ちゃれっこダイアリー(NPO法人チャレンジド・ブログ)

愛知県美浜町で活動する、NPO法人チャレンジドのブログ「ちゃれっこダイアリー」へようこそ。日々の活動の様子、イベントの案内・報告など、タイムリーに紹介していきます。 警報発令時などの連絡について、こちらからも配信いたします。

2010年12月

忘年会を行いました

d671c2d8.jpg 12月10日(金)夜、チャレンジドの忘年会パーティを行いました。
 当日は、親子で参加してくれた方、久しぶりに顔を見せてくれた方、常連参加の方、すっかりおなじみメンバーの一員になりつつある、しごとプロジェクトのメンバーなど、26名の参加で、いつも以上に、にぎやかな会になりました。
 今回は忘年会なので、料理もちょっと豪華メニュー。から揚げに磯部上げ、フライドポテト、筑前煮、まぐろのカルパッチョ、りんごサラダ、本格ピザ釜での焼きたてピザなど、とってもおいしく、お腹いっぱいになりましたね。後半は、豪華景品があたるクイズ抽選会で盛り上がりました。一位ねらって、みんなの熱狂ぶりはすごかったですね!早押しボタンがこんな思わぬところで大活躍。一位が当たったラッキーな人も、空けてみてのお楽しみグッズをもらった人も、いっぱい笑って楽しんだひとときでした。
 この一年も、チャレンジドとつながるすてきな仲間の皆さんに囲まれて、楽しく過ごすことができました。本当にありがとうございました。今年もあと半月、クリスマスや冬休みの楽しい行事、受験勉強などそれぞれの冬、楽しんでくださいね~。

初めてのきょうだいの会を行いました

いもほりドッジボール11月28日の日曜日、チャレンジドではじめてのきょうだいの会が開かれました。
はじめに開くきっかけになったのは、チャレンジドでヘルパーをやってくれている学生さんからの、「自分にもしょうがいのあるきょうだいがいて、いろいろな葛藤があった時もあった。自分ひとりだけ、こんな思いをしているのでは。と思うこともあった。だけど、イベントを通して他にも自分と同じような立場の子がいるんだ、とわかっただけでだいぶ気持ちが楽になった。チャレンジドの利用者さんのきょうだいの子たちにも、そんな場所を作ってあげたい。」という熱い気持ちからでした。
 そこで、他にもヘルパーさんや友達伝いに声をかけて、きょうだいにしょうがいのある子がいる子や、こどもさんと遊ぶのが大好きな大学生のお兄さんお姉さん総勢15人が集まり、9月頃から話し合いと準備を重ねてきました。みんなが一緒にできることは、なんだろう?と考え、季節にもピッタリのお芋ほり&いも料理を作ろう!というプログラムに決まりました。
 
 いよいよ当日、小学校2年生から6年生までの5人の元気な子たちが参加してくれました。それぞれがあだ名を書いた名札をつけて遊びました。初めは緊張や、照れて顔が合わせられない子と、すぐに追いかけっこがはじまり、本気で逃げる子供たちと本気で追いかける学生。おいも畑につくころには、すっかり打ち解けていました。
おいも畑では、お芋を掘らせていただいた、広野さんに挨拶をしてみんなでたくさんのお芋を掘ることができました。大きなお芋が出てきたときには「すごい!」と歓声があがり、嬉しそうな子供さんの姿がありました。子供たち同士で、協力し合って掘るようにもなってきて、ここでもまた、うちとけられたようです。
とよいちに帰って、いもごはん、お芋入り豚汁、ふかしイモ、スイートポテト、いもチップスといった、おいも三昧のメニューを協力して作ることができました。特に、豚汁は絶品!たくさん作ったごはんが、ぜんぶ売れてしまいました。
ごはんのあとは、遊びのじかんです。どんな遊びが楽しめるかな?と知恵をしぼった、学生さんたちが楽しい遊びを用意してくれていました。
まずは、ストローと牛乳パックを使った、紙トンボ作り。竹とんぼのように、おもしろい飛び方をしました。みんな上手に作ることができました。その後、近くの空き地で、ドッジボールやしっぽとりゲームに大盛り上がり。体をたくさん動かして遊びました。
そして、とよいちに帰ると宝探しゲームの始まりです。かくしてあった色のボールを一生懸命探しました。終わった時には、もう一回やりたい!と名残惜しそうでした。
最後に、おやつを食べて、終わりの会です。やんちゃに遊んだみんなでしたが、芋ほりが楽しかった、また遊びたい、など感想を言ってもらうことができました。

 初めてのきょうだいの会に参加した子どもたちは、親御さんも、きょうだいの子もいない状況に、初めはとっても緊張している様子でしたが、高校生や大学生の年の近いお兄さんお姉さんの笑顔で、少しずつ緊張がほぐれてきたようです。大学生の子に「80歳でしょー?」とわざと言って捕まえられくすぐられる遊びもお気に入りで、何度も繰り返されていました。本当に、やんちゃに遊べる雰囲気つくりもできていたので、今回の目標の、「しょうがいのある子のきょうだいさんが主役になっておもいっきり遊ぶ」ということも達成され、大成功に終わったのではないでしょうか。 
また、今回参加できなかった子も一緒に、2回・3回と会を重ねていきたいですね。

最後に、お芋を提供してくださった広野さん、とよいちの山盛先生や榎本先生に感謝です。ありがとうございました。

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