2009年04月08日

 きのうは阿修羅ファンクラブの特別鑑賞会の第一日目でしたね。
足を運ばれた方も多数おいでのことと思います。
 編集部はきょう、鑑賞会に参加するつもりでございます。
公式ソングである「愛の偶像(ラブ・アイドル)」を聴きながら、
上野の地へ向かって参ります。

 ふだんの展示でもちろん素敵な仏像さまたちとの
出会いを叶えることはできますが、
たくさんの阿修羅ファンとともにお会いするというのも
また格別のものがございましょう。

 我々が求めるものが、たとえ「愛着と執着の虚しい叫び」だとしても、
本来の居場所であるお堂ではない博物館での
「偶然と必然の出会いと別れ」であっても、
天平にお生まれの阿修羅さまの前では、
色即是空をまざまざと実感するしかないのかもしれません。

「魅惑のフェロモン」を感じ、調べ、もっと近づこうとするとき、
孤峰として合掌しておられる阿修羅さまは何をお想いになるのでしょうか。(編集部)

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2009年04月01日

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 開催を耳にしてから幾星霜。待ち焦がれた日がついにやって参りました。
はるか天平の歴史の息吹を春風とともに運んで来てくださいます。
 そうです、みんなが心待ちにしてきたあの方が
ようやくお出ましなったのでございます。

 子どものころのように
お正月を心待ちにする純粋さは失ってしまいましたが、
阿修羅さまを初め興福寺のありがたい仏像さまに上野の地でお逢いできるとあらば、
指折り数えて3月31日を一日千秋の思いで待ち望んでおりました。

 今回の展示、阿修羅さまがたんに展示されるということだけではなく、
もう盛りだくさんの注目ポイントがございます。

 阿修羅さまはどのように展示されるのか、
どんなふうにライトアップされるのか……。
展示デザイナーの木下史青さんの手腕に注目です。
 しかも所蔵元の興福寺でもなかなか揃わない八部衆が
一挙に展示されるなんて驚き。
 言わば、フルメンバーで私たちをお迎えくださるのです。
些末な悩みに苛まれていたとしても、
その壮観さをまえにいつの間にやら前向きな気持ちになるはずです。

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 そのようなわけで、
昨日より開催をしております『国宝 阿修羅展』。
スタートを前にして、30日におこなわれました
記者内覧会へと出向いて来ました。
東京国立博物館に向かう道すがらも胸がわくわくしてたまりませんでした。

figure_counter 会場に入っていちばん気になるのは物販スペース。
なんとあの海洋堂が造形を担当した
国宝阿修羅展公式フィギュアが販売されるのです。
 仏具店などには小さめの仏像は販売されていたりしますが、
あくまで仏師の方の手による「仏像」です。
なのでお値段も少々お高め……。
 ところが今回はフィギュアなので、
とってもリーズナブル。
たぶん、お寺が正式に許可を出してフィギュアが
作られたのは本邦初だと思われます。

tvcrew_shokai さっそく物販スペースに向かうと、
陳列されております。
しばらく眺めておりましたら、
テレビ局の取材クルーがやってきて
お坊さまにいろいろと質問されておられました。

 聞くところによりますと、
この阿修羅フィギュアは初日31日の午前中には
早くも完売になった、とのこと。
予想以上の人気ぶりにびっくりですが、
随時入荷されるらしいので手に入れるチャンスはまだまだあるようです。
 阿修羅展の公式サイトに入荷状況のお知らせがされているので、要チェックでございます。

 さてさて、物販ばかりに目を捕われていてはいけないので、
展示会場に入ってみました。
目指すは阿修羅さまの展示スペース。
八部衆と十大弟子を見遣って、
真っ赤な通路を進んで行くと、
すぐ先には阿修羅さまがお出でになります。
左右のモニタにそのお姿が映し出されているので、
自然と気分も盛り上がってまいります。

 狭い通路を抜けると一気に視界が広がって、
華奢な身体ながらしっかりと立っている阿修羅さまです。
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 何枚かシャッターを切らせていただきましたが、
仏さまが胸の前で手を合わせているのと同じく、
心のなかでは合掌しつつ「なむなむ!」と撮影する非礼を詫びておりました。
本来は感じたり、拝んだりするものなのですから。asra_tenji_2

