上海の日系美容室事情

 いつもは帰国した時に日本の美容室に行っているのですが、今回ある事情により髪を切る必要があったので(3か月行っていなかった)、仕方なく上海の美容室でカット&カラーをしてきました。何年か前に何度か押したスタンプが溜まって30%オフになりました。

 上海の日系美容室の一般的な値段はカット350元(5500円)、カット&カラー850元(13000円)。パーマ&カット&カラーだとたぶん1500元(24000円)ぐらいだと思います。
 駐在員は(私は個人事業者ですが)、現地の美容院に行くと言葉の問題があり短くされすぎたりとか、いろいろあるので日系も需要があります。

 どこへ行ったか具体的な店名を出すと迷惑がかかるので書かないのですが、日本人の店長に話を聞いたところ、現在上海には恐らく200人ぐらいの日本人美容師がいるということでした。(上海に住む日本人は2万人ぐらいではなかったでしょうか)
日系の店自体は5店ぐらいしかないのですが、中国系のところへカリスマ美容師みたいに働いている人もいるそうです。

 自分の印象では、2007年頃、日本人美容師が上海で大流行したことがあり、あのまま増え続けたら上海で会う日本人のほとんどは美容関係者になるのではないかと思ったことがあったのですが、どうも下火になってしまったような印象を受けました。これは恐らく現地とのトラブルで撤退した人も多いはずです。
 例えば現地でお店を開いていたら、現地人にお店ごと全部乗っ取られたみたいな話も多いと思います。私も中国で16年経営しているのでよく分かります。
 これを避けるのには、恐らく日本人の店長自身が、必ずしも自分で作業をする必要はないのですが、来店されたお客様1人1人とちゃんとコネクションを持ち続けている必要があると思います。

 当時よく上海で働く美容師とかネイラーとかが雑誌の取材を受けていることがありました。でもあれは誇張されていて実際の倍ぐらいいいことが書かれていたのかもしれません。誇張して書かないと記事が成立しないということだったのかもしれません。

 結構下火になってしまったのは、どうしてかは分からないのですが、第一に上海の不動産が高すぎて高額な料金設定でないと儲からなくなってきているのではないかと思います。店長にいろいろ話を聞いたら、そんなに儲かっているようではないという印象を受けました。

 もう1つは、日本人が育てた中国人スタッフがどんどん増え続けてきて、あまり差がなくなってきているのではないかと感じました。たぶん10年かければ、日本人並みの技術を身に着けられると思います。日本でも25歳ぐらいでかなりうまい人がたくさんいます。

 日系美容院が少し多くなってきたのは、確か2003年ぐらいから増えてきたと思います。その頃、見習いだった人たちがどんどん独立していき、競争相手になっているのかもしれません。

 もう1つは、分かりませんが、尖閣問題と大気汚染で、駐在員の家族がみんな帰国してしまったのかもしれません。上海にいる日本人はほとんどが60歳ぐらいの男性で、そういう人が高級サロンに行こうとは思わないと思います。たぶん現地の1000円ぐらいのカットで適当に切っていると思います。

 私たちはカット&パーマ&カラーで2万円以上を取る美容室というのは、いったいどんだけ儲けているのかと考えがちですが、今は恐らく日本で美容師をした方が月給も高くなっている気がします。

 上海だと人気の美容師さんでも35万円ぐらいで普通の美容師はたぶん25万円ぐらいだろうという印象を受けました。18万円ぐらいかもしれません。ボーナスは会社員ではないので私はないと思いますが。
 彼女たちは別に中国に永住するわけではないので、日本でも年金や国保とか様々な経費を毎月払わなければなりません。普通の日本人で中国に永住すると言っている人はたぶんいないと思うのですが。

 あとこれを書いたら怒られてしまうのですが、設備とか材料とかは、日本の美容室の方がいいのではないかという気がしました。日本の美容室は、すごくいい設備なので、あの機械を買い内装をするだけでも2000万円ぐらいはかかるのではないでしょうか。スパもいろいろあるのですが、炭酸スパとかなら1500円ぐらいですごく安いです。日本に住んでいるとあまり気づかないのですが、日本の物価もすごく安くなっています。

