July 2005

July 30, 2005

バイト日記

36621b4f.jpg書いてなかったけど、今月初めに花屋をクビになりまして。そこにいたるまでには色々な経緯があって、収入のない日々が続いていました。ついにクビになり、必死で節約して、昼は就活、夕方は就バイト活動、夜はテストと採用試験のお勉強という悲惨な毎日。ありがたいことに友達が色々気にかけてくれてて、おかげさまでわりかしポジティブに暮らしていました。やっと、バイトも決まり、これで来月には持ちなおせると思った瞬間、自転車を撤去されて、5000円の撤去料。さらに、寝ぼけて教習をキャンセルして、4000円のキャンセル料。せちがらい世の中ね・・・

ということで今日もせっせと臨時バイトに出かけてきました。お台場方面で、外資系会社の、社員向けサマーパーティーのスタッフ。
社会の格差を見ました。海が見える広い公園に、ステージと、プールと、遊園地を作って、ケータリングの食べ物も豊富で、食事用のテントが海辺のバーのように立派!!その仮設遊園地の遊具内で、子供の監視をしていたけど、子供はハーフばっかり。そして大人まで遊具で遊び出す。若いなあーって思った。満員電車で汗かいて会社行って、残業や休日出勤して、飲んで寝るみたいな世界とは違うのね。家族間で英語と日本語が飛び交い、雑誌でよくみるセレブの光景。当然、犬もいた。毛深いやつが。海岸に目をやると、船が行き交い、バックには高層ビルが佇むのが霞んで見える。(スモッグか!?)ステージでは、DJやダンサーのパフォーマンスと、社員バンド(当然洋楽)のライブ。プールでは、絶対市民プールにはない遊具と、お洒落な水着にすっかり慣れてる雰囲気の子供達。あああああ、すごいなあ。

でもね、ほっとする光景もあった。トンボを捕まえようと、人差し指を立ててじっとして男の子とか。弟思いのお兄ちゃんとか。優しくて情けないお父さんとか。らせん階段を昇って、滑り台からすべるビニール製の遊具の中で子供を安全に並ばせてたんだけど、休憩から戻ってきたら列が滞ってた。反対側にまわって、螺旋階段の上の方みて、うわっって真っ青。小さい子供が、階段を上ることも降りることもできず、しがみついてるー!!なんで保護者いないの??スタッフは中と階段下にいて、どちらからも見えない位置。誰も気づかず、順番を待ってたんだーと、ダッシュで上ると、子供がひしっと抱き着いてきた。心細かったんだろうなあ。下は混んでるから、そのまま上って、上で一回体勢変えようとしても、絶対離れなかったもん。結局不自然な格好で滑り降りることになりました。子供にとっては迷惑な話だろうけど、抱き着いてくれたときなんか幸せだったよ。あのこにとっては私は大人なんだ。

結局3時間の残業をして、これで収入アップ♪と、帰るころには俗世的な大人に戻ってました。ビニールの揺れと、暑さで三半規管イカレて、まだグラグラしてます。使ってたホイッスルとTシャツ貰ってきた。先週ライオンのキャンギャルやった時はライオンの歯磨きや歯ブラシや新製品大量に貰ったし。食事付だし。小銭稼ぎはしばらくやめられないかも。
バイトって、色んな世界を見れるいいチャンスだね。気が進まないのもあるけど。タヌキかもしれない相手にどこまでキツネで通せるか。金ではない本当の目的を隠し通せるか。明日はそんなトコでひと働きします。グルグル三半規管。

July 29, 2005

映画と友達、そして福岡ラブな日

渋谷にいたらシネ健仲間がいると聞いて、ユーロスペース前で張ってました。したら、絶対福岡時代の同級生と思われる怪しい奴がいて、しかも博多弁しゃべってました。
声はかけず、仲間と合流して、(なんでいるのーって驚かれながら)『運命じゃない人』観てきました。感想は他で話題にするとして・・・
予告編の作品のバックが思いっきり福岡で、音楽映画で、博多弁で、熱いっって思った。のに、仲間は福岡って気づかなかったみたい。そりゃそうだろうけどー。もろバックに「中州」ってあったのにウケた。何かトクした気分。観に行かなきゃ。でもタイトル忘れたけど。。。
観たい映画目白押しです。

