ハイベックの洗濯日記!

30年前にハイベックに惚れ込み、クリーニング師の資格を持ってハイベック洗濯のご指導やアドバイスを行っています。ハイベックの洗濯に自信がない方や、これからハイ・ベックを始める方のためにブログを書いています。 ハイベックShop専門スタッフです。http://senzai.ene.co.jp/

2011年09月

彼岸から夏物を片付け始めましょう。

朝晩急に寒くなりました。
暑さ、寒さも彼岸まで!とはよく言ったものです。

春の場合は彼岸から一気にみなさん冬物のお洗濯を始められるようで、ハイベックの需要が上がってきます。

秋の場合は、徐々にといった感じになります。多分、ハイベックがドライマーク洗剤として意識されている
からではないかと思います。

確かにそうなのですが、色や形を保ちたいとか、風合いを落としたくないとか、ドライマークはついてなく
ても大事に着たいお洋服を洗っていただきたいと思います。

夏物のお洋服は、大半が汗汚れです。おしゃれ着はごしごし洗わなくてもハイベック液に浸け置くだけで
取れます。

汗は、付いたときは無色ですが時間が経つと、白色は黄ばみ、色柄はくすんできます。ですから必ず
水洗いをしないと取れません。

ドライクリーニングは油(有機溶剤)で洗いますから汗など水溶性の汚れは取れません。

また、ハイベックの場合は、脂肪やたんぱく質分解酵素が入っていますのですっきりといろんな汚れを
落としてくれます。

特にシルクを汗や湿気で黄ばませたらもう終わりです。落としようがありません。

他の繊維は、落とす道も(染色も含めて)ありますが、シルクは必ずハイベック トリートメントドライ 
プレミアムで洗ってください。

そして仕上げ剤を規定通りに付けて、薄地のシルクは生乾きでアイロンをかけます。
すると新品のように美しくなります。でも最近はアイロンをかけなくても着れるシルクも多いですね。

秋の洗濯教室の日程が決まりました。関東地区だけですが、ご都合のつく方はご参加ください。
お待ちしています。予約も必要ですのでこちらからご確認ください。

ズボンのアイロン

前回のブログに書いた洗濯機で洗ったズボンですが、そのまましわくちゃ状態にしていましたら、
夫がアイロンをかけようとしています。

綿パンはいつも夫がかけているのですが、ウールのズボンとなると
「どうやってかけたら良いのかなー?」と私に助けを求めています。

綿パンはアイロンをしっかりかけるのですが、ウールはアイロンの蒸気かけでしわを伸ばします。
アイロンのコテをあてるとテカリが出て、特にポケット周りはアイロンのコテを触るか触らないかの
ギリギリで蒸気だけで伸ばそうとしないとポケットの跡が表面に出てしまいます。

それを夫に見せながら蒸気かけをしてズボンの線付け(ここはアイロンの重さ程度の負荷をかけます。)
をして、うまくいったとハンガーにぶら下げたところ、思ったようにきれいになっていません。

何となく、しわが伸びきっていないような、艶がないような、びしっと極まっていない。

そこで解りました。仕上げ剤(コーティング剤)が付いていないからです。

アイロンの熱い蒸気を加えたとき、一瞬はしわが伸びるのですが、仕上げ剤(コーティング剤)が効いて
いないと繊維に残った蒸気で小じわが少し復元されるのです。

仕上げ剤(コーティング剤)が効いていると熱が加わった状態で形態安定をする、艶を出す、
ハリを出すために多少蒸気が残っていても、ピンと伸びた状態で固定されるのです。

改めて昔から言われていた仕上げ剤(コーティング剤)の効用のことを思い出しました。
アイロンをかけなくても仕上げ剤(コーティング剤)は目に見えて効果がありますが、
アイロンをあてるともっと効果が際立ちます。

この私でも長い間にこんな基本的なことを一瞬忘れてしまって・・・でも、私の洋服を洗うのに仕上げ剤
(コーティング剤)を使うのを忘れたことはありません。

皆様も、もっとグレードの高い仕上がりを求めたら仕上げ剤(コーティング剤)を思い出してください。

仕上げ剤(コーティング剤)のことはこちらからご確認ください。s04_small

ズボンの洗濯

昨日まで盲腸炎と腹膜炎で6日間入院してしまいました。
以前にも子宮筋腫の手術で入院したことはありましたが、10年ぶりくらいです。

いろんなところで医学が進歩していているのがわかりました。
そして薬の効果もすごく良くなっているのもわかりました。

術後は痛いのは当たり前ですが、薬のおかげで、あまり痛くないし、点滴の栄養補給で元気です。

ところが栄養補給が止まって、鎮痛解熱剤もなくなると急に痛いし、元気もなくなってしまいました。

最初は昼間ベッドに横になるということはなかったのに、段々にベッドに横たわらないと体がきついのです。

参りました。精神的にも。こんな時に庭のある病院は良いだろうなと思いました。気分転換です。

病気になって手術して長いこと横たわっていると、足が弱るだけでなく、脳も弱るし、心も病みます。
薬や検査機器、手術の進歩だけでなく、自己治癒力(免疫力)を上げるための環境も考えてほしいな
と感じました。

ところで私が留守の間、洗濯を頼まれていた夫のウールのズボン、待ちきれなくて自分で普通の洗剤で
弱水流の洗濯機で洗ってしまいました。

退院後、真っ先に「お前に怒られるかもしれない」とぶら下がっているズボンを
見せました。

なんと、しわくちゃ、よれよれ、生地は薄く痩せていました。

でも幸いに縮んではいないようで、洗い直して仕上げ剤をつければ何とかなりそうです。

夫はもう捨てなくてはいけないと思ったようです。

何度言っても洗濯の概念を変えない夫、人の頭ってこんなものですかね。

上着とズボンを比べるとズボンの方がよく汚れます。汗も良くついていますし、腿根も良く汚れるし、
裾も汚れます。

ズボンの線がとれたら洗い時です。
洗濯ブラシで汚れを擦ってから浸けこみます。定番通り洗って決め手は仕上げ剤です。

さらさしてしかも膝のでっぱりとか、しわが早く取れるそれが効果です。

今、トリートメントドライを購入されると仕上げ剤コーティングハードのミニチュアをつけています。
ほぼ100%の方が、コーティングハードの注文を後からくださいます。

コーティングソフトも付けたいのですが、経営上苦しいので今は止めておきます。

クリーニング屋さんから戻ったズボンとトリートメントドライで洗って仕上げ剤をつけたズボンを
履き比べてください。履き心地が違います。

特にこれまで汗だらけだったズボンは必ずハイベックで洗って
仕上げ剤をつけて、アイロンがけは来年切るときに回して収納ってください。

仕上げ剤はこちらからご覧ください。
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主婦目線でドライマーク洗濯のノウハウを大畠京子がお教えします。ハイベック洗濯のご指導やアドバイスは実績20数年の私にお任せ下さい。

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