コマ送りの狭間で ~漫画の感想~

読み終えた漫画について、独断と偏見に基づき評価・感想を綴るブログ。






トップページ★★★★☆ > MAJOR 「夢島で他人にやらされてた練習を努力とは言わねえだろ。」
完結した漫画を取り上げている。
未だ読んでいない方には、良い漫画と出会えるきっかけになると幸い。
既に読んだ方には、新たな発見や共感が得られると幸い。

MAJOR



【タイトル】

MAJOR
めじゃー



【概要】

作者 満田拓也
出版社 小学館
掲載誌 週刊少年サンデー
発表期間 1994年 - 2010年
巻数 全78巻



【評価】

★★★★☆




【内容紹介】

プロ野球選手の父を持つ元気一杯の野球少年・吾郎が、
プロ野球選手という大きな夢に向かって突き進む本格派ベースボール成長ドラマ!!
(amazon引用)



【見どころ】

現代版スポ根野球漫画

野球漫画と言えば、『巨人の星』、『ドカベン』、『タッチ』などが有名な作品としてあげられる。
それらと並ぶほどのメジャーな作品としてこの『MAJOR』もあげられる。
野球漫画の王道要素として「熱血」、「友情」、「努力」などが詰め込まれている。
野球が大好きで、野球に全てを懸ける主人公・本田吾郎が躍動する。

主人公・本田吾郎の成長期

物語は吾郎が5歳の時から始まる。
全78巻を懸けて吾郎が野球選手として、人間として成長していく様子を描いている。
しばしば逆境に立たされる吾郎が、持ち前の強気で乗り越えていく姿が力強い。

長寿野球漫画

連載が約6年続いた作品である。
その間にTVアニメ化や映画化もされ、プロ野球選手にも本作のファンがいるとのことだ。
そして2015年からは続編の連載が始まった。
巻数は多いが、わかりやすい物語とシンプルなコマ割りで読み易いつくりになっている。
























【感想(ネタバレ注意)】

上述した通り、巻数は多いものの比較的あっさり読むことができた。
まだ読んだことが無く、興味がある方は身構えることなく読んでもらいたい。

それにしても吾郎には何度も不幸が降りかかっていたので、その激動の人生に感嘆した。
(自業自得な部分も少なからずあったが・・・。)
特に大好きな野球によって父が返らぬ人となったのは、衝撃であった。
また、利き腕を負傷し、逆の腕で投げることや、最後には両腕を負傷しバッターに転向することも。
何とも絶望的過ぎることだろうか。
しかし、そんな悲劇が続いても作品全体として暗い感じにはならなかったのは特徴的だ。
吾郎の情熱と野球に対する前向きな姿勢が、ポジティブな雰囲気を醸し出していたからだろう。

もう一つの特徴として、主人公の吾郎は各年代で大会に出場し、競合チームを倒すものの優勝が1回も無かったことだろう。
初優勝は、物語の最後にあたるメジャーリーグになるのではないだろうか。
いつも決勝戦まで行く前にライバルチームとの対戦で力を使い果たしていた感じだ。

個人的に面白かったのは、海堂学園入部直後にあった夢島を舞台にした話だ。
あの前時代的なトレーニングといびり具合は、今時珍しく新鮮な気持ちで読んだ。
圧倒的な負荷を強いられる吾郎が、それを自分のため捉えていたことがカッコよく思えたものだ。

W杯編では、実際の選手を思わせるキャラクターも登場し、当時のWBCを思い出した。
鈴木コジロー、松尾、堂島、野呂などなど。
知っている選手がいるとイメージがしやすいので、より楽しめた。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

MAJOR(78)【電子書籍】[ 満田拓也 ]
価格:432円 (2017/1/19時点)


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット

トラックバック