人数

 どの世代にもビッグスターがいて、年収が5億円以上ある人がいると思います。かなり昔では美空ひばりとか石原裕次郎とかなら自分の中でも記憶があります。今の若い人なら大谷とか山田になるのではないでしょうか。
 自分の場合、前後にイチロー、松井、中田とか、いるのですが、彼らの最盛期はたぶん年収が5億を超えていたと思います。そして家に帰るとイチローはいくら稼いでいるのに、お前はいくらだなと言われたことがあります。

 そして10数年前に考えました。どうしてこんな差ができてしまったのだろうと。しかもその差は25歳ぐらいのスタート時点でついてしまった差です。
 答えは簡単です、自分の場合、オーダーメイド+副業程度に既製品を作っているため、月間最大200着ぐらいしか製作できません。イチローが月間何万人の観衆がよべるのかは知りませんが、1万人×20=20万人ぐらいよべる可能性はあると思います。
 また日本プロ野球と大リーグでは、規模が違います。テレビ放映が世界的ですし、観客も選手も世界中から来ます。なので当然大リーグの年棒は日本の3倍とかになります。(アメリカの人口自体も日本の3倍ぐらいなので)
(でもその理論でいえば、25年前ぐらいの野球選手の方が現在より給料が高いという理論になるのですが。今は野球を見る人が減っているので。実際現在の企業は昔ほどもうかっていません。中日とかたぶんあまり儲かっていないのではないでしょうか。唯一試合数が多くなったというのは増額する理由です)

 そして私の月間200人とイチローの20万人の違いが、給料の違いになっているのだと思いました。例えば3桁違うので、400万円だとしたら、イチローは40億円です。もし高給を目指すのならこの視点は重要です。ある意味これを教えないのに子供の給料とイチローの給料を比べたらダメだと思います。しかも小学生の頃教えないと、職業選択で間に合いません。中学からいきなり野球はできません。

 テレビに出ている人に高級取りが多いのもこの理由です。見ている人が100万人以上いるので、出演すること自体が広告になります。

 洋服のオーダーメイドをやっていては、現実的に最大200人ぐらいにしか商売をすることができません。個人経営のラーメン屋とかでも同じで、儲かっても1日500杯ぐらいしか売れないので、たかがしれています。
 もし給料が高い職業がやりたいということであれば、10万人ぐらいを相手にする商売をするしかありません。
 でも私は必ずしも給料を目的にやっているわけではないので、当時は商売替えをすることは考えていませんでした。少数の方を相手に喜ばれる仕事も楽しいからです。

人の動かし方2

 昨日日系美容室を検索していたところ
屈託がない笑顔が武器の日系ヘアサロン』という気になる記事を見つけました。 
※日経の無料会員登録をすれば記事が全文見られます。

 一部引用しますが「・・・・こともあろうにその現地スタッフは、シャワーのノズルを使って私の後頭部を持ち上げたのだ。・・・・それで後頭部を持ち上げられるのだから痛いのなんの。

 「あのスタッフはシャンプーの度に、ほかのお客さんにも同じことを繰り返していると思う。注意して改めさせるべきだ」と日本人スタイリストに伝えると、これに対する答えが、またあまりにもレベルが低かった。「最近、サロン内で日本人スタイリストに対してある事件が起こり、あまりスタッフを刺激すると私も何をされる分からないのです。今すぐではなく、また問題が発生したら通訳を通して注意するようにします」。ローカルスタッフを管理できておらず、自分の保身だけを考え客を無視している姿に愕然とした。もちろんそれ以来そのサロンには行っていない。 」
 (以上が引用です)

 私の感想なのですが、現地スタッフを注意しすぎると、逆ギレされるので、あまり注意できないというのは事実です。ですから本当に注意できないのだと思います。ただし日本人美容師の言い方が悪く、接客業なので「後で注意します」と言っておけばよかったという話だと思います。
 またスタッフの比率も関係あります。日本人が4、中国人が3など、日本人の方が力を持っているならまだましですが、日本人2、中国人5などの場合、中国人スタッフの性格によっては運営が難しくなります。
 あと中国人スタッフがどのような位置づけかによって変わると思います。もし高校卒業後すぐ採用し1から育成しているのでしたら、教育がしやすいです。もし最初中国系美容室で働いていて、2,3年働いたのち転職してきたのなら、非常に扱いにくいと思います。一度自分のやり方を持ってしまうと、なかなか変えることができなくなります。これは裁縫職人も同じです。

 もし代わりがいくらでもいる職業なら、注意をして逆切れされて辞められても困りません。ところが多くの職業は年に何回も辞められてしまうと、仕事にならないのが現実なので、妥協をせざるおえません。(ちなみに私が日本で通っている美容室はスタッフが5名いるのですが、ナンバー2レベルの人が年に1回辞めています。4年連続で辞めました。なので毎年担当が変わっている状態です。この前行ったら店長がかなり疲れている顔をしていました。美容室の見習いは戦力にはなりません)

 私の場合個人のお客様に対しては「そのようなことを職人にさせたら、逆ギレされて私たちの業務が滞ってしまいます」ということは基本的には言いません。実際職人が怒ることはよくあり2,3日に一回は怒っている気がします。

