勝負の1手は、駒音 高く!

2019年02月

叡王戦決勝トーナメントを振り返りたいと思います。


挑戦者決定戦三番勝負を制したのは、永瀬七段でした。
まずまず順当な結果だと思います。

と言うのも…ベスト8の時の私の予想は、◎永瀬七段◯渡辺棋王▲斎藤王座でしたからね(笑)

最初の予想はかなり外れてましたが(笑)

トーナメント表は最初、左山がかなり厳しいと思いましたが、その通り有力棋士が潰し合いました。
1回戦では、斎藤王座が藤井七段を倒し、菅井七段が羽生九段を倒し、2回戦では渡辺棋王が広瀬竜王を倒し、渡辺大夢五段が佐藤名人を倒しました。

永瀬七段は右のブロックで、順当に勝ち上がれたのが勝因ですね。

1回戦は藤井七段と斎藤王座戦が注目でした。
2人の2度目の対決は、再び斎藤王座が勝ちました。
藤井七段にはまだまだ関西若手のトップ棋士が壁になりますね。

4月から始まる叡王戦七番勝負が楽しみですね。
高見叡王、踏ん張り時です。

ではまた。

昨日は王位戦挑戦者決定リーグ開幕戦、谷川九段対千田六段戦が行われました。

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なんでこんなに紅組と白組で線の幅が違うんでしょうか?(笑)

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先手は千田六段です。

角換わり腰掛け銀になりました。
先手が9筋を突き越す形です。
この千田六段の▲3八金は手損ですが、研究手ですね。
谷川九段はどうするのでしょうか?

それにしても千田六段、全く時間を使っていません。

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千田六段が▲5五銀と立ったのに対して、谷川九段は6四の歩を受けずに、△7五歩と仕掛けました。

戦いの始まりです。

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先手は成銀とと金、後手は馬が出来ています。

千田六段は飛車取りを無視して、4三の銀を取りました。
飛車を取られれば、先手は駒損です。

どちらの玉も危険ですが、どちらかと言えば、先手玉の方が危ない気がします。

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谷川九段は△6七銀と銀を打ち込みました。

この手が良くなかったとの事です。
ここは△7七歩成▲同桂△2九馬が正着だったと、感想戦で言われていたそうです。

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前局面より、▲6七同金△2九馬となりました。

前述した△7七歩成からの手順と似ていますが、飛車を取った時、これでは詰めろになっていません。

レベルが高過ぎて、私には分かりませんが(笑)

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谷川九段の△8八飛〜△4七銀の攻めまでで、攻守が入れ替わります。

今度は千田六段の攻めです。

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千田六段は、歩を使ってさらに玉を釣り上げます。

遠く8一の馬が、利いているんですね。

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いよいよ決着がつきそうです。

千田六段が勝勢です。

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ここで谷川九段が投了しました。

まずは千田六段1勝目です。

ではまた。

昨日は王将戦七番勝負第4局、久保王将対渡辺棋王戦の2日目でした。

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やはり封じ手は△6五桂でしたね。
私の予想、当りました!

よく見たらこの将棋、相居飛車の将棋です。
しかも先手は雁木のようです。
生粋の振り飛車党、久保王将の将棋なんですが(笑)

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前局面より、▲1四歩△同歩となりました。

久保王将は1筋に手を付けました。
三歩持ったら端攻めですね。
後手玉の1番弱い所です。

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昼食休憩の局面です。

久保王将はさらに▲1三歩△同香▲1五歩△同歩を入れて、▲3五歩と桂頭を攻めました。
しかし、この△5五銀は痛いです。

6六の角筋が通っているから、1筋の攻めも3筋の攻めも効果があるのであって、△5五銀の1手でその角筋を遮断されてしまいました。

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昼食休憩明け、久保王将は前局面より▲8八角と辛抱しました。
これは辛い!

渡辺棋王が優勢です。

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久保王将は当たっている飛車を、4一に成り込みました。

しかし先手玉に詰みがあるようです。

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ここで久保王将が投了しました。

渡辺棋王、王将位奪取です。
棋王・王将の二冠王になりました。
序列は王位・棋聖の豊島二冠の方が上でしょうか?

ではまた。

昨日は王将戦七番勝負第4局、久保王将対渡辺棋王戦の1日目でした。


対局場は、琉球新報本社ビルです。
新しい建物みたいですね。

沖縄で行われるのは、珍しいですね。
タイトル戦は18年ぶりだそうです。

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先手は久保王将です。

久保王将の三間飛車藤井システムです。
今回副立会いの中田功八段にあやかったのでしょうか?

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昼食休憩の局面です。

渡辺棋王のこの△7三桂に、控え室はかなり驚いたようです。
確かに角を出たい場所ですからね。

渡辺棋王の構想は、△5五歩▲同銀△6五桂▲8八角△9五角▲7八玉△8六歩▲同歩△8七歩のようです。
控え室の棋士は感心しているようです。

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前局面より、▲7八金△7五歩となりました。

渡辺棋王、仕掛けましたね。

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封じ手の局面です。

控え室ではすでに、渡辺棋王有利との見解のようです。
渡辺棋王タイトル奪取濃厚でしょうか?

私の封じ手予想は、△6五桂とします。

ではまた明日。

遅くなりましたが、2/5(火)に放送されました銀河戦5回戦、藤井七段対佐藤慎一五段の対局を取り上げたいと思います。

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先手は佐藤五段です。

相掛かりの出だしですね。
すぐ飛車先を交換するのは、昔のスタイルです。

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この▲5五桂が良くなかったようです。
ここは素直に▲2二角成△同金として、角交換をしておく方が良かったみたいです。
△同金で後手は壁金になりますしね。

藤井七段が△5四銀の後、△6六歩〜△7四桂と上手く咎めて行きます。

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この△4六銀が痛かったようです。

ここはその前の▲4四角ではなく、敵の打ちたい所に打て…の▲4六角が優ったとの事です。

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ここで佐藤五段が投了しました。

藤井七段強いですね。

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藤井七段はEブロックです。
次は阿部健次郎七段戦ですね。
銀河戦は勝つとドンドン対局が増えます。
どこまで勝ち上がれるでしょうか?
是非、豊島二冠の所まで行って欲しいです。

ではまた。

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