ゆっくりと建築を語る

設計事務所を営みながら、日々感じた事やこだわり 「建築士の志」として思う事などを 夫婦でゆっくりと語ります。 北海道日本ハムファイターズ関連の記事 料理・旅行についての話題も多いです。

アメリカ研修

● ドームハウス建築 10

ドームスクールの研修を終え 終了証書を頂き帰国しました。
ドーム建築は、スクールで施工の自信は付きました。


ドーム10−1ドーム10−2












この経験を元に
これから作図、確認申請にかからなくてはいけません。

札幌市の建築確認課に話しに行きます。
初め、4号案件(住宅、二階建て)なので建築士の判断によるもの
との判断で楽観的に考えていました。

ドーム型の建築物は球を切ったものです。
しかし、三角の組み合わせで構造されているため
球の赤道ラインでは切れなく
その上で切ったものがlow profile
下で切ったものがhigh profile と言い
low profile の場合ドームとつながる
垂直の部分をriser wal (ライザー ウォール)と言って
垂直なので壁と考えられます。
そのためドーム部分は屋根構造との認識から
本体の構造自体は
枠組み壁工法と分類されるだろうと見ていました。
(日本の木造建築は軸組み構造と枠組み構造に分類されそれ以外は
 特殊工法として、認定工法としなければなりません、)

ところが札幌市の建築指導課はなかなかでした。

4号であれば屋根構造の細かい規定はないのですが
屋根構造としても、安全を確認しなければならない。
(札幌市では初めてのことで前例が無い、)
4号案件は
その建築士が安全を確認し建築士の責任において建築するものだが、
その安全をいかにして確認したか
それを特定行政庁は確認しなければならないとの話。

そんなやり取りをして何度も何度も構造計算を行い
安全を確認しながら作図し提出していく、
枠組みなので2×4協会のような公的機関で安全を確認した方が
確実だと指導されると
行っては2×4協会には『そんなものは見れません・・・』といわれ
枠組みで何度も安全を確認した図面を提出、

そのうちに年が変わると役所の担当者も入れ替わり、上長(主事・係長)も変わり
そうなると初めから説明しなければならず、そんなうちに
このドーム屋根の構造はコネクションだからピン構造、いわゆる軸組みではないか
と言うような話にもなり、
今度は軸組みの構造で構造計算を行い提出する事になる。

役所の担当さんも根気良く付き合ってくれたものです。
主事会議を3回開いてもらい、そのほか
意匠設計(自分)と構造設計(エム・ケー構造中島氏)と建築確認課の
担当さんと主事、主任、役所の構造担当さん2人など大勢でこのドーム建築が
安全であるか建築確認を許可しても良いかの会議を開いてもらいました。

そんなこんなで3年。やっと確認が下りました。
実は大変なことなんです。

役所の主事さんから言われましたが
『小西さん、この許可下りたら、大変なことになるよ!』
『何でですか?』
『なぜ、建築出来たんですか?との問い合わせが殺到するよ!』との話

でも実際はいろんな地域の設計事務所から
『どうやって許可下りたんですか?』の問いは数件ありましたが、
『根性です!』としか答えられませんでした(笑)
現在のところ、ドームでの仕事の問い合わせは一つもありません。(笑)

その後、細部は当社永田が担当しています。

なかなか写真ではわかりませんが
直径12m(普通の家なら3階建て位の高さ)の実物を見るとすごい迫力です。

ドーム10−3

● ドームハウス建築 9

ドームハウス建築9

アメリカ研修6日目
ドームスクール4日目

今日はスクール最終日、実際の住まいの見学です。
いったん集まって、近くの建物を見学に行きます。

途中、普通の家にセールの看板、
聞くと、家の中の不良品を自分達で売っているとの事
アメリカは自由の国、それを売る側も買う側も自由と言うのが基本なんですね。
ドーム9-6
一件の家に着いた
回りには家が無い、そこ一件
まだ、建築中だという話、
中をみせてもらうと、ドームの中は板張りなんですが
白で統一されている。



