2011年12月29日

皆様よいお年を。

なんと前の日記から約3ヶ月。
今年も終わりです。
振り返りますか。

今年は仕事的にはいい年でした。
記憶力がないので悪い事は忘れているだけかもしれませんが、
続けて来たことの成果みたいなものが見える機会が多かったように思います。

しかし仕事というのは年々増えていくもので。
体力というのは年々衰えていくもので。
整体とか健康診断の必要性を感じ始めているこの頃です。

来年度から、戦いが始まります。
いやいやもう始まっているか。
とりあえずは3年間元気に働ける体力づくりがこの冬の目標です。

皆様よいお年を。
2012年もどうぞよろしくお願いいたします。



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2011年10月07日

最近考えていること。

東京なうでございます。

芸術文化振興基金助成金の説明会のために。

 

札幌を離れ、札幌のことばかりを考えている。

まだ詳細は書けませんが、来年度から、コンカリーニョではレジデントカンパニー制度を設けます。3年間、2つのカンパニーと、札幌で今後どうしていくのか、どうやって観客を増やしていくのか、を一丸となって考えながら進んでいきます。

2〜3年前から、今の札幌演劇が抱えている問題は、一つの劇団、一つの劇場が頑張ったくらいじゃ解決できないんじゃないか、と思っていて。結果、何をどうするかはこれからの話ですが、そんな感じで協力して頑張っていこうと思います。

で、その1つのカンパニーと来年度以降の目標について話し合った時に、そのカンパニーの代表が、「劇団員が演劇で食べていく、ということにもうちょっと現実感をもてるようにしたい」と言っていて。

 

話し合いは2ヶ月くらい前のことなのですが、ここにきて、ああこの感覚が今札幌で演劇をやっている若い子たちの中に蔓延しているのか、と思いあたりました。演劇で食べていくことに現実感がない。ここで言う、演劇で食べていく、というのは、実際に生活をまかなうというだけではなく、演劇を生活の中心に置く、ということです。

チームナックスが売れ出したのも随分前のことだ。その世代の人たちも20代の子たちにとっては遠い存在かもしれない。

東京で公演を行って評価をされる劇団もないわけではないが、継続しない。この、継続して東京公演を、「普通に」「当り前に」行って評価される劇団がない、というのも、若い子たちから現実感を奪っている原因のひとつじゃなかろうか。

それから演劇祭の乱立。かなりのカンパニーの体力を奪ってしまった(これに関しては私も反省せねばならない人間の一人ですが)。自分たちの力で公演を打つことはできないけど演劇祭に誘われれば出る。ほら、いくつか思いあたるでしょう。

札幌あたりじゃ、面白いってもてはやされるのも簡単なこと。演劇をして生きて行く現実感がないとなると、演劇祭で大した負担もなく上演することで何かした気になって満足して、もうそれで充分なのかもしれない。

 

これはいかんです。

これではいつまでたっても札幌の演劇が充実しない。未来がない。30くらいでやめちゃう。産業には決してならない。盛り上がってるようには見えるんだろうけどね。

 

それでどうするか、ということなわけですが。

継続して東京公演を行っていくカンパニーを作ろうと思っているのです。それもなるべく若い子たちの近くにいる人たちを、なるべく華々しく、全国的なカンパニーとして羽ばたいていくようにしたいと。そうして、講師、ではなく、作品を創ることで食べていける人を輩出したい、と。そのためのレジデントカンパニー制です。

何年かかるかしら。

 

話は変わりますけど。

来年度のコンカリーニョの春のバーゲンプライスの件で、某若手劇団の子から「4日間で少し安くとはなりませんか」と質問を受けました。一瞬考えてあげたい気もしましたが、それはできません。しません。このプランは、一度コンカリで公演してみたーい!とかいう浮ついたカンパニーではなくて、いずれコンカリくらいの大きさ(空間、客席数どちらも)の劇場を使いこなせるようになりたい、というカンパニーの足がかりのためのものです(と私は考えている)。これは先に書いた現実感の話と繋がっていると思っていて、それを持たせる為にも、やりやすいようにお膳立てしてあげるばかりにはならないぜ、と思っているのです。抜け出してこい。稼働率の問題はありますが、それくらい強い気持ちであるべき劇場じゃないかと思っています。

 