今は暇もお金もないけど、8月最初乗り切ればです☆いっぱい友達と遊ぶの。今の状況、一人だったら耐えれないけど、友達の電話や、約束や、貸してくれた本やらですごく孤独を味わわずにすんでます。はやくみんなのトコに戻るためにも、バイト、就活、卒論、採用試験と少しずつ片付けなきゃ☆

なんとなく続き

世間の風潮だと、詰め込み教育と共に余りにも多くを否定しすぎて、空虚な自由やら夢やらを語る刹那的な言葉が尊重されているようだけど、教育もそれに1,2もなく同調してる感があると思う。内容の薄いゆとりの時間やら、授業数削減やら。
自分で調べて、学校を離れて探求する力、例えば、電話帳で調べてアポとって、交通手段を調べて実際に授業内の時間で調べに行くっていう活動のための総合学習やゆとりの時間なら大いに歓迎するべきだと思う。けど、「危険だ」とか、「管轄外だ」とか、担当者の数が少ないからといった理由で、時間割上導入して学活の時間でしたなかったり。授業数を削減した分、基礎を重視してるようで、受験の現状には追いつかず、塾に頼ったり。
再度の見なおしは図られているけど、その間にあった世代へのフォローはどうするのか、とか、ね。
現場を知らないから野次馬的発言かもしれないけど、ただの世代の違いに対する違和感かもしれないけど、もっと見てみる必要がありそうだ。

July 28, 2005

夏風邪は○○がひく

というけどひいてしまいました。冷房の下で寝るようなやつがひくからこういうらしい。確かに、自爆風邪です。

さとが東京に来ていたので会いました。バイトの後就活で服が2着必要なので、スーツに大きい鞄持った私と、何故か軽装のさと。二人とも博多弁。傍目からみたらどっちが上京してきたのかよく分からない二人でした。

初めて来たころのことを思いだした。街のことも分からず、ライブも見つけられず、こんな毎日が続くのかなーと真っ直ぐ家に帰ってはご飯作ってた頃。
すぐに友達ができ、ライブに呼んでくれる人が現れ、たくさんおもしろい所を見つけた。恵まれてるって思った。

それでも、私のバックには福岡がある。こっちにいると時間の流れが速くて、何もかもが量が多くて、見つけることより選ぶことでいっぱいいっぱい。たくさんのなかで、確実なものは当然少ない。分母が大きいから、その中に存在する自分は小さくて、心細い。そんな時指針となるものに、福岡が確実にある。無気力な高校時代までだったようで、ちゃんと培えてきたものがあった。さと、がんばれよ。

July 23, 2005

地震と平和と運動会

東京では、震度4の地震がありました。よく揺れたなあー
福岡という地震のない地で育った者としてはこっちで地震があるたびにビビってたけど、こないだ福岡も地震あったよね。なので今回は少しみんなと同じ体験できたようで。喜ぶコトじゃないんだけどね。

そんなこんなでテレビを久しぶりに観たら、25時間テレビでした。24時間じゃなくなってるー!!のに、某アメリカドラマをパクってるー!!!

自衛隊と在日米軍が紅白に分かれて運動会やってた!!なんか素敵だと思った。軍隊同士(自衛隊は軍隊なのか?)が対立するのではない、訓練をもとに運動会なんて、平和でいいよね。種目に人命救助の技術が組み込まれていた。戦争のためじゃなく、人のために体を鍛え、飛行機や船の技術を持つ、そんな軍だったらいいよね。
そして、そんなテレビ番組っていいよね。実現できる力を持つ報道局が、もっと単純に感動できることや、違う視点を提供できるといいよね。

運動会って、平和だね。成績の良くないコも活躍できるとき。体力がなくてもチームに貢献できるとき。はっきり勝敗が分かれて、天気は良くて、近所の人達が観に来てくれて、お弁当食べて。校庭はひろーく感じて。
・・・練習はヤだったけど、本番は熱い!!

そんな運動会が、個性の違いによっての評価はよくないとか言って勝敗なくしたり、校庭が狭くてろくな競技ができないとか、危険だからと騎馬戦がないとか、そんな今日この頃の教育現場。なんかなあー・・・