こまっちょの日々是良日

降っても晴れても日々是好日・・・

シネマ三昧

「みなさん、さようなら」

中村義洋監督と岳くんのコンビならば・・・見に行かなくては!!って事で見ちゃいました「みなさん、さようなら」 伊坂作品ではないのですが、原作あるのですね。

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  「みなさん、さようなら
<あらすじ>
1981年、小学校を卒業した渡会悟は「一生、団地の中だけで生きてゆく」と宣言する。団地の外にある中学校には通わず、自分で決めた日課を規則正しくこなし、夜は団地に住む友だちの無事を確認するためにパトロールも欠かさない。3年後、悟は団地の商店街にあるケーキ屋タイジロンヌに就職し、ケーキ職人の道を歩み始める。団地の中で恋も仕事もできる。けれど、小学校の仲間たちは年々団地から去って行くのだった。


小学生の12歳から30歳までを演じた濱田岳君はそんなに違和感がなかったのですが、それよりも団地の隣の家の波瑠の方に目がいってしまった^^;中学生のメガネっこから、年代を追ってワンレンボディコンなどの髪型や服装、メイクが変っていくのが楽しかったなぁ〜
反対に岳君の婚約者でもあった倉科カナは「マドンナってこうであってほしいよね」っていう大人し目な変化だったんだけど・・・最後「変わり過ぎじゃね?」って思ったのは私だけではないはず^^;
っていうかそれよりも「毎度おさわがせします」を思わせるシーンがわんさかなのには若干引いてしまったんだけど、「思春期」を描きたいと思えば避けては通れぬ道なのでしょうかね・・・後から気が付いたPG12かかってました^^;

小学校卒業とともに「団地の中だけで生きていく」と決め、中学校に一度も行かずに卒業。就職も同窓会も初体験も婚約も失恋も・・・団地の中で経験していくのですが、中盤は中だるみがあったものの「団地の中から出ない」のではなく「出れない」謎が明らかになる後半は、団地の寂れ具合に、少なくなっていく同級生の人数、そして「母の愛」を知る出来事にグッときた。エレカシの歌もグッときた。
そしてちょっとだけ田中圭好きなので、あの役は何故〜〜って思ってしまった^^;

待合室上映会

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かつて、気仙沼上映会において、超満員で、感動を呼んだ『待合室』がリバイバル上映されます!!
前回の上映会の時に、私・・・・かなりの微力でしたがお手伝いさせていただいた事もあり、今回も参加させていただきます。

「いつか必ずいいことがありますから・・・」岩手県北の小さな駅に1冊のノート・・・・どこか傷ついた旅人と、地元の小さい酒屋のおばちゃんとの心の交流を描いた奇跡の実話『待合室  Notebook of Life

しかも、板倉真琴監督が来てくれるのですよん!!(どうやら待合室に出演された女優さんも一緒に来沼なのです^^)
なんでも次回作に「気仙沼を舞台に〜〜・・・」の下見も兼ねてとか何とか!?
前回見逃した人も、見た人も!もう一度、富司純子・寺島しのぶ母娘初共演に、極寒の北国から悲しい事、辛い事を乗り越える強さを感じる作品を見に足をお運びくださいな!

  <待合室リバイバル上映会
    日にち:2012年12月16日(日)
    時間:午後2時開演
    入場料:無料
    場所:気仙沼プラザホテル 飛天の間
    問い合わせ:090-7075-9251(事務局:常山)

人民の人民による〜秘密の書〜

映画を見に行ってきました・・・・劇場に着いたのが色んな作品が始まる5分前って事で、ちゃんとした選択が出来ず^^;ただ、ティム・バートンって文字に惹かれ^^;
・・・・なんたって、「3Dです」ってチケット購入時に知ったし、始まって知った。まさかの吹き替え〜〜〜 だったのです。
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リンカーン/秘密の書』  私的評価:★★☆☆☆
<あらすじ>
幼い頃に母を亡くしたエイブラハム・リンカーンは、母を殺した男の正体ががヴァンパイアだったという事を知る。母の復讐を果たすためヴァンパイア・ハンターとなったリンカーンは、夜な夜なヴァンパイアと戦っていた。しかし、ヴァンパイアの食料として奴隷が売り買いされている事を知り、奴隷制度を廃止するために政治家になった。やがて大統領まで上りつめた彼は、ヴァンパイアを滅ぼすため、南北戦争を開戦を決意するが…。


