かなつ久美ドラマにもなった漫画「OLヴィジュアル系」の作者で、最近では「肩甲骨ユルユル体操で女優体型になる」「ドッグヨガで愛犬も私も元気」など多数の美容本も多く出版されている漫画家のかなつ久美さんに「婚トレMAGAZINE」が話を伺いました。

■美しくなるにはまず「運動」
美しくなるのに運動は絶対に必要です。特に35歳を過ぎて、運動せずに食べ物を減らすダイエットをするとげっそりして見えます。私は今、加圧トレーニング、ドッグヨガ、ジョギング、肩甲骨ユルユル体操などをしています。
「加圧トレーニング」は少し痛みがありますが、痛みを忘れるほど効果的です。週に1回30分しているだけで腹筋がはっきり割れてきました。

「ドッグヨガ」は、愛犬をダンベル代わりに持って行なうヨガで、私は犬バカなので犬と一緒のヨガは本当に幸せです。犬もうっとりしていますね。愛犬家の方に広めていきたいなと思い、「ドッグヨガの本」も出しました。愛犬りんごちゃんの写真も載っています。

「ジョギング」は1年くらい続けています。一番多いときで週に2日、1回7km走ります。ジョギングの効果はやっぱり痩せること。汗がでて肌も綺麗になります。
走り方が正しくないと足を痛めるので、オススメなのが「ローリング走法」というものです。漫画で、走るときに足がグルグルしている絵がありますが、あのイメージで走ると足を痛めず早く走れる、というのを専門家から習いました。

「肩甲骨ユルユル体操」は肩甲骨のまわりをゆるめるための体操です。肩甲骨のまわりは意識しないと普段は動かさないので硬くなりやすく、健康に悪影響を与えやすいんです。ここをゆるめることでリンパも流れるし血液も流れるしとてもいいですよ。ジョギングする前にゆるめるのもオススメです。特別な道具もいらず手軽にできる体操で、詳しくは昨年出版した本「肩甲骨ユルユル体操」に載っています。私はこれで6kg痩せました。

■本当に正しい姿勢とは
加圧トレーニングの先生に教わったのですが、正しい姿勢と思われている「背筋をそった姿勢」はかえって腰を痛めてしまうんです。本当に正しい姿勢は、インプリントという、骨盤をそらず地面と水平に保つことなんです。間違った姿勢は長くやると痛くなりますが、インプリントならずっとやっていられます。毎日これを意識するだけで、お腹がへこむ癖がついてスタイルがよくなります。

■食べ物は「有機」
家では野菜ばっかり食べています。有機野菜・有機玄米はもう8年続けていますね。綺麗になりたかったら絶対に有機です。玄米は有機じゃないと意味がないと思います。玄米には殻が被っているので、中に農薬が入ってしまうんです。だから玄米を食べるなら有機です。私はあきたこまちの玄米も有機野菜も生協で買っています。

■何か1つ自慢できるものをもつ
私がもし漫画家じゃなかったらとっくに結婚して奥さんになっていると思います。漫画という大好きなライフワークがあるから結婚しなくても幸せです。結婚するにしても、「自分で何か1つ自慢できる女であれ」と思います。何かがあれば輝くし、そうすれば良い旦那も見つけやすい。旦那も何にもない女だと飽きちゃうと思います。

■38歳が分かれ道
綺麗の分かれ道は38歳くらいからです。その時までに努力しているかで、おばさんと綺麗な人にはっきり分かれますね。30歳ならまだ綺麗な時期だと思います。独身だったら「こんな綺麗な人なのになんで結婚しないのかな」と思われたいですよね。そのために大切なのはやはり綺麗になるための努力、生き方だと思います。

■かなつ久美さんプロフィール
漫画家。代表作はドラマにもなった「OLヴィジュアル系」
最近は「35歳からもっとキレイになる」「美人の教科書」「肩甲骨ユルユル体操で女優体型になる」「ドッグヨガで愛犬も私も元気」など美容本も多く出版している。
愛犬りんごちゃん(ポメ)大好きの犬バカ。
ブログ:かなつ久美の激烈アンチエイジング虎の穴!


婚トレMAGAZINE」では、このほかにも様々な有名人・専門家に婚活についてインタビューしています。

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