といったところで、明日朝7時の飛行機で帰るということへの緊張感が高まって来て集中力が失せて来ました。もう寝た方がいいような気がします。起きれるかなー。本当は今日帰りたかったけど、1泊追加したほうが安かったのだ。説明会の日程、せめて1ヶ月前に発表してほしいものです。連休前とかは避けてほしいものです。北日本でも開催してほしいものです。


続きはまた今度。



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2011年09月29日

「ラブレス」と「INDEPENDENT」

弦巻楽団#15「ラブレス」、終了しました。10日ほど前に。

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最終日、出演者のみなさんで記念撮影。

あちこちでみんなも言っていたけれど、
本当にいいチームでした。
公演もおかげさまで集客600人とそこそこ盛況で、
けが人もなく(殴られたり蹴られたりし続けた山崎くんはけが人に入る気もするけど)、
無事に終了。

稽古開始当初から、
主演のキックがみんなを引っぱり(さすがイナダ組の役者!と思うこと多々)、
若手が熱くやる気に満ちあふれ、
エレキ、玖璃子ら中堅陣がそのエネルギーをどしっと受け止め。
久々に、充実感とともに公演を終えました。

思えば、公演2週間前に私には理解できない理由で役者が一人降板しましたが、
何事もなかったように進んでいったのもこのチーム力あってのこと。
(代役のちーやんや相手役の山崎くんは大変だったろうけど)
誰か新しいメンバーを呼ぶことも考えましたが、
このチーム力を信じて正解だった。

皆さん今後もよろしくね。

 +++++

と、そんな中。
INDEPENDENTチーム札幌は、ツアー最終地の沖縄へ。
この沖縄公演で何があったのかはこちらを。

「ラブレス」初日前日の15日夜、劇場を抜け折込にでかけた先で笠原さんからの留守電に気付く。
折り返すと、フェリーが沖縄に着かないかもしれない、とのお話。
飛行機も飛ばないかもしれないので、可能なら札幌チームも前日入りできないか、と。
とりあえず、用事を済ませて事務所へ戻り、航空券の払い戻し等の確認。
行きの飛行機が台風直撃するのでキャンセル料なしで払い戻しますの対象になっていた。
キャンセルして前日入りにするとなると、
飛行機片道5万円……!。沖縄、遠いな…。
しばし考える。
航空券と宿泊のパックで取ったら2泊3日2人分で9万円代で済んでいたので、
10万円+αの追加出費。
そのお金を負担することを会社に許してもらえるんだろうか。
しかし、飛行機飛ばなくて舞台に穴を開けるなんて…。
結論→前日移動になる場合はワカナの沖縄行き中止して佳子ちゃんだけ派遣。

その後、佳子ちゃんと連絡が着き、仕事の都合でどうしても前日入りは無理だ、ということで、
初日の飛行機がちゃんと飛ぶことを祈るしかなくなりました。
台風の進みが遅かったのもあってか、無事2人とも沖縄に行けました。

相内さんもどうにか沖縄にたどり着けて、公演も成功したようで。
2人ともいい経験になったんだろうなぁ。

土曜日は「ラブレス」開演中に電波状態の悪い受付で、
Ustで「0141≒3088」ラストステージを観る。
佳子ちゃんからのメールで知らされてたけれど、
札幌市役所でやったときみたいな雰囲気。あれもやっといてよかったな。

INDEPENDENTは終わったけれど、食い倒れ佳子の旅はまだ続く。
次は11月、「アイ★ワカナ博」です。

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2011年09月12日

通し稽古

「ラブレス」の稽古は続く。
金曜日からはコンカリーニョでの稽古。

昨日は何度目かの通し稽古で、
ようやく、よいところまで来た。
神父役の深浦くんが随分と上がって来たので、話が分かりやすくなりました。
この芝居は神父の役者の出来にかかっているといっても過言ではないと思う。
エレキくんの顔も恐くなくなってきたし。
あとは細かいところをしっかりと。
上演時間も2時間で収まった。
残り4日、この調子で昇っていきたいものです。

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写真は演助のパーソンズ畠山とアトリエ小佐部。とそれを撮影する演出家。
この二人、最近はTGRに参加する作品のことを探り合っています。微笑ましい。
どちらも新人賞を狙っています。
同い年なのかな。この先も仲良く喧嘩しながら切磋琢磨するといい。


