2025年04月10日
第1章:「結婚」という制度はどこから来たのか?〜その起源と歴史〜
いつも読んでいただき、ありがとうございます♪
婚活倶楽部なんと事務局の常本です( ・∇・)
ちょっと新年度も始まったことだし、
ここで一旦、「結婚というものの歴史」について、
シリーズ形式で深掘ってみようと思います٩( 'ω' )و
第して、
結婚ってなんだろう?
〜制度・歴史・今とこれから〜
というメインタイトルで、
5回に分けて書いていきます♪
全5章のテーマはこちら👇
🌱第1章:「結婚」という制度はどこから来たのか?
〜その起源と歴史〜
🏛第2章:時代とともに変わる結婚のカタチ
〜メリットとデメリットの移ろい〜
🏘第3章:結婚をとりまく環境
〜地域差・家庭差・格差〜
👶第4章:子育てと結婚の関係
〜家族のカタチ、育ちのカタチ〜
💍第5章:令和の婚活最前線
〜選ばれる結婚、選ぶ結婚〜
こんな感じです( ・∇・)
ということで本日は、
第1章:「結婚」という制度はどこから来たのか?
〜その起源と歴史〜
についてのお話です。
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▼結婚制度の始まり(古代文明〜宗教的背景)
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皆さん、「結婚」っていつからあると思いますか?
今のように、「好きな人と結婚する」という考え方は、
けっこう最近になってから広まったものなんです。
大昔の人たちは、グループで協力しながら暮らしていて、
誰が誰と一緒に住んでいるのか、
はっきり決まっていないことも多かったそうです。
でも、そうなると困ったことも出てきます。
たとえば…
「この子の父親は誰?」
「この土地や作物は、誰のもの?」
といったトラブルが増えてきたんですね。
そうならないように、
「この人とこの人は家族です」
と、はっきり決める仕組みが生まれました。
これが結婚制度の始まりです。
昔のエジプトやメソポタミアという国では、
結婚を契約のように紙に書いて約束したり、
家と家を繋ぐために結婚が使われたりしました。
それに加えて、宗教も結婚を大切なものとして広めていきました。
たとえば、
キリスト教では「神さまの前で誓うもの」
イスラム教では「生活の中での役割やルールがあるもの」
とされました。
こうして、結婚は「ふたりの気持ち」だけでなく、
社会や神さまとの関わりも持つ、
大事な制度になっていったのです。
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▼国や文化によって違う結婚観
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でも、世界中の人が、
同じような結婚をしているわけではありません。
国や文化によって、結婚の形や意味は全然違うんです。
たとえば…
アフリカや中東の一部では、昔から
「一夫多妻制(いっぷたさいせい)」
といって、
ひとりの男性が何人もの妻を持つことが、
当たり前の国もあります。
チベットの山あいでは、
ひとりの女性に対して兄弟全員が夫になる、
「一妻多夫制(いっさいたふせい)」
という形もありました。
昔のヨーロッパでは、王様やお金持ちの家同士が、
「国と国の仲を良くするため」に、恋愛ではなく、
「政略結婚(せいりゃくけっこん)」
をさせていました。
日本でも、平安時代には、
「通い婚(かよいこん)」
といって、
男性が女性の家に通うような結婚の形がありました。
今の「いっしょに暮らす結婚」とはちょっと違いますよね。
つまり、結婚というのは、「どこでも同じもの」ではなく、
その国や文化の考え方によって、
いろんな形があるということなんです。
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▼「所有」や「血統管理」としての機能
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昔の結婚は、今のように、
「愛し合って結婚する」という考えよりも、
家族のため、財産のために行われることが多かったです。
たとえば…
「この土地を次の世代に残したいから、
息子に子どもを作らせたい」
「お金持ちどうしがつながって、もっと力を強くしたい」
「ちゃんと血のつながった子どもがいることが大事」
といった理由で、結婚が使われていました。
日本でも、昔の武士や農家では、
「家(いえ)」を守ることが何よりも大切だったので、
恋愛よりも、
「この人と結婚した方が家にとっていいか?」
が重視されていました。
結婚は、「愛の形」ではなく、
「家や社会のルール」
だったんですね。
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▼現代の制度に繋がるまでの流れ
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それでは、どうして今のように、
「好きな人と結婚する」
という考え方に変わっていったのでしょうか?
大きなきっかけは、
産業革命
や、
女性の社会進出
です。
たとえば…
工場で働くために田舎から都会に出る人が増えたり、
女性も仕事をするようになったりすると、
「家のために結婚する」という考えから、
「自分の人生のために結婚する」
という考え方が強くなっていきました。
そのあと、20世紀(1900年代)には、
「恋愛結婚」が当たり前になり、さらに最近では、
「結婚しない選択」
や
「同性同士の結婚」
も受け入れられるようになってきました。
つまり、昔の結婚は社会や家のため、
今の結婚は自分の幸せのためにするものへと、
少しずつ変わってきたというわけです。
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📘さて、次回は…
🏛第2章:時代とともに変わる結婚のカタチ
〜メリットとデメリットの移ろい〜
について書いていきます。
昭和・平成・令和、それぞれの時代で、結婚はどう変わったのか?
そして、結婚の「良いところ」「大変なところ」は、
どう移り変わってきたのか?
やさしく、わかりやすくまとめていきますので、お楽しみに!✨
You are the CEO of your life.
今週も読んでいただきありがとうございました♡
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