 我らが編集長・みうらじゅんさんが会長をお務めあそばす
阿修羅ファンクラブには私も加入いたしました。
会期が始まったいまではもう聞くことができる
みうらさんといとうせいこうさんによる
音声ガイドのボーナストラックを聞くために、
そのうち行きたいと思っております。

 阿修羅ファンクラブの特別鑑賞会で、
じっくりゆっくり仏像さまたちとの逢瀬を満喫したいと思っております。

 内覧会では取材なども含めての参加だったため、
つとめて冷静に仏像さまと対峙しておりましたが、
特別鑑賞会では「嗚呼……」と、感無量になっている私がいることでしょう。

buppan_asura_2 さいごにお知らせをば。
今回の展示のなかで、『みうらじゅんマガジンvol.2 仏像ロック』が
物販にてお取り扱いいただいております。
 阿修羅展関連の図録などでは主に飛鳥園さんによる撮影の
阿修羅さまのお写真が多いですが、
『仏像ロック』では坂本万七先生が写したお写真をお借りして掲載しております。

 ここだけの話、モノクロのものはちょっと珍しかったりします。
約2年前に仏像写真のチョイスをみうらさんにしていただいたのですが、
さすが仏像好きマスターMJ、通なものをお選びになります。
 その慧眼は常人の想像をはるかに先取りしていたのだ、
と呑気な私はいまさら気づいております。

 阿修羅展に集えし仏像マニアも、
初めて仏像に触れるビギナーのみなさまも
ぜひお手に取ってくださると幸いでございます。(編集部)

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2009年02月28日

 春もすぐそこと思いきや、東京には雪が降りました。
なんて寒いんだ! と気温の低さを恨んでしまいがちですが、
季節の移ろいならではのものと思えば、
白い魔物にも親しみがわいて参ります。

 さまざまなものが活動的になる季節を前に、
みなさまにお知らせをふたつほど。

 みうらじゅん対談集 正論。
みうらじゅん対談集 正論。
クチコミを見る
比類なき御仁、みうらじゅんさんの新刊のお知らせでございます。
コアマガジン発行の雑誌『BUBKA』にて連載されたいた、
「みうらじゅんの青春般若心経」が『みうらじゅん対談集 正論。』
として待望の単行本化!

 対談相手は、峯田和伸(銀杏BOYZ)/山田五郎/杉作J太郎/遠藤賢司/田口トモロヲ/ウクレレえいじ/和嶋慎治(人間椅子)/根本敬/ROLLY/いとうせいこう /安齋肇/猫ひろし/水野晴郎/喜国雅彦/大槻ケンヂ/泉麻人/西城秀樹/久住昌之/しりあがり寿/松久淳/RYO(ケツメイシ)/高木完/内田春菊 /JAGUAR/カーツさとう/清水ミチコ/ATSUSHI(ニューロティカ)/スチャダラパー/はな/リリー・フランキー/南伸坊/泉晴紀/山口隆(サンボマスター)/井筒和幸/久本雅美/吉田豪(誌面登場順/敬称略)
 
 と超豪華。総勢38名のお歴々とみうらさんとが
それぞれの「セイロン」を語り合っておられます。
みうらさんの多岐にわたる交遊を伺い知ることができるうえに、
人生の指針ともなりそうなやりとりが随所に出てまいります。

 とくに私が熱く胸を打たれたのは、根本敬さんの回。
みうらさん曰く「(自分と根本敬さんは)ガロA面B面」なんだそうで、
なかなか気づけないおふたりの共通性について明かされています。

 さてもうひとつ。
 あと一カ月にまで迫った『国宝 阿修羅展』
公認の阿修羅ファンクラブの入会期限が明日28日までとなっております。
入会方法はとってもかんたん。
「阿修羅ファンクラブ」特典引換券付き先行前売券(1500円)を購入するだけです。
 なんと先日、会員数が1万人を突破したとのこと。
阿修羅が好きなお仲間がこんなにたくさんいるのだと、
うれしくなってしまいます。(mj_magazine)

