極限状態の五感で受け止める“幻”＠中華佼楽

そういえば、ウチの子が

ダイエットを始めてほんのり時間が経って
やや、効果が見え始めた頃に行ったパンチョ

その帰りだったと思うんですが



「やだ、ゲップが鯖の匂いする」


(((( ;ﾟдﾟ))) ﾅﾆｲｯﾃﾝﾉ？

哀川翔が勝俣に「オレ海賊になるわ」
なんて言ったビッグサプライズの様相

急な世迷言にイスから転げ落ちそうになりました



「ちなみに焼き鯖の匂いね」


(((( ;ﾟдﾟ))) ｼﾗﾝｶﾞﾅ

畳み掛ける怪情報の詳細に
２度、イスから転げ落ちそうになりました































《中華料理 佼楽》

住所：練馬区北町２−４１−１２（地図）
営業時間：１１時〜２１時ぐらい
定休日：火曜日との情報アリ
用途：街中華、焼き魚、昼酒



もしかしたら、あの店のベースとなる成分に
魚系のナニかが使われていたのかもしれませんし

それは僕には測り知る事はできませんが
それっぽい匂いがしたとウチの子は言い張ります































お腹が減って、減りすぎて

隣にいる人が鶏肉に見えるってな
チャップリンの黄金狂時代よろしく

極限状態の人間が見せる狂気のような


よくある幻覚、幻聴ならぬ

まさかの幻臭という非常事態































ずっと、そこにあった日常が

別れを惜しむ間もなくのお別れ

ある日、突然無くなったりなんかすると































いわゆる幻肢、ってヤツですか

事故か何かで急に腕や足を失った人が

無いはずなのに痒くなったり痛くなったりするアレ































「そうそう、この匂いがしたのよ」


ウチの子にとっての“幻”を伴う悲劇は

この店の、暖かさを伴った焼き鯖定食だったと































ホンワカと、ユルいように見えたダイエット劇も

ウチの子はウチの子なりに過酷で
それなりに過激を伴っていたんだなと

今回の幻臭騒ぎで思い知らされたのでした































僕は今、ダイエットとは遠い所にある身ですが

いざ、どこか懇意の店が無くなってしまって
唯一無二の味とのお別れが来たとしたら


ことさらな幻臭まではないまでも

似た事態の起こる可能性があるんじゃないかと
考えるだけでアレがナニして、コレがアレする予感































それは飛鳥？

はたまた大番？

縁起でもない事は思い浮かべたくもありませんが































とかく、後継者問題を叫ばれる街中華業界

悲しいレールに乗ってしまっている現実から
目を逸らしたくなってしまうというのも事実であり































それほど

僕の中での歴史が薄かったASOKOでも

あんなにバタバタ騒いでしまったのも事実であると

















そう、わが家にとってのこの店は
先の２軒に肩を並べるほどレジェンド

もはや、急に辞められてしまったら
発狂してしまうレベルにまで達しており


しかし、それは客側からのワガママ

もう、考えたくはないけれど
考えなくてはならない現実


今は、そう

ただ健康でヤってイっていただけたら

それ以上は望みません











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↑ ユル〜くですが、確実に伸びてきているようです。



ブロぐるめ！

↑ 取り戻して踏ん張った３位の座。
今日も危ない位置からのスタートです。