子供達の任侠劇
容疑者が入って行った家を電柱の影に潜んで張り込んでいた刑事が、あまりに動きが無いもので退屈し、同じ道端にいた子供達と無邪気にも晴天の空の下で遊び始める。刑事の温かい人柄も感じられる、ほのぼのとした映像が続く…と、いきなり犯人が背後から現れ、バットで刑事の頭部を激しく殴打する。刑事の脳天はあっと言う間に割れてしまい、大量の鮮血が勢いよく噴き出した。一瞬にしてそれまでの穏やかな光景が一転し、スローでこの惨劇が描写されたシークエンスを観た時、この映画を撮った監督は今までにないセンスの持ち主だと衝撃と共に実感した。映画の題名は『その男、凶暴につき』(89年日本)。監督はビートたけし改め北野武。彼のデビュー作だった。
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