 あと思ったことは、値段は確かに高めではあるので、お店には綺麗系の美容師を3人ぐらいおいた方が箔がつくと思いました。外見の差別をしているわけではないのですが、恐らくサービスの稼ぎ頭は女性のカラーとパーマだからです。仕上がり具合が分かる見本が隣にいた方が分かりやすいです。頼む人が増えるかもしれません。綺麗系の中国人女性の見習いでもいいのですが。
 昨日は自分が行ったときは綺麗系な人は1人いました。1人は出張中で、1人は夕方出勤だったみたいで、自分は男に切ってもらいましたが。

 あと思ったのは、薄毛治療にも力を入れた方がいいのではないかと思いました。駐在員の半分以上は薄毛の悩みがあると思うからです。中国では、信用できるそういうお店が少ない気がします。
 薄毛に関しては私は回数券制にした方がいいと思います。本人も月に1回と決めてやってくるはずです。10回で2万円とかで、ヘッドスパなどをした方がいいと思います。ヘッドスパはたぶん水圧でマッサージをする機械作業になるので見習いにさせればいいと思います。
 日本人のオジサンなので人民元でなくて円で決済してもいいです。そうすると円安だから行くのを止めようとか思わないかもしれません。

 でもオジサンがたくさん来ると、お店の雰囲気が変わってしまうので考えてないかもしれないですが。日本もはげ頭が多いですが、最近自分のまわりの40歳ぐらいの中国人もはげ頭が多いです。

最近EMS便のトラブルが多くなっているみたいです

 EMSは中国から日本まで大体4日間で到着すると言われているのですが、ここ1か月に送ったもので、8日から10日ぐらいかかったことが3,4回ありました。

 このせいで4件の到着指定が間に合わなくなってしまい、お客様に連絡をして、承諾をえて遅くずらせて送らせていただきました。本当に申し訳ありません。
 こちらでも定期的にいつ届くか調べているのですが、郵便局に問い合わせても知らないと言われて解決しません。

 最近の情報では、日本側の税関検査が非常に厳しくなっていると郵便局が言っていました。先日当店も6着を送って14000円の関税とその他の手数料を取られたのですが。

 分からないのですが、結果的に2つの問題があります。
1、上海の浦東空港で何日も置きっ放しになっていることが多いようです。
2、日本で関税を取られることが多くなっています。

 よく分からないのですが、中国側で日本への報復行動をし、日本側でも中国への報復行動をするということが、貿易ではたまに起こることです。もしや9月はその活動が活発になっている可能性があります。全く不明なところなのですが。
 
 もしこれが長期的にずっと行われてしまうとすれば、今後商売はあまりできないだろうと思います。

商品価格はすでに円高用になっています

 チャイナドレスやアオザイは、全部中国で作っているため、支払いは現地通貨なので、円安や円高(実際は元安と元高)の影響をまともに受けてしまいます。

 当店は日本の住所で登録をしておりますが、かかっているコストの約8割が中国側の経費のため、例えば日本の百貨店と比べ2倍以上の為替レートの影響を受けてしまうと思います。(日本の百貨店の経費の大半は日本人の人件費と不動産です)
 2014年後半から2015年年末にかけて、1万円を両替すると、470元から520元ぐらいでした。これがここ3か月ぐらいは630元程度に回復してきたのですが、このコストが安くなった分は、すでに商品価格に反映されています。
 多くのものが去年より10-15%安くなっています。(円安円高は私たちが決められることではなく、全くコントロールできないので突然変更して申し訳ありません。価格調整は2,3か月前にしました)

 現在の価格設定に関しては、ものすごく安いと言えるぐらいの価格設定になっているはずです。現地のオーダーメイド店や、ネット上の他店を見ていただければ分かると思います。他店の半値と言っても支障はないと思います。ただ当店は、安さを売りにしたお店ではないのですが。
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