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2011年09月09日

ラブレス総選挙

今回の「ラブレス」、チラシを4パターン作ってみた。

1109016loveless のコピーloveless[1]_erekiloveless1_murakamiloveless2_yamzaki

予算はないのであるが、
チラシの打ち合わせをしている間に、あれよあれよとこういうことに。
4人の主人公それぞれの苦悩をコピーにしてみたりしている。
しかしネットの印刷屋というのは随分安いもんですね。
各2,000枚つくって30,000円ちょっとでした。

ポスターも4種類にしたかったけど諦めた。
で、こんな感じに。

poster

地下鉄駅のふれあいインフォメーションボードにも貼ってあります。

弦巻くんが突如、ラブレス総選挙なるものをTwitter上で始めた。
上演時間が未だ2時間を切れないので、
得票が少なかった人の出番を減らすとか減らさないとか。

にわかに盛り上がって来ています。
もっと早くにやればよかったな。
ハッシュタグ→#ラブレス で追ってみて下さい。

今日からコンカリに入って稽古。稽古。

今日明日はINDEPENDENT三重。
三重県文にも伊勢神宮にも駅前の焼き肉屋にもまた行きたいなー。

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2011年09月07日

「ラブレス」

INDEPENDENT札幌、終了しました。
結果、280人の集客!
最初に相内さんと話していた目標の250人をクリアして、
お客様の評判も大変よく、肩の荷が下りた感じでおります。
まあね、佳子もいるから地元参加者3組だし、
相内さんの故郷だし、他の地域より集客が多いのは当り前ですけどね。
打ち上げにて、札幌出演者6人で記念撮影@ふる里。

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コンカリーニョという空間で見ると、
大阪東京から来た3人のすごさが改めて分かりましたね。
札幌の若者たち、ちゃんと悔しがってくれただろうか。
若者じゃない人たちが悔しがっているのは見聞きしましたけど。

そしてそして。
来週は早くも弦巻楽団#15「ラブレス」です。

なんでしょうか。
私、ラブレスの稽古場にいるのが楽しくて仕方ないです。
マーブルやINDEPENDENTあったので、あまり行けてないですけど。
驚くほどのチームワークのよさ。
主演陣が芯を固めてみんなを引っ張り、
若者たちが真面目に勢いよくくらいつき。
こんなにみんなが一丸となって進む稽古場なんて、
随分久しぶりに経験しているような気がします。
弦巻楽団の公演といいつつ、みんな客演だというのに。
当然、作品の力もあるんだと思いますが、
今回、若者たちにコンカリーニョになれてもらおう、と、
劇団アトリエと劇団パーソンズという、将来有望な2劇団にほぼ劇団ごと参加してもらっているのですが、
そんなことも功を奏しているのかもしれません。

明日の最後の稽古休みの後は、連日、コンカリーニョでの稽古です。
ラストスパート、頑張ります。

観に来て下さい。
チケット予約はこちらから。

今回、前売と予約で料金が違います。
ご注意ください。
前売はローソンチケット(Lコード:17139)、大丸プレイガイドにて販売中です!


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2011年08月30日

最近のいろいろ。

まずは告知。

<明日です>

弦巻楽団#15「ラブレス」公開通し稽古!

日時:8月31日(水)20:00開始予定
   ※19:50頃よりご入場いただけます。
会場:生活支援型文化施設コンカリーニョ
料金:無料

 美術もないし照明もないです。おまけに衣装も着ないので、誰がどれだかわかりにくい可能性があります(一人で何役かやる人もいるのでね)。
最後の方はまだセリフ入ってないので台本持ってる人もいるかもしれません。そんなんですが、ぜひ遊びに来て下さい。演出席から怒鳴る弦巻くんが見られるかもしれません。
チケットも割引販売しますので買ってくれると嬉しいです。

☆詳細は→楽団日記


<いよいよ今週末!>

INDEPENDENET 2nd Season Selection JAPAN TOUR
☆詳細はここ
☆予約はこちら

大阪→東京→仙台→福岡ときて、今週末いよいよ札幌公演。なんだかそわそわしております。
先週、佳子ちゃんの稽古を観に行って。
佳子ちゃんが長いこと道に迷ったおかげで稽古ではなくて、いろいろの確認と大阪、東京の思い出話に終始したわけですが。
ホントに楽しかったんです。大阪公演と東京公演。
札幌では、26歳トリオ+33歳の佳子ちゃんがぶちかましてくれることでしょう。
予選会参加の赤谷くんと今井さんもに頑張ってほしいところです。