 ただしBtoBの会社間取引でしたら「それは要求が高すぎです」とはっきり言います。というのは、できることとできないことの境界をはっきりさせないと、以後の仕事に影響するからです。また取引先は必ずしもプロではなく、細かいことが分からないのではっきり言われなければ分かりません。

 本文には、恐らく日本の会社から派遣されているだけなので、仕事のモチベーション自体高くないのだろうと書いてあります。そういうのもあるのかもしれませんが、やはり業界と給料もかなり関係あると思います。一部の業界は、本当にライバル心がむき出しになりがちで、人間関係がぎくしゃくしています。典型的なのは水商売と美容業界です。

 上海の日系美容室の親分みたいな人に聞いた話ですが、(杭州はうちの近所なのですが)以前杭州にも1店日系美容室がありました。ここ数年見ないのでどうしたのかと話していたのですが、簡単に言えば、中国人スタッフの反乱にあってしまいお店がつぶれてしまったようなことを言っていました。

 もし1,2年の人間関係なら結構スムーズに運営できます。ところが10年とかの長期になると、あちこちに歪ができてしまい、中国人スタッフが、自分勝手にいろいろやり始めてしまいます。こちらで「こうした方がいい」と言っても、頑固なので、かたくなに自分のやりたいようにやります。

 例えば車の修理みたいな定型的な業務でしたら、そこで社員を首にして他のところに頼むということが可能なのですが、いくつかの業界は社員を首にはできません。

 私の知っている他店のチャイナドレスを製作している中国の会社は、定期的に職人全員を首にして入れ替えているそうです。そうしないと、職人の要求が高くなって、関係がぎくしゃくしてしまい、運営がスムーズにいかないからです。
 もし既製品のような定型業務でしたら、それは可能なのですが、1着1着違うオーダーメイドでは、職人を全部入れ替えるのは難しいです。

 ちょっと前に人の動かし方という記事を書いたことがあります

 ちょっと前に訪問させていただいた企業の日本人敏腕社長は、まるでヒットラーのように、1人の日本人で300人の中国人を厳しく管理しています。それも1つの方法なのですが、問題はそれだと社員が結構辞めてしまうことです。それなので後継者が育たないという弊害ができてしまいます。実際私は後継者候補として訪問したのですが。

上海の日系美容室2

 去年上海の日系美容室という記事を書いたことがあり、たまにアクセスランキングで上位に来るのですが、基本的に私は日本に帰国する時に美容室に行き、中国ではあまり行かないようにしています。なので、帰国の際は、かなりボサボサだったりします。

 でも近々帰国する予定がないので仕方ないので、本日また上海の日系美容室に行ってきました。
 店名を書くとまずいので書きませんが、数か月前に何度か行ったところが、カット料金が400元から500元(500元は8500円ぐらいです)に値上げしてしまい、さすがにカットで8500円は高いと思って他のところに行ってみました。スタイリストさんはうまいと思うのですが、15分ぐらいで切る早業です。それで8500円は高いと思いました。

 去年はカット&カラーで700元だったのですが、現在いくらになってしまったのかは知りません。
 どうして値上げしたのかといえば、勝手な想像ですが、ここ2年間で上海の不動産が2倍ぐらいに上昇しているのと関係があるのではないでしょうか?もともといくらで借りているのか分かりませんが、月200万円だったら300万円ぐらいに値上げされてしまったのだと思います。

 今日行ったところは初めてのところでしたが、カット&ヘッドスパで400元でした。去年以前の美容室に行ったとき、上海で本物の日系の美容院は3か所ぐらいしかないと聞いたのですが、今日行ったところも、日本人が4人いたので、本物の日系だと思います。
 ただ日系なら外から見て結構派手に見えるのかと思ったのですが(美容室はガラス張りで道に面しているところが多いと思いますが)、外側からは全くどこにあるのか分からないビルの中にありました。ビルに入ってもどこだか分からないぐらい分かりにくいです。

 もちろん言葉が通じないから日本人に切ってもらっているわけではないのですが、ローカルの美容室の中国人にカットされると、切らなくていいところまで切られてしまい修正するのが大変になってしまいます。3か月ぐらい切らずにいて日本に帰ってから修正してもらわなければなりません。それは何度も経験したことがあります。

 カットで350元から400元というのは、日系美容室では、標準的な料金のようです。テナント料金は、恐らく青山と変わらないのではないでしょうか?日本でもそうですが、例えば青山の美容室に通っていても青山でアパートを借りたら家賃が高いので、川崎とかもっと西の方に借りていると思います。

 さらにたぶん日本で美容師をやっているよりも、少し高い給料を払わないといけないそうで、経営もそれなりに大変な感じがします。たぶんぼろ儲けというほど、儲かっていないと思います。

 やはり日本でカット&カラーをしてもらうのが、コストパフォーマンスが高い気がします。日本でいつもいっているところは、カット&カラーで8300円ぐらいなのですが。最近いいカラーの方法を見つけて、非常に気に入っています。

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