おいしいデザートは最後に

特撮大好きエロゲーマーのブログ

2023年7月8日(土)から、ウルトラマンブレーザーが放送されました。

リアルタイムで、第一話『ファーストウェーブ』を見ましたが、あまりの完成度に感動し、久しぶりに感想ブログを書き綴ることにしました。

ウルトラマンブレーザー第一話は、単体で見ても十分傑作で「毎週ウルトラマンブレーザーを見たい!」と思わせる、素晴らしい第一話でした!





あらすじ

怪獣被害の頻発する地球に、ついに50m級宇宙怪獣までもが現出した。怪獣の進攻を阻止するため特殊部隊を率いるヒルマゲントだったが、部隊は絶体絶命の危機に直面する。部下を救うため単身飛び出したゲントの腕に現れるブレーザーブレス。光に導かれ、今、ウルトラマンへと変身する…!



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艦これの一般向け同人誌で、3つの短編からなる作品『海の方から来ました。』(作者:川科 サークル:木綿シリコン)の感想です。



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  • 作品名:海の方から来ました。
  • 作者:川科
  • サークル:木綿シリコン
  • 発行日:2020年8月16日


どこか不穏で、台詞の一つ一つに裏の意味が込められているように感じてしまい、想像を掻き立てられる作品です。

実は、本作は発売の翌週には購入して読んでいたのですが、内容を咀嚼し意味をかみしめるのに一月ばかり時間を要してしまいました。


川科さんは、『艦娘は、外見上は少女であり、人生の伴侶の如く提督に寄り添いながらも、人類とは全く異なる生物であり、その身体的もしくは精神的な差異がちょっとした会話や所作によって映し出される』という世界観の作品を多数出しています。

本作でも、その雰囲気が色濃く出ており、川科さんの世界観が好きな方や、馴染みがある方は楽しめると思いますが、川科さんの同人誌が全くの初めてという方は、Pixivで公開されている

を読み、川科さんの独特な雰囲気に親しんでから、本作を手に取ることをオススメします。

以下、ネタバレ注意



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新年あけましておめでとうございます。本年も細々とブログを続けていく所存ですので、暖かく見守って頂けたら幸いです。


年末に恒例のオタクライフを振り返る記事を書く予定が、家のやるべきことを片付けていたら、三が日の夜となってしまいました。。。 ナンテコッタイ...

2019年は、仕事やプライベートの「やるべきこと・やらざるをえないこと」に追い立てられた一年でした。特に、「腰を据えて一つのコンテンツをじっくり楽しむ」という時間すら得難くなったのは本当に痛恨でした。

コンテンツを楽しむ時間そのものの減少に加え、摂取したコンテンツを消化し感想を言語化し書き留める時間や心の余裕が少なくなってしまったことも、オタクコンテンツから遠ざかる一つの原因でした。骨太の作品を消化するには心のスタミナが求められるような気がします。時間と心に余裕がないと、作品消化すらままならなくなりました。

一方、家事をやりながらもできる「(Amazon prime videoを利用した)映画鑑賞」が大いに充実しました。


そんな苦しみもあれば新しい楽しみもあった、2019年のオタクライフを振り返ってみようと思います。


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連載:エロゲーマーの作り方
  1. はじめに
  2. 『ひぐらしのなく頃に』でADVゲームに親しむ
  3. 『Thanks/you』同人音楽との出会い
  4. 『小説版 戦乙女ヴァルキリー』エロゲの存在を知る

既に閉店してしまったが、地元の本屋のラノベコーナーの一番端にロマンポルノ小説や18禁ノベルが置いてあった。

そこで購入したのが『戦乙女ヴァルキリー 「あなたに全てを捧げます」<女神被辱編>』(今改めて振り返ると我ながら何でそんなものを購入したんだと思う)

原作の「戦乙女ヴァルキリー」は、2004年に発売されたルネソフトの調教エロゲだ。 購入したときはエロゲの存在を知らず、エッチなファンタジーノベルだと思っていたような気がする。

ノベル版においても、魔法で無理矢理、触手、快楽堕ちシチュなど、調教ゲーの王道と醍醐味が詰まっており、大いにお世話になりました(今でもお世話になってます)。

そのうちこれの原作が18禁のPCゲームと気づき、そこからエロゲの存在を知ったのだった。


「ひぐらしのく頃に」によって出会い、のめり込んだものがもう一つある。同人音楽、特にdai氏の音楽である。

出題編のBGMは、携帯ゲームのBGMのようにどこかレトロで懐かしく、一方で(失礼ながら)チープさを感じさせるものだった。BGMのレトロさは昭和の片田舎である作中の雰囲気を表していたので、プレイをしていても違和感はなかったが、どうしても物足りなさを拭えなかった。

解答編に入り、最初の章(目明し編)をドキドキしてプレイを開始し、冒頭にウェットなBGM「Thanks」が流れたときの驚きと感動といったら! レトロさとチープさから一転、BGMのクオリティが上がり、制作陣のホンキを感じた。素敵なBGMによって登場人物の感情の揺れ動きがより細かく伝わるようになった気がし、物語に深くのめり込んだ。

特に、目明し編のスタッフロールで流れたdai氏作曲の「you」はとても心に残った。インスツルメントなのにどうしてこれほど心を揺さぶるのかというくらい感動し、聞いていてポロポロと泣いてしまった。(この記事を書きながら数年ぶりに「you」を聞いているが、やはり涙が出てきた)


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連載:エロゲーマーの作り方
  1. はじめに
  2. 『ひぐらしのなく頃に』でADVゲームに親しむ
  3. 『Thanks/you』同人音楽との出会い
  4. 『小説版 戦乙女ヴァルキリー』エロゲの存在を知る

高校生のとき、学校のおたく仲間のあいだで「ひぐらしのく頃に」が静かに流行した。

―― 何でも、「ひぐらしのく頃に」というPCゲームがすごいらしい。
―― ホームページ上でゲームの一部(鬼隠し編のこと)が無料で落とせるらしい。

プレイした人同士でヒソヒソと語り合い、未プレイの自分が会話に混ざろうとすると話題を変えた。内容を聞いても「事前情報なしにとりあえずプレイしろ」と誰も教えてくれなかった。


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過去の手帳やら雑多な紙資料を整理していたら、2009年11月に初めてエロゲを購入したという記録が出てきた。

つまり、今年(2019年)は自分がエロゲーマーになってから10周年らしい。

エロゲ趣味は一般に20代前半で卒業する人が多そうな印象を持っているのだが、なんだかんだ10年間も続くとは、正直意外である。

これも一重に、エロゲの面白さ&エロさをネットに発信するエロゲーマー諸氏の布教力と、面白そう&えっちなエロゲを次々に世に送り出すメーカーやクリエイターの皆様のお陰だと思う。改めて感謝申し上げる。

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