2007年02月15日

産後ダイエットの注意事項28

 産後といえば、やはりダイエットが気になるところです。おなかのぽっこりが戻らない、出産前の服が着れないなどお悩みも様々。妊娠中というのは、どうしても運動をしたり、体を動かすことが制限されてしまいます。

 そして、お腹が大きくなるため、体をねじることもしにくくなるし、ひとつひとつの動作がゆっくりになります。そうしていると、当然筋肉量が減り、基礎代謝量が下がってカロリーを消費しにくく太りやすい体質になってしまいます。さらに、骨盤が開いた状態にあるので、下腹部が出たり、お尻が大きくなる原因になる場合もあるのです。

 産後は、「早く元の体型に戻したい!」とあせる気持ちはわかりますが、無理は禁物です。基礎代謝がさらに低くなって、太りやすい体質になったり、後々体調をくずしたりしてしまいます。ですから、産後ダイエットでは、摂取カロリーだけをカットするのではなく、基礎代謝を戻すようにしなければなりません。

 はじめに食事ですが、授乳期は特にカロリーを気にするよりも、バランスを考えて食べるようにします。また、開いた骨盤を締めるのため、下腹部にサポーターやガードルを巻きましょう。座るときも脚を組まずに、姿勢に気をつけます。妊娠中はなるべく代謝を落とさないように、マタニティースポーツをしたりすると、大きく体型を崩すことも少なくなります。