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2009年02月20日

asra_poster_1 ほんの少しリニューアルを試みました。
とは申しましても、デザインを変更しただけですが……。

 梅をあしらったデザインにしてみました。
桜ではないところに着目してくださると幸い。

 日を追うごとに過ごしやすくなりつつあり、
まさに三寒四温といった具合で、
道ばたに咲き誇る梅に心が晴れやかになります。

 そんななか、楽しみで待ち遠しい展覧会のお知らせをば。
仏像好き・お寺好きのみならず、日本文化に興味を持っている方ならば誰しもが興味を持っている『国宝 阿修羅展』です。
驚くなかれ、50年ぶりに阿修羅像が東京で公開されるのです。

 しかも、所蔵されている興福寺では通常はガラスケースに入っているので、
基本的には正面からしかその姿を見ることはできません。
ところが今回は、ガラスケースはなし、
そのうえ360度ぐるり好きな角度から拝見できるよう展示される、とのことです。

 さらには、阿修羅が属しているグループの八部衆像(8体)と
釈迦十大弟子像(なまえの通りお釈迦さまのお弟子さんたちです。現存は6体)の
全14体も揃って東京まではるばるおいでになります。

 そしてそして、この展覧会をきっかけに誕生した
『阿修羅ファンクラブ』に入会すればもれなく
阿修羅像をかたどった特製ピンバッジがもらえるなど特典が盛りだくさん!

 ファンクラブ会長はなんとみうらじゅんさん。
朝日新聞のニュース動画にも、
阿修羅ファンクラブの会長には、「見仏記」「仏像ロック」など
仏像に関する著書が多いイラストレーターのみうらじゅんさんが就任

 なんて『みうらじゅんマガジンvol.2 仏像ロック』もほんの少し
触れられていて編集部は大よろこびでした。

 私はといえば、さっそく阿修羅ファンクラブにも入会を済ませ、
3月31日をいまや遅しと待ち構えております。
一足先に特製会員バッジを交換してこようかと思っているところです。(mj_magazine)

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2008年12月20日

 本日、サイン会にお越しくださったみなさま、
暮れのお忙しいなか、ご来場誠にありがとうございました。
お陰さまで無事、終了いたしました。sign_2













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 なお、青山ブックセンター六本木店には、
何冊か別にみうらさんがサインしてくださった本がございます。
 →こちらの写真はクリックすると拡大できます。



 サイン会には参加できなかったけれど、
サイン入りのみうらじゅんマガジンvol.3をお求めの方は
お早めにお店まで。(編集部)
※このサイト内に使用している写真の無断転載などは固くお断りします。

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2008年12月19日

 こんばんは。
 みうらじゅんマガジンvol.3のサイン会は明日20日(土)の14時からです。

 整理券はあとわずか残っておりますので、
あした直接、青山ブックセンター六本木店にお越しくださっても
だいじょうぶです。

 たくさんのご来場をお待ちしております。

 JR東海のキャンペーンサイト『うましうるわし奈良』の中で
みうらさんがまたまた登場しております。
「みうらじゅんの仏像探訪記」として斑鳩篇、興福寺篇、西大寺篇と続いてきて、
今回は女人高野でおなじみ室生寺でございます。
 内容は、室生寺を巡る「仏像探訪記」、
MJ目線で仏像のあり方を語る「仏像放談」、お土産探訪記の三本立て!!