ドーム9-2
板張りは山小屋のようなイメージが強いですが
白だとそんな感じではなく良い感じです。





ドーム9-5部屋を見てから地下にも案内されてびっくり
地下は作業小屋、それも半端ではない、
日本では建具工場で見る景色、機械もすごい
プレーナーの機械や帯のこや仕上げその他大型プロ用
工作機械がきっちりある、おまけに集塵機まで完備されていている。

聞くと家を建て続けるために買い揃えているとのこと
なるほど、考えると、アメリカの建築(好まれるやり方)は
非常に合理的で、
日本のように特殊技術が無くてもやれる方法が多い、
日本もハウスメーカーなどでは
職人さんがあまり特殊技術を持たなくても
出来る方向に向いているがアメリカではその方向が強い。

何せテレビの専門チャンネルで24時間、
素人でも出来る方法のレクチャーをやっているくらいなんです。
そう考えると道具を全てそろえると難しい所は機械がやるので
後は簡単にメンテナンスやグレードアップが出来る。

そうして自分の財産を価値の高いものにしていくわけです。
先日、アメリカ直輸入のPCEと言う会社の中島さんに聞きましたが
新築時2000万くらいかけた家を10年20年後に手をかけて
倍の4000万くらいで売ることもあるそうです。

どうやら日本人とアメリカ人の家に対する思い入れが違うようです。
日本人は家を消耗品、アメリカ人は財産としているような感じです。

2件目の家は
道路に車を止めて
森の中を歩き、丘の上にある家。



ドーム9-7アメリカン住宅を絵に描いたよう
しかし、日本のアメリカン輸入住宅とはレベルがちがう仕様
サンルームが平原側に突き出てステキな感じ
しかもタイルまで自分で焼いて貼っている。
またこれが色合いがよく、お洒落。
暖炉も自分で作っている、これもお洒落。



確かに奥さんも品がよく、よい所の奥様と言うかんじ
年齢的には50前後だろうか?
飼っている
犬も大きくて足の長〜いこ綺麗な感じ(種類は知らないが2〜3ひきはいた)

そんな家の中を見させてもらい
居間にあったアルバムを見せてもらい。
あごが落ちた・・・

それは
この森、この丘全体を造成してる大型ブルドーザーの写真
よ〜く見るとそれを運転しているのは
あの、奥さんではないですか・・・

それにドームの骨組が完成(日本では棟上)の写真で
一番てっぺんに立ってバンザイをしているのも
あの、奥さんではないですか・・・

私はその写真と
皆を案内接待している品のいい奥さんを交互に見比べてしまった。
アンビリーバブル!

ドーム9-4







ロハスという言葉が生まれた国アメリカ
日本とアメリカの価値観は違う。
ロハス的な事はヨーロッパにもアジアにも昔からあり
日本も近年まではあったと思います
どこの国でもあったのでしょう。

日本で流行のロハスブームは残念ながら
個人の生き方になっていない方が多く
単なる言葉の心地よさや
自分のアクセサリーのようなものとしての流行や
企業の利害のためになっていないでしょうか?

当社のような
設計事務所で建築するクライアントさんは
ロハス的な考えを個人の中の価値感として以前から
持っている方も多いです。

時間的、精神的、生き方と引き換えに
リスクや住みにくさ、不便、損得なども自分の価値観として
取り入れ消化する、考え方
ロハス【LOHAS】

この言葉が単なる流行になったり、企業の利害に左右される事の
ないようにしたいものです。

ロハス(ローハス) 【LOHAS】
[lifestyles of health and sustainability]

健康的で持続可能なライフスタイルのこと。
また,それを志向する市場のこと。
持続可能な経済への貢献
・健康的ライフスタイル
・代替医療
・自己啓発
・環境配慮型ライフスタイルからなる。

次回はドーム研修アメリカ最終です。
ドーム9-1





● ドームハウス建築 8

アメリカ研修5日目
ドームスクール3日目

今日は少し寝れるようになってきた
でも、私があんまりしゃべらないので
スクールのみんなが心配して、
アーキテクチャーはおとなしいがどこか悪いのか?
と心配してくれた、
Sさんが時差ぼけだから、本調子で無いんだ・・
といってくれたのですが、
本当は会話ができないだけ・・・なさけない。