ティムっぽさが・・・って思ったら、ティム・バートンが製作で「ウォンテッド」のティムール・ベクマンベトフが監督だったのね。
奴隷解放宣言で有名なアメリカ第16代大統領リンカーンの裏の顔がヴァンパイアハンターって設定。コレ「ヴァンパイアハンター・リンカーン」って原作があるみたいです。
なんていうか・・・邦題に騙された感が^^;「秘密の書」って言うから、てっきりその日記が色々な謎というか、ソレを巡っての〜どんな秘密が暴かれるのか!!って期待がさ。「母をヴァンパイアに殺され復讐する為にハンターになりました」って内容なわけで。原題のままの方が、まぎらわしくないのでは。
・・・あっという間にハンター昇格するし、演説してたら大統領になっちゃって、ヴァンパイアたちの力の源が奴隷制度であると知って、政治家としての道を歩み始めるリンカーンですが、大統領しながらハンターするのかと思いきやの休業宣言。まっ、そこはしょうがないけどね。昼も夜も働いたら戦争なんてやってられませんって。
リンカーン=ハンターって設定は面白いと思うし、史実でもリンカーンは斧が得意って話を使っての、ヴァンパイア狩には「銀の斧」ってのは、やたらめったら銃を乱射しないので良かったかな。
ただ、ヴァンパイアが、銀を使用しないと死なないし、日焼け止め塗れば昼間も出歩けるし、消えたりするしでチート能力が備わってるのに、あっさりとリンカーンにやられちゃうのが・・・
まぁアクションシーンは中々見応えがあったけど、わざわざ3Dでやるものでもなかろうに・・・って感想。どうやら私は3Dと相性が良くないらしいわ^^;「ちょっとした奥行」に意味が見いだせないのですよ。
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それよりも何よりも!途中から気になった、雑貨店主・スピードの役をやった『ジミ・シンプソン』なのです。
彼は部屋も無償で貸してくれたし、メアリーとの恋も手助けしてくれたし、「ハンター」ってのをカミングアウトしても離れず、時には馬車で助けてくれたり、最後の作戦も自ら乗り込んでの〜〜〜って大事な人物のはずなのに・・・・最後位思い出してあげてよ〜〜って扱いが(涙)
主演のベンジャミン・ウォーカーよりも彼の方が存在感があったのと、ハンターの師匠でもあるドミニク・クーパーの方に魅力を見出してしまったのがいけなかったのかなぁ〜

まぁ、「ジム・シンプソン」を知れたのは収穫でしたが、この作品はDVDでいいかなぁ〜って感想です。

二十年後の宿題〜北のカナリアたち〜

久々に映画を見てきました。選んだのは東映創立60周年記念作品「北のカナリアたち」です。
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<あらすじ>
北海道、日本最北の離島にある生徒6人の分校で教師をしていた川島はるは、ある事件によって島を追われる。20年後、東京の図書館で働くはるのところへ、教え子の一人が殺人事件を起こしたとの知らせが届く。「なぜあの子が…」との思いから、はるは20年ぶりに島を訪れ、真相を知るために教え子たちと再会することに。成長した生徒たちは皆、はるが島を追われるきっかけとなった事件のことで、深く傷つき、悩みを抱えて生きていた…。

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   私的評価:★★★☆☆
20年前、何故先生は島から離れたのか? のぶちゃんは何故事件を起こしたのか?・・・登場人物の複雑な想いが絡み合って、隠れていた真実が徐々に浮き彫りになっていくミステリーって感じでしょうか。
何と言っても子供達の歌の上手さに聞き惚れますし、大人になった6人の俳優さんに似てる子を探してきたなぁ〜って思ったよ。だから違和感なく入っていけました。贅沢に若手俳優さん達をつかってて、出来れば一人一人をもっと掘り下げて長く見たかったです。ちょっと勿体ない感じもしましたけど、いい作品でした。
何より森山未來の、のぶちゃんに迫力があって、ラスト30分、母校でみんなと会うシーンには、出来過ぎと思いながらも泣けた。過去への贖罪を持ちつつ、止まってしまった時間が氷解し、未来への希望が広がった『明日地球が滅亡するとしても、今日林檎の木を植えるだろう』後悔しないように、今出来る事をする。20年後の宿題だった「かなりあ」の合唱・・・良かったです。