 仏像写真の第一人者、土門拳(来年は生誕100年です)さんも
ライフワーク『古寺巡礼』で何度となく訪れた魅力満載のお寺でございます。

みうらじゅんの仏像探訪記 〜室生寺篇〜

 順次更新されておりますので、要チェックであります。(編集部)

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2008年12月10日

 お知らせです。

 みうらじゅんマガジンvol.3 フィギュ和の刊行を記念し、
サイン会を開催していただけることが決定いたしました。
 日時は12月20日(土)14時から、
場所は六本木の青山ブックセンターでございます。
 ご参加方法は12月13日(土)10時より、
青山ブックセンター六本木店にて『みうらじゅんマガジン vol.3 フィギュ和』をお買い上げの方、
先着100名様に配布されるサイン会参加整理券が必要です。
 初めに電話で予約だけして、当日六本木店で購入する、
という手順でも構いません。


 詳しくは以下の青山ブックセンターのサイトをご覧ください。
『みうらじゅんマガジン vol.3 フィギュ和』(白夜書房)刊行記念みうらじゅんさんサイン会


 みなさまのお越しをお待ちしております。(編集部)

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2008年11月30日

みうらじゅんマガジン vol.3 フィギュ和
みうらじゅんマガジン vol.3 フィギュ和
 読者のみなさま、ごぶさたしております。

 みうらじゅんマガジンの最新刊の発売が
決定いたしましたのでお知らせ申しあげます。

 今回の内容は「フィギュ和」です。
15年に渡ってみうらじゅん編集長が収集してきた
観光地のみやげ物店で売っているフィギュ和を一冊にまとめました。
 みうら編集長いわく
 「日本各地のフィギュ和を見れば、日本文化がわかる。
 これを読んで“グッとくる日本”を感じてほしい」

 とのことでございます。

 発売日は12月15日(月)でございます。
全国の書店・ネット書店などにてお求めくださいませ。
 タイトル:『みうらじゅんマガジンvol.3 フィギュ和』
 定価:2100円(税込)
 ページ数:144ページ
 発行・発売:白夜書房

(編集部)

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2007年12月11日

 先日、ご紹介しました『うまし うるわし 奈良 〜西大寺篇〜』の
テレビコマーシャル、みなさんご覧になれましたでしょうか?
 素敵な西大寺の境内は小さなパソコンの画面(私だけかもしれませんが)ではなく、
大きな薄型液晶テレビで見たいものです。
 テレビコマーシャルって基本的には偶然見られるものなので、
何気なくテレビをつけていて流れ始めるとうれしいですよね。
 私はこのCMを見るたびに情緒あふれる奈良の良さを再確認しております。

 そんな俄然注目すべき西大寺ではございますが、
さらにさらに楽しいコンテンツの配信が始まりました。

『みうらじゅんの仏像探訪記 〜西大寺篇〜』
続きを読む

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2007年12月07日

 先日のブログで西大寺を訪ねたと書きましたが、
ふと考えると行ったことがあるのは奈良・京都のものばかり。
 もちろん、東京にもたくさんのお寺があり、
いつ訪ねたって我々の果てることのない悩みを
受け止めてくださる仏さまはいらっしゃるのです。

 そんな自分の不勉強さを反省し、休日を利用して都内にあるお寺を訪ねてみました。
ホーリースポットで時を過ごすことで身も心も浄化されることを目論みつつ。
そして、利益ばかり求める己の欲望に反省しつつ。

honganji_syoumen 今回訪ねたのは 築地本願寺です。続きを読む

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2007年12月04日

 昨晩からNHK総合で放送が開始された『にっぽん心の仏像』、
みなさんご覧になっておられるでしょうか?

 昨日、放送をお知らせしたにも関わらず、
時間を記すのを忘れてしまいました。二回目以降の放送時間です。
第二回 12月5日(水) 午前0:10〜1:45
第三回 12月6日(木) 午前0:10〜1:39
第四回 12月7日(金) 午前0:10〜1:43

※内容等詳しくは番組ホームページをご覧くださいませ。

 さてさて、肝心の内容とは申しますと、
5月に第一弾が放映されてから半年以上にわたっての
ながーいプロジェクトだったということもあり、まさに集大成的といった感じ。
なにせ、番組冒頭から中宮寺の菩薩半跏像(伝 如意輪観音)さま、
広隆寺の弥勒菩薩半跏像さま、興福寺の阿修羅像さまと
仏像界のビッグ3と言っても過言ではない仏さまが紹介されるのですもの。