アメリカが治安の悪い国だと思っていたが
この辺はそうでもないらしいです。
Sさんはアメリカ生活も長いそうですが
朝、散歩しているとガソリンスタンドのレジが
開いたまんまになっていても
あまり気にしていないようだとのことです。
確かにこれだけの田舎になると、
何となく時間がゆっくりと流れているようで
なんとなく、ゆったりと気持ちが良いところです。

そんなホテルの向いの食堂、これがまた良い。
ぼろぼろの外観、立て板を薄汚れたブルーに塗った壁の
背の低い、平屋の食堂、味のあるカウボーイが出てきそうな、
すごくおしゃれな感じ、(私の価値観では最高)
壁にかけてある絵の額が
古壁板でできているのが気に入った。

狭い、風除室の隙間だらけのドアを2枚開け
中に入ると、天井も低くうすいブルーペンキで
壁も天井も塗っている、(いい感じ)
ひらひらのスカートをはいた
いかにも田舎の・・・でもかわいい女の子がウエイトレスをしている。
料理もあまり、脂っこくなく、なんと言っても温かい。

そこのたっぷり野菜のミネストローネ風スープが絶品、
ターキーも旨い、どこの国でもそうなんだと思いますが
有名所よりもその土地の人がうまいと食べている日常の食べ物が旨いですね。

履き慣らしたジーンズとチェックのシャツ
いかにも大工さんと行った風貌の人や
農家のおっちゃんみたいな感じの人たちが食事をしている。
またこの感じが良い、
アメリカ映画に入り込んだみたいな感じです。

ここの料理が今までのアメリカ料理で一番旨かった。
(ボスの奥さんの料理もうまかったよ!)

スクールは3日目
今日は昨日の部材でパネルを作る、
内装材の木板で三角のパネルを作る
すごい、今日もおばちゃんが丸のこで切っている、
ところで大きな音をしている時、みんな耳をふさいで嫌がっている、
アメリカ人は大きな音が嫌いか?
いや、自分だけ現場に慣れているせいか(笑)


ドーム8−1ドーム8−2







ドーム8−3ドーム8−4







そのほか、スカイライトを確認するのですが
硝子の厚みが尋常でない、そんなにここは寒いのか
と思っていると、例の兄ちゃんが私にかなづち渡してくる、
で、ここを叩けと身振り、そこにはスカイライト(笑)

気密材もGWもとにかくでかい、
こんな部材日本にもあったらいいのにな、
その後、コネクションを使って実際に組み立て
おばちゃんや新婚さん、マフィア、博士、でっかい親子
みんなが実際に組み立て

そうして
パネルは組み立てられた。

日本でも何とかなりそうだ!
私は確固たる自信を持ちました・・・施工は・・・




●  ドームハウス建築 7

アメリカ研修4日目
ドームスクール2日目

今日も寝れなかった、きっかり3時に目が覚める、
さすがカナダと国境の州で
朝雪が降りました。

モーテルの朝飯は非常に簡単な食事です、
でも、スクールはきっかり、朝食と昼食とおやつが出る
モーテルよりかなり美味しいのです。

びっくりしたのは
ブロッコリーやカリフラワーは完全に生
私は結構それが旨くてその後日本でも食べるようになりました。
そのほか結構ボリュームがあって旨い、
一番びっくりした飲み物がホットサイダー
やみつきになる飲み物です。

毎日がパーティーみたいなスクールです。
言葉が話せたら、最高だったのになぁ・・・

今日のスクールは実技、ドームのビームの作りかたから
金具の留め方
寸法の出し方など
本当にここからやるのか?と言う
まるで大工仕事。
でもこの辺は建築士、施工のイロハはみんなより、知っているぞ!
(当たり前か(笑))

ドーム7−1


ボスはさすがアメリカ人
エアガンの持ち方が先を上に向けて説明をする、
安全を確保している
まるで西部劇です。

ドーム7−2


日本では見た事が無い、
家つくりの考え方が違うのかも知れない、
財産つくりを本気で実際にやっている。


ドーム7−3

ここですごかったのは金髪のおばちゃん
エアガン持って、それも三寸釘打つ、でかいやつを
背のちっちゃいおばちゃんが
ガンガン打っていく、たいしたもんだ。
オールセルフでやるつもりなんです。

