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展望

第86回中山記念(2012年)展望



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いやあ、なかなかの好メンバーが揃いましたね。
特に、面白いと思ったのが、使われている距離の幅。

中・長距離・・・トゥザグローリー、マカニビスティー

中距離・・・ダイワファルコン、ナリタクリスタル、フェデラリスト、レッドデイヴィス

マイル・・・エイシンアポロン、リアルインパクトなど


このメンバーが1800メートルのレースをするとペースは一体どうなる?
昨年の天皇賞・秋で殺人的なハイペースを刻んだシルポートがいるので、ハイペースになるのは必至か?
1番人気になりそうなトゥザグローリーには距離的に少し短いかも。
そんな中でハイペースになると道中脚を使ってしまい失速する可能性もある。
なかなか展開が読みづらいレースになりそう。

現段階で気になっている馬は、

アクシオン
エイシンアポロン
ダイワファルコン
トゥザグローリー
ナリタクリスタル
フェデラリスト
レッドディヴィス


なかなか絞りきれない。それくらい好メンバーが揃ったと言っていい。

アクシオンは昨年の札幌記念が惜しい競馬だった。天皇賞・秋を制したトーセンジョーダンのハナ差2着。なかなかいい内容だった。しかし、ここ数年は函館・札幌でしか良績を残せていない。今回はちょっと厳しいか。

エイシンアポロンは昨年のマイルCS以来。連勝中なので勢いはあるが、勝ち鞍の殆どがマイル以下。1800で勝ち切るだけの力があるのか疑問。

ダイワファルコンは前走中山金杯が惜しい内容。でも2着とはいえなかなか強い走りを見せた。まだ重賞での勝ち鞍はないが、距離は合っている。

トゥザグローリーは個人的には昨年の今頃が一番強かったと思っている。それを維持出来ているかはわからないが、距離が一気に短縮されるのは不安材料。スピードについていけるかが鍵。

ナリタクリスタルは能力は高いが、気ムラな性格。ただいつ走るのかわからないので恐い存在ではある。走る時が分かれば買うんだが(皆そう思っているか)。

フェデラリストは3連勝中。今最も勢いのある馬。条件戦を連勝しても重賞で阻まれることが多いが、この馬はその壁を難なく突破した。相当強い馬だということが分かる。距離も合っているし、一番馬券が買いやすい馬かもしれない。

レッドディヴィスは前走の有馬記念は距離が長すぎた。しかし、それでもオルフェーヴルとは0.5秒差だった。元々スピードタイプなので、キレ勝負だった有馬記念は展開が向かなかった。中山1800メートルはスピードのある馬が有利なので、この馬にとって有利なのは間違いない。気性的にも走ってくる可能性が高いので、馬券の中心でもいいかも。

リアルインパクトは注目してないわけではないが、阪神カップが余計なレースだったと思っている。マイルCS5着で休養していれば精神的回復が出来たと思うが。まあ、走ってみないと分からないのでここは様子見で。

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第29回フェブラリーS(2012年)の気になる馬たち



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昨年末にアナログ的に評価したものを掲載すると書いてましたが、
評価したものをどういう形で表現するべきかまだ悩んでます。
とりあえず気になる馬ということで列記して、その馬達について
思ったことを書こうと思います。

尚、これは定期的なものではありません。
時間があるときか、思い立った時に書くと思います。
悪しからずご容赦を。

気になる馬たち

エスポワールシチー
ケイアイテンジン
トランセンド
ヤマニンキングリー
ワンダーアキュート


今のところ本命を打ちそうなのはこの5頭の中からかな。

フェブラリーSでの一番の注目はトランセンドの走りでしょう。
昨秋の南部杯はドバイWC以来の競馬にもかかわらず、圧巻の勝利。
道中はいつものトランセンドらしからぬ走りで、4コーナーではエスポワールシチーに引き離され、後方からダノンカモンに交わされそうになったたときには負けたと思ったが、そこから盛り返して、しかも差し切ってしまうのだからこの馬の勝負根性には本当に脱帽した。

