朝から腰が痛くて、映画を観に行く予定をやめて、横になりながら、米津さんの曲を聴いてたら寝てしまった。

その時に、高校時代の小さな恋を思い出してしまう夢を見てしまった。

私は中3で進路に迷ってた。

って言っても3択くらいしかなくて、自分の町にあるのは1校。

電車通学で2校くらい。

私は電車通学する方に行きたかったんだけど、毎日毎日校長室だとかに呼び出されて地元の高校に行くように説得され、授業中でも呼び出され、挙句の果てに家まで来て・・・。

受験生なんて言う気分にもなれないくらい先生たちが邪魔をする。

親が「この子の将来に責任が持てるんですか?」と聞いても「持てます」とかいうとても無責任な答えで、強制的に地元の高校に・・・・。

日本中どこを受けても合格する。って言われながら・・・・。

私は早く地元を出たかったから、がっかりしながらまぁ行ったんだけど、勉強なんてする気も無く、中学の時に吹奏楽部で、高校と一緒に練習することがあって、私の楽器「クラリネット」の先輩がちょっと好きで・・・・。

新入生歓迎会で演奏してくれた時に、高校生活は吹奏楽に掛けよう!

って決めて、入部届を出しに行きました。

希望は?って聞かれたから、クラリネットです。って言って。

振り分けられるんだけど、やっとこさクラリネットになれて・・・。

初級者コースから教えてもらってたんだけど、友達が「この子は経験者だからこんなのいらないんじゃないですか?」ってバラしちゃったから、一人本格的な練習になっちゃって・・・。

それに就いてくれた先輩が、その人で・・・。

恋愛に奥手な私は、「ひょえ〜〜」と思いつつ、間違わないように、上手に!!って必死で練習しました。

管楽器やってる人は経験があると思うけど、教えてくれる時は私の楽器を使うのね。

じゃないと楽器によって癖もあるから。

で、先輩は私の楽器でこう吹くんだよ。みたいに演奏を・・・・

えええええええええええ・・・・・・・・・これって間接〇〇?

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そんな私の混乱している頭をものともせず、先輩は普通に教えてくれて、だから私も頑張らなきゃ!と必死について行って・・・。

そんな日が少し続いて、やっと楽譜貰えて、でも個人レッスンなの。

もういいよ〜〜〜〜と半泣きの私。

恋愛って何よ?的な私。

恋はしているかも・・・。

などとふわぁっと考えてた。

で、迎える吹奏楽コンクール

最近では結構皆さんが知るようになった吹奏楽の世界。

課題曲と、自由曲があるんだけど、私はこの自由曲では勝負にならんな。

って、高1だから口も出せないけど、まぁ自分の与えられた課題をこなすか・・・。って入念に練習して、自分を追い込むのが好きだから、練習の上に練習。

下唇の裏がずたずたに切れまくるけど、まったく練習には関係ないと思って、集中してた。

ただ、会場でほかの高校の女子が、キャーキャー言ってるのが少し気持ちよかった。

先輩は私の横もしくは近くをずっと歩いてて、てへへみたいな、自分のじゃないけど誇らしいような・・・。

「隣の子彼女?」とか聞こえると、「ちゃいまっせー」と心の中で言いながら。

結局この時はコンクール落ちて。

悪いけど想定内だったから、そうだろうさ・・・。と思ったり。

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で、後に残るのは秋の定期演奏会

いろんな曲を練習してこれは楽しい。

アニメの音楽とか演歌とかたくさん演奏できるから。

当日、演奏の合間に花束を抱えた女性が・・・・。

なんと彼に持ってきたらしい。

彼に渡して帰って行った。

あんたら手を出しちゃだめよ!これは私のだからね」的な威圧感。

はぁ?って感じの部員たち。

私は別に「あー彼女か」くらいでショックも受けなかった。

でもなぜか帰りの電車で、男子の先輩が、「あんなタコ焼きに負けないって!お前の方が絶対にいいから」と励ましてくれたけど、元々争奪戦をする気が無いから、「はぁ」ってぼんやりしてた。

みんなは落ち込んでるって思ったみたいで腫れものに触る感じに扱ってくれた。

余談だけど、私が家で彼の話をしまくるもんだから、うちの両親が最前列に座って彼を見続けたそうで・・・。

「はぁ〜かっこいいわぁ〜」と母。

「彼にならお前をやる!」と父。

何を言っているんだか・・・と私。


でもなんか区切りをつけたくて、電話をしました。

で、ぼんやり告白。「今日会ったと思うけど彼女いるから」って言われて。

「はい、知ってます。知っておいてほしかっただけです。」って電話を切った。

両親の落胆は激しかった、嫁入り先に勝手に決めていたようで・・・。

次の日からの部活は、本当なら3年生はもう来なくて、受験に備えるんだけど、彼は音大希望だったから、毎日音楽室に来て、なんだかんだと私の指導をして帰る。

私も無機質な感じで、普通に応対してる。

周りはひやひやしたらしいけど。

で、卒業して2年くらい?

私は大阪市内で働いていて、帰りの電車を降りたところに彼が居た。

少し挨拶してさようなら。

あの時電車に一緒に乗って、もう少し話していたら、何か変わっただろうか?

当時は携帯無かったから連絡の取りようも無かったんだけど。

思えばあれはクリスマスの日だった。

サンタさんのくれたプレゼントだったのかな?     IMG_2297