森の温泉~駒の湯温泉通信

宮城県北の栗駒山にある駒の湯温泉は、1618年に開湯し、戦後満州開拓の引揚者の方たちを受け入れた旅館を、2008年岩手・宮城内陸地震で発生した土石流で7人の尊いいのちと共に失いましたが、2015年10月、お陰さまで3,4人程度の小さな湯船の湯小屋を冬期以外、営業再開しました。38から39度の弱酸性の硫黄泉でぬるめの源泉をそのまま使った、かけ流しの温泉です。                全てを失ったと思ったのが、源泉が復活し温度も徐々に上がり湯量も増え、入れる程度になりました。日帰り温泉を2015年10月から、北海道幌加内のそば粉で十割蕎麦を自ら製麺してそばカフェを2016年8月から始めました。今期は冬季閉鎖しました。作業のために通っていますので、お手伝いお願いします。来期は4月20日頃の予定しています。よろしくお願いします。                   旅館は無理でも、次世代に400年の温泉と森を残そうと、家族二人でがんばっていますので、応援をお願いします。          山で一緒に活動したり、暮らす人が増えたらと願っています。楽しみながら温泉を守り、山の暮らしや森の再生などの活動をしませんか?  公式HP:http://komanoyu.net/ 連絡先:komanoyu@docomo.ne.jp   Facebookを始めました。写真や動画を是非ご覧ください。     みやラボの紹介文はhttp://www.miyalabo.jp/shop/shop.shtml?s=7494                         再建当初の動画をみてくださいhttps://www.youtube.com/watch?v=XRcA84p8GBw                       広報の記事はhttps://drive.google.com/file/d/1xaNqFXcencPP9bElgx8H24CD8l9x7fB_/view?usp=sharing                             

HP:http://komanoyu.net/
ぬるいお湯は弱酸性の硫黄泉をフィルターも通さず、加水も加温もせず、そのまま使用しているかけ流しのお湯です。お湯そのものを楽しんでください。
日帰り湯小屋、蕎麦カフェは、10時から17時営業。今期は冬季閉鎖しました。
来年4月20日あたりに開始予定です。お待ちください。
薪割り、除雪、配管掃除のボアランティアはいつでも募集中。
3月20日~22日大阪の小学生3人を受け入れます。応援ください。
募金振込先:郵便局からお振り込み
口座記号番号:02270‐3‐120067 加入者名:駒の湯温泉復活応援団
連絡先 komanoyu@docomo.ne.jp  ℡/fax0228(46)2110
携帯電話、090-8781-9685(8時~17時) 
Facebookも始めました。https://www.facebook.com/%E5%AE%AE%E5%9F%8E%E7%9C%8C-%E9%A7%92%E3%81%AE%E6%B9%AF%E6%B8%A9%E6%B3%89-916440765129144/
ボランティアの申し込みなどはご連絡お願いします。
メッセージを書きました。ご覧ください。
https://drive.google.com/file/d/1xaNqFXcencPP9bElgx8H24CD8l9x7fB_/view?usp=sharing

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父は貧しい漁村の出身で、早くに親を亡くしたから、学校に行けず、
きょうだいもたくさんいたので、都会に出て働くしか方法がなかったけれど、
私は夏休みには海で遊び、祖母から「都会の子なのに真っ黒だね…」と言われた。
海が好きで、叔母たちが亡くなるまで通っていたけれど、今では行き場がない…
それでも、海の思い出は、辛い時に自然とのつながりを作ってくれる大事な体験だ。

私は街場生まれだが、近辺に田畑があり、保育所も自然体験を大切にしていたし、
苦労をした母方の祖母が町の外れに暮らしていて、親が忙しかったので、
祖母の家に出かけ、裏にある山に登って遊んでいた。
父が小さな町工場に再就職した時、引越した所は公害で喘息患者の多い地域で、
学校に空気清浄機がついていて、アスファルトだらけで、土は学校の校庭だけ…

おとなになって自然観察などの勉強をした後、近くの学童保育と組んで、観察会をしたが、
公園などしかなく、ここの森を雪を見た時には、一緒に遊んだ子どもたちに見せたかった。
子どもの頃、夏休みに行く所があるのをうらやましいと言われたものだった。
今、考えると、確かに地縁というのがなければ、海には行くことはなかっただろう…

辛い時期に放浪のようにして居場所を探しをしたが、地縁がなく都会にいて、
いのちとのつながりを感じられない都会では辛い日々だった。
支援で栗駒に来たが、温泉の手入れで森にいると深海にいるようで静かで満たされた。
被災地支援だったはずが、助けられたのは自分の方だと最近気づかされた…
あまりにも有り難く勿体ないので、 都会の子どもたちにも体験してもらいたい…と思っていた。
内陸地震では、支援がなく、人も来ず…なので、つなげることができなかった。
でも、先日学童保育の先生と再会した時、
自分の関わっている子どもで何人かを一緒に連れて行く、
お金はバザーや募金集めをするということになり、受け入れならできると引き受けた。

