最終訪問日 2013-06
岐阜県高山市高根町池ケ洞 所在地図 温泉地HP
混浴露天×1 掛け流し 有志による管理温泉(24時間 無料) 脱衣所・無 タオル巻き○


今回紹介する場所は地元有志の方達が管理されている無料で入浴することが出来る貴重な温泉です。

外部の人間が入浴する場合は「使わせて頂く」という気持ちを忘れずに利用したいですね。


塩沢温泉露天風呂入口
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国道361号線沿いにある高根第2ダムの中ほどから北に延びる道を約2km進むと右手に「ろてん風呂」と書かれた看板が見えてきます。

ここを右に曲がった先に目的の場所があるのですが、この道も最近に草刈りが行われていて車でスムーズに通行できるようになっていたのには頭が下がる思いでした。


利用案内看板
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先ほどの場所から約300m下り坂を進むと目的の露天風呂のある対岸まで車で行くことが出来るようになっています。

そこには4~5台駐車可能なスペースもあり、利用の際の案内看板も立てかけてありました。

最低限ここに書かれていることは守りましょう。


熊注意看板
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利用案内看板の横にはこんな看板も・・・、辺りに民家は無く、森の奥なので熊が棲んでいても当然の場所です。

全てのゴミを持ち帰るのは基本ですが、特に飲食物の食べかす等は野生動物を呼び寄せてしまうので注意しましょう。



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今は木製の橋と露天風呂があるだけですが、昔は橋の先に湯元山荘という宿泊施設もあり、つい最近まで廃屋として残っていたようです。

写真右側の中ほどに小さく写っている水たまりのように見えるのが露天風呂です。


脱衣場所
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脱衣所等はありませんが近くには大きな岩があったり、少し離れれば林があるので他に利用客がいても人目に付かない場所がいくらでもあるので女性にも着替えはしやすいかなと個人的には思います。

この日は平日で私達の他に誰もいなかったので2人仲良く大きな岩の横で即行スッポンポンに・・・。

脱ぎ捨てた衣服は岩の横に渡してある木の棒に掛けさせてもらいました。

ちなみに、この大岩の横には掃除用のデッキブラシとプラスチック製の湯桶も用意されていて使うことができます。


混浴露天
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露天風呂は対岸の駐車スペースから丸見えの場所ですが、この先に続く道がないので人が行き交う心配はなく、それほど人目を気にする必要がありません。

湯船は15人くらい入れる大きさですが底には色々な段差があり落ち着ける場所を考えると実際に入れるのは10人程度でしょうか。

お湯は、かなりぬるめで黄褐色の半透明、鉄錆臭とほのかに硫黄の香りもあります(写真で湯の色が緑に見えるのは湯船の底に生えている苔の色が太陽光で反射している為です)。

入るときには風呂の底が見えない上に滑りやすく段差もあるので初めての方は気を付けたほうがいいです。

それと湯温が低いので初夏から初秋にかけてまでがお勧めですし、それ以外の時期は清掃していないようなのでよしたほうが無難でしょう。

利用案内看板には入浴時の心得等の記載は無く、タオル巻きでも問題ないと思いますので女性にも入りやすい混浴温泉です。

もちろん、うちのカミさんは他に人がいても手拭い1枚で入ってしまう人なので、この日は何も持たずに気持良さそうに湯に浸かっていました。


温泉からの析出物
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当然ですが管理されているとはいえ基本放置の施設ですので対岸からのパイプで源泉掛け流し、溢れ出た湯は川に自然放流されていて温泉からの大量の析出物が独特の景観を醸し出しています。

この日は梅雨時期にしては日差しも強かったので湯船奥の方の木陰でゆっくり1時間、浮世の喧騒から開放されることが出来ました。

見た目のインパクトが強い湯ですが湯上りの肌は、さっぱりしていてチョット物足りない感じすらしてしまいます。

まあ浸かっている状態が気持ち良すぎるので何時までも浸かっていたい欲望がそう感じさせるのかもしませんが・・・。

最後に、この記事を読んで行ってみたいと思った方の為にチョット気になった事を書いておくと、写真には写っていませんが湯船の周りにはハエタタキが2つも用意されていて、この日も1匹の虻がしつこく辺りを飛んでいました。

夏場はさらに増える事も予想されるので、虻や蚊にも嫌気性があるハエとり線香を用意していったほうが、よりくつろげると思います。


温泉☆☆☆☆評価の内訳は、+鉄錆臭の中にほのかな硫黄の香りと黄褐色の湯、+掛け流しの湯、+周りの自然に溶け込むように存在する湯船
入り易さ☆☆☆☆☆評価の内訳は、+タオル巻き○ 、+黄褐色の湯、+脱衣所は無いが人目を避けられる岩陰等がある、+この場所より先に道はなく人の行き交いがない

総合評価 オススメ度5☆☆☆☆☆
地元有志で管理、無料で開放の温泉というだけで貴重だが、それを抜きにしても自然の中で浮世の喧騒から解き放たれる至福の温泉。