そのほかに
アメリカンホームドラマに出てくるような家族が
家族全員で協力して家を建てようとしている家族や

プロレスラーのような親子兄弟
以前息子の家をみんなで建てたので
今度は親父の家を兄弟二人が手伝って建てるとか
すごくいい感じなんです。

そのほか、すごく面白い独り者の兄ちゃんや
マフィアのボスみたいなカッコイイおじちゃん。

ドーム博士博士と勝手に言っていた、
どう見ても日本ではセルフはしないじいちゃん。

ベタベタの新婚さん
・・・と、色々な人がスクールに来ている。
どの人も、とにかくカッコイイ、
本気で自分の家を建てよう、本気で考えているから
目つきが違う。




日本の建築士も負けないで、常に本気でやらなくてはならない。

今日もSさんと1カートンずつビール飲んで寝る

定食屋の話は、次回します。

今日は寝れるかな





● ドームハウス建築 6

アメリカ研修3日目
ドームスクール1日目

今日はドームスクール初日です、
昨日は11:30に寝たのですが3時に目がさめ
寝れなく、テレビを見てしまった。

アメリカではリノベーション(リフォーム)の専門チャンネルがあるですね。
24時間、全て塗装を塗ったり、窓の交換までおねえさんが
大工さんのように工事している。
アメリカではリノベーション(リフォーム)は
自分でやるのが常識のようだ。

スクールは午後からなので
午前は時間があるのでSさんとマーケットまわり
面白いものがあります。
子供達のリクエストのビーフジャッキーと
100%メイプルシロップを買いました。
途中の土産物屋でスタッフ3人用に
アメリカインディアンのまじない、ドリームキャッチャーを
買いました(少しカッコ良すぎるかな?)

昼はホテルの向かいの定食屋。
ここがまたカッコイイ、その後も毎日のように食うことになります。
その話はまた後日。

初日スクールの時間が3時なので昨日打ち合わせたプランを
CADでまとめる、モバイルPCなので非常にやりにくい(笑)

早めにナチュラルスペースに行ったのですが
ボスがまっていてくれ非常に感動した出来事がありました。
前の日、名刺を渡しており、そのHPアドレスから
朝、会うやいなや
『あなたの作品ですね、とてもきれいで好きですよ』と
私の作品『陶芸家のアトリエ』の写真をプリントアウトしてくれ、
話してくれました。
世界は一つしかないことを実感しました。

スクール1日目

ドーム窓外人がいっぱいいるぞ!(笑)







ナチュラルスペース
ボスの自宅居間で皆思い思いのいすや床にすわり
ボスの
イントロダクション [introduction]
レクチャー【lecture】
を聞く
ドーム説明








そして自己紹介スピーチ
自分の番ですがS様が助け舟してくれて
日本で40フイートドームを計画している事。
そして、私をその計画のアーキテクチャーと
私を紹介してくれました。

寝ていないせいか
私は何となく、
この人たちみんな、どこかの映画に出ていた人かな?と
わからなくなりました。

そのくらい
面白いキャラクターが
アメリカを横断、縦断し、車で
ドームハウスを一からセルフビルドするため
集まって来ている。
だから、目が真剣だ。

しかし、今日は一日言葉がわからず小西へこみました・・・

夜もまたCADでまとめる、
そして、Sさんとまたビール1カートンずつ飲みながら
打ち合わせ、

さて今日は寝れるかな?


● ドームハウス建築5

ドームスクール2日目
昼、ホテルの隣りのレストランで食事をする、
レストランは定番のアメリカ料理、ポテトとチキン
少し、重い・・・

ここはアメリカでも相当な田舎町
観光で見る、危険な感じは少ないのです。
油断するもの問題なんだろうけど、

何となく穏やかで、言い意味で田舎臭い。

そして午後いよいよ、
目的のナチュラルスペースドームoffice.に行く、
(スクールは明日からだが)

車でしばらく走り、牧場のような所を抜け
日本から約25000キロを移動して
森の中のofficeに着きました。
森の中確かにナチュラル、いいところだ!
ドームだらけ、様々なドームがある






ボスに会う
奥から出てきたボスはデッカイ、
いきなり、 Nice to meet you.!と握手
手が軍手を3枚してもあんなにでかい手にならんぞと言う手。
でも、やわらかい、あたたかい手。

