去年、新種の鳥と確認されたミズナギドリの一種、「ブライアンズ・シアウォーター」が小笠原諸島で生息している可能性が高いことが茨城県の研究機関の調査で分かりました。 「ブライアンズ・シアウォーター」は、1960年代にアメリカのミッドウェー諸島で採集された鳥で、去年8月、アメリカの研究機関によって新種と確認されました。 陸上で産卵する性質を持つ海鳥、「ミズナギドリ」の仲間で体長はおよそ25センチと小柄で尾羽が長く、足が青いのが特徴だということです。 茨城県つくば市の独立行政法人、「森林総合研究所」の川上和人主任研究員らの研究グループが、東京の小笠原諸島で発見された鳥が「ブライアンズ・シアウォーター」とよく似ていたことなどから調べたところDNAの型が一致したということです。 研究グループによりますと、この鳥は、今までに小笠原諸島で6羽発見されていて、生息している可能性が高いということです。 日本時間の9日、アメリカのハワイ州で行われる学会で今回の発見を発表することにしています。 川上主任研究員は「小笠原諸島ではネズミによる食害でこの鳥の絶滅が危惧されているので保護していく必要がある」と話していました。 (NHKニュースWEB記事より)
去年、新種の鳥と確認されたミズナギドリの一種、「ブライアンズ・シアウォーター」が小笠原諸島で生息している可能性が高いことが茨城県の研究機関の調査で分かりました。 「ブライアンズ・シアウォーター」は、1960年代にアメリカのミッドウェー諸島で採集された鳥で、去年8月、アメリカの研究機関によって新種と確認されました。 陸上で産卵する性質を持つ海鳥、「ミズナギドリ」の仲間で体長はおよそ25センチと小柄で尾羽が長く、足が青いのが特徴だということです。 茨城県つくば市の独立行政法人、「森林総合研究所」の川上和人主任研究員らの研究グループが、東京の小笠原諸島で発見された鳥が「ブライアンズ・シアウォーター」とよく似ていたことなどから調べたところDNAの型が一致したということです。 研究グループによりますと、この鳥は、今までに小笠原諸島で6羽発見されていて、生息している可能性が高いということです。 日本時間の9日、アメリカのハワイ州で行われる学会で今回の発見を発表することにしています。 川上主任研究員は「小笠原諸島ではネズミによる食害でこの鳥の絶滅が危惧されているので保護していく必要がある」と話していました。 (NHKニュースWEB記事より)