次のJBCではスマファルに4コーナーで引き離されて完敗かと思ったら、ゴール前では盛り返してあわや差し切る勢い。
あえなく2着に終わったが、この2走を見てJCDはトランセンドの勝ち負けは必然だと思った。

この馬の凄いところはとにかく並んだら抜かせない勝負根性だろう。
逃げられてしまったらなす術なし。
この馬に勝つにはスマファルのように引き離して逃げるしかないと思う。
しかしそんな馬がいるかどうか。

エスポワールシチーにも注目が集まっている。
鞍上に先週『武マジック』を見せ、トレイルブレイザーを勝利に導いた武豊を迎えるからだ。
普通に正攻法の競馬をしたと思うのだが、マスコミはすぐ大げさに騒ぎ立てる。
ただ、武豊のスタートの良さと相まってエスポの良さを引き出させ、尚且つスマファルのように気分良く走らせる(逃げさせる?)ことが出来れば・・・
昨年の競馬だけを見ればエスポには勝ち目はない。
もし今回エスポが勝つようなら、それこそ本当の『武マジック』だろう。

ケイアイテンジンは前走OP特別を快勝しているが、
実は2年前のフェブラリーSで4着に入った馬。
しかしその時勝ったエスポワールシチーからは何と1.9秒も引き離されている。
3着だったサクセスブロッケンから0.9秒離されているから4着だったとはいえ、
実力は着順ほどではなかったことを示していると思う。
しかし前走はかなり強い内容だった。
あれから2年たってかなり力をつけた今ならエスポとの差をもっと詰めることが出来るのではないだろうか。
最近は1400メートルより長い距離は使われていないので、殆ど人気はないだろう。穴党の俺にとっては魅力的な馬。

そして一番気になっているのがワンダーアキュート。
東京大賞典ではスマファルに肉薄しての2着。スマファルにあれだけ迫ったのはトランセンドとこの馬だけ。スマファルを物差しに考えると、ワンダーアキュートはトランセンドと互角の力を持っていることになる。実力ほど人気しないのも俺好み。3年前の武蔵野Sを快勝して以来1800メートルより短い距離を経験してないので、その辺で人気が下がるかもしれない。そうなれば美味しい存在になると思う。

ヤマニンキングリーもあげたが、まだ早い気がする。活躍するのは今年の秋くらいからと個人的に思っている。

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第11回アイビスサマーダッシュ(2011)出走馬16頭と展望



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2011年 7月17日(日) 3回新潟2日目 15:45発走 
11R  第11回アイビスサマーダッシュ
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指)  
芝・直線 1000m   16頭立

B枠馬 馬名               性齢 騎手    斤量     調教師   
仮  1 アイアムマリリン   牝5 *村田一誠 54  (美)奥平雅士 
仮  2$アポロドルチェ     牡6  西田雄一 56  (美)堀井雅広 
仮  3 アポロフェニックス 牡6 *柴田善臣 56  (美)柴崎勇   
仮  4 エーシンヴァーゴウ 牝4 *福永祐一 54  (栗)小崎憲   
仮  5 エーブダッチマン   牡5  石橋脩   56  (美)清水利章 
仮  6 サアドウゾ         牝5 *田辺裕信 54  (栗)田中章博 
仮  7 ジェイケイセラヴィ セ7 *江田照男 57  (美)坂本勝美
仮B 8 シャウトライン     牡7  中舘英二 56  (栗)角田晃一 
仮B 9 ストロングポイント 牡5  丸田恭介 56  (美)坂本勝美
仮 10 スピニングノアール 牡10*三浦皇成 56  (美)水野貴広 
仮 11 セブンシークィーン 牝5 *太宰啓介 54  (栗)南井克巳 
仮 12 テイエムキューバ   牡3 *田嶋翔   53  (栗)小島貞博 
仮 13 バイラオーラ       牝5  伊藤工真 54  (美)後藤由之 
仮 14 ヘッドライナー     セ7  幸英明   58  (栗)西園正都 
仮 15 マヤノロシュニ     牝5 *松岡正海 54  (美)小笠倫弘 
仮 16 マルブツイースター 牡6 *蛯名正義 56  (美)杉浦宏昭 