最近、札幌で演劇を続けるとはこういうことも多々あるということなのだな、という残念な出来事が続いているので、早く玲央くんに会いたいという気持ちでいっぱいです。
そういえば。
「マーブル」の時にロビーで宣伝のために初演のDVDを流していたのですが、玲央くんがものすごく上手くなっていることに驚きました。3年前の初演をDVDで観たってすごいと思っていたけれど、大阪、東京で観たのは比べ物にならないほどに圧倒的でした。東京のときの客席の「待ってました感」もすごかった。スターです、スター。

ご予約もなかなか好調に伸びている気がします。
いつもと宣伝の方法とか方面とか変えてるわけでもないのに食いつきいい気がします。
公演の宣伝の時、どうやったら知らない人に情報が届くか、と試行錯誤するわけですが、
いつもは届いているけど無視されているだけなのではないか、という疑念が沸いて来ています。


さて、最近のいろいろ。
「マーブル2011」終わりました。
そして先週は「札幌演劇シーズン2012冬」製作発表記者会見。こちらも無事に終わりました。
記者会見の最後に、イナダ組とTPSの公演に出演する役者が壇上に上がりましたが、
TPSに出演する2人は元イナダ組という、歩さん以外はイナダファミリーなメンツで。
改めてイナダさんの功績を思ったりしました。
そして、TPSの公演なぁ…、と、ここに書いたら怒られそうなことをたくさん思いました。

その後のフォーラムでは磯田さんがおっしゃっていたことが非常に印象的で。
五番館が取り壊されて駐車場になってしまうことを例に挙げ、
ああいう建物を守ることができない札幌市民が果たして文化芸術を楽しめるのか、というようなこと。
演劇が根付くのは長い長い時間がかかることなんだろうな…、と気の遠くなる思い。
あと、フォーラムのパネリストの方々を見ていて、そろそろ我々世代も町の文化芸術みたいなことをどうにかしようとしなければいけないんだなと思い始め。諸先輩方にお任せ、の姿勢を改めようと思った次第です。

たまにしか書かないとどうも長くなっていかんなー。

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2011年08月09日

INDEPENDENT JAPAN TOUR 大阪&東京

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ブレてた。
INDEPENDENT JAPAN TOUR、東京公演を終え、打ち上げ会場に向う途中で撮った1枚。
この後、なぜか外国人観光客に一緒に写真を撮って下さいと言われて記念撮影してました。
この4人、来月の札幌公演にセレクション作品で参加する4名です。

榮田佳子×イトウワカナ「0141≒3088」で参加していた、
INDEPENDENT 2nd Season Selection JAPAN TOUR、大阪と東京を終えて、
昨日、帰ってきました。
計6ステージ+リハーサルで、食べまくりました佳子ちゃん。
最後の方は身体が食べるのを拒否している感すらありました。
おつかれさまでした…。

次は札幌で皆様をお迎えする立場となります。
どんな風になるのかなぁ。
札幌に出演するのは、佳子ちゃんのほか、
大塚宣幸くん(写真左)、Sun!!ちゃん(ハチ公の右隣)、玉置玲央くん(写真右)。
偶然にも、3人とも26歳。若い若い。
札幌で26歳くらいの俳優ったら誰だろう?
全然思いつきません。

見に来て下さい。詳細
ああもう全然頭が働かない。細かいことはまた改めて。


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2011年06月27日

先々週末に観た若者たちの芝居のこと

 書こう書こうと思いつつ、ずいぶん時間が空いてしまった。先々週、ユニコーンユニコーンユニコーンと浮かれてばかりいたけれど、札幌2daysと岩見沢を満喫しやや燃え尽き中ではあるけれど、若者たちの芝居をいろいろ観たのである。

 

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 ホントにね、歳を取るって愉快なことだと思いますよ。もーとにかく音がカッコいい。昔の曲よりも再結成後の曲の方が断然カッコいいと思えるこの幸せ。「Maybe Blue」なんて、ライブでフルコーラス聞いたのはたぶん初めてだったように思うけど、おっさんが歌うとなんかエロかったです。

 

 きりがないのでこの辺で若者たちの芝居の話に戻ります。

 17日と19日、サンピアザ劇場で学生対抗演劇祭を、18日岩見沢行く前にパトスで劇団パーソンズを観劇。

 

 少し前に、ガイアの夜明けだったか、ソロモン流だったか、村上龍のやっている番組に吉本興業の社長さんが出ているのをたまたま見たのですが、若手芸人について、面白い面白くないじゃなくてそいつが何をやりたいのか?を見る、というようなことをおっしゃっていた。

