メール

2009年05月28日

約束の二日前に…

約束の2日前まで、初めてお会いすることを楽しみにしていた。

ノリノリ〜♪

というほどではないが、仕事でもプライベートでも、初めて人と会うという行為には、ほどよい緊張と楽しい発見があるから、リリーは初対面の相手と話をすることは好きだ。

 可能性は会わなければ、0のまま。

会ってみれば、何らかの気付きがある。


 だけど、その日、以前お付き合いしていた人から、嫌なメールが届いた。


 「リリーは中途半端だ。

 リリーの親友も同じように思っている。

自分は中途半端ではなく、

いい加減なヤツだが、

いい出逢いが今あったので、

感謝している。

リリーに結婚は無理です。」

みたいなメール。

中途半端って何?

中途半端じゃない人間っているの?

それに人を批判出来るほど、あなたは完璧なの?

それに二回くらいしか会ったことのない私の大事な親友の何が分かるの?

それに20年近く、かなり積極的に婚活してるあなたが、いまだ結婚していない事実はどう説明するの?


こうやって、メールを返そうかとも思ったけど、もう関わりたくないからやめた。


それはそれは、頭にきた。


 私は滅多なことでは、人を嫌いにならない。

自分と考え方や感じ方が違うから、気が合わないとか、ペースが合わないということはあっても、違うということでその人を否定する(嫌いになる)までには、大抵の場合、至らない。

 実際、いろいろあった元旦那のことも、嫌い(人格否定)にはなっていない。

過去お付き合いした人で、嫌いになった人は、別れたいと言った時に、包丁を持ち出して、一緒に死ぬと、まだ若かったリリーに命の危険とこの上ない恐怖を与えたK氏のみ。


しかし、今回ばかりは違った。


こんな相手を一時でも好きだと思ってしまった自分にがっかり。


それにこの人、すごく嫌。


その瞬間、今回の彼に会うことに自信がなくなってしまった。

新しい出会いへの期待もなくなった。

こんな気持ちでお会いするのはいけない。

仕事に忙しい彼の貴重な時間を使わせてしまったら、失礼になる。


でも、相手の方にまったく非はない。


だから、相手の方を傷つけないように、そして不愉快にさせることのないように、お断りすることにした。

konkatsu_x1 at 10:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年05月25日

交際成立♪

《新着情報あり》


年収4000万円の彼に《交際申込》してから、数日後…。


携帯に、登録している結婚相談所から、お知らせのメールが入った。

ここの結婚相談所のマイページはパソコンを開かないと見ることは出来ない。

急いでパソコンを開ける。


!!!

なんと、彼から、交際申込♪

嬉しいな(≧▼≦)


期待しないようにしているものの、やっぱり、こういうのは、嬉しい。


早速メールを送る。

「交際成立、とても嬉しいです。

ありがとうございます。

夜10時を過ぎたら、子ども達を寝かせ終わり、ゆっくりお話し出来ます。

その頃、お電話いただけると嬉しいです。」


リリーは古い人間なので、最初の電話は男性から、いただいた方がいいと思ってしまうのだ。

konkatsu_x1 at 09:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年05月14日

眠れぬ夜の涙

「もう子ども達には、会わない方がいいと思います。」


そんなショックなメールが突然届いた上に、電話もつながらず、彼の気持ちを聞くことも出来ない。


子ども達が


「Fさんにいつ会える?

楽しみだなぁ。」

と言って、嬉しそうにしていた顔。

Fさんに…と一生懸命に手紙を書いていた、子ども達の横顔。

そんな風に彼を慕っていた子ども達に、突然もう会わないという。


子ども達の気持ち、そして彼に付いていこうと心を決めていた自分のことを考えると、悲しくて、やりきれなくて、後から後から、涙が溢れて止まらなかった。
すぐに話が出来れば、落ち着いたんだろうけど、泣きながら色んなことを考えていたら、一睡もできなかった。

気付くと、私より出勤の時間がうんと早い、彼が起きる時間。

今なら、声が聞けるかも。

直接声が聞ければ、声のトーンで、彼の気分が分かる。

早く安心したかった。


でも、電話はまた留守番電話に…。

職場に入る前に…と、もう一度電話。


やはり、つながらず。


そのすぐあと、メールが届いた。


「仕事に入っちゃったから、電話出られなかった。

仕事が終わったら、電話する。」


この日、私はお休みだったから、夕方まで、どんな話をされるのか、心配でそわそわしながら、過ごした。


konkatsu_x1 at 17:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

突然の拒絶

それは、ある日突然起こった。


三回ほど、彼と一緒に子ども達も食事に行った。


三回目に食事をした夜も普通に彼と寝る前の電話をした。

次の日も普通にメールのやり取りをしていた。

そして、夜も普通に電話で話した。


そのあとの彼からのメール…。


「もう子ども達に会わない方がいいと思います。」


ショックだった。

メールには私が納得できる理由も書いていない。


メールを読んで、すぐに電話した。

メールが届いて、5分とたっていないのに、寝てしまったのか、留守番電話になってしまう。


仕方ないから、メールを送った。

「急にそんなことを言われたら、ものすごくショック。

話したい。」


悲しくて、悲しくて、久しぶりに声をあげて泣いた。


konkatsu_x1 at 08:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2009年05月09日

接近

先へ進んでいいものなのか、悩んでいたリリーに、Fさんはかなりアプローチしてきた。


朝、リリーの目覚める時間に合わせて、おはようのメール。
リリーの職場の近くに来たから、ランチをしようと連絡。
夕方、仕事が早く終わったからと、リリーの顔を見に来る・・・
そうでない日は、リリーが帰宅にため、車に乗る時間に合わせて、電話をくれる。
もちろん、夜はおやすみなさいのメールか電話。


これだけ書くと、まるでストーカーのように思う人もいるかもしれないけれど、リリーはぜんぜんイヤでなかった。


むしろ、Fさんと付き合うかどうかを悩んでいたリリーに、何も考えさせないくらい、次々いろいろなことを仕掛けられて、気が付いたら、Fさんは、リリーのかなり近い存在になっていた。


出会って、数週間。


来る日も来る日も、Fさんからのアプローチ。


まず、e-お見合いを退会した。


それから、Fさんとのお付き合いに対して、前向きに考えてみようと思った。


Fさんとは一緒にいて、とにかく楽しい。
Fさんはリリーのことを、何よりも大切に考えて、行動してくれているように感じた。


こんな人になら、私は安心してついていかれるな・・・。
安心して、私の人生を預けてもいいのかもしれない。

konkatsu_x1 at 22:16|PermalinkComments(2)TrackBack(0)