補償金をたくさんもらったように言われたり、スポンサーがあるように思われるが、
個人でマイナスから立ち直るのに、とても苦労しているから、資金は無い…
でも、こんなに素晴らしい環境があるので、何とか活かしたい…それだけだ。
被災地と言われても役に立つことがうれしい。
そんな場所になれば、せめてもの慰めになるだろう。

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大阪の学童保育の先生と話をして盛り上がり、初めての栗駒山の訪問に
学童保育の子どもたちを連れてくることに…
大阪はアスファルトでほとんど土がないところが多く、自然観察会も公園でやってます。
自然豊かな栗駒山に是非、招待してあげたいけれど…
お金はないけど、送迎はできるので、
お米を持ち込んで自然学校に泊めてもらうことに。
子どもたちの旅費は、バザーや募金集めをするようです。

3月20日~24日の予定です。
食材や宿泊費などの募金を募集しています。
応援、よろしくお願いします。
応援くださる方は、是非、ご連絡ください。

写真はレゴで出来た大阪の街並みです。

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忘れたのではない…悲しみも深まるだけ…だけど…
でも、許しが欲しい…何もできずにいた苦しみは…十分すぎるから…
生きている人が、生きていてよかった…と思えるように…
いつか、誰かが代わりに、「生きていてよかった」と言ってあげてほしい…

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いつもおいしい玄米をいただきますが、今回は色々と工夫したもので、

おいしかったです。

お蕎麦はアレルギーの人以外はとてもいい食材ですが、

この辺りはお米の産地なので、玄米は理想的なのですが、

時間も余裕もなく、なかなか取り入れられないでいました。

でも、自然学校で炊いている玄米はとてもおいしく食べやすいものです。



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亡くなった母が写真嫌いで遺影が集合写真を引き伸ばしたもので、
いいものがなくずっと悩んでいました。
震災後、親戚の紹介で描いてもらった肖像画があまりにも悲しそうな表情で、
家族が皆、見るのが辛いものに…

このニュースを見た時に、少しかわいいイラストではあるけれど、
明るい表情にホッとしたし、こういうイラストだったら飾っておけたのに…と…
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201801/20180113_13013.html

遺族にとっては、まだまだ、癒えない…
こころが、少しでも少しでもイラストをみることで、あったかい気持ちになれますように…

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小屋までの道も開通。
助っ人の冬用の小屋です。
皆、忙しくて、来られないので、残念…
でも、時々、手入れしてます。

本当は宿泊施設も作りたいのです。
泊まりたいって言ってくれる人が増えてほしい…
でも、資金がないから、泊まる人にお金をもらうわけにいかないので、
資金を集められず、投資できなくて…ただの小屋なので、物置に…

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薪割も一人黙々とやってます。
助っ人やボランティア、それに居候だって、泊るところがあればなあ…

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自分の意図したことでなく、ある日突然人生が変わったら…
大事な人に、仕事に、住む場所に、信じる心に、自分自身を失ったら…
生きる意味も失って、お金も、仕事も住むところなくて、喪失感と絶望感、
無気力な自分だけしかいない…そんな状況を…誰にも説明できず、助けてとも言えず…
それでも、生きていかなくてはならなくて…

生きていたいんじゃないのに、生きていることを自分で裁かなくてはならない…
こんな自分に生きる意味があるのか…って、なのに、生きてしまっている自分…
どうか、いのちを裁かないで…って叫んでみるけれど…
生きていることは誰かの意思で何とか出来る事でない…
自分の責任は自分が一番知っていて、自分が自分をさばいて苦しいのだから…
それ以上に生きることに苦しみを加えても、元には戻らないはずだから…
わかっているけど、責めるのは自分自身…

被災地だけでない、いのちと向き合う人たちは多いはず…
いのちの重みを知っていて、どうすることも出来なかった…
いじめを傍観するのも、虐待の疑いを通告できないでいるのも…
せっぱつまっていのちを粗末にするのも…その苦しみは簡単なものじゃない…

誰かが一緒に担わなくては、一人ではあまりにも酷なこと…
誰かの荷を少しだけ負うこと…それができたら…生きる意味が見つかるかも…しれない。
誰かのためになら生きられるかもしれない…、
だからあきらめないで…

ほんの少しの間、耐えられたら誰かが話を聴いてくれるかもしれない、
一緒に泣いてくれるかもしれない…仲間が見つかるかもしれない…
そうすれば、立ち上がることが出来る…

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仲間が山登り帰りに寄ってくれました。
やはりうれしいですね。
思った以上に雪はなかったので、少し除雪を手伝ってもらい、
やはり、一人より二人…気分も違います。
本当に感謝。また、是非来てください。待ってます。

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被災した時の出来事を話すことは、とても大変なことです。
なぜ、語り部のようなことをしているのかというと、
誤った情報をそのままにせず、訂正し、
被災して、本当に傷いていることを知って、助けて欲しい…
存在自体を否定されている…その現状を何とかしたい…

