたりする。でも作り直してもらうとまた元気に飛び立っていく。そのアンパンが負う傷の全てを「胸の傷」で代表させました。苦しくても傷ついても、ヒーローは人を助けるために飛び立つのです。」と言われています。
この歌に謳われた、その自己犠牲の精神が、子どもを勇気づけるだけでなく、大人の心をも揺さぶっています。
そして、被災地だけでなく、困っている東北の人達の為に、胸の傷が痛んでも、また飛び立てるアンパンマンのようなヒーローになりたいと願う、多くの日本人たちの熱い心を燃やしているのです。
生きる意味を問うアンパンマン
なんのために生まれて/なにをして生きるのか
こたえられないなんて/そんなのいやだ!
この豊かな現代に、生きる意味を見つけられずに彷徨っている日本人がたくさんいます。
子どもから大人までの家庭への「引きこもり」が、予備軍を加えると全国で300万人を越えると言う時代には、大人になっても、なんのために生まれて、なにをして生きるのかを、見つけられない人たちがたくさんいます。
そして、それは子どもたちも同じです。
「何の為に生まれ、そして、何の為に学んでいるのか」分からずに悩み苦しんでいます。
そんな生きる意味を失った日本人のために、
「アンパンマンのように皆のヒーローにはなれなくても、家族や友人、身近な人の小さなヒーローになって、大切な人を守ったり、助けたり…そんな生き方がとても大切なことだ」と、アンパンマンは教えてくれています。
学校で起きる学級崩壊やいじめは、自己中心的で、我が儘や身勝手な行動から生まれてくるものです。
そして、それを助長させてきたのは、日教組が推進してきた子ども中心主義の教育です。
ですから、それを糾せるのは教育でしかありません。
小さくても、勇気を持って、自己犠牲の精神で人を守れるアンパンマンが増えていけば、クラスの中のいじめも、学級崩壊もきっとなくなります。
今こそ、教師や親が責任を持って、子どもたちに、
アンパンマンのように「人の為に尽くす」「人の為に生きる」ことの素晴らしさを教えなければなりません。
そして、それは「胸の傷が痛むこともある」という自己犠牲の精神がなければできないことを教えなければなりません。
そして「アンパンマンになれ!」と。
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