観終わった後、小学校の時の担任の先生を思った。閉鎖的な世界で濃密で残酷な、それでいていとしいあの時代を過ごした時間をふっと思い出したよ。

吉永さんの作品をまともに観たのは初めてだったので、これほどまでに年齢を感じさせない人なんだと改めて思ったよ。
60歳と40歳を演じているのですが、どっちがどっちか分からない程。実年齢は67歳だって^^;まぁ不倫相手の仲村トオル(まさかのシーンは衝撃!!)、父親役の里見浩太朗ってのはちょっと違和感がりましたが・・・そして仲村トオルの警官姿に柴田恭平さんが走るシーンは危ない刑事を思い出した^^;

とにかく雄大な「利尻・礼文」の島の景色に、冬の厳しさ、閉鎖感、利尻富士の荘厳な情景に見入ってしまった。 撮影は流石〜木村大作さん!やっぱカメラマンとしての彼の雄弁過ぎる映像で、気になる突っ込み所や違和感を全て包み込んでしまう凄さがありました。
増々「礼文島」に恋い焦がれます。夢は「桃岩ユース」に泊まって「愛とロマンの8時間コース」を体験することなのだw是非とも体力があるうちに実現したい!!

そうそう、そのあと原案となった「往復書簡」(湊かなえ著)の中の「二十年目の宿題」を読みましたが・・・・まったくの別物ですね。枠組みをお借りした別物でした。なんたって名前からして違うしね^^;

ポテチ

『アヒルと鴨のコインロッカー』『ゴールデンスランバー』チームによる最新作『ポテチ』。オール仙台ロケで撮影された本作が、全国公開に先駆け、仙台で先行公開されてます!
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宮城・仙台を舞台とした映画を次々と世に送り出してきた、伊坂幸太郎と中村義洋に、伊坂映画化作品に欠かせない演田岳君、音楽は斉藤和義の強力タッグ!!「ポテチ」見に行ってきました!


  『ポテチ』 私的評価:★★★★☆
<あらすじ>
宮城県仙台市、生まれた年も日にちも一緒の2人は成長した後、片方はプロ野球の人気選手、もう片方は空き巣というまったく異なる人生を歩んでいた。ある日、空き巣をなりわいとする今村(濱田岳)が恋人の若葉(木村文乃)と共に、地元のプロ野球選手(阿部亮平)の家に盗みに入っるが、今村は一向に仕事を開始するそぶりを見せない。すると部屋に女性から電話がかかってきて……。



伊坂さんの「フィッシュストーリー」の中の1編なのですが・・・この本読んでるはずなのに〜・・・すっかり忘れてました^^;情けない。でも黒澤さんが出てきた時はニンマリしてしまった。伊坂作品といえば黒澤さんは欠かせないですよね^^

68分という時間の中に、人の繋がりや信じたい、信じる気持ち。今、生きている場所の大切さが ぎゅぅ〜〜っと詰まった珠玉の作品でした。
今村が言う「僕。凄い事に気づいちゃったんです」全てが明らかになった時、ポテチの場面が切なく響いてきます。ラストはグッときてしまいヤバかったです^^
所々にちりばめられた笑いも言葉の掛け合いも、濱田岳君のハマり具合も全てが愛しくなる。親分との会話はちょっとハラハラしたけど(笑)最後の白球の行方は、中村監督らしいなぁ〜って思ったよ。
それから、「ゴールデンスランバー」の時の斉藤さんの音楽はラストガツンと響く曲でしたが、今回はじんわりと心に染みてくる曲で、予告だけでも思い出して泣きそうになります。

で、やっぱり原作が気になる所。伊坂作品持ってましたが、やんごとなき事で流出。なもんで鑑賞後、再度購入しました。
やっぱり再び伊坂作品は集めようかなぁ〜〜〜〜

冬の骨

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ウィンターズ・ボーン』 私的評価:★★★★☆
アカデミー賞主要4部門ノミネート[作品賞] [主演女優賞] [脚色賞] [助演男優賞]
サンダンス映画祭グランプリ&脚本賞2冠を含む、主要映画賞【46部門 受賞】【139部門 ノミネート】

<あらすじ>
ミズーリ州南部オザーク山脈の村に住む少女リーは17歳にして一家の大黒柱として、心の病んだ母親の代わりに幼い弟と妹の世話をし、その日暮らしの生活を何とか切り盛りしていた。ある日、地元の保安官から衝撃的な事実を突きつけられる。とうの昔に家を出て逮捕されていた父親が、自宅と土地を保釈金の担保にして失踪。もしこのまま裁判に出廷しなかったら、リーたちの家は没収されるのだという。やむなくリーは、たった一人で父親探しに乗り出すが、ならず者だらけの親族は全く協力してくれず、露骨な妨害工作さえ仕掛けてくる。“非情な掟”に縛られた村で真実を探り当てることは不可能に近い。果たしてリーは父親を見つけ出し、家族を守ることができるのだろうかー。