 なるほど、と思い、それからはそうやって見るようにしている。ヘタクソなのは当り前ですからね。

 まあしかし、お笑い芸人になりたいぜ、と、よしもとの養成所の門を叩く若者と、学校のサークル活動で演劇をやっている子たちでは、その「何をやりたいのか?」の部分に大きな違いがあるんだと痛感した2日間。全然汲み取れず…。見ながら随分悩んでしまった。演劇面白いと思ってやってるのかなー、とか、大学時代なんて他に面白いこといっぱいあるだろうになー、とか。

 なんとなく演劇っぽく作られた作品のなんとつまらないことか。せめて自分たちが面白いと思うことを目一杯やってほしい。

 大賞は今年も北大の劇団しろちゃん。去年とはメンバー入れ替わっていたけれど、参加した7校のなかでは手練な感じを抱かせるほど、完成度が高い。上記に書いたような意味で、私個人的には教育大の空の魚を面白く見ました。「彼氏は都市伝説」というタイトルがまずよかったですね。内容的には下品な表現が多くておばちゃんちょっと引いちゃいましたけど、何をやりたいのか、は分かったので、これが今の若い子の感覚かー、と受け止めることができました。加納さんにはこのままモテナイ女道を突き進んだ作品作りをしてほしいと思います。

 あと、対抗祭全体を見て感じたこと。「カッコ良くも面白くもない」。例えば当日パンフレットひとつとっても。そういうことはそもそも求めないのかな。基本の姿勢がやれることしかやらない、ってことなのかなぁ。うーん。

 

 土曜日はパーソンズ「かくもしあわせな」。

 最近の若手注目劇団は作家よりの人が多いですね。物語を根気よく描く、ということができるのは一つの才能だと思います。パーソンズ、内容は平凡だけど、その「何をしたいのか?」が伝わってくるので大変好感を持って見守っているつもりでいます。年齢と経験を重ねていくと、いい芝居が作れるようになる劇団だと思う。個人的にはナントカ演劇祭とかにほいほい出たりしないで、劇団の公演、をきちんと積み重ねていってほしい、と勝手に思っています。


 パーソンズの皆さんの出身校、札幌ビジュアルアーツさんが本日小屋入り。パーソンズしかり、平成商品しかり、近頃、ビジュアルアーツ出身の若手劇団がちゃんとしている。今回は学生さんたちの芝居も観てみようかな。

 最近、育成、ということについて考えている。というのも某所で某企画のことを話していて、人材が育たないのはお前らが責任もって取り組まないからだろう、と思う出来事があったからなんですが。ビジュアルアーツの担当の方、コンカリに打ち合わせに来ている時などにおっしゃっていることが、たまに耳に入る、程度に聞いてるだけなんですが、在校生たちはもちろん、卒業生である劇団の子たちの将来のこともとても愛と厳しさをもって語っている。ああ、こういう人がいるからいい劇団が出てくるんだな、と感じています。見習いたい。



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2011年04月23日

人の息子

コンカリーニョの稼働率をなんとかせねば…、ということで、
利用促進のための調査を行っている。
その一環で、星くずロンリネスの上田くんに、若者たち(U-25)を集めてもらい、
意見を聞く会を設けた。

事前に質問内容を伝えたところ、
みんな真剣に考えてくれて、大変嬉しかった。
ノートにいろいろ書いてもってきていた。

劇場費安くしてー、とか、タダで使わせてー、とか、
そんなことを言われるのかと思ったけど、
コンカリーニョの劇場費は高いけどそのことはきちんと受け止めた上で、
意見をくれた。
むやみに使わせて劇場の格が落ちないか、と心配してくれたりね。

みんないろいろ考えて演劇に取り組んでいる。感心して安心した。

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そもそもコンカリーニョを使いたいなんて思っていないのかも、という心配もあったけれど、
どうやらそうではないみたい。
一緒に進んでいけるいい方法を考えるよ。

タイトルの「人の息子」とは、
私の大好きな奥田民生の曲です。
若い子たちと話すと、この曲が頭を巡ります。

戦え、若者よ。わしらが、楽になる。
大活躍するのを待っている。
大成功するのを信じてる。

リリース当時はいまいちよく分からなかった言葉の意味が今はすごくよくわかる。
年を取った証拠だなー。
お客さん1,000人集める画期的な方法とか考えてくれるの、ちょっと待っていたりする(笑)。



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