「お金よりも名誉」
ワールドカップ決勝出場で日本中を沸かせた「なでしこジャパン」の女子選手たち。
東日本大震災から、一日も早い復興を目指す我が国にとっては、国民を勇気づける明るいニュースです。
彼女たちの活躍は、世界中を驚かせ、その強さに世界中から興味が寄せられています。
中でも、小柄な選手たちの精神面の強さには、海外メディアも驚いている様子です。
決勝の対戦相手の米国の新聞(USA today)では、日本の選手たちは、東日本大震災で被災した母国のファンに朗報をもたらしたい一心でプレーしていると分析し、「サッカーの勝利のような小さなことでも、人々に勇気と希望を与えられる」という佐々木監督の談話を紹介しています。
また、中国のニュースサイトでも「日本民族としての強い責任感や使命感から、失敗はできなかった」と分析、被災者に対する選手の思いが決勝進出に結び付いたとたたえました。
そんな中で行われた佐々木代表監督の記者会見で、
外国人記者から「日本が準々決勝で下したドイツは、優勝したら一人あたり6万ユーロの報奨金がもらえることになっていた。日本はどうなっているのか?」との質問が…。
佐々木監督は、苦笑しながら
「われわれはお金より、こういう大会でピッチに立てる名誉を大事にする。」
ときっぱりと答えたそうです。
なんと爽やかな答えでしょう。
さぞや外国人記者たちは、驚いたことでしょう。
スポーツでも、何でも経済活動と結びつけてしまう「西洋文化」に引き換え、
「武士は喰わねど高楊枝」と言われるように、
経済性よりも、「名誉」や「誇り」を大切にする精神性を持ち続けてきた日本文化。
そんな我が国を代表する彼女らの、高き誇りは、日本国民のお手本です。
我が国を支えてきた女性たち
我が国は、皇祖神(天照大神)が女性神であり、アジア地域初の女性君主(女性天皇)がご在位された時代が幾世もあったように、古より、歴史的にも女性が重要な位置を占めてきました。
そして、また、この大震災という国難にあい、国内が混乱している有事のときに、日本女性が世界の頂点を極めようと活躍し、世界中から称賛され、そして日本国民に勇気を与え続けています。
我が国の悠久の歴史を振り返ったときに、このなでしこジャパンのように、陰となり日向となって我が国を支えてきた優秀な女性たちの活躍があったからこそ、我が国の今日の発展があるといえるでしょう。
わたしたちは、世界の大舞台で、日の丸を背負って正々堂々と世界の強豪国と闘い、勝ち進んでいる彼女たちを誇りに思うと同時に、日本女性の優秀さを誇りに思い、尊敬しなければと思います。
2日後に迫った決勝戦ですが、勝敗もさることながら、彼女たちらしい、素晴らしい試合を見せてほしいと願います。
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