予告とか宣伝文句が「ハートフルな作品」的に煽ってるので、その感覚で見ると痛い目を見ます。コレ、ミステリーであり、サスペンスフルで、部族社会の闇だったり。全体的に悲壮感で包まれていてかなりダークな感じ。
ミズーリ州のオザーク高原は、痩せて乾いた山地でヒルビリーと呼ばれる人たちが暮す村で全米でも最低レベルの年収の貧困地帯・・・映画が始まって、最初「いつの時代の話?」って思ったら現代なのですね。今だ「村の掟」とかで生きる種族らしく、「国家」も「警察」も信じない地域ってある種独特すぎて、日本でのほほんと生きてる私には理解しがたい部分も、何故ここでこの行動?って部分もあったけど。
引きこもってる男達に対して女達の現実的で強い。主人公が17歳という年齢で背負ってるものが大きすぎる。その現実に押しつぶされそうになりながらも、凛とした姿を無くさず「生きる」事へ最大限の努力をする姿には、グッときました。
そして「ウィンターズ・ボーン(冬の骨)」というタイトル。boneは「人を喜ばせるために与えるちょっとした贈り物」を意味するスラングだそうです。この意味はラストで解明されます。リーの気持ちを思うとかなり複雑ですが「ドリー一族の女」と生きていくと腹をくくったラストの表情がかなりな秀逸。凄い女優さんです。ジェニファー・ローレンスの演技あってこその作品でしたね。今後も注目していきたいわ・・・

・・・「弟を殺した人間を俺は知っている」というティアドロップの言葉は、その言葉以上の意味を持っていて、部族社会の闇が詰まってました。

更級六兵衛さんです!

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ステキな金縛り」私的評価★★★★☆
<あらすじ>
エミ(深津絵里)は失敗続きで後がない三流弁護士。彼女が新しく担当になったのは、とある殺人事件。被告人は無実を主張。完璧なアリバイがあるという。なんと事件当夜、旅館の一室で金縛りにあっていたというのだ…なんとかその落ち武者の幽霊に遭遇出来たエミは、彼を証人として法廷へ召喚させることに成功! かくして、全世界注目の中、前代未聞!幽霊裁判の幕が上がる――!



見てきた。途中、中だるみはあるものの終始笑いに満ちた「家族みんなで見れる良質な娯楽作品」でしたw
サスペンス・ミステリーってくくりでは、さっさと放棄した感じで、KAN扮する被告人はそっちのけで、落ち武者にスポットが当たって、アレ裁判は?ってかなりゆる〜〜い感じになってますが(笑)
まぁ、法廷シーンなんかは、ちょっと『逆転裁判』ゲームを思い出したけどね。
様は、誰にとっても「見守ってくれている人がいる」って事が言いたかったのかな。ちょっと感動の部分は薄かった(私的には)。三谷ワールド全開の脱力系コメディーでした。

落ち武者幽霊・六兵衛を『見える人』と『見えない人』に分かれるくくりは面白かったし、中井さんが「見える人」だったのに見えないふりをする・・・あの「犬と戯れるシーン」は秀逸です!!笑った(しかも犬声が山寺さんってテロップに吹いた^^)西田敏行さんのアドリブに(小さい声でボソボソ言うのがまた笑える)阿部寛の「タップダンス」に中井さんの間髪入れずの「異議あり」、そして何より深津絵里の可愛さにやられますね。コメディアンっぷりが開花した作品ですし(もともとカバチタレでも発揮してたけどね)

無駄に豪華俳優陣が1シーンの為だけに出てたりするのも「いらなくない?」って思ったりもしたけど^^;何せエンドロールにだけ出てる人もいますから(笑)娯楽お祭りな作品なんで、コレはコレでいいかな〜出来れば小日向さんの存在をもっと際立たせてもらいたかったなぁ〜と。個人的には生瀬さんに笑わせてもらったw

