2008年09月13日

☆慕情☆

「後ろの音を小さくすればいいよ」
「先生の声が聞こえないからね」

なるほど、そうであったか。

消えるとなく心地良いように
CDのボリュウムを下げた。

大きな口を開けて、お腹から声を出す。
朝のミュージックトレーニング。

触れても動かない麻痺した片手に
老人はもう片方の手でリズムをとっている。
身近な痛みを感じない懲り懲りが
映画音楽ばかりに浸っていた。




komichimichikusa at 22:40コメント(0)トラックバック(0) 

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