 これから3日間、ハードディスクレコーダーの残量には気をつけつつ、
しっかりと録画して視聴しようと、意味なく張り切っております。


 そんな風にいつまで経ってもテレビッ子な私ですが、
とっても素敵なコマーシャルの放送開始に胸躍らせております。

『うまし うるわし 奈良 〜西大寺篇〜』続きを読む

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2007年12月03日

 『仏像ロック』の制作が終わっても、
編集部の仏像を求める姿勢は変わることなく続いています。
 永い歴史の中で息づいてきた仏像信仰は
1冊の本にまとめただけでは紹介しきれません。

 仏像に関する雑誌や書籍、お寺のイベント、博物館での展示……などなど、
仏教界は変革のときを向かえているのだなあ、
と入ってくるニュースの幅広さ、そして多さに、
仏教のことはまったく不勉強な私でさえも感じます。

 なので、今後とも仏像、ひいては仏教関連の耳寄りなお知らせを
この場を拝借して提供して参ります。

 さっそくご紹介するのは、この番組
『にっぽん心の仏像』です。
続きを読む

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2007年07月31日

 先日お知らせした、
『仏像の道−インドから日本へ』展も『京都五山 禅の文化』展も開幕いたしました。
 ですが、時間がなかなか取れないお方もいることと存じます。
文化の薫り高い上野へは、頻繁に訪ねたいものですが、そうもいきません。
そういうときは会社を休んで、丸ごと見てしまえばいいのかもしれません。

 いまならば存分に仏像に触れることができるのです。
 本館2階(日本ギャラリー)におけるテーマ別の展示や、
1階のジャンル別展示でもいろいろな仏像を見ることができます。
 なおこのなかの一部の展示は8月5日までです。
つまり、5日までに行けばこれらの展示を一挙に見ることができるのです。

http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=00&mansion_id=M1
 なによりの課題は、見どころたくさんのこれらの展示を1日で見尽くせるかどうかですね。(mj-magazine)



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2007年07月09日

butsuzounomichi
 数日前に「京都五山 禅の文化」展をご紹介したばかりですが、
同じ場所、東京国立博物館で仏像に関する展示が行われるようです。

『仏像の道ーインドから日本へ』展
 
 仏教はインドで発祥し、信徒は最初、仏陀の遺骨(舎利:しゃり)を
納めた仏塔(ストゥーパ)を礼拝の対象としました。
当初、仏教は仏をかたどった仏像を作り、信仰の対象とすることは禁じられていたのです。
イスラム教やキリスト教と同じように、偶像崇拝は禁止されていました。
 にもかかわらず、時を経る中で、どうして仏像が編み出され、その造形がどのように変わってきたのか、
ということをたどりながら知ることができます。
 このテーマは、仏教とは何か、ひいては当時の人々の心のあり方を感じ取れるものなのだと思います。(mj-magazine)

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2007年07月05日

zenmondou 大盛況のうちに終わった上野・東京国立博物館での『仏像展』も記憶に新しいところですが、
仏教文化の奥深さを味わうことができる展示がなされるようです。

 足利義満600年御忌記念「京都五山 禅の文化」展が7月31日から開催されます。
テーマは展示名の通り、京都五山とその周辺の禅文化です。
 駅に掲示されているポスターも、どことなくアヴァンギャルド。
空中に浮かぶ癡兀大慧坐像(ちこつだいえざぞう)と無関普門坐像 (むかんふもんざぞう)が、
禅の果てしない世界観を表しているようで、
あるいは、禅問答をしかけられているようで、なんだかとても不思議で試されている気持ちになります。

 しかしながら、それはまったくもって杞憂であることもこのポスターは
示唆してくれています。
『Let's Zen!』と銘打たれた惹句は、この偉大なる僧からのメッセージなのでしょう。
 煙に巻かれる必要はなく、取り組み実践する姿勢こそが禅の本質である、
ということを意味しているのかもしれません。

『京都五山 禅の文化』展(mj-magazine)

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2007年06月26日

 昨年の秋から暮れに開催された東京国立博物館での『仏像 一木にこめられた祈り展』、
カルチャー誌、旅雑誌などでさかんに組まれる仏像特集、
小学館、講談社、朝日新聞社それぞれの出版社から創刊された
仏像関連のウィクリーブック……。
 仏像に関する様々な資料にあたりながらも、
その刊行点数の多さにすべてに目を通すこともままなりません。
 仏陀からのひとつの問いなのでしょうか。
仏像に関して探求を試みることも、執着なのかとふと思ってしまいます。(mj-magazine)