映画もいいけど、この作品の「舞台バージョン」を見たいと思ったね。「見えない人」が同時進行でどのように演技するか見てみたいわ。

毎度思うのが三谷さんは映画が大好きなんだなぁ〜って事。前回の「マジックアワー」は映画を題材にしたので、そこかしこにオマージュされてましたが・・・今回も法廷映画の「スミス都へ行く」「素晴らしき哉、人生!」で小日向さんの死後の世界の公安局員って役で、フランク・キャプラ攻めでしたね^^
スミス〜は見てないのですが、「素晴らしき〜」名作!再び見たくなりました。

5本

あのドラマ!待ちに待ってたんです!やっとDVD化になったんで、借りる気満々でレンタルしに行ったんだけど、全て貸出し中Σ( ̄ロ ̄|||)
ならば、震災前に欠かさず見てたあのドラマの最終回・・・そっちを借りて物語をスッキリさせよう〜って思ったんだけど、それも貸出し中;;
・・・・って事が重なって、気分的に「手ぶらでは帰れん」「何か借りたい病」が沸き起こってたんで、むりくり「5本」借りてきました^^;

魔法のiらんどDVD 幼なじみ
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幼なじみ物の小説を読んでいたので血迷って借りてしまった。
コレは・・・ケータイ小説からの〜なんでねぇ^^;兄弟のような関係からカレカノへ〜っていう王道も王道な展開で、ハッピーエンドになるもフランス留学って・・・なんか、年齢制限あり?って位ただただこっぱずかしかったし演技が・・・^^; 深夜枠のドラマ見てる気分でした。

夜のピクニック 特別版 [DVD]
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多部未華子好きなので^^前にも見たけどもう一度借りてみた(石田卓也君と郭智博君が出てたなぁ〜ってのもあるしね)
並んで歩く ただそれだけなのに どうしてこんなに特別なんだろう
24時間夜を徹して80キロを歩く伝統行事「歩行祭」の1日の出来事なんだけど、「面倒くさい」ってのが今思うと特別だったり幸せな時間だったり・・・この作品はスリルもサスペンスも、はたまた愛だ恋だっていう話ではない、地味なストーリーですが、リアルに青春を感じれる作品です。
映像がとにかく素敵だなぁと思ったよ。映画の主題歌でもあるMONKEYMAJIKの「フタリ」も雰囲気にあっててなんか泣けます!


雨の翼 [DVD]
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こちらはそんな石田卓也君と郭智博君が出てるって事で借りてみた。
35分しかない作品で、映画というよりはPVな感じがありますけど、逆に「雨」や「夕焼け」の情景、主演の藤井美菜ちゃんの「雨の中のバレエ」が綺麗で見入ってしまった。
死者との繋がりを「甘雨」(ほどよいときに降って草木を潤し育てる雨。慈雨)をモチーフにして、再生していく様に、もうちょっと浸っていたかったなぁ〜って思わせる作品でした。


ユージュアル・サスペクツ [DVD]
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久々に借りましたよ。何度も見てます。私の好きな映画の1本です。
時間軸を行ったり来たりの作品のオチは分かりつつも、2度3度と見て伏線を確認しながら見るともっと楽しめるかと。ちゃんと謎を解明しようとすると奥が深い作品ですわ^^
特にラストの5分!コレはかなりな秀逸のシーンだと思ってます!!
大どんでん返しの作品!!「セブン」もそうだったなぁ〜って思って、そういえばどっちにもケヴィン・スペイシーが出てます!
彼にめっちゃ注目し始めた作品でした。「L.A.コンフィデンシャル」とか「交渉人」とかって面白かったです。
またしばらくすると見たくなる映画です。


ロスト・イン・トランスレーション [DVD]
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アメリカから来日した中年俳優と若い女性が東京で出会い、つかの間の交流を通して、異国の地を受け入れていく。オール日本ロケで、ソフィア・コッポラ監督第2作目の作品です。
外国の人から見た、日本、東京ってこんな風なんだな〜って。
異国で言葉が分からない中で共感していく2人・・・日本語が分かるうちらとしてはその辺の孤独や監督の意図がちょっと薄れちゃうかな。でも大きなドラマチックな事は起きないけど、なんかまったり見れて面白かった。知ってる街も目線で違った街にも思っちゃいました。


探偵はどうでしょう?