アイビスサマーダッシュは毎年牝馬が活躍するレースとして知られる。
何せ、今まで10回開催されて、8回牝馬が勝っているのだから。
因みに、2回のレースで勝った牡馬というのがあのスピード馬カルストンライトオー。
即ち、データから言えることは牡馬でこのアイビスサマーダッシュを勝つには、カルストンライトオー並みのスピードが必要だということか。まあ、これは極論だけど。

このレースは毎年頭を何にするか悩む。
前走までずっとダートしか走っていなかった馬が勝ったり、1000万クラスを勝ち上がったばかりの馬が勝ったりとクラスとか馬場とかあまり関係ない。そんなものより新潟直線が得意な馬を探さないといけない。

そう言えば、前走ダートで大敗した馬が突然新潟直線で激走する理由を、以前何かの本で読んだことがあるのだが、ダートを大敗している馬の中には、直線は真面目に走るのに、カーブにかかると走るのを止めてしまう馬がいて、そういう馬は新潟直線だけは真面目に走って激走するのだそうだ

だから馬の気持ちまで考えて予想しないと新潟直線1000メートルのレースは取れないことになる(どうやって分かるんだよ!?)

新潟直線で結果を残している馬は、

アポロドルチェ
エーシンヴァーゴウ
サアドウゾ
ジェイケイセラヴィ
シャウトライン
ストロングポイント
セブンシークィーン
マルブツイースター あたりか。
その中で牝馬はエーシンヴァーゴウとサアドウゾ。
この2頭のうち外枠の馬を中心にすると当たるかも。
まあそう単純ではないか。

いずれにしても中心はこの中の1頭となるだろう。


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第16回プロキオンS(2011年)出走馬16頭と展望



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2011年 7月10日(日) 4回京都4日目 15:35発走 
11R  第16回プロキオンS
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定)  
ダート 1400m   16頭立

B枠馬 馬名               性齢 騎手    斤量     調教師   
仮  1 アーリーロブスト   牡5 *太宰啓介 56  (栗)本田優   
仮  2$インオラリオ       牡6  酒井学   56  (栗)池江泰寿
仮  3 エノク             牡7  浜中俊   56  (栗)音無秀孝
仮  4*ケイアイガーベラ   牝5  秋山真一 55  (栗)平田修   
仮  5 コンティネント     牡7  北村友一 56  (栗)音無秀孝
仮  6 シャア             牡5  小坂忠士 56  (栗)田島良保 
仮  7 シルクフォーチュン 牡5 *藤岡康太 56  (栗)藤沢則雄 
仮  8$スーニ             牡5  川田将雅 58  (栗)吉田直弘 
仮  9 ダノンカモン       牡5 *和田竜二 56  (栗)池江泰寿
仮 10 トーホウオルビス   牡6  大庭和弥 56  (栗)谷潔     
仮 11$ドスライス         牡5 *鮫島良太 56  (栗)森秀行   
仮 12 ナムラタイタン     牡5  熊沢重文 56  (栗)大橋勇樹 
仮 13*フサイチセブン     牡5 *武幸四郎 57  (栗)松田国英 
仮 14 マルカフリート     牡5  福永祐一 57  (栗)増本豊   
仮 15 メイショウセンゴク 牡6 *幸英明   56  (栗)高橋隆   
仮 16 ワールドワイド     牡5 *武豊     56  (栗)橋口弘次 

ケイアイガーベラ対その他惑星。
とにかく京都、阪神ダートでは無類の強さを見せていた。それが前走阪神で、しかもOPクラスで敗れてしまった。
一時期の強さはまだ継続中なのかどうなのか。今回はその辺を見極めたい。

実績的にはダノンカモンの方が上だが、この馬は勝ちきれないレースが続いている。
フェブラリーS以来のレース。ボケてないかどうか。

それに対してトンネルを抜け出したのがナムラタイタン。
前走は57.5キロを背負っての勝利。今回56キロで出走できるが、相手は今まで負け続けてきた馬達。勝った勢いでそのまま勝ち切ることができるか??

アーリーロブストも馬券圏内候補。
トーホウオルビスとの兼ね合いになるが、逃げる可能性もある。
この馬もケイアイガーベラ、ダノンカモン、ナムラタイタンは負けてきた相手。
楽に先行してこれらの馬達を抑えたいところ。
5歳になった今年こそ本格化なるか?

