オキナワスミレについて 2014.12.20
オキナワスミレは自生地では細かい観察が難しい事もあり、ちょうど自宅でも咲いているので、観てみました。1番目 これは花弁の先が尖り、シャープな印象の花で、写真では白く写っていますが淡い紫色をしていて、葉の先も他のものより尖っています。昨年から良く花を咲かせ、夏中葉も茂り今、又いくつも花を咲かせています。花柄は薄緑色。
根もとを見てみると葡ふく根が伸び数株が根をだしています。1年目だと無茎種の様に葉を広げる。
托葉がどうなっているのか、毛状になったものと披針形で切れ込みの少ないものが見えました。
これは2番目の鉢です。鉢に適当に種蒔きして増えていて、茎は赤褐色です。
中央から右にかけて3個の株は葡ふく枝が繋がっています。(左はタチツボスミレ)
これは2番目の親です。今年の春に枝を分けてすみれ会の会員に分けたので今は小さいです。抜き取って根を見るのは可哀想で省略します。
せめて托葉だけでもと切り取りました。長さは7mm。切れ込みは少ないです。
1番目(左)2番目(右)側弁や花柱に毛はありません。花の色はどちらも淡紫を帯びる。
距の下部には薄緑のスジが見えます。窪みは少なめでシマジリを見た時程ではなかったです
1番目の花弁を取り除いて花柱をみました。(横から)柱頭に毛は見られません。(付いているのは花粉)オレンジの付属体を一部はずしていますので子房がまるく膨らんでいるのが良く分かりました。
花茎に付いた苞葉もついでに見てみました。
苞葉の基部に突起物がありました。何の目的なのか、苞葉の働きが良く分かりません。教えて頂けると有り難いのですが。。
シマジリスミレの花が咲いたらまた観察してみようと思っています。
托葉がどうなっているのか、毛状になったものと披針形で切れ込みの少ないものが見えました。
これは2番目の鉢です。鉢に適当に種蒔きして増えていて、茎は赤褐色です。
中央から右にかけて3個の株は葡ふく枝が繋がっています。(左はタチツボスミレ)
これは2番目の親です。今年の春に枝を分けてすみれ会の会員に分けたので今は小さいです。抜き取って根を見るのは可哀想で省略します。
せめて托葉だけでもと切り取りました。長さは7mm。切れ込みは少ないです。
1番目(左)2番目(右)側弁や花柱に毛はありません。花の色はどちらも淡紫を帯びる。
距の下部には薄緑のスジが見えます。窪みは少なめでシマジリを見た時程ではなかったです
1番目の花弁を取り除いて花柱をみました。(横から)柱頭に毛は見られません。(付いているのは花粉)オレンジの付属体を一部はずしていますので子房がまるく膨らんでいるのが良く分かりました。
花茎に付いた苞葉もついでに見てみました。
苞葉の基部に突起物がありました。何の目的なのか、苞葉の働きが良く分かりません。教えて頂けると有り難いのですが。。
シマジリスミレの花が咲いたらまた観察してみようと思っています。
コメント
コメント一覧 (4)
これだけ詳細に分解頂けると現地に行かなくても確認できます。
でも・・・ジィ~っと見つめていると、花も葉も托葉もシマジリに似てきます。
苞葉の役目?? 何でしょうね??
あー、やはり、そうですか!
タチツボスミレの仲間に分類されているシマジリスミレとの関係が示唆されますよね。
シマジリスミレと似ていますか、似ていますよね~
わたしも何処がどの程度違うのか、詳しく知りたいと思うこの頃です。きっと何処かに違いがあってそれぞれ名前が付けられたと思うので、勿論見た目だけではないと思いますが、分類に関しては手が届かないなとも理解していますが、自分なりの観察は続けたいです。
シマジリスミレの花柱上部に毛があるのをまだ見ていないので、エゾノやアイヌのタチツボスミレ類と同類と言う事も自分なりに関係を見つけられればと思っています。
でも現地の花を全部みるわけにはいかないし、あまりガチにならずに楽しみならやろうかなと、そんな所です。。^^