遺族として、当事者として、失ったものが多く傷つきました。
しかし、いつの間にか、なかったことになり…現実の厳しさを知り…
被災地を見学に来る方の中に生きている自分たちに関心がなく、
誤った情報をそのまま他の方に語られる現状を何とかしたい…

また、他のご遺族と関わる事が多く、お話をする中で、
被災現場を見学のコースにするなど観光地化することに関して、
快く思っておられないと言うことを知って、観光施設として、
営業している手前、本当にこころ苦しく思うので、できることをしたいと思っています。

そして、被災地を観光地として活用すること自体が、遺族にとって
辛いことなのだと言わなくてはならない…と言う時期が続きました。
ただ、担当されている人が大事な友人だったり、若い人が
わざわざ来て活動されるようになったから、ただ反対するのではなく、
有機的につながれないか、と考えるようになりました。

しかし、うまく伝えられない、もどかしさ…
一定の場所を立ち入り禁止にしたり、植樹をしたり、がんばっても、
何を言っても言っていることが個人的なことだと思われる…
失うものが多く、喪失感、無力感に苦しみ、存在を否定されている
ような気持ちになる事が多い中で、やっとここまでやってきたけれど
そして、他の遺族にこれ以上の苦悩はないとずっと苦しんで来ました。

しかし、世帯主が突然いなくなり、どうしていいか分からなくなってしまったら…、
金銭面も暮らしも精神面も頼るべき人が突然いなくなり途方に暮れたら…
行方不明なのかどうかもわからない…など、亡くなったとも違う苦しみ…
そして、家族を亡くした悲しみは同じでも、
世帯主というような別の意味の困難さを併せ持っていたら…

その苦しみを知ったときに、何も知らず、その振る舞いがこれ以上
遺族を悲しませることのないように、伝え、つなげなければ…と思うのです。
それは、遺族代表として語ることが多いからこその義務であり責務であると…
被災者個人が担うには重荷になっているのは事実です。
だから手伝ってほしいのです…手を貸してください。お願いします。

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記憶がなくなってしまう恐怖があった時、自分がなくなる恐怖があった。
記憶できなくなっている状況の時は、空を切るような、
何の手がかりもない感覚で本当に怖かった…
そのうち記憶はできるのだが、ホワイトボードに書く片っ端から消されていく感覚になり、
自分がなくなりそうで…自分が消えてしまいそうだった…

しかし、記憶はなくなっているのではなく、
記憶を取り出すことが出来なくなっていると、気が付いた。
今はすっぽかしの感じの忘れになっている…その感覚は普通の感覚らしい…
周りの人に相談しても「自分もそうだ」と言われるし、確かに同じだなと思う…

自分が消えていく恐怖は、人にはわからないようだ…
ずいぶん回復して、普段はその恐怖と闘う事は無いけれど、
若年性認知症の人の苦悩を想像する時、理解できるような感じがする…
それでも訓練をすればよくなるとされる脳のダメージは、だんだん自分が取り戻せる分
自分が出来損ないのような気分は認知症と同じでも、どうしたらいいのか判断力や
総合的に考えられないからだとわかるために逆に気分が悪い。
方法が分かっているのにできないことがつらい…目の前の相手に何も伝えられない…

以前なら、うまく取り繕う事もできたし、言い訳が上手だと友人に言われたものだが、
今はここで何か言わなくては…と思っても言えないし、
根回しも、交渉力もなくなり、相手の返事や態度にへこむばかりだ…

それでも、東京の若いボランティアや小さな子どもたちが来たいと言ってくれるのが、
とてもうれしくて、勇気づけられる…
誰も来たがらない、やりたがらない、関わりたくない…そんな風にしか思えなかったのが、
家族のような仲間たちができ、先日も一緒に撮った写真を見ながら…今日も頑張ろう…って思う。
ちゃんと記憶している、大事な思い出…
お客さんとのつながり、楽しい出来事…本当に有り難い記憶…
温かさ…人に会えないこの時期はすぐにへこむから…記憶に助けられている…

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ついでに、配管掃除も。
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ちょっと重い雪でしたから、全部は無理で、残念…
スノーモービル借りていて良かった…
移動は楽なので、作業に集中できます。
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とはいえ、疲れる…
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除雪機、持っていきたいけど、それもひと苦労…
でも、他の所よりはましの様子…がんばろ。

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今日は温泉の方へ行けるかな。
雪下ろししないと…いけないでしょう。

なぜか今朝、配達の人が心配して電話をくれたけど、
いつも来てくれる人は慣れているから、どんな天気でも、積雪でも
来られちゃうので、ビックリだし、感心します。本当に感謝です。

しかし、今日はプロのドライバーが心配するような
天気でも、積雪量でもなく、
除雪体制の整わない里の方が走りにくいかも…
どちらにしても、気をつけて走行したいものです。

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