穴候補はエノク。
1400メートルは若干長いかもしれないが、OPクラスでは馬券圏内に入ってきている。
脚質的に人気馬勢と被るので苦しいかもしれないが、もし内枠を引くようならば、内を突いてスルスルと抜けてくる場面があるかも。

 


KooZZYYkoozzyy  at 19:24コメント(1)トラックバック(1) この記事をクリップ! 

第47回七夕賞(2011年)出走馬17頭と展望



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2011年 7月10日(日) 3回中山8日目 15:45発走 
11R  第47回七夕賞
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指)
 芝 2000m   17頭立

B枠馬 馬名               性齢 騎手    斤量     調教師   
仮  1 アドマイヤメジャー 牡5 *上村洋行 56  (栗)友道康夫 
仮  2 アニメイトバイオ   牝4  後藤浩輝 55  (美)牧光二   
仮  3 イタリアンレッド   牝5 *中舘英二 52  (栗)石坂正   
仮  4$エーシンジーライン 牡6 *田辺裕信 55  (栗)坂口正則 
仮  5 オペラブラーボ     牡7 *大野拓弥 56  (美)久保田貴 
仮  6 キャプテントゥーレ 牡6  小牧太  58.5 (栗)森秀行   
仮  7 ケイアイドウソジン 牡5 *江田照男 57  (美)田村康仁 
仮  8$コスモファントム   牡4  松岡正海57.5 (栗)宮徹     
仮  9 サンライズベガ     牡7 *北村宏司 56  (栗)音無秀孝
仮 10 シャドウゲイト     牡9  田中勝春 58  (美)加藤征弘 
仮 11 タッチミーノット   牡5  三浦皇成 55  (美)柴崎勇   
仮 12 ダンツホウテイ     牡6  横山典弘 56  (栗)本田優   
仮 13 トウショウウェイヴ 牡6 *武士沢友 55  (美)大久保洋 
仮 14 ドモナラズ         牡6 *柴田大知 53  (栗)音無秀孝
仮 15 マゼラン           牡6 *蛯名正義 55  (栗)角居勝彦 
仮 16 マッハヴェロシティ 牡5 *宮崎北斗 55  (美)武藤善則 
仮B17 ロードキャニオン   セ7 *小野寺祐 51  (美)後藤由之 

キャプテントゥーレの出走でいつものG3というイメージはない。
しかし、このメンバーの中にキャプテントゥーレを差し切れる馬がいるのか。
今後の重賞戦線を予想していく上でも参考になるレースとなりそう。

人気の中心は上述のキャプテントゥーレ。
とにかくスピードはこの中では抜けている。
それに中山2000メートルは皐月賞を制したコース。
あの時を彷彿とさせる逃げが見れそう。

今回のレースでは未知の力を秘めた馬がいる。
その1頭がオペラブラーボだ。
未知の力を秘めているとは言っても、もう7歳なんだが、
休養期間が長かっただけに使い減りしていないと思われるし、まだ力を出し切ってないのは明らか。
2008年に連勝した時の力を出せるようならキャプテントゥーレに迫れる、あるいは・・・

そして気になるもう1頭はマゼラン。
前走の尼崎Sは着差こそ僅差ではあったが割と楽に勝ったのではないだろうか。
昨年の潮来特別では1000万クラスではあるが、2着馬を1.8秒引き離しての圧勝。
あの走りは1000万クラスのものではない。
もし潮来特別の力を出せるならキャプテントゥーレに勝ってもおかしくない。

他、コスモファントム、サンライズベガ、シャドウゲイト、タッチミーノットらも馬券圏内に入る力を持っている。
要注意。

軽量馬で要注意はイタリアンレッド。
キャプテントゥーレを追いかけて、前が崩れるようだと軽量のこの馬が持ち味のキレを発揮する。

アニメイトバイオは見込まれてしまった。
最近キレがないなあ。今の調子だとちょっと買いにくい。 


KooZZYYkoozzyy  at 18:00コメント(0)トラックバック(2) この記事をクリップ!