勝負の1手は、駒音 高く!

2019年03月

昨日は王位戦挑戦者決定リーグ白組2回戦、永瀬七段対千田七段戦が行われました。

順位戦で、 B級1組へ一緒に昇級した2人ですね。


2回戦に突入しました。
1勝同士の2人です。

ここ3年間の2人の対戦成績は、永瀬七段の3勝0敗です。
永瀬七段強いですね。

FullSizeRender

先手は永瀬七段です。

矢倉です。
しかし昔と違って今は、▲6七金左型が主流なんですね。

FullSizeRender

昼食休憩の局面です。

2筋3筋で戦いが起こりましたが、少し落ち着きました。

永瀬七段は2四歩の拠点を手に入れましたが、一歩損になっています。

FullSizeRender

千田七段が△2五桂と跳ねて、永瀬七段が▲2六金と逃げました。

局後、千田七段はこの△2五桂を悔やんでいたようです。
ここは△8五歩▲9七銀△6五歩(または△7五歩)と攻めて行けば、まだまだ難しかったようです。

△2四桂は、暴発気味の手という事でしょうか?

FullSizeRender

▲3四歩に△同金▲同銀となりました。

▲3四歩には、△4三金と逃げた方が良かったのかも知れません。
△4三金には、▲4四銀△同金▲3五金という妙手(取れば▲4四角の王手金取りで2八の飛車筋も通る)があります。

FullSizeRender

千田七段は△8六飛と飛車を切りました。

詰めろ逃れの詰めろですね。

果たしてこの成否は?
また暴発気味でしょうか?

FullSizeRender

ここで、千田七段が投了しました。

やはり永瀬七段強いですね。

ではまた。

昨日は棋聖戦決勝トーナメント1回戦、木村一基九段対菅井竜也七段戦でした。


1回戦最後の1局です。

ここ3年間の2人の対戦成績では、木村九段の3勝1敗で、木村九段がリードしています。

FullSizeRender

先手は木村九段です。

菅井七段のゴキゲン中飛車に、木村九段が超速4六銀で対抗しました。

5年ほど前に流行った戦法で、久しぶりに見る気がします。
まあ、振り飛車自体が減ってますからね。

FullSizeRender

昼食休憩の局面です。

もうすでに木村九段の桂香得で、成銀まで出来ています。

菅井七段、大丈夫でしょうか?

FullSizeRender

木村九段は▲6五歩と角を追います。

この手は同時に8八の角道が通る事と、6四の角が4六に動けば▲2二飛成が金取りの先手になります。
しかし、後手に△4六角と出られると、角が攻撃に参加する事になりますから、一長一短です。

菅井七段が少しリードでしょうか?

FullSizeRender

菅井七段は△5二金と飛車を弾きました。

木村九段としては、一気に攻める気を失わせる金打ちです。

菅井七段が優勢です。

FullSizeRender

菅井七段は△6五桂と打ちました。

いよいよ先手玉には詰めろがかかりました。

後手勝勢です。

FullSizeRender

ここで、木村九段が投了しました。

菅井七段準々決勝進出です。

ではまた。

昨日は竜王戦ランキング戦4組準々決勝、中田宏樹八段対藤井聡太七段戦でした。


勝つと、高見叡王対佐々木慎六段の勝者と準決勝です。

中田八段には失礼かも知れませんが、藤井七段、こんな所で負ける訳にはいきません(笑)

IMG_7026

先手は中田八段です。
相変わらず藤井七段は振り駒、弱いですね(笑)

矢倉になりました。

IMG_7027

Abema TVの解説は長谷部四段、聞き手は中村桃子女流初段です。

長谷部四段は初めて見ました。
王位リーグ入りの活躍は見事です。

IMG_7029

今日は東京将棋会館ですね。

FullSizeRender

昼食休憩の局面です。

脇システムの様な形ですね。

FullSizeRender

前局面より、△9四歩▲9六歩△4五歩となりました。

藤井七段が△4五歩と仕掛けました。
中田八段の玉形が気になります。
早く▲7八金としたいです(笑)

FullSizeRender

夕食休憩の局面です。

角交換になって、藤井七段が馬を作りました。
この馬が活躍するかどうかが勝負ですね。
中田八段は▲3五歩と反撃しましたが、藤井七段は無視して△4九馬です。

さすが竜王戦、進行が遅いですね。

FullSizeRender

前局面より、
▲5五歩△7五歩となりました。

中田八段の▲3五歩〜▲5五歩の反撃を、藤井七段は相手をせずに、△7五歩と突きました。

少し中田八段が、上手く指している気がします。

FullSizeRender

中田八段の手筋の歩が入りました。

この歩を△同玉と取ると、▲6二角成△同金▲4二飛の王手金銀取りが掛かります。

藤井七段劣勢です。

FullSizeRender

中田八段の▲5四歩に、藤井七段は△6二銀とタダの所に銀を逃げました。

藤井七段のワナでしょうか?