いつ以来でしょうか?久々に映画を見てきました!
東直己の小説「バーにかかってきた電話」を基に、テレビドラマ「相棒」シリーズの橋本一がメガホンを取る、『アフタースクール』の大泉洋と『悪夢探偵』シリーズの松田龍平が演じる探偵が、札幌を舞台に危険に巻き込まれるスリリングな犯罪ミステリーです!
レビューで評価が高めだったんで、それなりに期待してみました。

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探偵はBARにいる』私的評価:★★★☆☆
<あらすじ>
行きつけの札幌・ススキノのバーにいた探偵(大泉洋)と相棒の高田(松田龍平)は、コンドウキョウコという女からの依頼の電話を受けて早速行動を開始。しかし、何者かに連れ去られ、雪に埋められてしまうという事態に。報復しようと立ち上がった2人の前に、謎の美女・沙織(小雪)と実業家・霧島(西田敏行)という人物、そして四つの殺人事件が浮かび上がり……。

以下ネタバレあるんで、これから見ようと思ってる人はスルーしちゃってくださいな・・・・レビュー評価が高すぎでは?って思った感想なんで辛口になっちゃいましたから^^;

前半はリズム感があった分、中だるみと後半の探偵の探偵らしからぬ騙されっぷりに言わされてる感たっぷりのセリフ回しが「ハードボイルド」に、バーにかかってきた電話の声で「ミステリー」にはなり切れなかったのが残念でした。
なんかね、探偵って言ってる割に何もしてないよね・・・雪に埋まったり、死にそうになったりしただけで、「依頼人を守る」って・・・ねぇ^^;霧島社長の人柄を語るシーンや、沙織がどんなに霧島を愛していたかってのが伝わってこなかったし、ぶつ切りな感じが否めませんね。
そして無駄にバイオレンス描写があるのもなぁ〜
原作を読んでないので、どんな「探偵像」かつかめないんだけど、何も大泉洋じゃなくても良かったのでは?って感じ。
でも松田龍平はよかったです。もっと出演して欲しかった(笑)
あとね〜バーのマスターの声を聴きたかったわ(笑)
私的には★2・5ですが、高嶋政伸の怪演でUP。実はエンドロールに高嶋政伸の名前が出るまで分からなかった・・・だってスネイプ先生だったし(笑)「姉さん事件です!」が微塵もない役どころでした^^
そしてエンドロール終わった後に「次回作決定!」のテロップで失笑させてもらったので★3 

まぁ要は「北海道・すすき野」ロケ地巡りツアーの映画でしょうか。

生きるっ〜127時間〜

何か月ぶりでしょうか・・・本当に久々に映画を見に行ってきましたよん。いいねぇ〜日常っぽい(笑)
幾つかの候補はあったんだけど結局「127時間」にしました。
ダニー・ボイル監督好きってのもあったけど、コレは大画面で見たほうがいいかと。

315x210[1]127時間』 私的評価★★★★☆

<あらすじ>
登山家アーロン・ラルストンが体験した実話を監督ダニー・ボイル、ジェームズ・フランコ主演で映画化したサスペンスドラマ。03年、当時27歳だったアーロン(フランコ)は一人でユタの険しい谷へロッククライミングに行くが、誰も通りそうにない谷間で落下し、右手を岩に挟まれてしまう。そこから5日間、身動きの取れなくなったアーロンは必死に脱出をはかるが……。


ストーリーは実話を元に作られているんですが、「ひとりで探検してたら落下して手を挟み5日間ひとりぼっち・・・果たして!」っていう数行で説明が終わってしまう内容なんだけど・・・
コレをご機嫌な音楽と圧倒的な映像に、フランコの演技力でここまで見せるかっって感心してしまいました!オープニングは圧巻です!カッコイイ〜〜

とにかく主人公が選ぶであろう結末は想像がついてはいたんだけど、決断するまで挟まれたまま色んな脱出を心みて、絶望を味わい、今までを回想したり妄想におちいったり、幻覚に見舞われたり・・・やっぱりこういった見せ方は上手いなぁ〜と思った。アレを飲む映像なんかもね。ボイルならではでした。

で、やっぱり決断するんですよね。「生」を渇望するんです。したからこそのあの決断。
ソレをやっちゃう過程は・・・正直スクリーンから目を背けてしまったよ。アレは直視出来なかったです。
同じ境遇に陥ったら果たして私はどう行動に移したか・・・「正気を保つ事が出来るか」「みっともないほど生に貪欲になれるか」って自問自答してみるも・・・即座に無理って思ったヘタレな私でした^^;

ラストはアーロン本人映像に切り替わるんですが(あっネタバレですね^^;)あの時、決断していたからこその今があって未来があるんですね。彼の決断力に精神力には改めて脱帽です!
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