ドームの説明を聞く
模型







初めてコネクション金物を見る、なるほど・・・
ナチュラルスペースドームは設計事務所だが
その後、作業所やボスが開発したボイラーシステム(ボスの自慢)を見る、
なるほど、アイディアマンだ、何となく私の父親に似ています。

息子が設計士をやっていて、CADはオートキャドとの事
結構カッコイイ、それに親切
何となく、いとこのような感じがしました。


ドーム記念写真は息子が撮ってくれ、
色々説明を聴いて、建物を紹介してもらい話を聴いた中で
いつもこの窓のすぐ外に鹿や熊が来るんですよと言われた
外を見るとびっくり!崖になっている!
なんと自分が立っている部分は半分飛び出して
空中に浮いていました。
それでも20年以上になるそうだから驚きです。

計画の打ち合わせを行い(といっても私は一言もなし、笑顔だけ)
ドーム打合わせ







夜は近くのスーパーで食べ物を買出しして
アメリカっぽく自由に部屋でチンして食事そして
Sさんと一人ビール6本ずつ買って飲んだ
日本で飲むアメリカンビールより旨い。

夜は11:30に寝たのですが、その後が・・・

明日はいよいよスクール初日。




●ドームハウス建築 4

その約束
2002年の春、3月
アメリカ、 Minnesota州 North Branch, で
ドームスクールを受けることになった。

ノースウエスト航空
ミネアポリス/セント・ポール直行便

『ノースウエストは着陸がスムーズでうまい、』と思いながら
アメリカに着いた。
入国チェックは何を聞かれるのかと思いながら順番を待ったが
『モクテキハ、ナンデスカ?』と日本語、ホッ・・

S様がレンタカーを借り、
左ハンドルを注意しながら市街地を抜け、
田舎町へ。
空港周辺は高層ビルが並ぶ、
大きな街だが抜けるとすぐに何もない。

ミネア






レース場みたいな道路が続く
景色は北海道の苫小牧にそっくりな町、
大リーグのツインズの本拠地
ミネソタ州 (Minnesota MN) は米国中西部の北、
カナダ国境に接する州。

ミネソタの名前はダコタ族(アメリカ・インディアン)の
「空の色に染まった水」を意味する言葉から取られている。

到着一日目
ホテルはスーパー8モーテル

新婚旅行がアメリカだったせいか、好印象がある、
ツアー旅行とは違う、とても良い雰囲気、
においがアメリカだ!

夜はデニーズで食事、キンピカのおもちゃの様なレストラン
映画のようなアメリカンレストランのウェイトレス
ローラースケートは履いてない(笑)

デニーズ




マッシュポテトに重いソースは少し苦手・・

アメリカは2度目だが、一日目の夜はやはり寝れない
寝ているのか寝ていないのかわからない状態で朝方眠りにつく、

明日はいよいよ ナチュラルスペース office.に行く
 


● ドームハウス建築 3

ドームの構造をもう少し説明しますと

建物では地震対策で
【耐震】=ゆれに耐えられるように頑丈にすること。
【免震】=ゆれをベアリングなどで±0にしてしまうこと。
【制震】=振動を低減するために、何らかの装置・機構によって制御すること。
とありますがどれも一長一短があり
どの工法も研究中でもあり、
将来は全てがかなえられるものが開発されると思いますが、
現在住宅規模では耐震構造が多く利用されています。

ドーム構造の中でも
フラードーム=ジオデシックドームは
たとえれば
キャンプのテントで
カーボンファイバーの骨組みを
金属コネクションで留めて
シートをかけるのと同じような構造です。

金物

この構造は
力が球面全体に伝わり、力が逃げていくので
大きな力がかかっても崩れてしまう事は無いのです。



フラードーム=ジオデシックドームは
自然界の中にある基本構造で大昔から利用されており
分子構造などもこの構造があり、
昨今、話題に上がっている地震対策では
最強の構造だと思います。

プラン
アメリカの事例では景観のため
崖から半分、飛び出したドームを
何箇所も見ましたが、
どれも転がっていったって
崩れないのではないかと
思うほど安定していました。

