来々軒＠関内：一日の始まりを占う意味での異界への迷い込み、結果として全てを上手く飲み込んで

思いつきで行動している割には

早朝にやる事の目星をつけている辺り


























やはり出かけた先という圧倒的特殊空間

今回の横浜に於いても同じ事が言えるワケで

早朝も早朝、酒も抜けきらない朝の５時という
無人の雰囲気、喧騒ゼロ、旅先という魔空空間

何となく目が覚めてしまった僕らは
朝の散歩という名目で軽めの朝メシ


























《来々軒》

住所：横浜市中区末広町２−３−１３（地図）
営業時間：エニータイムいつだって
定休日：そんなもんありゃせんわ
用途：ポロサツ＆常時飲み屋



やっぱ来ちゃった、まるで計算ずく

とゆーか来々軒一点買い、全財産ツッコミ

この店への期待感、場末感の針の振りキレ


いつだってそう、そうであって欲しい

下衆に傾倒した店側からの切り口が
僕の魂を渾身のナデナデしてくれる


























去年は一回も来る事が叶わなかったハニー

僕の伝聞と写真だけで事態を伝えられていて

半ば都市伝説として捉えていた事象に直面し


























「あー、本当にあったんだね」

「本当に２４時間営業なんだね」

１００点満点のアンサーをブチ当てられて


























そうそう、こういうの

冷やし中華のアウトオブシーズンっていうのを
怪我に見立てて出走取り消しっていうギミック

場所柄、オチャラケ要素が入り混じりながらも
時間帯的に危ない客層に魅入られてそうなのに

意外に統制の取れた客層の紳士率


























セコイ犯罪が横行していそうでありながら

しかしセコイ犯罪止まりで低空の平和タウン

猟奇事件が起きていないと知るに至る

それでイイじゃないかと高みを見ない

どことなく板橋っぽさを感じてみたりして


























オロチョン６倍

前日から積み重ねて抜けきっていない酒に
後追いブーストをかけるという愚行に上等

だったら辛味で絞り出した汗に
解毒を見い出して何となく解決


























味はそこまで及ばないけど

雰囲気込みで１００点を軽く超える総スコア


























時間を考えると無敵、雑兵に対峙したラオウ

一撃、ひと啜りで人の形すら変えてしまう火力


























筋骨の記憶にないぐらいの背筋シャキッ

今日も横浜に対して緊張して挑める

一日の始まりとして一切の申し分なし


























「ミニ豚丼お代わりください」

どうやら早朝だけどハニーも絶好調

店の人の「うわ、なんやこいつ」みたいな表情

溢れるパワーの可視化を網膜に焼き付けられて


「さぁ、昼ぐらいまで惰眠を貪りましょうか」

僕らの脳内会議の全会一致の可決

今回の横浜遠足、僕らの目の前には

楽しい出来事しか待っていないような気がして