FullSizeRender

ここで中田八段が投了しました。
以下▲5八玉は△3九角▲4八歩△同角成以下即詰みだそうです。

なんと、前局面の△6二銀を取ると先手玉は詰んでしまうんですね。
藤井七段恐るべし。
大逆転劇でした。

藤井七段熱戦を制しました。
次も頑張って欲しいですね。

ではまた。

昨日はヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント1回戦、広瀬竜王対中村七段戦でした。

FullSizeRender

勝てば、準々決勝で郷田九段と対局です。


FullSizeRender

先手は中村七段です。

昼食休憩の局面です。

角換わり腰掛け銀になりました。
広瀬竜王は右玉です。
中村七段は銀矢倉です。

FullSizeRender

お互いと金を作って、終盤戦の突入です。

広瀬竜王が△5八とと、金を取りました。
後手の角の丸得ですが、4二・4三のと金が強そうです。

少し先手が、リードしたのではないでしょうか?

FullSizeRender

△4七角の飛車取りに、中村七段は▲4九飛と飛車を回りました。

角と刺し違えようという事でしょうか?

先手の銀矢倉はまだ健在で、やはり先手が優勢だと思います。

FullSizeRender

先手の▲7九金と馬を弾く手に、広瀬竜王は△6八歩と歩を繋ぎました。

もう、かなり後手は苦しい状況です。

中村七段が勝勢です。

FullSizeRender

ここで広瀬竜王が投了しました。

中村七段、準々決勝進出です。

ではまた。

前回の続きです。

まずは B級2組です。
FullSizeRender

去年の私の組み合わせ決定直後予想は

◎永瀬七段
◯中村七段
▲丸山九段
▲澤田六段
▲千田七段(新)
でした。

◎ー▲で、正解ですね!(笑)

永瀬七段は全勝でした。
やっぱり強いです。
トッププロとも互角以上に渡り合ってますからね。

中村七段はもう一歩でしたね。
昇級した2人より順位も高かったので有利だと思ったのですが、タイトル獲得後調子を落としましからね。

丸山九段はもっと強いと思ってたんですが、どうなんでしょうか?
6勝4敗でした。
やはり年齢的なモノなんでしょうか?

澤田六段も意外な結果でした。
5勝5敗の指し分けとは…苦しんでますね。

千田七段は見事でした。
永瀬七段には負けましたが、9勝1敗で一期抜けです。

降級は先崎九段でした。
病み上がりなので仕方ありません。
うつ病は難しい病気ですからね。

次はC級1組です。
FullSizeRender

去年の私の組み合わせ決定直後の予想は

◎藤井七段
◯佐々木勇気六段
▲近藤誠也六段(新)
▲金井六段
▲増田六段
でした。

近藤六段は当たりました!
やはり昇級すべき棋士ですよね。

杉本八段は読めませんでした。
 B級2組から落ちた経験のある人が、再び昇級するのは予想出来ませんね。
 B級2組以下は降級点システムなんで、一時的なスランプで降級する事はないと思うんですよね。
杉本八段はやはり、藤井七段の影響でしょうね。

佐々木六段は意外でした。
5勝5敗の指し分けでした。
去年の9勝1敗で昇級出来なかったのが、響いてるのでしょうか?

金井六段も5勝5敗の指し分けでした。
このままC級1組の番人になってしまうんでしょうか?

増田六段も5勝5敗の指し分けでした。
もっと勝てると思ったんですが、やはりC級2組とはレベルが違うんですね。

降級は5人もいました。
泉八段、近藤正和六段、田中九段、富岡八段、福崎九段です。
田中九段や福崎九段は、タイトルを取った頃を知ってるので、なんか寂しいですね。

次はC級2組です。

去年の私の組み合わせ決定直後予想は

◎三枚堂六段
◯高見叡王
▲大橋四段
▲佐々木大地五段
▲黒澤五段
▲阿部光瑠六段
▲八代六段
▲斎藤明日斗四段
でした。▲多過ぎですね(笑)

及川六段、佐藤和俊六段、石井五段は読めないです(笑)
こんなにたくさん名前を上げたのに、全部外れました(笑)

特に及川六段の好調は凄かったですね。
 C級1組でも好調を維持出来るでしょうか?

佐藤和俊六段も意外でした。
数年前にNHK杯で活躍した事が1番の印象でしょうか?

唯一石井五段は読めそうですが、私は名前をあげませんでした。
去年時点ですからね。

私のあげたメンバーは全て、ここ(C級2組)にいてはいけない棋士ばかりです。
早くC級2組を抜け出して、活躍欲しいメンバーばかりです。
頑張って欲しいですね。

ではまた。

このページのトップヘ