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After Hours (Live in Paris)


『After Hours 』(Live in Paris)

※amazonで詳細を見るのさ!!



日本版のSt Patrick's Day(セントパトリックデイ)のお祭りの1つの形である『the WILDROVER』に行って「IRISHって良いよなぁ」とつくづく思い、いわゆるIRISH PUNKじゃなくて、そのROOTSな伝統音楽にもたどり着けたという自分の感性に喜びを感じたりもして。

かれこれ何年か経ちますが、「The Chieftainsを生で見れて良かった…」とたま〜にふと思います。

お爺ちゃん軍団が次に日本に来る事はあるのかどうか。
無いかもなぁ…。

では淡々とレビュー。


IRISH TRADでThe Chieftainsを聴いたら、次に聴くバンドの1つ。

BOTHY BAND(ボシーバンド)でごあす。

大手レコードショップなら多分陳列されています。

無かったら、レア盤になっているのかも。

上のジャケは1978年リリースの3作目『After Hours(Live in Paris)』。

絶頂期と言われる時期のLIVEアルバムです。


ボシーバンド


1974年に結成。

ALTAN(アルタン)とかLUNASA(ルナサ)などのバンドはこのバンドが居なかったら、出て来なかっただろうなんて言われているIRISH MUSICの歴史では重要なバンドです。


このアルバムは、IRISH MUSICの中ではいわゆる名盤と言われてます。

長らくCDも廃盤状態だったそうですが、2008年にアメリカのCOMPASS RECORDSより再登場。

タワレコなんかでも売り切れたり、緊急再入荷したりと、買っておいた方かよろしいかと。

今はamazonとかHMVがあるからね。

日本では、かつて、IRISH MSUICのレコードはヨーロッパのクラシック音楽として輸入されていたそうです。

日本では今まで大ブレイクした経験がない音楽なんでしょうかね。




さて本作。
内容は、パリで行われたライヴを収録したもの。


ドーナル・ラニー(vocals, bouzouki, guitar & bodhran)
ケヴィン・バーク(fiddle)
パディ・キーナン(uillean pipes, whistle & low whistle)
マット・モロイ(flute)
トリーナ・ニ・ゴーナル(vocals, clavinet, harmonium & Bodhran)
ミホール・オ・ドーナル(vocals, guitar, harmonium & organ)


ドーナル・ラニーはソウル・フラワー・ユニオンの伊丹英子と結婚し、現在は沖縄に在住。

日本でもたまにイベントに参加したりしてますね。

ドーナル・ラニーが日本人と結婚して日本に住んでるなんて、凄い事だと思ったりするのは私だけでしょうか?

マット・モロイはご存知、The Chieftainsのメンバーですね。




1曲目に収録の「The Kesh Jig / Give Us A Drink Of Water / Famous Ballymote」は3曲が連結されて1曲になってます。

その内の最初の「The Kesh Jig」はFLOGGING MOLLYの・・・


これっすね。




全体的にLIVEアルバムのマイナス要素ってのは低くて、スタジオ録音盤として聴いてても全く違和感有りません。

曲が終わった後の、観客の拍手や歓声で「あ、そっか、コレLIVEアルバムか。」と感じる程度で、録音状態はほぼ完ぺき。

IRISH MUSICの各楽器の音の美しさをしっかりと感じる事が出来ます。

各パートの音もばっちり入ってるし、「ブレ」みたいなのが全く無く、一流なアーティスト集団だってのが1回聴けば分かります。

DANCE MUSICとゆったりFOLKが合わさり、テイストはガチ「IRISH」。

どちらもバランス良く味わえます。

AIR、まあ、いわゆるバラードでは男性ボーカルも女性ボーカルも両方味わえますが、余計な部分は一切排除して、これぞFOLKのバラードと思わせるNICEメロにとろける歌声を聴かせてくれます。

メロディーがツボに入る人は、きっと涙が出ますよ。


そうかと思えば、バグパイプの仲間であるイーリアンパイプの尖がった音と、高揚感を煽るフィドル、ブズーキの刻むウキウキビートで、最強の生音ダンスミュージックを構築。

もし、生で、しかも爆音で聴いたら、凄いと思います。


そんなにマニアじゃないけど、IRISH TRADはそこそこ聴きました。

最近は特にCD買ったりしてませんが。

でも、たまにはこんなのも取り上げながら進めます。

IRISH、やっぱ、いいっすね。




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※別音源ですが11曲目に収録の「The Green groves of Erin」




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