関東地方も梅雨入りしましたが、雨が少なく暑い日が続いています。
5月29日から開会した6月定例会も18日で閉会となります。
所属する市民福祉委員会に付託された議案は1件のみで、他の委員会も
付託議案が少なく、議員になってこんなに議案が少ない定例会は初めてです。

日光市議会では、請願と陳情を受け付けております。

請願・陳情の提出方法

請願と陳情

市政についての要望や意見等があるときは、だれでも請願や陳情を提出することができます。議員の紹介があるものを「請願」といい、紹介がないものを「陳情」といいます。
請願・陳情は、所定の手続を経て所管の委員会に付託し審査された後、本会議において、採択または不採択の決定を行います。

提出方法

請願・陳情書は、下記の例により、邦文を用いて、趣旨、提出年月日、請願・陳情者の住所、氏名(法人の場合はその名称及び代表者の氏名)を記載し、押印のうえ、議長あて提出してください。
なお、定例会ごとに締切日がありますので、詳細については議会事務局にお問い合わせください。


本定例会では、CRPS(複合性局所疼痛症候群)の難病指定を求める意見書に関する陳情について
委員会で協議しました。
国では指定難病を増やす検討をしていますが、600に絞る段階で本陳情の病気は外され今回は指定を
受けることが出来ないようです。
難病指定は、6要件がありそのすべてに該当するのですが指定から外れてしまいました。
予算があり、どこがで線引きをしなければいけないのは解りますが、患者さんのことを思うと出来る限り
の難病を指定してほしいと願います。
委員会では全会一致で採択しました。

もう1件、前回の定例会から継続している陳情があります。
年金積立金の安全かつ確実な運用を求める陳情です。
昨今様々な年金の問題が注目されていますが、積立金の運用についての内容です。
もちろん大切な国民の老後の財産ですので、安全になるべく運用益が上がることが
望ましいと思うのですが、運用益を上げるためにはリスクも伴う事は避けられません。
少子高齢化を見据えると運用益を上げたいところですが、リスクとの天秤に掛けた場合の
考え方で違いが生じます。
もう少し委員会での議論が必要な様ですので、委員会では継続審査が望ましいと一致しました。

議案1件と陳情2件については最終日に本会議にて報告となります。
今年も定例会終了後は、常任委員会の先進地視察に向かいます。
7月6日から8日まで、葛飾区役所と尾道市、三重県玉城町の3か所を視察して来ますので、
後日ご報告いたします。




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