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2007年06月19日

 来るべき2010年は平城京に都が遷されて1300年目を迎える記念すべき年です。
 世界最古の木造建築物・法隆寺に、日本最大の大仏に、修験道の地と
世界遺産が3つもあるかの地の情報を発信しているホットスポット・奈良。
 かの地の息吹や最新情報を東京にいながらにして感じることができる
場所を紹介いたします。その名は奈良代官山iスタジオ。
naradaikanyama_1 私が訪ねた日は、雅楽の演奏が中庭で演奏されるというイベントがあった模様。
ちょうど終わったばかりで、あと片付けの様子しか見ることができませんでした。
とっても上品な中庭は、雅楽コンサート直後だからか心なしか雅やか。
naradaikanyama_2 そして、展示室では大和路の巨匠・入江泰吉さんの写真が展示されていました。
モノクロで撮影された奈良の風景は静謐で、
どこかしっとりとした落ち着きをを感じました。

 まあ、2010年まではまだまだ丸2年強の時間がありますが、
1300年という果てしない歴史に比べればあっという間と言えましょう。

奈良代官山iスタジオhttp://www.pref.nara.jp/tokyo/i-studio/
(mj-magazine)

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2007年06月05日

mayokeneko 愛らしいもの、それは猫。
猫をモチーフに素敵なものを作ろうとするとき、
芸術家の真価が問われるのだと思います。

 そんな中、最も偉大なアーティストのひとりが
この難題に挑みました。
「ネコは自分の思いに忠実だし、好き嫌いも明確。
その妥協を許さない生き方は、有る意味、芸術家の理想像だと思う。
でもねえ、ニンゲンはそれじゃ世の中生きていけないからね。
共感と反発が半々ってところかな。要は羨ましいんですね」
 と、のたまうのは横尾忠則さん。

 魔除け猫はこの難問に対するひとつの回答なのかもしれません。(mj-magazine)

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2006年11月30日

ka_mo_ari 昨日の続きです。

 奈良公園を過ぎ、駅に向かって歩いていると、
奈良地方裁判所の前にさしかかりました。
かつて某毒物カレー事件でにわかにクローズアップされたこともありましたね。

 いつか裁判傍聴に詳しいある人の話を聴いたとき、
その人が某毒物カレー事件の初公判を傍聴しようと朝早くに奈良地裁に向かっていると、
建物のまわりにたくさんの人影が見えると言うのです。

 注目の裁判だけに傍聴希望者もたくさん来ている! と、
焦って駆け寄ると、その人影はぜんぶ鹿だった、
と語っておりましたが、実際は奈良地裁の周辺は鹿はいません。
 奈良地裁と奈良公園はちょっと離れたところにあります。

 事実は常に私たちを失望させます。


 写真は某寺の秘仏が特別開扉されている御前にある残念なお知らせです。
「中止」なのに「可もあり」とあります。
なぞかけのような、禅問答のようなこの一文を眼前にして、
困惑しない人は果たしているのでしょうか。(小島)

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2006年11月29日

shika とある目的を携え、奈良を訪ねて参りました。
わずか1日しか滞在できませんでしたが、
非常に意義深い時間を過ごすことができ大満足です。

 魅惑のスポット、奈良公園にもなんとか行くことができました。
毛並みのよい鹿、精悍な顔つきの鹿、お年を召した鹿……。
 そして、写真はチェーンをにかぶりついているかわりものの鹿です。
鉄分を補給しようとしているのでしょうか、
あるいは、繁殖期に備え亜鉛を大量に摂取して
絶倫を指向しようと目論んでいるのでしょうか。

 かたちは違えども、
生きとし生けるものはほとんど同じことを
しているだけにすぎないのかも、とふと思いました。
 思わぬところで、仏教の空の思想の本質に迫ったような気がします。(小島)

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