昔、構造の先生が言ったことを
覚えています。
もし、構造を第一印象でチェックするなら、
とりあえず、全体を眺めてみて、見た目
不安定なら計算が間違っていると思ってやり直せ。
それにデザイン上も
安定している形なら人間は安心して見えるから
気持ちも落ち着くデザインなんだ。

そういわれると
ドーム形状は確かに見た目どうやったって、こける形や
崩れる形ではありませんね(笑)

● ドームハウス建築計画、2

様々なところでドーム建築を勉強し
役所にも確認するため聞きに行くと
『二階建てなら、4号案件だから基本的に建築士の判断でよいですが、
 計画を見ないと返答できない』と初め言われ、
楽観的な私は
『・・・が詳しい計画図等を見ないと返答できない』
 をあまり聞きもしないで
4号!そうか!であればどうにかなるか!と高をくくっていて、
何とかなる、何とかできる、何とかする、何とかしなければならない、
という気持ちになってしまいました。
スタードーム




調べて行くと
・空気膜構造
・鉄骨造
・梁、ケーブル構造
・鉄筋コンクリート構造
・ジオデシック構造
などドーム建築は様々あり、
古くはサンピエトロ寺院(組積造 )やフィレンツエ大聖堂(組積造) などから
近年ではアストロドーム(鉄骨造)ス−パ−ド−ム (鉄骨造)などがあり、
日本でも東京ド−ム (空気膜構造)福岡ドーム(鉄骨造)
わが町の 札幌ドーム (鉄骨造)もあります。
札幌ドーム




小規模ドームも
ログハウスのようなものがあったり
枠組み壁工法のような三角パネルを組み合わせたものがあります。

今回の計画ではフラードーム=ジオデシック・ドームを
パネル式ではなく、
木骨をコネクションでピン構造を作るものです。

◆リチャード・バックミンスター・フラー
  [Richard Buckminster Fuller] (1895〜1983)

20世紀のアメリカを代表する偉大な建築家である。
フラーが創始したサッカーボール型ドームは極めて有名で、
今日でも世界のどこかで目にするものである。
1990年代にはフラードームと全く同じ構造を持つ炭素化合物が発見され、
フラーレンと命名され、発見者たちはノーベル化学賞に輝いた。
宇宙のように巨視的構造からウィルスや細菌のように
微視的構造まで貫く基本原理「思考の幾何学」を
生涯に渡って探究した人物がフラーであった。


フラー

このように下調べをしつつ
お施主様と二人でにアメリカに旅立ち
ドームスクールに入校する事になります。

● ドームハウス建築計画 1

ドームカタログ
それは
2001年。

S様の夢の計画を聴き、
始まりました。




『小西さん、ドームハウスの建築をお願いできませんか? 』
そう言われ、
『私が良いと思っているドームは
 日本にあるドームのタイプでなく
 アメリカのナチュラルスペースドームと言う、
 コネクションタイプのドームなんです。』
『大きさは40フィート(約直径12m)のモデルです。』と
アメリカのミネアポリスにある、
ドームメーカーのカタログを見せてくれました。

ドームスケッチ

それを見た私の印象は
『スターウォーズのハンソロが操縦する、
【ミレニアムファルコン号】のようだ』でした。




ドーム型の建物などやったことが無く、
座標計算なども、
今までの建築には出てこなく経験はありませんでしたが

元来、新し物好きで
NOは言えない性格の私は、何となくワクワクして、
『S様から、他の設計事務所にも問い合わせたのですが
 建築はできないと言われた、』との話を聞き
ここで、できないと言うのも設計者として悔しく、
やれば出来る、やらなくてはならない
と言う気持ちが不安や面倒な気持ちに覆いかぶり、

『やってみます。
 いや、やってみるのでは無い、やるのだ。』と
ヨーダとルークスカイウォーカーの会話のような
返事が頭の中をめぐり・・・
YESと答えてしまいました。

札幌市内では、どのタイプのドームハウスも建った事がなく
日本では、初めてのコネクションタイプドームの建築であると
後に知る事となる事も知らず、


【dome house project】がスタートしました。


現在建築中↓の ドームハウスプロジェクトの様子


ドームハウスの工事報告






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